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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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抽象度の階層性ということをより正確に理解すると、IQも気功も圧倒的に向上する!

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*本日、はじめての気功開催です!!

 

「抽象度の高いところから書き換えるという感覚が良くわかりません」という質問をいただきました。

 

情報は水と似ていて、高いところから低いところへ流れていきます。

 

情報空間には明確な階層性があります。階層性というのは、建物に一階があり、二階があり、三階があるようなものです。上の階に移動するには階段か、エレベーターか縄梯子か何かを使います(その移動する地点をパラダイム論では変則性と呼んだり、哲学ではパラドックスと呼んだりします)。

 

 

情報空間の階層性には明確な定義があり、それは抽象度の定義と裏表です。

抽象度の定義とは、包摂関係にある情報を情報量で並べ替えたものです。

 

動物、哺乳類、猫という情報を考えると、

 

動物 ∋ 哺乳類 ∋ 猫

 

です。

 

 

 

動物

 

ーー

 

哺乳類

 

ーー

 

 

 

という階層性があります。

 

まず包摂関係を見てみると、動物が哺乳類と猫を包摂し、哺乳類が猫を包摂しています。

包摂というのは、平たく言えば含んでいるということです。

 

逆にたとえば哺乳類は大腸菌を含みません。

ですので、哺乳類と大腸菌は包摂関係にありません。

 

哺乳類 ∋ 大腸菌 

 

包摂関係にある情報同士を情報量で並べ替えたのが抽象度です。

情報量が少なければ少ないほど、抽象度が高いと考えます。

逆に情報量が大きいと抽象度が低くなります。

 

情報量とはbitのことです。

 

 

たとえば、動物という情報は動物という情報だけを持ちますが、哺乳類は哺乳類という情報に加えて、動物という情報を持ちます。猫は動物という情報だけではなく、哺乳類という情報まで持っています。

 

親亀の上に子ガメが乗り、子ガメの上に孫ガメが乗っているようなものです。

下にある情報は情報が降り積もっているのです。ですので、重いのです。情報量が多いのです。

 

逆に子ガメは上に何も乗っていないので軽いのです。

 

軽いから素早く移動できます。ただしあまりに軽いので、それを操作しようとしたら、雲をつかむようなものなので、集中力や繊細や慣れが必要です(これをIQと呼びます。もしくはIQが高いとは、雲を掴んで操作することだということです)。

 

逆に抽象度が低い世界は重いのですが、分かりやすいのです(ただし書き換えには猛烈なエネルギーが必要です。というか難しいので、やはり上から書き換えた方が良いのです)。この分かりやすさを臨場感と言うこともできます。

 

というわけで、抽象度と包摂関係、情報量、階層性というのは、一気に理解すべき内容です。

 

そして、それが手触りをもって理解できたら、次の話です。

 

 

下の階を書き換えるには、上の階からが効率的だという話です。

 

なぜでしょう?

 

一寸先は闇という言い方があります。

未来に何が起こるかはもちろん未知です。

世界はランダムに満ちています。

 

しかし、、、、パターンというのは存在します。

起こりやすいことは起こりやすいのです(絶対は存在しませんが、確率論的には考えられます)。

 

そのパターンというのは、同じ階層性では見えにくいのですが、上の階層性からは良く見えます。

マンションの上の階から道路を見下ろすイメージです。

あの2人はそのまま歩いていけば、建物の角あたりで出くわすだろうということはすぐに予想できるのです。

 

 

これは頭が良いのでも、未来が見通せる占い師なのでもなく、視点が異なるからできることです。

視点の位置が高いということはパターンを見通せるということです。

視点の位置が高いとは抽象度が高いということです。抽象度が高いとは、上の階層性で現象を観察しているということです。

 

パターンが見えれば、操作は可能となります。

次に起こることが予想できるので、たとえばマンションの上から歩行者に向かって、止まるように言うこともできます。もしくは急ぐように。

これが書き換えです。

 

これが抽象度の高いところから低いところへ書き換えるという感覚です。

 

 

多くの人は悪い意味で航空写真のように、世界を認識しています。

何が言いたいかと言えば、あたかも階層性が無いかのようにベタッと世界を認識しているということです。

実際は3D(3次元)なのに、2D(2次元)のように見なしているということです。一階も二階も三階もベタッと同じ階かのように考えています。

(これを上品ではない言い方をすれば、味噌もクソも一緒となります。月とスッポンが同じに見えるのです)

 

航空写真の鳥瞰図的な視点から、地上に舞い降りて、世界は立体的であることを正確に理解すると、縦方向の移動ができるようになります。抽象度方向への移動です。それを抽象度が上がるとか、頭が良くなると言います。

 

抽象度を上げたい、頭を良くしたいと思うのであれば、まずは全体のルールを正確に理解することです。抽象度の階層性に関する理論を手触りを持って理解することです。

 

そして、次に実際に上から書き換えるということを実践すると、「書き換える感覚」を手にすることができます。

 

 

気功技術はあまりに便利なので、世界をベタッと認識している人にとっても効果があります。でもそのレベルで満足してはいけません。スマートフォンを文鎮(ぶんちん)として利用するようなものです。もったいないのです。

 

世界を立体的に観ることができれば、気功技術のポテンシャルも、自分自身の才能のポテンシャルも十全に引き出すことができます!!

 

自分にもっと期待しましょう。そしてシステマティックに成長しましょう!!

もっと素晴らしい世界がほんの近くに待っています。

 


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