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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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【募集開始!!】明日の成功は今日の弱いつながり(人間関係)からしか生まれない!!】

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*まずは寺子屋の追加開催の連絡からです!!

先日開催した寺子屋「シュメールの奇跡」を6月24日(金)19時から開催、そして6月25日(土)は寺子屋「ブラック・スワン ~アルゴリズムの逆襲」の追加開催をします!!

5月に寺子屋「シュメールの奇跡」を受講された方は追加料金無しで追加の追加開催も受講いただけます!(申し込みフォームからお申し込みください!)

お申込はこちら!!



「はじめての気功」講座に久々にピエタが復活です!!

ピエタというのは情動をコントロールする気功技術の名称です。
特にトラウマになりそうな強烈な記憶から来る情動に対して効果を上げます。
すべてを燃やしつくそうとする情動の炎を小さくします。




フィードバックの取り方はシンプルです。二人一組のペアワークをセミナーではやることが多いですね!
被験者は目を閉じて、記憶を再生します。トラウマになりそうな辛い記憶を想起して、情動が発火するまで待ちます。
十分に悲しくなったら、手を上げて術者に合図をします。
そしたら、術者は手の中心にある労宮に触れて気功技術「ピエタ」を発動させます。

そうすると被験者の中では、再生された記憶が少しずつ色を失い、音を失い、意味を失っていきます。哀しい場面、怒るような場面なのに、情動が薄れてきて、どうでも良くなってきます。
これがピエタの威力です。

セミナーではペアワークでやりますが、もちろんセルフ・ヒーリングにも有効です。

ピエタ自体はかなり応用自在です。単に情動のコントロールというだけではありません。

たとえば新しいことを学んでいて、頭が爆発しそうになったとしますw
そのときにピエタは効果的です。頭を冷やし、新しいことを学びやすい状態にします(^o^)



面白い使い方で言えば、トレーニングで心拍がどうしても上がってしまうとき(良いことですが)、ピエタをおもむろに使いましょう。
RayZapの2期目では1期とまた違ってかなり追い込むようになっています。オールアウトして息が完全に上がっているときなどにピエタを自分に仕掛けると、驚くほど息が整います。心拍に情動も連動していることがよく分かります。

ヒポクラテスの言うとおりですね「感情は心臓から生まれるものであり、精神の病の治療は心臓から始めるべきだ」。心拍数と情動、心拍数と精神状態は密接な関係にあります。

意志力という文脈で言えば、心拍数の上下が激しい人は意志力が大きいとされます(過負荷な運動を日々続けると、心拍数の上下の幅は大きくなります。それは単に脂肪が燃焼しやすい身体になるというだけではなく、意志力も増強してくれるということですね)。

脳筋(脳を鍛えるには筋肉しかない)の立場から見れば、情動のコントロールのために心臓を鍛えますが、逆もまた真なりですね。心臓(心拍)のために情動を変えるのも有効ということです。
(ちなみに息がひどく上がったらピエタのみならず、クンダリーニ、サイコパスも有効だと僕は思っています)

ピエタをヒーリングに使っている人もたくさんいます。ともかくすべてピエタをかけるというヒーラーです。これも実際にはかなり有効です。我々は情報空間に生きる存在ですが、情報空間に浮かんでいる情報とは人間の脳のレベルで言えば記憶ということです。その記憶をクレンジングするのがこのピエタということです。何をクレンジングするかと言えば、激しい情動をです。

我々のアタマは古い脳と新しい脳が共存しています。ただしばしばお互いにバッティングする場合があります。冷静になるべきところで、怒ってしまったとしたら、古い脳が脳全体を乗っ取り、結果的にうまくいかなくなることが往々にしてあります。うまく共存させるためには、情動を上手に抑えこみ、そして消す必要があります。それがピエタです。

そんなわけでかなり長い期間、絶大な人気を誇るピエタが久々に復活です!!

そして新しい技術ですが、これもよく使われているエコー(Echo)も同時に伝授します!!


*エコーというと木霊(こだま)のイメージですが、Echoとはニンフ(妖精)の名前です。ギリシャ神話に出てくる妖精です。ゼウスの浮気を手伝ったことで、言葉を奪われました。相手の言葉をオウム返しにしかできなくなったのがエコーです。気の毒です。そのエコーはもっと気の毒なことに、ナルキッソスを愛してしまいます。


Echo(エコー)という気功技術は相手の言葉を一言一句そのまま正確に自分の脳内に響かせることで、相手のブリーフシステムやアルゴリズムをはっきりとさせる技術です。

使い方はシンプルです。

語学学習におけるShadowingがそれに近いです。語学学習と同じように母国語であっても、文字ベースではなく、音ベースで聴くことです。文字にしてしまわないで、子音や母音も正確に聞き取るようにすると、圧倒的な効果が得られます。

ミヒャエル・エンデの小説に「モモ」という作品があります。モモは女の子の名前。主人公です。
このモモは不思議な能力を持っています。ネバーエンディングストーリーと同じく映画化もされています。

たとえばかつては仲が良かったのに、大げんかしている2人の男がいるとします。モモを挟んで2人がいがみあっていても、モモがひたすらに聴くだけで、2人が勝手に話し合いながら2人の間の問題を解きほぐして、最後には解決してしまうという能力です。

傾聴ですね。

ひたすらに心をこめて聴くだけで、特に説得もしなければ、アドバイスもしません。
きちんと聴くというのは、ある意味で相手の鏡になるようなものです。良い鏡はありのままを映します。
鏡を見てお化粧し、髪型を整えるように、良い鏡は自分の在り方を再考察させてくれます。

エコーはそんな技術です。

ただかなり脳を使います。相当に脳を使うので、脳がかなり疲れます。1分でクタクタになり、5分でぐったりするくらいのレベルです。脳はすぐに手抜きをするので、エコーをしているつもりで、いつものような聞き方になってしまうことがあるので、集中してエコーを続けて下さい。
(エコーはミラーリングとかペーシングではありません。純粋に脳内で相手の一言一句を正確に再生することです。外に表現する必要はありません)

たとえばヒーラーであったり気功師であれば、聴いている中でヒーリングが始まることに気付きます。問題解決策が唐突に見つかったり、抽象度が上がることで視野が拡大したり、痛みが軽くなったり、関節の可動域が広がったりします。かなり強烈に効果があります。
もちろん強いラポールも築けます。

被験者からすると、「深く理解されている」「温かく包まれている」という感覚が生じます。長年の友人や家族のような感じが生じます。

Echo(エコー)は単純ながら、かなり強力な気功技術です。是非、なるべく長時間使いたい技術です。

この2つが組み合わさったのが、今回の「おだやかな人間関係 ~ピエタ、エコーによるラポール~」です。


ただ今回はこれまでの人間関係講座と視点が少し違います。

そもそも人間関係には重要なものと、そうでないものに分けられます。

重要な人間関係とは家族関係であったり、仕事仲間であったり、コーチやヒーラーであればクライアントとの関係です。
これまではその重要な人間関係についての技術でした。
上記のピエタやエコーもそもそもはそのような技術でした。

ただ今回のフォーカスは重要な人間関係にありません。

むしろ「袖すり合う」だけのような縁に対しての技術です。


その前に複雑系の話を復習しましょう(^o^)

次回の寺子屋のテーマであるブラック・スワンでもポイントになってくるのは複雑系です。
複雑系とは点と線(グラフ理論)で記述される世界の理論です。
道路も路線図もインターネットも点と線で記述できます。
その特長はスモール・ワールドです(いわゆる6次の隔たりです。世界のどんな離れた人とでも知り合いを介していけば平均で6人でたどり着けるという仮説で有名です)
どんなに遠い点でも、非常に少ないステップで移動できます(距離は長くても)。

そのときに重要なのは強いつながりではなく、弱いつながりです。非常に弱いつながりが、遠い点をつなぎます。
ブラック・スワンと絡めて人生を考えるとするならば、弱い弱いつながりが他の共同体への移動なり跳躍をもたらします。もちろんどの「弱いつながり」かはその跳躍が起こるまでは分かりません。


*中島みゆきさんの「糸」はそんな詩ですねー(多分)

とすれば、人生を大きく変えるような事象に出会うためには、弱いつながりこそがキーだということになります。ハブとなるのは弱い弱いつながりなのです。

しかし我々は「弱い弱いつながり」のすべてに全精力を注ぐわけにはいきません。弱いつながりは膨大にあり、いまエネルギーを注ぐべきなのはもちろん重要な人間関係に対してです。

では、どうすれば良いのでしょうか?
明日のチャンスのために、今日の成果を棒に振ってもいけないですし、今日の成果に目がくらみ、明日のための機会を失うのも愚かです。

それに対する回答が今回のセミナーです。

まずは複雑系とスモール・ワールドについての簡単な理解をし、その上でブラック・スワンという概念を導入します。そのことで「弱いつながり」こそが明日のチャンスを決定することを理解します。

そして、、、、「おだやかな人間関係」をシステム化します。

ひとつのルーティンとして、エコーとピエタを発火させるようにするということです。
それが誰に対してであってもです。
重要性で対応を区分するのではなく、逆に重要性が低い人に対してこそ、強く発火させるのです。
なぜなら我々は現在の(現状の)重要性関数で世界を見ているからです。
いまの「現状の」重要性関数は、未来においては全く使えません。
であれば、いま特に不要だと思う人間関係にこそ、丁寧でおだやかな関係を築くべきということになります。

エネルギーを注ぐのではなく、その瞬間にエコーとピエタを発火させるのです。そしてそれをシステム化することです。

(まあ、僕もこれをもっと早く知っていれば、もっと穏やかにきちんと成功していたのではないかと思いますw)

というわけで、がっつり理論もワークもやりましょう!!

お楽しみに!!!!


【はじめての気功「おだやかな人間関係」 ~ピエタ、エコーによるラポール~】
【日時】 6月28日(火) 19:00~21:00(21:30まで質疑応答!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  3万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

「なぜ巡りあうのか」、「いつ巡りあうのかを、私たちは知らない」という歌詞はまさにスモール・ワールドであり、ブラック・スワンに聞こえます。「遠い空の下」の「2つの物語」が交わるのはまさに弱いつながりによる確率の少ない偶然(ランダム)によるものです。





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