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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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Jesusに感謝してヒーリングが起きると確信したら、次のステップは(^^)

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Jesusという若者に感謝することで痛みが減るのであれば、次のステップに移行しましょう。
そんな「かんたん」なところで満足しているほど、我々は卑小な存在ではありませんw



最近、少しブログのレベルを下げて書こうという実験を開始しています。

軽いポピュリズムですね。

「何を言いたいのか分からない」とか、「劣化した」とか、「論理的ではない」などの批判は歓迎です(いや、言われると凹みますが)。


精鋭による閉じた系で進化していくというのが「まといのば」のスタイルですが(というかまともな集団はどこもそうだと思いますが)、たまには風通しを良くしたいとも思っています。ノイズとランダム性はいつも大切です。

とは言え、どうしても微妙な弊害が出てきます。

大学のゼミを公開授業にしたら、S/N比の悪さゆえに成立しないでしょう(この場合の大学のゼミが抽象度の高い議論と講義の場であるということを前提としています)。入学試験(審査)は法の下の平等に反するなどというアホな議論は出てきません。


今週はビッグバンを扱いますので、いわゆる超弦理論などもやる予定です。

ただ、いまは超弦理論(超ひも理論)よりメンブレーンやM理論が流行りです。

その走りであるタウンゼントはメンブレーン(膜:membrane)のブレーンを文字って、弦を1ーブレーンとし、2次元は2ーブレーン、3次元なら3ーブレーンとしました。一般化するとp次元なら、pーブレーンということです。

そして、タウンゼントは『弦(理論)の独裁ではなく、すべてのブレーンによる民主主義を』と唱えました。

p-ブレーンとは音だけ聞くと、Pea Brainに聞こえなくもありません。すなわち豆頭(=頭が不自由)ということです。p-ブレーン民主主義とは豆頭による政治体制というイギリス人らしい議論です(大栗博司pp.226-227「超弦理論入門」)。


もしイエスの名を唱え(神の名をみだりに唱えてはいけないはずですがw)、イエスの愛によって奇跡的なヒーリングができることが分かったら、次はイエスの母マリアで試してみましょう。

聖母マリアでうまくいくことがわかったら、今度は忘れられがちな父ヨセフで。

そして、使徒ペテロとパウロの名前で試し、次々と変えていくといいです。イエスよりももっと効果が出るかもしれません。

そのうちに律法学者やパリサイ人の名によってもヒーリングが起こることがわかり、最後にはルシファーからサタンへとトライしてみましょう。

結論として、半信半疑であっても、誰かの名を唱えればヒーリングが起きることが分かるかもしれません。


以前、満島ひかりさんの見事な絶叫で紹介した「愛の讃歌」(コリント人への手紙13章11節)にこんな言葉があります。「むきだしの愛、むきだしの言葉 ~「最も小さい者のひとり」と蜘蛛の糸~」2013-08-20

わたしたちが幼な子であった時には、幼な子らしく語り、幼な子らしく感じ、また、幼な子らしく考えていた。しかし、おとなとなった今は、幼な子らしいことを捨ててしまった。




このセリフはマタイ18章3節と対応していると読むのが普通かもしれません。

「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいることはできないであろう。」


しかし、ジョセフ・キャンベル(「神話の力」)はこれを肯定的に読み解きます。

人間は幼子のままではいけない、と。自律せよ、大人になれ、そのために冒険へと旅立て、と。

これはまさに激しく同意です。僕はキャンベル博士は子供の頃から好きですが、いくつかの考え方は全く同意できません(寺子屋セミナーでも話しましたが、いわゆるイニシエーションに対する理解などです。これはまた稿をあらためます)。

ただ、この点は同意です。

イエスは幼子のようにならなければとは言いましたが、本当に幼子になってはアウトです。「幼子のように」です。

バカになれ、無知になれ、と言ってはいません。


これに関連して、僕が印象的なのは、イエスが愚かなそして愛おしい弟子たちへ投げかける言葉です。自分がずっと一緒にいられないことを悟るイエスらしい。愛に満ちた言葉です。

わたしがあなたがたをつかわすのは、羊をおおかみの中に送るようなものである。だから、へびのように賢く、はとのように素直であれ。マタイ10:16

ヘビのように賢く、鳩のように素直、です。

ルシファーの化身かもしれないヘビをあえてここで持ち込むところにイエスの狡猾さを感じます。ヘビは少なくともエヴァを誘惑し、エヴァはアダムを誘惑し、アダムは誘惑に負けて、知者となり、愚か者の楽園を追われます。無知であったときの幸福には戻れないのです。

ヘビのように賢く、鳩のように素直というのは一件矛盾しています。しかしその矛盾を止揚したところに幼子を超えた人間の在り方があるのだと思います。
(余談ですが、僕はこの章句を読むと、Liar Gameという漫画のアキヤマと神崎ナオを思い出しますw)


「イエス・キリストの御名によって」ヒーリングをしている幼子の時代を終えて、サタンの御名によってヒーリングをしたり、アポロンの御名によってヒーリングをするヘビのような狡猾さが必要です。

そうすることでイエスの不敬を表すのではなく、より深くイエスが理解できると僕は思います。

イエスはキリスト教の教祖などという小さな枠におさまらない我々人類の先達(先輩)です。


まだまだ階段は先が長いので。

楽しくステップ・アップしてきましょう!





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