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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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♫君と出会った奇跡がこの胸にあふれてる きっと今は自由に空も飛べるはず〜心臓を捧げよ

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MATLAS(マトラス)BootCamp1期では、この解剖書を使います!!

 

 

ということで、ぜひ購入してください!!

 

いろいろな解剖書があり、どれも素晴らしいですし、できたら全て取り寄せておいて欲しいのですが、実際に日々持ち歩くのはコンパクトだけど優秀なものに限ります。

 

いろいろと悩んだのですが、今回はこちらの「プロメテウス解剖学アトラス」の「コンパクト版」で行きます!!

 

こちらは小さくて持ち運びやすく、見開きで見やすく、情報がシンプルでとても調べやすいです。

ただ、解剖書としての素晴らしさというよりは、MATLASでやりたいことに沿って考えると、これが最高なので、選びました。

 

この「コンパクト版」を実際にどう使うかはまたMATLASBootCampで伝えていきますが、このかなりガチな解剖書が楽しく読めてしまうくらいに、皆さんの解剖学の知識はすごいことになっていくでしょう!!

 

そしてその「特徴量」を掴む方法もMATLAS BootCampでは伝授します!

 

ポイントを掴むと、頭への情報の入り方は激変します。

 

 

あ、ちなみに、そのポイントをMATLASスクール等では、「覚え方を覚える」と言います。

解剖学というと暗記の印象が強く(生物学や博物学や地理学も歴史学も)、実際にそうなのですが、これもやり方次第です。

 

MATLASスクール本編では、数学の話でしたと思います。数学の公式を覚えるのではなく、公式の導出の仕方を覚え、原理から毎回導出するほうが良い、と(公式を丸暗記するよりも)。

 

「覚え方を覚える」というのはかなり抽象的な言い方に聞こえるかもしれませんが、こんな感じです。

 

たとえば、、、

 

リトマス試験紙の話をよくセミナーなどではしています。

 

「リトマス試験紙が赤色から青色、青色から赤色、どちらの場合が酸性でしょう?」

 

という質問があったとします。

 

 

これを丸暗記するとまずいのです。

その丸暗記システムというのは脆弱です。忘れたときに回復ができません。

 

しかし、ナラティブな暗記法であれば(←勝手に造語しました)、忘れるも何もそもそも覚えていません(笑)。

 

たとえば、リトマス試験紙に関しては、こう覚えます。

 

このような物語(ナラティブ)です。

 

「信号が赤色から青色に変わったら、歩ける!」という物語です。

 

赤信号はとまれですが、青信号はすすめです!

 

ですから、信号が赤から青に変わったら、歩行者は歩けるのです。

 

歩ける

 

歩ける

 

あるける

 

アルケル

 

アルカリ

 

横断歩道をアルカリ性

 

 

というわけで(どういうわけだー)、

 

赤から青に変わったら歩ける性(アルカリ性)と覚えます。

 

 

青だとアルカリ、赤だと酸性などと丸暗記で覚えず、アルケル性と覚えてしまうのです。

信号機と「歩ける」を用いて、覚え方を覚えるようにするのです。

 

 

心臓に関してもそうでした。

 

心臓の左心室とか右心房の覚え方です。

 

 

これもまっすぐに丸暗記せずに、毎回2×2のマトリックスを考えます。

 

そしてそのマトリックスの上に左右を反転させて、書き(右・左と書きます)。

これは自分にとっての左右だからです。向き合うと反転します。

 

そして、横に房と室と縦に書きます。

このとき、独房と教室って覚えます。独房は狭く、教室は広いです。

上の部屋が狭く、下の部屋が広いのです。

 

そして、マトリックスの真ん中に「心」と書けばおしまいです!

 

左上から右心房、左下が右心室、右上が左心房、右下が左心室です。

 

そしてそれぞれの機能(というか、肺循環、体循環のことです)を考える時は、「心臓は左にある」というよくある誤解を使います。

 

心臓は胸の中心にあるのですが(左には肺があります、右にも)、しばしば心臓を捧げよと左胸に手を当ててしまいます。

 

 

なぜでしょう?

 

これは非常にシンプルなカラクリで、左下にある左心室が一番大きいからです。

なぜ大きいかと言えば、この左心室から全身へ血液を送り出します。

ですから、左から心臓の鼓動が聞こえる気がするので、左胸に心臓がある気がしてしまうのです。

 

この左下(左心室)さえ押さえてしまえば、その上の左心房は肺からたっぷりの酸素をもらって真っ赤になった血が戻ってくることがわかります(左右それぞれ房から室へと上から下へ移動します)。

 

とすると、右心室から肺に行くことが分かり、最後に残った右心房は全身から血液が戻ってくるということになります。

 

すなわち、一つだけ思い出せれば(それも「心臓を捧げよ」で思い出せます。もしくは左胸に心臓がある気がする誤解から)、芋づる式に他の部位も思い出せるのです。

 

こうやって「覚え方を覚える」のが迂遠なようで、最速です。

 

最初は素人っぽく考え考え覚え方を解凍していくことになりますが、幾度かその道を通るとミエリン鞘ができて高速化します。2×2のマトリックスを書くところからスタートしているのにも関わらず、数秒で全ての名称と機能がリアルに頭の中に広がります。

 

これは単なる心臓の名称と簡単な機能の話ですが(その前はリトマス試験紙の話w)、一事が万事です(これがCGのときのコツです)。

 

覚え方を覚えましょう。そして丸暗記を避けましょう(丸暗記するときもナラティブに覚えます)(過剰な物語が暗記をサポートするのです)(そして暗記せずに覚え方から入ることで、結果的に理解することで暗記量を減らせることもあります、たとえば心臓のように)

 

 

ただ、MATLASBootCampではその先を目指します。

 

 

このガチ系の解剖書を用いて、「これが深く理解できる自分の能力に驚く」というところまでがMATLASです。

 

いや、その先があります。

 

解剖がスラスラと分かってしまうばかりか、解剖学の真に驚くべき使い方が分かってしまうというところまで行きます!!身体が変わってしまうのです!

 

(たとえば、物理学における「4つの相互作用」は知っておきたいのです。特に他の3つの相互作用に比べて圧倒的に小さな重力について、そして筋力の源泉である電磁気力について。これが身体操作の驚くべき秘密につながります)(もったいぶらずに結論だけ書くと、我々は重力だと思っていて、実際は電磁気力であることが多すぎるということです。としたら、電磁気力で偽装されている重力もどきを消してしまうと、、、空も飛べるはず!!( ー`дー´)キリッ)

 

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる
きっと今は自由に空も飛べるはず
ゴミできらめく世界が 
僕たちを拒んでも
ずっとそばで笑っていてほしい
♫(スピッツ『空も飛べるはず』)

 


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