明日より開校!!
今回は秋のブート・キャンプ祭りです!
それも密教!!
1Dayスクールを3連続で開催します!!
それぞれアルケミア(錬金術)、カバラ(ユダヤ神秘思想)、西洋魔術(光と闇)です。
一気に加速学習します。
脳も身体もかなりハードに酷使しますが、終わった頃には世界が違った風景に見えるかと思います。
この先のヒーラーは圧倒的な知性と圧倒的な能力が不可欠です。
いまだに古い技法や理論を駆使していると気づいたときは駆逐されてしまいます。
先を見て、ダッシュしましょう!!
「まといのば」では珍しく超少人数ですので、みっちり学べますw!
というわけで、今月の10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)の連休は密教系のブート・キャンプです。
この2年間の集大成としてアルケミア、カバラ、西洋魔術をがっつりと1Dayスクールでそれぞれ学びます!!
第1弾はアルケミアの秘術です。
アルケミアはキリスト教神学という表の歴史に対して、いつも地下水のように裏の歴史に君臨してきました(たとえば、その地下水が湧き水として表舞台にあらわれることがあります。たとえば、錬金術師であり魔術師とも呼ばれるイギリスのアイザックは自然哲学の数学的諸原理という神の教えを説いた文書で近代科学をスタートさせます)。
ユングはアルケミア(錬金術)はキリスト教を補完すると考えます。
キリスト教は一神教でありながら、神と対峙する悪魔が存在することでグノーシスやゾロアスター的な善悪二元論がうっすら浮かび上がり、そしてなぜかマリア崇拝が色濃く残ります(教義的にはマリア崇拝などあり得ないはずなのに、教皇ですらマリア崇拝を肯定します)。
キリスト教の煮えきらない部分を回収するのがアルケミアということです。
またアルケミアの強烈な部分は思弁的な形而上学を徹底的に否定することです。抽象的な概念操作は、かならず具体的な現実の物理の変容と結びつきます(だからこそ金を生み出す錬金術なのですが)。
ヘーゲルは「理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である」と言いましたが、それはまさに錬金術の理念のようにも思えます(そして今後の大きな課題はこの錬金術的な強固な現実と概念の結びつきです。もちろんシニフィアン・シニフィエというアンカーとトリガーの問題にとどまるのではなく、情報場と物理的現実のリンクを体現するのが課題です。ヒントではないですが、「体現」とは体で現すと書きますw)。
アルケミアの文献は難しく、アルケミア自体も歴史の闇に埋もれようとしています。
我々はその片鱗をつかまえることで、圧倒的な成果を出しましょう!
アルケミアとは何かをシンプルに正確に歴史と資料に基づいて理解しつつ、実践の中で鍛えていきましょう!!
【密教ブート・キャンプ1Dayスクール第1弾「アルケミアの秘術」】
【日時】 10月10日(土)
【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 1講座160,000円(銀行振込)2講座 280,000円、3講座 380,000円
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
第2弾はカバラの思想と実践です。
カバラとはユダヤ神秘思想のことです。当然ながら分厚い秘密のベールに覆われていますが、その基本的な考え方は薔薇十字団、そして夜明けの黄金団を経て、21世紀に公開されました。
とは言え、これも密教的な公開です。
密教的な公開というのは、謎が謎を呼ぶような公開ということではなく、赤裸々に語っているのにかかわらずほとんど誰も読めないという意味です。理解ができないのです。
我々が算術をしらなければ数式を読めず、会計が分からなければバランスシートが読めず、法律が分からなければ判決文が読めないのと同じです。リテラシーがなければ読めず、リテラシーというのは知識だと思われていますが、知識だけではなく、知識をベースとしたプラスαが必要です。
そのプラスαを「まといのば」では密教のIQと呼び、MiQ(みっきゅー)などと呼んでいます。
カバラにおいて中心となるのは、もちろん創世記の楽園追放のくだりにある「生命の樹」です。
Tree of lifeはたしかに西洋魔術ではTree of evilというシャドーを持ちます。
しかし、生命の樹自体を仔細に見ていくと、生命の樹(セフィロト)自体が実は影でできていることが分かります。何の影かと言えば、先行するセフィラの影であり、そして第一のセフィラはアインソフから生じます。アインソフとは混沌であり、宇宙の始元です。
そうしてみてみると、生命の樹の対概念として生じたはずの邪悪の樹(クリフォト)が「生命の樹」自体に包摂されているかのようです。
これまでカバラ、セフィロト、クリフォトについて学んできましたが、今回ははじめてセフィロトの構成要素であるセフィラについても深く考察していきます。
今回は初公開となるカバラの全貌に対する理解を含めて、ワークと理論とぎっしりとつまった1Dayスクールになります!!
お楽しみに!!
【密教ブート・キャンプ1Dayスクール第2弾「カバラの思想と実践」】
【日時】 10月11日(日)
【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 1講座160,000円(銀行振込)2講座 280,000円、3講座 380,000円
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
ラストの第3弾は西洋魔術です!
西洋魔術のほとんどはたしかにカバラに含まれるように見えます。たしかに技法的にはクリスチャン・カバラに見えたとしても、それは枝葉末節でしかありません。西洋魔術を支えているのは、道教で言うところの「陰と陽」の思想です。キリスト教で言えば、光と闇です。ヨハネ福音書の1章5節にこうあります。
光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。
ただポイントは何が光で、何が闇かです。
ここにはパラドキシカルな構造があります。
そのパラドックスは繰り返し指摘されています。
たとえばイスラム神秘主義の詩人ルーミーはこう書いています。
いつのまにか、それら二つは互いに相手の姿を与えられた。きみが持つ目には。
水の姿を持つものは燃え、炎の姿を持つものの内部は大いなる救いである。
そしてこちらもお馴染みのバガヴァッド・ギーターには、
無知の者は自らの感覚的な生命の中に目覚める
それを彼らは日光だと思う。
だが見者にとってそれは暗黒である。
とあります。
*エクリプス(日蝕)はまさに太陽と月が重なるという意味で「光と闇」の相剋の象徴です。
そして「太陽と月」はインドにおいては「ハタ」と呼びます。
これは光が闇となり、闇が光となる構造があらわれています。
光が闇になるのでも、闇が光となるのでもありません。絶対的な光も、絶対的な闇も先にはなく、それは観測する主体の能力に依存するということです(とは言え、全てが主観的であるということではなく、見者たちにとって等しく光であるようなものは厳然として存在すると僕は考えます)。
光が闇であり、闇が光であるという構造です。西洋魔術においてはこの根源的な矛盾を理解しない限りは、技法などは無意味です。ピアニストの素晴らしい即興演奏と、鍵盤の位置すら怪しい初心者の物真似ほどの差があります。雲泥の差です。ただ即興演奏にせよデタラメな演奏にせよ、どちらも音は出ます。ヒーリングも同じです。音が出た分だけ何がしかの効果が得られます。
しかし、我々はそのような闇夜の鉄砲レベルのヒーリングからは卒業したい時期に来ています。
たどたどしくとも譜面通り正確に弾くことから、はじめて偉大なピアニストを目指しましょう!
たとえば原始キリスト教における最大の教父であるオリゲネスはこう言います。
*オリゲネス(Origenes Adamantius, 182年? - 251年)は、古代キリスト教最大の神学者。いわゆるギリシア教父とよばれる神学者群の一人で、アレクサンドリア学派といわれるグループの代表的存在。『諸原理について』(De Principiis)など膨大な著作を著したが、死後異端の疑惑をかけられたため、多くの著作が処分された。キリスト教の教義学を初めて確立し、その後の西欧思想史に大きな影響を与えたと評される。(Wikipediaから引用です!アレクサンドリアで生まれ、ネオ・プラトニズムの人です。死後300年を経て異端とされました)
(引用開始)
言うところの悪魔、そして彼の天使たちについての真理、そも彼が悪魔になる以前は何者であったのか、何故に悪魔となったのかについての真理を弁えぬ者には、悪の起源は知られる由もない・・・・
(引用終了)
中世以降のキリスト教では考えられない「新しさ」です。しかし、この新しさゆえに彼はのちに異端とされますが。
今回はこの「光と闇」をシンプルにそして明確に理解することを目指します。
そうすることで、西洋魔術の技法が明確に手に入ると思います。
というわけで、「光と闇」をより正確に、より高度に理解するヒーラーを増やすべく、今回は理論をより精密にして、技術をより圧倒的にしていきたいと思います。
【密教ブート・キャンプ1Dayスクール第3弾「西洋魔術の光と闇」】
【日時】 10月12日(月・祝)
【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 1講座160,000円(銀行振込)2講座 280,000円、3講座 380,000円
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
というわけで、アルケミア、カバラ、西洋魔術という密教的な技術をそれぞれに1Dayスクールで加速学習しましょう!!
今回はブート・キャンプということで、理論もしっかりやりますが、かなりどっぷりとワークもします。
「アルケミアの秘術」(10日)、「カバラの思想と実践」(11日)、「西洋魔術の光と闇」(12日)です!!
「まといのば」ではあまりやらないのですが、複数受講割引を今回はやります!
1Dayスクールは1講座16万ですが、2講座ですと28万、3講座では38万とします!
【密教ブート・キャンプ3日連続1Dayスクール】
【日時】 10月10日(土)13:00~18:00「アルケミアの秘術」
10月11日(日)13:00~18:00「カバラの思想と実践」
10月12日(月・祝)13:00~18:00「西洋魔術の光と闇」
【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 1講座160,000円(銀行振込)2講座 280,000円、3講座 380,000円
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
*圧倒的な知性の翼で羽ばたきましょう!!!
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【明日より開校!!】密教系ブート・キャンプ3連発!!〜アルケミア、カバラ、西洋魔術〜
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