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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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自分の能力の輪がわかっているなら、そこにとどまっていればいい(ウォーレン・バフェット)

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うまくいくヒーラーと見掛け倒しのヒーラーを分ける決定的な要因は、、、、

 

というのが、今回の「まといのば」講座の隠れテーマです。

 

というか、ずっと「まといのば」の課題ですね。

 

ポイントは輪です。

 

僕らの感覚で言えば、臨場感空間です。特定の情報空間と言い換えても、特定の結界の中と言い換えてもOKです。

 

 

「まといのば」はバレリーナ専門気功整体という看板を掲げながら、いまやっている役割のほとんどはヒーラー養成です。ヒーラーを養成するのが主眼なので、一時的に成功しても見掛け倒しのヒーラーではなく、地道に長く活躍できる「うまくいく」ヒーラーを育てたいと思っています。

 

気功や気功技術というものが非常に希少性が高いので(巷には多くのスピ系、思い込み系気功はたくさんありますし、それはそれで楽しくやってほしいと思っています)、うまく波に乗れるとそこそこの成功ができます。

でも、そもそもの初心が、そんなそこそこの成功で満足できるのでしょうか?

そして、自営業者のあるあるネタですが、本当に明日のことが分からないという不安感の中で暮らさなくてはいけないのは地獄です。

新規のお客さんが来るのか、既存のお客さんは本当にリピートしてくれるのか、、、、猛烈な不安の中で生きるのは地獄です(いや、サラリーマンに戻れば良いと思いますが。そういう方もいます)。

 

でも、「黄金の卵を生むガチョウ」を持っていれば、安心して楽しめます。

「明日のことが分からない」のがワクワクにしかなりません。

ローランドさんではないですが、未来が見えてしまうほうがむしろ絶望なのです。

c.f.先の見えない人生が怖いって?俺は先が見えてしまった人生のほうがよっぽど怖いね!(ローランド) 2019年06月27日

 

ちょっと結論を急げば(そして今月の「まといのば」講座」のネタですが)、自分の能力の輪の中にとどまることを選べば、青い鳥も黄金の卵を生むガチョウも成功も幸福も全てあなたのものです。

能力の輪の外の喧騒からも、競争からも自由になります。

 

(たとえば、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランは世界で最も有名な賞の受賞を数ヶ月無視したあげく、授賞式にも参加しませんでした。

彼は自分の能力の輪の中にとどまり、そしてなんとその能力の輪を深める方法を親切にもこっそり打ち明けてくれています↓

c.f.ボブ・ディランよりもボブ・ディランらしいスティービー・ワンダー、オリジナリティなど幻想なのだから 2017年01月05日 )

 

競争から自由になることをティールは「新しいマーケットを自ら作り、独占せよ」と言っています。どうやって新しいマーケットを創るかと言えば、ミメーシスから自由になることです。

c.f.失業に向かってまっしぐらに進み、地球上でもっとも高い教養でもっとも低い収入を得る方法 2018年06月10日

 

人は完全に模倣から逃れることはできません。でも細やかな神経があれば、それだけでその他大勢の人間を大きくリードできます」(ピーター・ティール)

*ポイントはミメーシス(模倣)が競争を生むということです。競争に必然性はなく、それは他者の欲望を模倣することで起きるものだということです。ですから競争は勝っても負けても虚しいのです。なぜならそれは欲望の模倣であって、欲望そのものではないからです。

本当に欲しいものを求めましょう。そこには誰もいないのです。

 

 

結論から言えば、上手くいくヒーラーと見掛け倒しのヒーラーを分ける大きな要因は、、、ウォーレン・バフェットの言うところの「能力の輪」の中にとどまっているか否かです。

 

ウォーレン・バフェットのビジネスパートナーであるチャーリー・マンガーがこんな話をしているそうです。

 

マックス・プランクという偉大な物理学者がいます。プランク定数で名も残している偉大な物理学者で、量子力学の父ですね。

彼がノーベル賞を受賞して、ドイツの全国各地を行脚したそうです。

その時の話です。

 

マックス・プランクとお抱えの運転手が一緒に旅をして、プランクは毎回同じ講演をします。

 

まるでグリーンブックのようですね。

 

 

彼はピアニストでしたが、プランクは物理学者です。

 

そこで、お抱えの運転手はこんな提案をします。

 

「プランク博士、毎回同じことを言うのは退屈でしょ?

 

ですので、提案があります。

 

次のミュンヘンの講演では私が引き受けます」と。

 

運転手は講演内容を諳んじていたので、プランクに成り代わることができます。

 

「そのかわり、博士はわたくしの帽子をかぶって最前列に座っておいてください」とwww

 

 

プランクは面白がって承知し、そして運転手はそうそうたるミュンヘンの聴衆を前に、量子力学についての長い講演を成功させました。すごい話です。

 

(余談ながら、Youtuberのヒカルさんのカメラマンさんは実のお兄さんの「まえっさん」です。この2人は兄弟なので顔が似ているということで、ヒカルさんの髪型(半分ゴールド)と服を着て渋谷の街を歩くという企画がありました)

 

まえっさんはバレてしまいましたが、運転手は馬脚を表さずに最後までうまくいったかと思いきや、一人の物理学教授が手を挙げて質問をします。

 

絶体絶命のピンチと思いきやそのプランクに成り代わった運転手はこう答えたそうです。

 

「ミュンヘンのような進歩的な街で、こんな簡単な質問を受けるとは考えてもみませんでした。

 

わたしの運転手に答えてもらいましょう」

 

と(爆)

 

 

面白い笑い話です。

 

面白い笑い話なのですが、ポイントは、多くの人がこの「お抱えの運転手の知識」だということです。

時間をかけて頭脳労働をした人たちから生まれた「本物の知識」に対して、お抱え運転手というのは知ったかぶりをする人たちであり、自分を実際以上に誇示する人たちです。

 

彼らは「本物の知識」を得るための膨大な時間を費やさないために、魅力的で説得力があるプレゼンをできるかもしれませんが、雄弁ですが有害なのです。

 

 

長くなったので話をまとめます。

 

ウォーレン・バフェットは能力の輪という言い方をします。

これはセミナーなどでは紹介したことがあるかと思いますが、非常に重要な考え方です。

 

 

輪の内側にあるものについては専門家のように深く理解しているが、輪の外については理解できないのです。

 

そしてバフェットはこう言います。

 

自分の能力の輪がわかっているなら、そこにとどまっていればいい。

 

その輪がどれくらいの大きさかはそれほど重要ではない。

 

しかし、その輪がどこで終わっているかを正確に知ることは非常に大切である」。と

 

 

我々もその輪がどこで終わっているかを正確に知りましょう。

 

そもそもその輪がどこにあるかも知りましょう。

 

今回の魔法系ヒーラー養成1Dayスクールの隠れテーマでもあります。

 

その輪は意外と小さいものですし、内なるエゴは自分はもっと有能だと騒ぎます。そのエゴには黙ってもらいましょう。エゴくんは災難と競争と見栄と不幸しかもたらしません。

 

そして、この輪の外について「自分は何も知らない」という偉大な人が言うときにそれを謙虚と周りは評価します。しかし謙虚でも何でもなく、彼らはその輪の中にとどまり、その輪の境界を良く知っているだけなのです。

 

そしてその輪の中にとどまる限りは、幸福であり、成功もできるのです。

 

我々は輪から遠く離れたところで、無駄なあがきをしているのです。

 

才能の源泉は輪の中にあります。それは半径30センチくらいかもしれませんが、我々が生きていくには十分な広さがあるのです!

 

 

 

 

【魔法系ヒーラー養成1Dayスクール 〜非接触系の気功技術の不思議発見!〜】
【日時】 8月17日()15:30~20:00 (15時半スタート!)

【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】  160,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

 

 

 

 

【書籍紹介】

引用はこちらから!

のちほど引用箇所を下に貼り付けます!!

かなり面白いです!

 

あ、そしてこの本もまたオススメです。今回のまといのば講座の参照書籍の延長線上にあります。

 


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