気功整体師養成スクールの募集を開始します!
これまでの気功整体師養成スクールは神業的な手技とそれを支える最新の理論を紹介してきました。
実際にそれぞれの現場で活用し、圧倒的な結果を得ているようで非常に嬉しいです。
*ちなみに、画像はイメージです。気功整体は着衣での施術を想定しています。
今回はこれまでとは全く様相を変えて、異次元の気功整体を目指します。
根本的なパラダイムそのものをシフトし、派手な技術ではなく、一見すると地味でシンプルな技なのに圧倒的な結果が出る、そんな気功整体師を目指します。
ちなみに、我々の身体を苛(さいな)むストレスはどこにあるのでしょう。
脳でしょうか?心?
ヒューリスティックに言えば、ストレスは身体にたまります。
ここでのポイントは、心ではなく脳でもなく、身体にという点です。
ストレスは身体に物理的にたまっていると考えると、ストレスマネージメントがやりやすくなります。
我々は野原をかけまわったり、山道を疾走する必要がほとんどないわけで、猛獣に襲われる心配もほとんどありません。活動領域はどんどん物理空間から情報空間に移行しています。物理空間を移動する距離は増えていますが、それは空虚な移動です。むしろ情報的と言えるような移動です。
しかし一方で物理的な身体のトラブルや問題はどんどん増えているかのように見えます。
少なくとも、かつて夢見たような健康からは程遠くなっています。
(正確に言えば、かつて我々を苦しめた感染症なり、栄養失調からの深刻な疾病からは私たちは解放されていますが、一方でより新たな深刻な問題が生じています)
なぜでしょう。
単純に運動不足ということはもちろんあります。ですから、エリート達が必ず身体を鍛えるのは合理的です。身体は道具なので、使わないとダメになってしまうのです。昔よく言われた、オーディオ機器は1日に1回は通電しないとそのうちに壊れてしまう、というのと同じです。
しかし、じゃあガテン系やスポーツで身体を動かしているから健康かと言えばそんなことはありません。ボディビルディングなどもそうですが、健康を阻害してもゴールを求めてしまいます。
身体を動かすことが本質的な解決にはつながらないのです。
ここにあるのは、心と身体という二元論です。
もちろん、我々は心と身体という二元論からそろそろ脱したほうが良いのです。
心は身体であり、身体は心です。いわばコインの裏表です。
抽象度の高低と考えることもできます。
しかし抽象度の高低と考えると次の問題が生じます。
*本文とはあまり関係ありません。
我々は短絡的にこう考えていないでしょうか?
心のほうが抽象度が高い、抽象度の高低は計算量の複雑性に置き換えられる。
ゆえに、心から身体は書き換えられるが、下から上は書き換えられないので、身体から心は書き換えられない、と。
理論に忠実に従うなら、これは明確な結論となります。
ちなみに、医療はこの点で逆転しています。
外科医がトップであり、内科医が続き、一番下に精神科医がいます。物理的な侵襲がトップで、心を扱う抽象度が高いはずの精神科医がボトムです。
まあ、それはさておき、抽象度の階層性ということを考えると、心から身体は書き換えられるが、身体から心は書き換えられないことになります。
ただヒューリスティックにはこれは明らかに間違いです。身体から心を書き換えることは可能です。
現場で活躍している人には当然のことと言えます。
気分が落ち込んでいるときに、アイスクリームを食べて元気になる人がいます。
気分が落ち込んでいるときに、背伸びをすると、少し気分が変わります。
軽度のうつには、運動が効果的とされます。
運動して気分が晴れるという人はいるでしょうし、それは肉体から心を書き換えたということです。
では、どう抽象度の階層性とこの現実とを折衷させていけば良いのでしょうか?
もう少し現実を直視していきましょう。
たとえば、「借金で首が回らない」とか、東洋医学で言う「不安は膝にたまる」とか、「腰痛は怒りである」とかw、慣用的な表現はメタファーとして用いられます。
実際に身体にストレスはたまります。
そしてそのパターンも驚くほど、普遍的です。
ハンス・セリエがストレス学説を提唱したとき、彼が示したのは「腹が立つ」ということでした。正確にはストレスに対して、胃が充血することを示しました。
ストレスと不随意筋である内臓の写像関係を示したということです。
これはストレスから臓器への写像関係を示しているようですが、双方向的です。
ストレス → 臓器の炎症
だけではなく、
ストレス ⇔ 臓器の炎症
ということです。
ということは、
情報 → 物理
という階層性とはそぐわなくなります。
では、どう考えれば良いのでしょう。
気功整体師たちはヒューリスティックな考え方を好みます。
すなわち、ストレスは物理的な実在であり、それが物理的な現象として肉体に現れると考えます。
物理的な実在というのは強い言い方ですが、たとえば筋肉のコリ、炎症、筋肉の炎症、痛み、不調などの形で具体的な形をもって現れるということです。逆にそれらを取り除くことで、ストレスも消えると考えます。
すなわち、不調=ストレスということです。
ストレスというのはそもそも応力であり圧力のようなものなので、生体のホメオスタシスに対する応力と考えれば、不調というのはストレスそのものの別な表現と言えます。
しかしこの考え方にも根本的な欠陥があります。
すなわち抽象度の階層性がないということです。階層性がなければ、計算量はほぼ無限大に発散します。
施術の計算量を小さくしたい考える我々にとって、その方法がなくなるのです。
心と身体がコインの裏表であり、また別な見方で言えば抽象度の高低であると考えるなら、そこに直交する視座を想定できます。実数直線に対する虚数軸のようなイメージです。
なぜこの視点が必要なのでしょう。
その理由はシンプルです。実数直線だけだと現実をうまく描写できないからです。
そして複素平面に拡張してはじめて、様々なことが整合的に見えるようになります。
[情報]
↑
心 ⇔ 身体
実数直線に対して複素平面なり複素数を考えると、実は実数もまた複素数であることが分かります。
整数も複素数です。1,2,3,4,というのも実部しか存在しない、虚部がないだけの複素数です。
ここで複素数に情報という言葉を与えれば、心は情報であり、身体は情報であるという意味がクリアに見えてきます。心=情報なのではなく、「心 ∈ 情報」ということです。言われてみれば当たり前のことですが、そこに「身体 ∈ 情報」という関数を放り込めば、心と身体の相互関係がよりクリアに見えます。
心と身体がそれぞれ連絡を取っているのでもなく、単にコインの裏表なのでもなく、複素数に広がる情報を媒介として影響を及ぼし合っているのです。
神学における、人と人とは直接交わりを持てないが、神を通じて交わりを持てるというのと似ています。異なる言語同士で会話はできませんが、Google翻訳を介すればコミニケーションが取れるのと似ています(似てないかw)。
今回の気功整体師養成スクールではこのあたりの理論を正確に定義しなおします。
これは全く新しい概念のように見えるかもしれませんが、実際はヒーラー養成スクール1期のテーマの1つでもありました。当時は非常に汎用的に抽象的に説明しましたが、今回は気功整体に絞って限定的に具体的に議論し、またワークもしていきます。
とは言え、あまりに具体的な理論とワークの内容が足りない気がします。
技術としては、アルケミアスクールで公開したカバラの中でセフィロトを汎用的に使います。またヘルメスの杖、メルクリウスの杖、これは初公開ですがアスクレピオスの杖をどう使い分けるか、そしてクンダリーニだけではない使い方を示していきます。同様にこれも初公開ですが、プロビデンスの目の活用法もやります。
密教についても実践的に触れていきます。気功技術も盛りだくさんですが、これまで以上に脳を酷使すると思います。脳に汗をかいた分だけ、クライアントは肉体の牢獄から解放されます。
理論的な説明はきわめて重要ですが、できるだけブログを熟読しておいてください。解剖学的な知識はもちろんですが、臨場感も高めておいてください。特に自分の身体と切り離して、勉強してしまった人はやり直す気概でやってください。
非常にシンプルなワークで、非常に複雑な施術を行う術を公開します。
これまでの高いレベルの気功整体とはまた違った異次元の気功整体を堪能してください!
お楽しみに!!!
【気功整体師養成スクール6期 ~異次元の気功整体~】
【日時】 4月11日(土) 13:00~18:00
4月12日(日) 13:00~18:00
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】 230,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生、医療国家資格取得者もしくはそれに相当する方
【持ち物】 動きやすい服装、フェイスタオル、筆記用具と向上心と情熱
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
すでに開業していて、不可避的に多くの課題を抱えている方に最適なスクールです!
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【募集開始】気功整体師養成スクール、異次元の高みへ!!
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