Quantcast
Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

アルゴリズムをきわめた先では人間の可能性は閉ざされていて、AIの可能性は広がっていることについて

$
0
0

バイリンガルどころか少なくとも5ヶ国語を操ります。

何度か紹介していきたIBMのワトソン(創業者の一人の名前をそのまま使うセンスが面白いですね)くん。



最近ではワトソンくんは料理もつくります。

いや、正確には料理のレシピをつくります(^o^)
ただ、レンブラントの絵を書くように、ワトソンがクッキング自体もするようになるのかもしれませんね~(レンブラントをAIが描いたように



レンブラントはマイクロソフト(とのコラボの企画)でしたが、同じマイクロソフト出身で料理人になった人もいましたね。

ネイサン・ミアボルトはマイクロソフトのCTOであり、ビル・ゲイツの後継者とも目されていた方です。退社後、自分の会社を起こしつつ、料理を学び、料理人として働き、そしてスゴイ料理本をつくりました。

TEDレクチャーが面白いです!!

この人は何度か紹介していますが、本当にすごい経歴です。

14歳でUCLAに入り、19歳で3つの学位を取ります(数学学士、地球物理学修士、宇宙物理学修士)。そしてプリンストンに移って23歳で数理経済学修士、そして理論物理学では博士を取ります。その後、ケンブリッジでホーキングの弟子の一人となるというのがWikipediaに出ているEarly life and educationです。


その後、マイクロソフトでビル・ゲイツの後継者と目され、、、そして料理人になる、、、、、凄すぎます。

TEDレクチャーは是非!!


頭が良い人というのは、知の領域を横断していきますね~それが美的センスや修行が必要とされる閉鎖的な世界であっても、です。
科学という視点、特に化学と物理学で斬るといろいろと見えてくるのでしょう。

まあ、それはともかく人工知能です。

I destroy humanと言ったお茶目なAIがいました(ミク、歌舞伎に出るってよ ~ A-I will destroy Humans?! ~で言及しました)。




いまのワトソンくんはあたかもSF映画の「her ~世界に一つだけの彼女」のサマンサのようです。



しかし、実際は人間にそっくりのヒューマノイド・ロボットを目指しているのではないかと思います。ソフィアのように。


*このCMは衝撃的で気持ち悪くて、とても良いですね。



この気持ち悪さは、1970年代の不気味の谷なる概念を思い出します。

人間のロボットに対する感情的反応について、ロボットがその外観や動作において、より人間らしく作られるようになるにつれ、より好感的、共感的になっていくが、ある時点で突然強い嫌悪感に変わると予想した。人間の外観や動作と見分けがつかなくなると再びより強い好感に転じ、人間と同じような親近感を覚えるようになる

まあ、たしかにそうなのかもしれませんが、ただ慣れですよね。

ブラックスワンは最初は衝撃でしょうが、すぐに慣れて、そして後知恵バイアスでこじつけられて、アリストテレスすら予告していたなどと言い出す哲学者が出てくるのでしょう。

かつてスマホが存在しなかったわけで、「電話機で写真を撮る」とエジソンが聞いたら発狂するでしょう(いや、面白がるかな?)。


僕はドラマSuitsのマイクを思い出します。マイクの設定は天才的な頭脳と完全記憶能力です。
一度読んで理解したことは、完全に覚え、そして忘れません(^o^)


羽生さんもとうとうAIと対戦するそうですし、より面白い時代が始まると思います。


ただ、大きなポイントはAIを育てているのは人間だということです。

こちらの動画はそのことがよく伝わります。



もちろん子供は親が思っているようには育たないでしょうが(^o^)
碁で圧倒的な強さを発揮したアルファGoもそうですが、思春期の子どもと同じでもう頭をのぞいても何を考えているかわからないのです。

ただ少なくとも人工知能は明らかなブラックスワンであることは間違いないように思います。特にこのワトソンという現象はそうでしょう。

そうであるならば、ブラックスワンに乗るしかないのです。我々は人工知能を介して、人間を定義し直す時期に来ています。



ワトソンとの対話シリーズは面白いです。

たとえばJeopardyで対戦したライバル





映画監督リドリー・スコット




そして映画と言えば、ディカプリオが演じたCatch me if you can?のモデルのこの人も





人間より人間らしい人工知能が出てくることは間違いないように思います(チューリング・テストもパスするでしょうし)。

人工知能が示しているのは、アルゴリズムの粋です。
そして彼らが理解しないのは、多くの人間と同じくブラックスワンです。

今週末のスクールではブラックスワンを探しに行きましょう(見つからないからブラックスワンなのですが)。


【ヒーラー養成スクール18期 ~ブラックスワン アルゴリズムはフラクタルの夢を見るのか?~】

【日時】 5月28日() 13:00~18:00
        29日() 13:00~18:00
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  230,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
【特典】2016年4月までの「まといのば」の全気功伝授(クリフォト3含む)
【お申し込み】お申し込みはこちらから。


ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質/ダイヤモンド社

¥1,944
Amazon.co.jp

ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質/ダイヤモンド社

¥1,944
Amazon.co.jp

Modernist Cuisine: The Art and Science of Cooking/Cooking Lab

¥64,622
Amazon.co.jp


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3544

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>