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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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LUBのコツは、いかに平等に観れるかということ。偏りが残っているとLUBは現れない。

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メンターセッションでLUBについて聞かれました。

やり方をざらっと教えた上で、「過去記事に上がっていると思う」と回答したものの、その場で検索したら出てきていませんでした。

むしろ真っ直ぐにLUBの数学的な意味を解説していたり、抽象度との絡みで書いているものだけでした。

 

LUBというのはLeast Upper Boundの略で、最小公倍数のようなものです。

 

犬と猫の最小公倍数が哺乳類みたいなカジュアルさで理解しておいてください。

 

何に使うかと言えば、一斉遠隔伝授などで使います。3人なら3人、30人なら30人に対して書き換えをしたいと思った時にその3人なり30人を一気にひとつにしてしまうのがLUBの技術です。

 

技術を持っている前提でやり方を説明します。

 

とは言え、簡単です。

 

練習としては2つのものを一つにするところかやります。

 

たとえば、AさんとBさんの2人に腸腰筋を仕掛けようとします。そのときに、Aさん、Bさんそれぞれの情報を取り出します。魂をコピーしてきて取り出すような感じですね。

 

それを右手と左手の上に乗せます。

 

 

そして、ここからが肝なのですが、その両方から十分に離れます。

心理的に離れます。

重要性を最大限下げます。

 

めっちゃ離れると、そのAさんもBさんも自分にとって重要性がゼロになります。

どちらかを好ましいと思ったり、どちらかに執着したりしている限りはうまくいきません。

平等に見るというのは、非常に難しいので、「まといのば」ではどちらもどうでもいいところまで離れることを薦めています。一旦、離れるのです。重要性をゼロにします。

(ふっと心をサイコパスにしても良いですw)

その地点まで離れて、はじめてAさんとBさんをフェアに見れます。

平等に見れるというか、同じ重さ(重要性)で見れるのです。

(↑ここでの「重さ」は共感覚です。もちろん)

 

そうすると、、、、

 

面白いことに、目の高さあたりに新しい情報が出現します。

まあ、気の球のように出現します。それがLUBの情報です。

 

そのLUBを見つけたら、そのままロックオンして、両手の情報を消去します。抹殺してしまいます。

しばしば、やってしまうのは、もったいないから取っておくというミスです。もったいないからと良かれと思う行為が、もっともったいない結果に繋がりますので、ガンガン断捨離していきましょう。

 

捨てちゃいます。

 

そして、LUBだけを保持します。

 

LUBの気の球を捕まえたら、そこに対して気を流したり、気の球を揉んだり、触って感じたりします。

 

 

ただ必ずフィードバックはリアルなAさん、Bさんで取りましょう。

Aさん、Bさんの身体や心がどう変化するかで測りましょう。

自分の感覚と2人の身体がどれほどシンクロしているか、していないかで自分のLUBの精度を測ります。

 

非常にうまくいくと、AさんとBさんが全く同じように動くこともあります(お互いが見えていない状態でも)。

 

これは結構、練習が必要ですが、一度くらいは頑張っても良いかもしれませんね。

 

 

フィードバックをきちんと取らないで、自分の感覚だけを信じると、魔境行き特急に乗ってしまいます。

深い思い込みの世界でパラレル・ワールドに移動しないように。誰にも影響を及ぼさない一人遊びになってしまわないように気をつけましょう。

 

気功って意外と社会性のある営みです。他人がいて、他人に機能を果たすのが気功の機能です(←わかりにくいから)。

 

ですので、コミュ障よりもコミュニケーション強者のほうが気功は向いています。でも、コミュニケーション強者はそもそも気功を使わなくても行きていけますけど(笑)

僕らはコミュ障で才能もないので、気功というチート技で通常の人間並に生きようとがんばっている同士です(たぶん)。

 

*早く人間になりましょうw

 

 

というわけで、LUBの実習でした。

 

気楽にトライしてください!

 

ちなみに人数が増えれば増えるほど、やりやすくなります。

ただその人の適性にもよります。

 

自分は5人くらいが一番取りやすいとか、自分は30人、自分は200人みたいなことはありますので、それも探してみてください。

 

複数人に対する書き換えが上手な人は、複数人ばかりを相手にしましょう。

意外とマン・ツー・マンというのは独特な難しさがあるのです。

(ですので、マッサージサロンでセラピストというのは良い気功師の修行です)

 

 

僕自身も強烈な書き換えをしたいと思ったら、複数人の場でやることがあります。なぜなら、場の力が後押ししてくれるからです。

 

ここらへんも経験を積めば勘所がつかめると思いますので、ともかくたくさんやってください。

(もしまだ気功技術としてのLUBを持っていないという人がいれば、来月の(気功技術)伝授会で取り上げます、、、、、、って冗談です。

でも、たわむれに先日の記事で月一伝授会のことを書いたら、「もしそんな伝授会があるなら行きたい」という方が多くいらっしゃるようなので、何か考えます)

 

ちなみにLUBの要領で、重要性を下げるのはかなり大事です。

手の上に自分をたまに乗せてみて、スッと離れるのはとても良いです。

 

アラユルコトヲ

ジブンヲカンジョウニ入レズニ(宮沢賢治)


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