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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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【明日開催!】3月の寺子屋は数学が楽しく理解できるための数学史とリーマン幾何学!

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*数学アレルギーを克服しましょう!!

3月の寺子屋は半年ぶりに数学を復活させます!!

僕らは極端な数学アレルギーですが、それは数学ではないものを数学と騙されて食べさせれたらゆえのアレルギーです。

僕らは数学ではないものを数学として習わされて、「数が苦」になっています。

数が苦しいのは、数学者も同じです(多分)。

数をとことん扱うのは、数学というよりむしろ工学です(工学はもちろん大切です)。我々は重工業化社会の善き工場労働者になるために、高価な計算機の代わりに計算をさせられていたのです。重工業なんていつの時代だよと思う今日この頃ですが、その名残が学校教育には依然として残っているのです(多分)。というか、教育という業界は自分を教育しない人々によって行われているのではと皮肉を言いたくなります(いや、個々に素晴らしい先生方は多くいらっしゃいます。ただシステムが機能不全なのです)(じゃあ、公教育はどうすればいいのか?僕は滅びればいいと思っています。というかデトロイト市と同じで滅るでしょう。公教育が滅びても、別に教育は無くなりません。Googleもやるでしょうし、Amazonもやるでしょう、イーロン・マスクもいますし、カーンもゲイツもいます。彼らのほうが鮮やかに教育を変えるでしょうし、実際に変えています)。


学校で教えられる「数学」もどきは、数学とは名ばかりの工学や技術屋のためのものです。
工学方面に進みたいのであれば、別ですが、現代にはそのような数学もどきは不要です(専門は専門として学べばいいので、基礎教育に不要ということです)。

数学とは、うっとりするようなエレガントで美しい世界です。

その耽美な世界を味合わずに生涯を終えるのは、ソチオリンピックの真央ちゃんと羽生くんの踊り(演技)をライブで観ないくらい愚かなことです(言い過ぎましたm(__)m)。


3月は2つの寺子屋講座によって、一気に数学脳をインストールしたいと思います。

下から積み上げることがいかに無駄かよく分かった我々は、今回も上から落下傘方式で頂上を目指します。

第1講座は「数学の風景」と題して、数学の歴史の全貌を振り返ります。

学校で習った算数という名の計算と、数学という名の計算ドリルを完全に忘れて、我々の人類を進化させてくれた原動力である本当の数学の魅力にせまります。

「群盲、象を撫でる(とか、評す)」という、いま使って良いのか悪いのかよく分からない寓話があります。これは要素還元主義に対する痛烈な批判の良い例です。
Wikipediaには「数人の盲人が象の一部だけを触って感想を語り合う、というインド発祥の寓話。世界に広く広まっている。真実の多様性や誤謬に対する教訓」とあります。シンプルで良い説明だと思います。



ごちゃごちゃそれぞれが党派的に議論しないで、目を開いて象の全体を一望すれば、良いのです。
一部分に拘泥しているから、分からなくなります。どれほど一生懸命像に触っても、よく分からないのです。

面白いのは、「華厳経では、牙を根、耳を箕、頭を石、鼻を杵、足を臼、背を床、腹を甕、尾を蛇」と言われるそうです。我々も微分積分、群論、ヒルベルト空間、非ユークリッド幾何学、ユークリッド原論、ガウス座標・デカルト座標、ベクトル、行列、三角関係、二項係数などをバラバラに教えられるから辛いのです(自戒をこめて)。

バラバラではなく、まず象の全貌を見せることです。象の全体を目で見れば、いま自分が触っている部分が全体とどう関わるのかというゲシュタルトができます。

いやいや、我々は盲(めしい)なのです。というのであれば、盲(めしい)に対しては、象のミニチュア(像)を渡せば良いということです。

象の像は象の写像です。


*これはガネーシャ(^^)

数学史を俯瞰しながら、数学の手触りというものを獲得していただきます。
数学とは単なるShadowなのだということです。写像であり、関数です。

かなり楽しいと思います!ご期待ください。

計算の類いは今回は一切無しの予定です。


続いての寺子屋第2講座は、「はじめてのリーマン幾何学」です!

リーマン幾何学と言っていますが、いつものようにユークリッド幾何学とヒルベルト空間に挟んで学習します。ユークリッド空間 ⇒ リーマン空間 ⇒ ヒルベルト空間 と考えたほうがさっくりと全貌が理解できます。

懐かしのフラットランドのアボットも出てきます。2次元空間の住人が1次元の住人に出会い、3次元の住人を知るというあのお話です。

ユークリッド空間というのはもちろんユークリッド原論が描く世界観です。それはニュートンによって絶対空間として定式化され、カントがそれを哲学として体系化しました。すなわちアプリオリな思考形式としての時間と空間です。

ユークリッド原論を純化させる形で公理系という概念が生まれ、それは論理学を形式化し、数学の形式化(メタ数学)を成功させました。いや、成功させる直前で、トランプのお城が完成する直前で土台から突き崩したのがゲーデル先生でした。

時を前後して、数学では非ユークリッド幾何学がリーマン等からおそるおそる提出され、ユークリッド幾何学の専制政治が終わりを告げます。また、「運動している物体の電気力学について」という論文がそろりとスイスの特許局の役人から出され、ニュートン力学が終わりを告げます。



非ユークリッド幾何学とスイスの役人が手を組んで、時間と空間は同じものであり、それは質量なるものによって歪むという新しいパラダイムが提示されます。
そして、同じ特許局の役人が「電気力学」以外にも同じ年に書いた論文は量子力学という学問を生み、その学問が採用したのが3つ目のヒルベルト空間です。

これもユークリッド空間、リーマン空間、ヒルベルト空間を楽しく往復しながら、学ぶことであっさりと本質が手に取るように理解できると思います。

計算は本講座にも出てきません。計算するよりも大事なことが数学にはたくさんあります。

ご期待ください!!

そして最後に1つお知らせがあります。
「はじめての気功」講座に続き、寺子屋も時間を30分延長して中身を充実させたいと思います。
そしてそれに伴い1講座2万円とさせていただきます!
加速学習をますます加速させましょう!!


【講座案内】
~New!! 寺子屋シリーズ3月講座! ~

【日時】 隔週金曜日 19:00~21:30(講座時間を伸ばします!)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」の新セミナールーム
【受講料】 20,000円(値上げします!)
(1講座あたり、基本的には銀行振込でお願いします)
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

3月14日(金)【数学の風景 ~楽しく数学の全貌を俯瞰する~】
19:00~21:30
20,000円

3月28日(金)【はじめてのリーマン幾何学 ~ユークリッド空間、ヒルベルト空間と共に~】
19:00~21:30
20,000円

乞うご期待!

ちなみにバックナンバーも発売しております(1講座15,000円~、3月講座のヴァーチャル受講から1講座2万円)(こちらも4月から値上がりしますm(__)m)
また詳細な質疑応答や発展的な学習について議論されている寺子屋シリーズ受講生専用のメーリングリストにも入会できます(最近はあまり質疑応答がなくてさびしいのですが、逆に講座での質疑応答が活発です)。

ますます学びが加速する寺子屋シリーズのお申し込みはこちらから。
またヴァーチャル受講、そしてバックナンバーのお求めのお申し込みもこちらから。同じ申し込みフォームです(^^)
(メンバーの方と新規の方でフォームは変えていません。「まといのば」の講座をこれまで受けたことが無い方はお手数ですが、住所などをフォームにご記入ください。メンバーの方は従来通り、お名前とメールアドレスと連絡先だけで結構です)

お問い合わせはお気軽にこちらまでお願いします。


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ぜひ、加速学習していきましょう!
受講をお待ちしております!
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