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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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【スクール募集開始!!】「神さまを味方にする気功術?!」15期ヒーラー養成スクール!!

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神様を味方につけると運がつき、人生が好転し始めます!!

「まといのば」らしからぬ物言いですが、できれば秘密にしておきたかった事実です。
もちろんこの「神さま」というのは全知でも全能でもない神さまです。
ア・プリオリでもイデアでもない神さまです。
おっちょこちょいなギリシャ神話や記紀神話のような人間以上に人間味あふれる神さまです。

その神さまを味方につけると人生が好転し始めます。

ただ、一つだけ条件があります。
それは他人の神さまではなく、自分の神さまである必要がある、ということです。
そこが分かれば、ヒーラーとして大きく成長ができます。

ということで、15期ヒーラー養成スクールは、題して「神さまを味方につける気功術」、略して「神気功(かみきこう)」です!
(わ、安易なネーミングで、ちょっと中国っぽいですね。先祖返りかっ!)


気功やビジネスに神話がしばしば引用されることが多くあります。
スター・ウォーズの見た目はたしかに宇宙戦争ですが、プロットは明確に「神話」です。


気功師にせよ、ビジネスマンにせよ、ある程度のレベルを越すと、人はある種唐突に、神様について、神話について語り始めます。

一見すると、不思議なことです。

ビジネスは資本主義の系の中にあるものですし、気功はヒーリングの一つであり、神話よりも大事なのは科学です。
これらは神話とは何の関係もないように思えます。


普通わたしたちはこう考えます。
そもそも神様は存在しないし、神話は現代の我々にとっては、おとぎ話のようなもので、荒唐無稽だと。

7日間で宇宙をゼロから創るだろうか?
土(つち)から人間を創るだろうか?

たとえばギリシャ神話にゼウスという神様がいますた、不死で全知全能らしい神さまが、かわいらしい人間の乙女を射止めるために白鳥に化けて、誘惑しましたとさ、という他愛もない荒唐無稽な話があります。


*「レダと白鳥」ダ・ヴィンチです。オリジナルは残っていないのですが模写が残っています。
この白鳥があのゼウスです!!


これが、我々の人生とどう関わるのでしょう??


たとえば、水浴びをしていた女神ディアーナを覗き見してしまったアクタイオーンが鹿にされて、自分の猟犬に食い殺されましたという酷くも荒唐無稽な話が我々の人生や生活やビジネスとどう関わりがあるのでしょう。


*ディアーナの水浴

キリスト教を信仰していないのに、イエスの言葉をありがたがり、もう途絶えて2000年近いのに一生懸命にグノーシス主義の神話を読むのはなぜでしょう。

ユダヤ教徒になる可能性は低いのに、トーラーを読み、ミシュナーを学ぶのはなぜでしょう。

荒唐無稽に荒唐無稽を重ねたような魔術や錬金術、占星術を知ろうとするのはなぜでしょう。

なぜいまさらヘルメス主義なのでしょう。なぜゾロアスターなのでしょう。

そんな古く怪しげな思想が、我々の現在の高度に進化した文明の我々の健康やビジネスや成功とどう関わるのでしょうか?



ところが、深く関わっているのです。


小学校から中学校に上がると、学ぶことがガラッと変わります。
小学校で学んだことを否定するような、小学校で学んだことからすると荒唐無稽なことを中学校では学びます(小学校の感覚のままで中学に上がると落ちこぼれやすくなります。小学校秀才が中学でついていけないのは、小学校を引きずっているからです)


とある私立中学の数学の授業で初回に、教師がこう生徒に言います。

「君たちががんばって小学校時代に塾で学んできた『受験算数』は全部忘れて下さい」と。

なぜならその知識は中学からの数学からすると無駄であり、算数と数学は干渉するからです。
ですから、「忘れろ」と言わざるを得ないのです。


神話も同じです。神話は人生の中学校で学ぶカリキュラムです。
人生において、小学校から中学校に上がったら、算数ではなく数学を学びます。
これまでの「常識」ではなく、神話を学ぶ時期が来ます。

たとえばビジネスをやっていても、まず経理を学び、会計を学び、営業を学び、社会のルールを学び、そしてようやく起業が起動に乗ってきたころに、次の段階への成長があります。

ヒーラーも同じです。
興味を持ち、自分にヒーリングし、周りにもヒーリングをするようになり、感謝され喜ばれる時期が過ぎると、次の段階へ移動しなくてはいけません。プロになって数年か数十年したら次の段階に行かなくてはいけないのです。


その次の段階というのは、きわめて主観的な世界でありながら、実はきわめて客観的な空間のことです。

それをもし無理矢理に言語化するなら、「神話」であり「神々の物語」となります。


我々が神や神話を忌避するのは、それが誰かの「神」であり、誰かの「神話」であるからです。
通常の信仰なり宗教は「誰かの神」を自らの神であると宣言することで始まります。しかしそれはサイズのあわない服を無理に着ているようなものです。それでは拘束衣になってしまいます。本末転倒です。
本来は人間を自由にするものです。

「誰かの神」ではなく、自分の「ほんたうのたった一人の神」を見つけることができれば、人生は大きく変わります。好転します。


「神」をめぐる問題で僕が思い出すのはこんな一節です。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」からです。

「あなたの神さまってどんな神さまですか。」青年は笑いながら云いました。
「ぼくほんとうはよく知りません、けれどもそんなんでなしにほんとうのたった一人の神さまです。」
「ほんとうの神さまはもちろんたった一人です。」
「ああ、そんなんでなしにたったひとりのほんとうのほんとうの神さまです。」

(宮沢賢治「銀河鉄道の夜」青空文庫より

ここにはまさに「誰かの神」と「ほんとうのたった一人の神さま」の明確な対立があります。

これは「誰かの神」側からは見えてきません。「誰かの神」を自分の信仰する神だと思っている限りは、見えてこない世界があります(共同体を構成するのは神ではなく「神の国」、すなわち理想やゴール、未来の共有で良い気がします。そのように社会は変わってきたのだと思います)。

ジョバンニにはそれが見えているので、青年が「ほんとうの神さまはもちろんたった一人です。」というのに対して、「ああ、そんなんでなしにたったひとりのほんとうのほんとうの神さまです。」と答えるのです。

この機微が理解できれば、今回の主題は理解できたのと同じです(あとは「ほんとうの神」を実践するだけ。使役するだけですw)。

我々も「たったひとりのほんとうのほんとうの神さま」を抱くことができれば良いのです。そこから始めれば、ヒーリングもビジネスも次のフェイズに行きます。


その視点からイエスの言葉、釈迦の言葉、モーセの言葉を聞けば、彼らがジョバンニと同じことを語っていたのが観えてきます。

その視点から様々な神話を読み返すと、気功のヒント、ビジネスの本当の姿が明瞭に観えてきます。

神話を学ぶということは、カビ臭い古典を紐解くことではなく、未来を切り拓く最も有効な武器を手にすることです。

そして「神」を観るということは、古臭い信仰に立ち帰ることではなく、未来を切り拓いている未来の自分自身と出会うことです。


今回も様々な神話を次々と見ていきますが、これまでは難攻不落の山々を制覇しようという試みでしたが、今回はヘリコプターで快適に空から山々の頂上へ降下していきます。
(ちなみにこの2年間の集大成となりますので、アニマ・アニムスから陰陽師、アルケミア、セフィロト、カバラ、ミシュナー、悪魔学、神話学、咒、シュメールなどの総復習も含みます!!こちらも一気に学べば一気にゲシュタルトができます!!ここだけでも相当な価値があると思います!楽しんで加速学習してください)


そして具体的にワークの中で体感を強めてもらいます!!

神々や神話と気功技術の関連をきっちり身体に落とし込んでもらいます!

最近のブートキャンプや12セットと似た感じのワーク中心のデザインですので、動きやすい服装で、ウォームアップもたっぷりにスクールに臨んで下さい!!!

お楽しみに!!!!



【ヒーラー養成スクール15期 神さまを味方につける気功術 ~咒とシュメールと神々の取説~】

【日時】 1月30日() 13:00~18:00
        31日() 13:00~18:00
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  230,000円(銀行振込)
【受講資格】 ブログ読者(できれば「まといのば」セミナーを事前に受講しておいてください)
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
【特典】2016年1月までの「まといのば」の全気功伝授(クリフォト3含む)
【お申し込み】お申し込みはこちらから。



【映画紹介】
余談ながら、映画紹介です!

スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演であれば、間違いがないと思うものですが、想像以上でした。

実話と思えないほどの感動的な英雄物語です。



当時の風俗が非常に緻密に再現されていて、驚きます。

ベルリンの壁が作られる過程、携帯もメールも無い時代の通信、冷戦のリアリティと核戦争勃発の恐怖などが見事に描かれています。まさに「神は細部に宿る」です。スピルバーグらしいこだわりです。

主人公ドノヴァンの妻であるメアリーがたくさんのフラッシュをたかれて後ずさりするときに、ジャリッとフラッシュランプを踏んで割ってしまいます。たくさんのフラッシュランプが足元に散乱しています。
フラッシュを焚くというのが、ランプを一つ一つを焼き切っていた時代はほんとうについ最近だったことを思い起こします。

スピルバーグは「誤解を恐れずに言えば、歴史というものはフィクションよりも面白いと思う」と言います。
トム・ハンクスも歴史に興味があり、小説は読もうとしたけど、「作り物じゃないか」と思ってしまい、読めないと言います。

スピルバーグ監督とトム・ハンクスののインタビューを読みながら、神話はかつて歴史と理解され、まさに実話として記録されたことを思い出しました。

創世記は実話であり、ギリシャ神話は実話でした。言い換えれば歴史ということです(トロイア戦争も神話でしたが、シュリーマンが史実であることを文字通り掘り当てました)。

神話はフィクションではなく、事実の物語であり、奇跡の物語として伝承されてきたのです。

いまここにいる「私」に直接流れ込む時間と空間としてリアルに存在した事実の集積が歴史であり、それが洗練されて神話となっています。神話はフィクションではなく、切り離されてもいなく、誰かの小さなアタマの中の妄想でもないということです。

宇宙戦争もいいですが、冷たい戦争もオススメです!!!


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