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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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森の中で道が二つに分かれていた。そして私は人があまり通っていない道を選んだ。そのことがどれだけ

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ロバート・フロストの有名な詩に「行かなかった道」(選ばれざる道”The road not taken”)があります。

 

夕焼けに染まった森の中で、道が二手に分かれており、どちらかを選ばなければいけなかった。

人がほとんど通らないような道を自分は選んだ。

もう一つの道は「またの機会にでも」と思ったが、自分はその道を歩くことは無いことは知っていた、という意味の詩です。

 

そして何年も経ち、

 

いやいや、詩のあらすじを書くほど愚かなことは無いのでしょうが。

 

 

(引用開始)

 

The road not taken
                 
 

 

Two roads diverged in a yellow wood,

And sorry I could not travel both
 

And be one traveler, long I stood
 

And looked down one as far as I could

To where it bent in the undergrowth;
 

Then took the other, as just as fair,

And having perhaps the better claim,

Because it was grassy and wanted wear;

Though as for that the passing there

Had worn them really about the same,
 

 

And both that morning equally lay
 

In
 
leaves no step had trodden black.

Oh, I kept the first for another day!

 

Yet knowing how way leads on to way,

 

I shall be telling this with a sigh

 

Somewhere ages and ages hence:

 

Two roads diverged in a wood, and I took the one less traveled by,


And that has made all the difference.

 

          

(Robert Frost, 1916)

 

 

夕焼けに黄色く染まった森の中で、道が二手に分かれていた

残念ながら、両方の道を選ぶことはできない

私はどちらを選ぶか長く考え、片方の道に目をやった

その道は、多くの人が通り、整備されていた道だった

 

それから、もう一方の道に目をやった

そっちは誰も通らない道で、草が生い茂っている

私にはそっちの道のほうが、とても魅力的に見え、その道を歩き始めた

わたしは自分の歩む道は、自分が作らなければならないと思ったから

 

あの日、私は自分自身の道を選ばなければならなかった

あっちの道はまたの機会にしよう、と思ったが、二度とこの場所に戻ってこないことを、私は知っていた

 

私はいま、昔のことを思い出し、ため息をついた

ずっと昔、森の中で道が二手に分かれていた

そして私は、人が通らない道を選んだ

そのためにどんなに大きな違いができたことか

 

(引用終了)

*一応、Wikipediaから訳詩を引用しているのですが(多少修正しました)、言葉を足しすぎていて、あまり良い訳と思えません。

 

 

人生は決断の連続で、大きな決断からささやかな決断まで全てが、後々に大きな意味を持ってくることが多々あります。

大きな決断よりも、小さなささやかな決断のほうが後に重大な意味を持っていたりします。

 

一方で、決断そのものがすでに決まっていたかのように感じることもあります。

 

運命という言葉を持ち出すのもいかがなものかと思いますが、確率論で言うところの大数の法則のように、大きな流れは決まっていて、それぞれの事象はたしかにランダムに視えるし、実際にランダムにも拘わらず、大きな流れは変えることができないという感じです。

 

 

度々紹介して恐縮ですが、映画「Arrival(邦題:メッセージ)」の感触であり、映画「エターナル・サンシャイン」の感覚かと思います。

 

 

 

 

 

 

いや、もっと言えば、「悪の法則」などもそれを描いているように思います。

 

 

 

 

ある種の感触とか、アイデアとか、概念というのは、同じ記憶を共有していないと、共有できないものです。それは哲学書かもしれないし、アニメかもしれないし、漫画かもしれないし、映画や演劇かもしれません。もちろん一緒に何かを作り上げる体験もそうでしょうし、神話の共有もそうだと思います。

 

教養が大切というのは、そのような物語を共有することが大切ということです。

物語のストックが無いと、何かを理解することができません(気功において、重要なのはこの物語の共有だと最近特に思います。だからこそ、科学も教養も必要なのでしょう)。

 

 

それはさておき、

 

ずっとずっと昔
森の中で道が二つに分かれていた。

そして私は…
人があまり通っていない道を選んだ

 

という感覚は重要です。

 

「まといのば」と出逢い、気功と出会ったときも、そこは行くべき道なのか悩んだでしょうし、同じ森の中と言っても、これは魔境の入り口なのか、それともダンテの神曲のように地獄への道なのかと悩んだ方も多いでしょうw

 

ひとの世の旅路のなかば、ふと気がつくと、私はますぐな道を見失い、暗い森に迷い込んでいた。
ああ、その森のすごさ、こごしさ、荒涼ぶりを、語ることはげに難い。思いかえすだけでも、その時の恐ろしさがもどってくる!
」(ダンテ 神曲 地獄編冒頭)

 

僕自身も何度も自分の狂気を疑いましたし(僕の周囲は僕の正気を疑っているかもしれませんがw)、ただ運命が導くその手に従って、突き進んできた感じです(運命が手を取って、優しく引っ張ってくれるというよりは、運命がバイクに乗って、僕は紐に縛られて引きずられているような感慨を何度も持ちましたがw)。

 

で、何が言いたいかと言えば、ヒーラーになりたいと考えて、シンプルに行動する人と、人が多く歩いて踏み固められた道を進む人に分かれるということです。

 

僕からのアドバイスはCrazyに感じられるのでしょうが、人がたくさん通った道を通ってどうするのと僕は思います。

 

その人にそのタイミングでしかできないことを、ピンポイントで伝えているのですが、それを真に受けて実践する人は少なく、多くの人は「持ち帰って、考えてみます」と言って時機を失います。

 

ヒーラーの仕事はシンプルに人を癒やすことであり、人に機能を果たすことです。

そのためには圧倒的な能力が必要であり、そして自分に何ができて、何ができないかの見極めも必要です。

ですから、自分が向いているもの、自分が好きで夢中になってしまうもの(これは大概一致します)を見抜いて、それを磨き上げ、その上で冷静に自分の機能を提示して、機能を果たせば、ビジネスとして成立します。

 

人に喜ばれれば(特にヒーリングは)、たとえ無料でやっていたとしても、対価が勝手に発生します(相手から支払われるのです。とは言え、このやり方はオススメしないですが、そういうものだということです)。

 

ビジネスの基本は物々交換であり、モノとモノの交換、モノと情報の交換、情報と情報の交換です。これは3種類なのではなく、全部同じものです。モノは情報の一形態ですので、すべては情報と情報の交換なのです。

 

 

モノとモノの交換、

 

モノと情報の交換、

 

情報と情報の交換

________

 

情報と情報の交換

 

 

とすれば、相手に交換する価値のある情報のレベルを高めていくことです。それは抽象度方向にも、情報量の方向にでもです。

お客さんのゴールとニーズにあわせて、チューニングするためにはたくさんの引き出しと鍛錬が必要です。

(最初のうちはビギナーラックで何とかうまくいのです。それはゲーム開始時のボーナスみたいなものです。過信せず、力をつけなければ、どこへも行けません)

 

 

ある程度、経験を積むと、なんというか情報というふわっとしたものが大事であることが分かります。(それは言語化を拒むのですが、言葉にできないのではありません。梵天勧請の釈迦と同じです。経験していないものには到底知りえないというだけのことです。同業者同士なら分かる言葉あります。でもそれは未経験者には意味不明なのです)

 

それは感触であったり、ささやき声であったり、味覚であったり、香りであったり、小鳥のさえずりであったりします。

 

自分が分かる言葉だけで世界を理解しようとしていると、世界は明確に報復してきます。

 

情報空間という森の中に入り、山を登り、川を下るのに、観光ガイドだけを熟読しても意味がありません。

 

 

 

 

まずは実践しましょう!

 

安全そうに見える死脈をどんなになぞってもどこへも行けません。

誰も通らない危険な人が通らなかった道を行きましょう!!

 


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