たしかに、猛烈に努力しないと素晴らしいヒーラーになれないということは事実ですが、一方で事実というのは、どの視点で見るかに依存するのも事実です。
これからヒーラーになろうと思う人は、素晴らしいヒーラーになって、多くの人を喜ばせたいと思う一方で、膨大な勉強量に圧倒されたりします。
しかし、これも考え方次第です。
新しいテレビゲームが発表されて、発売日が待ち遠しい子どもたちは、ゲームを手にしてからの膨大なプレイの時間に圧倒されたりするでしょうか?
難しければ難しいほど楽しく、時間がかかればかかるほど、喜びが増すのです(もちろん程度問題ではありますが)。
どの視点から見ているかが重要です。
テレビゲームという文化を知らない者からすれば、あれだけ熱心に寝る間も惜しんでやり続ける姿は尊敬すらします。
ヒーリングの世界も同じです。
多くの先輩が喜々として量子論や数学や哲学を好き好んで学ぶのが不思議で仕方ないでしょうが、それは楽しくて仕方ないからです。
「役に立つから学ぶ」というのは第1段階です。
第2段階は「学ぶことそれ自体が楽しくて仕方ない」となります。
役に立てようと学んでいるうちに、学ぶこと自体が楽しくなり、他の分野と思いもかけないところでつながるのがとても楽しくなります。思いがけない2つの概念がつながるときに、脳内が猛烈にスパークします。
「あ!なるほど!!」
とか、
「そうだったのか!」
とか、
「つながった!!」
という驚きと喜びに満ちます。
これを脳内Sparkとその後にやってくる強烈な喜び(Joy)ということで、Spark Joyと言います( ー`дー´)キリッ
(冗談ですw こんまりさんのパクリです)。
ですから、最初はヒーリングに役に立ちそうだから解剖学でも学んでみるかで、良いのです。
そして、すぐにわかりやすくヒーリングの結果に結びつけてあげると、脳は喜びます。
「まといのば」では解剖学を学ぶときですら、単なる知識とせずに、学んだ端からそれがいかに直接的に役に立つかをヒーリングで実戦していきます。
そうすると、脳は「知は力」ということを実感します。
たとえば、背骨の首の部分である頚椎を勉強したとします。
そのときに頚椎の一番というのは、僕らが思っている以上に高いところにあることを知識として確認します。
僕らが「首」というと、つい顎の下を思い浮かべてしまいます。
でも、実際の首(頚椎)は解剖学的には鼻や耳の高さからあります。
そしてそこに首の先端があることを理解して、気功的に頚椎を取り出して調整すると、、、、、首の可動域がみるみるうちに広がります。
これはとても楽しい経験です。
そうすると、単に「頚椎は7つですよ〜」とか無機的に覚えるよりはるかにSpark Joyするわけですw
そうやって知識と実践をすぐにつなげてあげると、脳は「もっと学びたい」となります。
そしたらゲームをやっている子と同じです。知れば知るほど楽しく、知れば知るほどできることが増えていくのです。
気付いたら素晴らしいヒーラーの仲間入りをしていて、それでいて周りから「なんと努力家なんだろう」と思われるのです。あなたはきっと苦笑しながら「好きなことをやっているだけです」と答えるのですが、「なんと謙虚な人だろう」とますます株が急上昇します!
そのようなヒーラーであれば、周りは放って置くことはありません。
そして、だれにも知れないように、家の中にはいられたが、隠れていることができなかった。(マルコ7:24)
あなたの周りに人垣ができて、それがコニュニティー化するのです。
そんな楽しくハードな世界へ是非飛び込んでみませんか?
自分が好きなことがそのまま人に喜ばれる源泉となります!