昨日のDots講座受講された皆さんは筋肉痛が激しいかと思いますが、ストレッチとリリース(マッサージ)を良くやっておいてください!
昨日のセミナーでは、かなり身体を使いました。
立った状態からのブリッジがあり、立位のY字バランスがあり、前屈あり、アームスや脚の高度な運用ありで、かなりハードだったかと思います。
かつてのスクール並のコンテンツとワークの量でした。
ちなみに、居残りでバレエの指導を受けていた方は、まだバレエ開始一ヶ月目(?)ながら、ピルエットシングルを周り、シャンジュマンからアンレールを周りましたね(かなり軸が取れていて綺麗だったので、あとは強いアームスと、首をつけることですね。それでダブルまで行けます)。
アンレールはセミナー中でしたか?
まあ、すごいことです。
男子は特にそうですが、踊りはじめて数年で相当なレベル(プロのカンパニーに入るレベル)に達することがあります(女子は過酷な才能と努力と運の世界ですので、数年でというのはギエムくらいのものです)。
ちょっとギエムさんのライフヒストリーを振り返りましょう。
12歳のときにあの恐ろしいクロード・ベッシーにスカウトされ、1976年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学します。そこからバレエをスタートして、1981年にオペラ座バレエ団に入団。
驚くべきことに3年で最高位のプルミエに駆け上がったかと思ったら、エトワールに任命されます。1984年、19歳のことです。
1988年にオペラ座バレエ団を退団し、英国ロイヤル・バレエ団に移籍、国家的損失と騒がれました。
100年に1人の逸材と言われますが、、、、すごすぎです。
僕が好きなエピソードは、記者からギエムさんが「あなたは100年に1人の逸材と言われますが?」と聞かれたときに、「100年と限ることもないのでは?」と答えたことです。
(彼女が記者の質問に答えることはほとんどなく、マダムノンと言われていました)
余談ながら、千年に一人と言われる橋本環奈さんも、「千年に限ることないのに!」と言って欲しいものですw
彼女とデートなう。
— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) 2017年6月5日
に使っていいよ😆笑
ちなみにこの写真は高校からバスで帰ってる時です。卒業式の日かな〜🤔
友達から送られてきた写真見てたら、これを見つけました🙌
遅れて流行りに乗ってしまいました。笑 pic.twitter.com/xgA3c3CQuY
まあ、女性は過酷ですよね。
昨日のPrison Breakの文脈で言えば、特にポワント(トウシューズ)という、より過酷な制約を自分に課すことで、大きな自由を得るので。
「まといのば」のメンバーが、今からバレエの道を歩むのはハードでしょうが、身体開発としては相当に面白いと思いますし、趣味としてはかなり良いのではと思います。
(ジュニアの皆さんはちょっと本気になって、ガツガツプロを目指して欲しいと思いますが、皆さんおっとりしすぎな気がします、他のジャンルに比べて。チャンスは勝ち取るものです)
というわけで、9月からバレエ講座を開始します。
ただかなり気功よりですし、かなり結果重視です。
丁寧にアンディオールを獲得して、柔軟性をコツコツと磨き、引き上げを獲得して、という眠たいことはせずに、まず踊れることを目指します。

翔べて、回れて、正確なポジションでアレグロもスモールジャンプもビッグジャンプ(グランワルツ)もできるのがいいですね。
そのあとにゆっくりと柔軟性や、つま先を4つの足首回しなどで改善していきます。いや「ゆっくり
と言っても、通常からすれば異常なスピードで。
バレエもコツコツと積み上げるのではなく、まずトップダウンが良いと思います。
まず踊れてしまう、それから、いろいろと修正をするイメージです。
不遜な発言をしてしまうと、コツコツ積み上げてもダメなのです。オペラ座のバレエ学校やロイヤル・バレエ学校の生徒たちを見ていても、アンディオールは綺麗、バーレッスンのプリエは綺麗、バーレッスン全体は綺麗、でも、、、センターになると突然に「あちゃー」となることが多いです。
綺麗だけど、飛べない、回れない、立てないのです。
その点、アメリカンな感じのほうが良いのです。某バレエ団に、ABTのダンサーがゲストで来ていたときのことです。
その2人の男性はバーレッスンは全くやる気なし、ダラダラとストレッチしているのか、バーレッスンしているのか分からない感じ。教師の出すアンシェヌマンはほとんど無視して、もこもこと服を着てダラダラと動いていました。
でも、センターになったら突然に、やる気を出し、グランワルツのころは頼まれてもいなのに次々と大技を繰り出し、繰り返し踊り、レッスン後にはピルエット大会、大技大会みたいになっていました(一応、言っておきますが、彼らはABTのダンサー。素人は真似しちゃダメです。でもそのフレームはつかまえておきたいのです)。
「あ〜こういう感じなんだろうな〜」と思いました。
まあ、もちろん真似できませんけどw
同じくベジャールバレエ団もそうです。

*Ballet for Lifeは是非見て欲しい作品です!!
*リハーサル風景も余裕があれば是非見てみてください!
ベジャールバレエは泣く子も黙るベジャールバレエなので、バーレッスンから滅茶苦茶集中していますし、綺麗です。でもセンターレッスンは本当に喜びに満ち溢れていて、レッスン後はピルエット大会、大技大会がぼんぼんと始まります。
もう身体を動かすことの喜び、バレエを踊る喜びに満ち溢れている感じです。
バーレッスンの途中で、ばてている場合じゃないのですw
そんなわけで、本気でバレエを上達したい人を集めた講座を9月あたりから開催します!
たぶんスタジオを借りてやることになると思います。
自分の身体の未知の可能性、そして圧倒的に動ける(それもバレエダンサーのように)喜びを是非堪能してください。
ただかなり過酷だと思いますので、、、それは覚悟しておいてください。かなり楽しいですけど、かなりハードです。でもそれだけのものは得られます( ー`дー´)キリッ
ど素人でも、バレエ経験がなくても、逆にプロのバレエダンサーでも、大人からバレエをはじめた人にでも、大丈夫です。
別に体力がなくても、解剖学を知らなくても、気功を知らなくても良いのです。そんなのは鍛えますし、教えます。
本気でバレエを上達したい、身体の可能性の限界にチャレンジしたい人を求めます!!
というわけで、「まといのば」のスタンスとしては、本気でプロ養成はしたいと思っていますし(これまでも、細々とですがやってきました)、素人に対しても、大人バレエでも、バレエ学校に入っているジュニアでも同じように教えます!(同じことを教えるのではなく、同じスタンスで教えるということです。大人バレエだからと言って、おざなりにはしません)。
興味ある人は、是非お楽しみに!!

まあ、それはさておき本題に入ります!!
ピルエットのコツです!
これはシンプルです。
ピルエットはリズムです。
そのリズムは腰とアームスで取ります。
腰はプリエ、アームスはオープン&クローズです。
プレパレーションして、右ピルエットなら、右手をホームポジションからセゴンに開きます。これがオープン。
そしてその右手に向かって、左手が閉じていきます。
カタチはホームポジション(アンナヴァン)です。
でも開いた右手に、左手が追いつくイメージです。
これがクローズのフェイズです。
ピルエットはシンプルです。
オープン&クローズです。
これに、プリエ&ストレッチを同期させるだけです。
どう同期させるかと言えば、
オープンにプリエを対応させ、クローズにストレッチを対応させます。
オープン & クローズ
プリエ & ストレッチ(ルルベアップ)
ということです。
これがバラバラになると、タイミングがおかしくなりますし、オープンとクローズ、プリエとストレッチの&のところで、間が空きすぎると、力が抜けてしまいます。
オープン&クローズは一続きの動きですし、プリエ&ストレッチも一続きの動きです。
止まらないように。
多くの人は止めてしまいます。プリエしてそこで固まってから回ろうとしたり、アームスを開いて、そこで一呼吸待ってから「えいやっ」と回ろうとします。
なんかそのほうが良い感じがするのですが、それは浅はかだと思いましょう(*^^*)
いや、それでもシングルやダブルピルエットくらいならいけるのですが、その先がありませんし、審美的にもアウトです。
その方法でがんばって、ずっと後になってから軸とか、プリエとか、アームスのカタチとかいじっても、ダメです。間違った土台の上には、何も築けません。
シンプルに、オープン&クローズです。
このイメトレは猛烈に繰り返してください。美しく開いて閉じます。
本当に回れるようになります。
まあ、これももちろん「まといのば」のオリジナルではなくw、この人のパクリです!
*このバレエレッスンDVD、もう完売で発売していないんですよね、残念すぎる。
*世界最高のバレエ教師と言われ、世界中のバレエ団でゲスト教師をしているヤニックボカン先生です。
シンプルにオープン&クローズさせて、それにプリエ&ストレッチを連動させます。
ちなみに、これはまた書きますが、「プリエが大事!!」と思って「深くプリエ」とか「柔らかくプリエ」とか「たっぷりプリエ」とか、「膝をきちんと開いて」とか「踵を押して」とか、、、、、、、とりあえず全く不要です。
プリエは出来る限り浅くしてください。
ほとんどプリエしていないくらいでOKです。
というか、そのほうが良いのです。
それよりは骨盤を意識して、骨盤を下げながら、エネルギーを充填して、エネルギーを解放して、アップするだけです。
回れない人はプリエがそもそも深すぎるのです。でもプリエができていないから、回れないと誤解して、より深くより正確にプリエをしようとして、ますます回れなくなります。
「プリエはしない!」と決めればダブルくらい回れます。
まあ、先は長いですし、徐々に行きましょう!!
方法論さえ正確で、そこにエゴを介在させなければ(周りたいとか不要なのです)、綺麗に回れます。もし一生懸命になるのであれば、Open &Closeをきちんとやることに全精力を注ぎましょう。
ちなみに3つのコツですが、
1.Open&Close(Plie & Up)
2.首をつける
3.腰を立てて回す
です!
とは言え、一つ目だけで十分です。
そんなわけで、昨日はあっさりシングルピルエット成功させていましたしね。
夢は膨らみます( ー`дー´)キリッ
