死に臨んだ父に向けて、「怒れ、怒れ」とうたう詩人というのはすさまじいものだと思います。
しかし我々は一瞬一瞬死んでいることを思えば、これは普遍的なアドバイスだということに気付きます。
*カントが「永遠平和のために」を書いたときに、これは皮肉であり、人類がそれを実現するのは死後、墓場においてであるという意味のことを言っているのは面白すぎます。
何の話かと言えば、映画「インターステラー」で何度となく繰り返されるあの詩(ディラン・トマス)についてです。
Do not go gentle into that good night,
Old age should burn and rave at close of day;
Rage, rage against the dying of the light.
おとなしく夜を迎えるな
賢人は闇にこそ 奮起するもの
消えゆく光に対して果敢に挑むのだ(映画字幕)
2014年は確実に過ぎて、二度と戻らないわけで、それは死と同じです。この瞬間は永遠に失われる以上は、Do not go gentle into that good night,です。
心地よい眠りに身を任せることなく、Rage,rageだと思います。
お正月気分とかクリスマス気分という不思議な洗脳空間の中で希少な生命時間をすり減らすのはあまりにもったいないことです。
イベントは使役するもので、使役されてはいけません。
一瞬一瞬が死に瀕しているのはすべての人が等しく同じです。怒りましょう!
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年内に達成したいことは達成しましょう(^^) ♬おとなしく夜を迎えるな 賢人は闇にこそ
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