昨日のセミナーは久々にこってりした内容でした(笑)
往年の「まといのば」を思わせるような(って自分で言うなw)、非常に濃い内容で面白かったのではないかと思います。
最近は完全に鳴りを潜めた内容ですし、今後も(3月の超能力大全スクールを除けば)やらない予定の内容です。
どういう内容かと言えば、オカルトとスピリチュアルと狂気と「科学」の端境をフラフラする感じです(いや、むしろわかりにくい)。
たとえば、セフィロトとクリフォトの関係。
クリフォトの語源と召喚魔術の関係(ついでにクリフォトのタロットカードも現物を紹介しました)。
タロットの歴史(エリファス・レヴィの歴史の捏造)なども。ちなみに、タロットはセフィロトと深く関係しています(詳細は下の図を)。ですので、タロットを使う人はカバラとセフィロトについて知らなければなりません(当たり前ですが)。
また、当初はやらないと言いましたが、ダ・ヴィンチ・コード(ウィトルウィウス的人体図版)のさわりのさわりにも触れられました。
人間は万物の尺度である(プロタゴラス)
まあ、逆に言えば、人間は自分を基準にしてしか万物を見れないので、万物に同じ法則を見てしまうのです。
原子模型と太陽系と銀河は似ているようですが、似ているのは脳の方であって、その実態ではありません。
また、太極図や八卦と二進法、カバラのアイン・ソフ・オウルなどの不思議な関係についても。
(リガルディは完全なる神の系の上にまた次の系があることを示唆していますが、カバラもまた10で完結するセフィラに別な回路を用意しています。これがゲーデル数であり、完全性を希求しながら完全性を否定する神秘主義の立場なのです。ある意味で正しい立場です)。
「生命の樹」を道標(みちしるべ)として利用しながら、「神」のより大きくより広汎囲な生命へと自分の生命を加え、また自分の存在を従属させることを望んで、別の体系で名づけられた「神々」もしくは「大天使」へと魔術師は祈るのである。そうすることによって、霊的知覚力はさらにはっきりと鋭くなり、意識は流れこむ聖なる力の高圧にも慣れて行くのだ。魔術師の内的進化が進むにつれ、魔術師はセフィラ即ち これまでのものより一つ上位の次元の「神」に祈る。これまでと同じ過程に従って魔術師は自分の祈る神へと自分の本質、自分の統一した意識を合一しようとする。この後も同様に行う。(イスラエル・リガルディ「柘榴の園」 p.233)
*エリファス・レヴィが定義し直した『タロット』はセフィロトが元ネタです。
上記は、そのカラクリをカードで表したものです(Rayさん作)
他の召喚魔術を用いた公開脱洗脳であったり、千手(『猫の手』)の実践であったり、アジュナチャクラの活性化であったり、面白いことがたくさんできました。
*猫の手でも、チェシャ猫のニヤニヤでも借りたいときがあります。
いわゆる共感覚と筋肉の関係や、骨やアライメントがなぜ情報空間を移動する際のコンパスになるのか、なども。
非常に懐かしい技術としては、特殊な浄化の技術である「千」なども数年ぶりにリバイバルしていました(「3つの杖」もでしたね!)
「まといのば」に実際、面白い技術はいっぱいあるのですが、ほとんどが埋もれています。
ですので、以前からある埋もれてしまった面白い技術を月1回遠隔で伝授する「月1伝授会」を開催します!!
と言いたいところですが、やりません(^^)(今のところ、、)
(希望が多ければやりますが、、、)
というのも、気功技術伝授というのは、ものすごく短期間に技術を継承できるという面では便利なのですが、単に「伝授」だけでそんなお得なことは起こりません。
伝授して、技術の詳細な解説をして、やってみせて、それを見様見真似でやってもらって、フィードバックを取る訓練をしてもらって、ようやく伝わります。もちろんマイナーアップデートを繰り返す必要もあります。
ですので、ポーンと技術伝授だけで「使えるようになります!」というのはかなり乱暴です。
せめて、動画教材は必要ですね〜と自戒を込めつつ思います。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。(山本五十六)
というわけで、一番良いのは今の所はOnLine MenTorかと思います。もちろん「はじめての気功」講座でもお待ちしております!!
というわけで、昨日は受講生のレベルも高く、かなりディープな空間で、惑星直列並にレアな現象でした(笑)(ですので、ヴァーチャル教材がありません)。
またうまく星が巡ったら、昨日のような一期一会の強烈なセミナーができたら良いなと思っています。
というところで終わりにしても良いのですが、、、
いくつかのTips(ヒント)を。
・サードアイ(第3の目)というものが自覚的に開くと、他の2つの目も大きく開くし、視力も良くなる傾向があります。
・サードアイが開くと、頭痛がしたり、頭が熱くなることがあります。
白隠禅師の言う「軟酥の法」瞑想をするか、技術を使って「百会ガス抜き」をしてください。
そのまま放置すると大変なことになりかねません。いわゆる膳病ですね。
・「松果体」は最初のうちは引き上げに使いましょう。引き上げに使うなんて、近所へのお買い物にランボルギーニを使うような無駄使いっぷりに感じるでしょうが、引き上げってかなり大事です。
・クンダリーニの練習をするときのポイントです。
クンダリーニを通す練習は一種の煙突掃除のようなものです。煤払いというか、トンネルの開通というか。
で、詰まりやすい場所が二箇所あります。そしてそこは盲点になりやすいです。一つは肩甲骨の間。もう一つが腰椎の3〜5番あたりです。逆にそこをうまく通過させると、ものすごく通ります。
そしてクンダリーニのようなエネルギーワークに効果的なのは気功整体です。よく触るだけでもずいぶんと違うので、フィードバックを取りながらやってみてください。
【書籍紹介】
以前からよく紹介しているのはこの2冊ですが(引用も多いですね)、ただ本当に最初に読むべきは聖書です。聖書の知識を土台としています。
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