1つだったら、難しく、2つだったら、少しカタチが見えてきそうで、3つだったらつながりが出てくる、、、
増やせば増やすほど、有機的なつながりが不意に出現して、がんばれば、うっすらと機会の通り道が観えてくる、、、
これが「奇跡のレシピ」であり、「ゴールのトリセツ」です。
だからこそ、ゴールは多い方が良い。
いや、多くなくては、Bootしないのです。
一つだけでは、全く不可能なのです。
2つでも全く足りません。うっすらと自我のカタチが見えてくるだけです。
3つくらいあると、その人の性質のようなものがうっすらと見えてきます。
でも、ゴールの数を単純にあまり頭を使わずに機械的に増やしていくだけだと、もちろんうまくいきません。というか、それはもはやゴールではありません。
どうしてもやりたいこと、そしてそれが叶わないことが分かっていること、が良いゴールです。
あ、それに関連して、以前、こんな質問をいただきました。
どうしてもやりたいことをゴールとして設定していたけど、それが実は現状の中で、その設定によって、創造的回避(Creation Avoidance)を起こしてしまうことはありますか?
という意味の質問です。
信頼していた腹心のつもりが、裏切れられて「ブルータス、お前もか」と言ってしまうような状況ですね。
ゴールだと思っていたら、それは現状の最適化であったということです。
これは無いとは言えません。
でも、普通に考えれば「どうしてもやりたいこと」であれば、そしてそれが現状の中だったら、あっさり叶えてしまいます。なぜなら、それは「どうしてもやりたいこと」だからです。機会の通り道を探すも何も、できてしまうのだからやってしまいます。
ですから、「どうしてもやりたい」が本当であれば、現状の中のフェイクゴールのような存在はどんどん燃えていってしまいます(達成できます)。
だから、そんなホラーなことは起こらないと回答しました。
頭を絞って見つけた本当のゴールがどんどん増えていくにつれて、不思議な現象が起こり始めます。
全く関係なさそうな2つのゴールが共鳴しあって、現実を変容させていきます。新しいアイデアが生まれ、機会の通り道のゲートが開き始めます。
しかしここでも重要なのは、ゴールの強度です。そのゴールを本当に叶えたいか否かです。何が何でも叶えたいゴールが複数あれば、奇跡の扉は開きます。
もちろん機会の通り道を探し続けることが大事です。
そしてそこでは根性も大事。掴んだ手を離さないこと。
多くの人はリソースのことを考えますが(それはダメ)、重要なのはどれだけそのゴールに燃えているか、そのゴールに瞳孔が開くかということです。
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