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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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[追加開催決定]ザンレールができるようになるための4つのステップ!!ってマジですか?(・_・;)

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本日13日火曜日開催の「はじめての気功〜Dots〜」講座ですが、少し人数が増えてきたので、来週19日(月)に急遽追加開催決定です。

当日のお知らせですみませんm(_ _)m

お申し込み済みの方で来週の月曜日に移動していただける方、歓迎です!!

「来週の月曜日だったら来れる!」という方も大歓迎です!!

いや、今日の講座にこれから申し込みたいという方も大歓迎です!

いずれにせよ、お申し込みはこちらから





「ザンレール回りたいです!」という気合いの入ったメッセージをいただきましたので、、、、(・_・;)


バレエ初心者であれば、数年かけて習得するつもりでがんばりましょう(*^^*)
ザンレール回れる方には何かしらの向上のヒントになれば幸いです。
無意識でやっていることを、意識化することは力になります。






初心者には、その端緒(たんしょ)につけるかもしれないと思うので、、、、全体像を押さえておくためにも、一応ヒント的なものをまとめます!



ちなみに「ザンレールって何?」という人向けにシムキンとサラファーノフのザンレールを貼り付けます。

空中で2回転する技です。
パッセでまわるザンレールをパッセトゥールと言います。


ふたりともスゴイですよね〜



一番、見ていただきたいのはこちらのシムキンです(バランシンの「テーマとバリエーション」ですね)


パッセトゥールが斜めに飛んでいるのは次の540(ファイブフォーティー:ちなみに540°で一回転半ということです)のためなのではと思わせますね。いや、きっとそうなんでしょうけど、、すごすぎ。



エチュードのサラファーノフです。
左利きです。
すごすぎ。






というわけで、、、ザンレールのコツです!!( ー`дー´)キリッ


シンプルです!

目次は以下の通り!


0.たくさん踊り(ザンレール)を見る

1.5番ポジションでプリエとシュス

2.シャンジュマン

3.アンレール(空中1回転)

4.ザンレール(空中2回転)



5番→シャンジュマン→アンレール→ザンレール、ですね!!!



では、ひとつひとつ見ていきましょう!


0番!
たくさん観る!

まずはザンレールをたくさん見ましょう!!
ともかく大量に見ることです。たくさん見ていないと話しになりません。
自分がいまからやることに興味を持ち、たくさん観ましょう。
Youtubeとかの動画でも構いませんが、できれば劇場で!
お気に入りのダンサーができたら、その人の踊りを繰り返し観ましょう。

バレエに限らず、何でも相当な量のインプットというのは必須です。好きならば寝ても覚めても熱中しましょう!



1番
5番ポジションでのプリエとシュス

5番ポジションに入れましょう
これが逆に一番大変かもしれませんが、まあとりあえず5番ポジションに入れましょう。
5番はプリエすれば比較的に簡単に入ります(最近、プリエでも無理という人がいることを知りました)。

5番ポジションで、プリエ、ストレッチ、ルルベアップ、シュスを繰り返しましょう。

脚でやらないで、腰で上がり、体幹を固定するのがポイントです。丁寧にぶれないように。



2番
シャンジュマン

シャンジュマンとはChangeという意味です。脚を交換します。右脚が前の5番だったら、左脚を前に交換します。

シャンジュマンの練習をしましょう。
これは気負わずに、つま先を伸ばして、飛びながら足を交差させます。
準備体操みたいなものです、気楽に。本当に気楽に。

何度も何度も鞠(まり)のように跳ねましょう。

跳ねながら、ロワイヤル、カトル、シスと打っていきましょう!
ポイントは入れ替えようとしないで、開いて(外旋して)打つことです。


3番
アンレール

アンレールはシャンジュマンがきちんとできるようになれば、確実にできます。
まずは右足前5番でシャンジュマンをします。
そのときに脚を交差させますが、その衝撃というか威力でそのまま一回転して降りてきます。
以上がアンレールです。

まあ、脚の重さの慣性で空中で一回転するイメージです。右脚が後ろへ移動するので、そのまま身体が一回転します。左脚は前に行くので、ちょうど身体は回転します。
ちなみに4分の3回転であっても十分です。
これも気楽にやりましょう!!

ポンと飛ぶだけです。上半身でねじって回ろうとしないように。脚を変えるだけです。
アンレールにそんなにパワーを使ってはいけません。

交差させるというのは一種の言葉のあやです。
イメージとしては脚を閉じるエネルギーで回転します。内転筋を使って脚を一本にします。
交差して脚を一本にするので、シュルッと一回転します。


*手のポジションは違いますが、脚のイメージはこんな感じで。



4番
ザンレール

いよいよザンレールです。

5番プリエから空中に飛び上がり、アームス、顔、そして脚の締め上げ(シャンジュマン)を使って回転力をつけて、2回転したら、着地します。

厳密には1と4分の3回転で十分です。着地の慣性があるので、正面から正面に終わろうと思ったら、少し早めに降りてくることです。


もう少し丁寧に書くと、、、

背筋をきちんと伸ばしてプレバーレーションします。
5番プリエのときに踵を強く踏みます。床を押します。

そのときに、足関節、ひざ関節、股関節、腰椎にエネルギーがたまり、それを爆発させて上向きに飛びます!
足関節、膝関節、股関節は引き伸ばされて、エネルギーをためるイメージです。
アキレス腱が伸び、大腿四頭筋が伸び、大殿筋が伸ばされます。関節を曲げることで伸筋を伸ばします!
体幹は衝撃に対して、いつも維持されるようにします。


ジャンプしたら上で脚を入れ替えて、そのままねじるように上体を回転させます。
ちなみに地上で(プリエの段階で)アームスを振ることで、ジャンプしたときにそのアームスの角運動量を身体に伝えます。

この時、肩関節の水平外転が正しくドゥゼミの位置で止まる癖をつけることが大切です。そこで止まらないと、アームスのエネルギーは身体に伝えられません。
止まるからこそ、その慣性力が身体に伝えられて、体幹の回転力になります。

ポイントは、「開いて、閉じる」です。
右回転であれば、プレパレーションから右手を開いて、左手を閉じます。

開いて閉じるだけです。


開いて閉じたところは、右手の開いた位置、すなわち四分の一回転のところになりそうですが、少なくとも半回転の位置には移動してしまいます。あとは慣性で腕だけでも一回転はいけます。





同じく、首をつければ、慣性力を増すことができます。
フィギュアスケートなどでは首をつけませんが、バレエは首をつける(回す)ことで、頭部の重さをも角運動量として体幹に伝えます。
(頭部と上肢はそれぞれ体重の7%ほどだそうですので、体重50kgであれば、10kgくらいの重さを振り回して使えるということです)

ただ振り回す慣性力で回転するのではなく、基本的には上方向のジャンプの力に空中で方向をつけて、回転運動にします(そう言えば、股関節の伸展、膝関節の伸展、足関節の底屈は最大筋力ベスト3でしたね)。

飛んでから、回るのがコツです。

基本は体幹がコントロールされた高いジャンプが必須ですね。
(体幹が維持されていないとエネルギーが散逸されます)



というわけで、アドバイスとしてはシンプルです。

飛んでから、回る!( ー`дー´)キリッ

です。

飛びながら回ってはいけません。




いやーーーー「天井から目薬」以上に遠い遠い感じがしますが、ハンフリー・ボガートの今晩の予定以上に遠い気がしますが、きっと届く人には届くと信じてます!




がんばりましょう!!!





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