「まといのば」のメンバーの進化が止まりません!
良いことです。
仲間の進化を心から喜べば、その成果は自分の情報場に写像されていき、コピーされ拡散されます(場の中に)。
もちろん個人の実践においては、「硬いアイスの美味しい食べ方」を意識することです。
凍って硬いところではなく、すでに溶けて始めている縁あたりから美味しく食べることです。
硬いところをがんばらず、すでに柔らかいところから手を付けるのです。
そのうちに時間の関数で溶けていきます。
ここでも「がんばらない」のが大事です。
「こんなに簡単で良いの?」と叫ぶくらいにシンプルなシステムに身を委ねましょう!
他は猛烈に柔らかいのに前屈だけうまくいかない人は存在します。
つま先が綺麗なのにブリッジができないこともあります。
このときはオールAなど目指さず、できることをますますできるようにしてくようにすることです。マタイ効果を発揮させます。
身体開発は学校ではないので、取りこぼさないことが大事なのではなく、苦手克服が大事なのではなく、得意科目を徹底的に伸ばすことが肝要です。
そして得意を徹底的に伸ばしているとなぜか他にも波及するのです。
数学を伸ばしていたら国語もなぜかできるようになったというようなことが起こるのです。
学校の勉強(受験勉強)などであれば、90点を100点にするよりも30点を50点にするほうが簡単ですし、そして全て点数で換算されるので、柔らかいアイスは不得意科目の克服です。苦手克服が合理的な戦略なのです。
しかし、身体開発においては、不得意科目を無視して、得意科目だけにフォーカスするのが合理的です。
身体はそもそもつながっているので、不得意科目を無視して、得意なことだけを深堀りすると、不得意科目もなんとなくでき始めるのです(でも期待せずに、機会を待つことです)。
より具体的に考えてみましょう。
身体操作において、たとえばY字とか開脚とか、スプリッツ(前後開脚)などにおいて、骨盤や腰椎の操作と目されるものは畢竟、骨盤底の操作となってきます。これは骨盤底筋群ではなく、骨盤底の操作です。骨盤底なるものを骨盤底に想定して、それをゴムのように動かすのが最終的なカタチです。
その前段階としては、3つあり、第一に骨盤底を意識すること(これはひし形=会陰三角+肛門三角の端点であるところの恥骨、坐骨、尾骨に触れるのが良いです)、第二にそれをAvataraすること(たとえば両手の親指と人差し指でひし形を作ることを薦めています)、そして第三に、あれ?3つじゃなかった(汗)
第三に骨盤底の向きを操作する感覚を覚えることです。たとえば前に脚を上げたいときは(ドゥヴァンに上げるときは)骨盤底を前にし、サイドに上げたいときは足の方向と同じく斜め前に骨盤底を動かし、デリエール(後ろ)に上げたいときは、後ろに骨盤底を向けます。
これは骨盤の操作と同義に思えますが、骨盤底が先でそれにつられて骨盤が動くと考えた方がうまくいくのです。
そして第四に、骨盤底を「グニャリ」と動かす感覚を覚えることです。カタチが変形するイメージです。骨盤底のひし形(三角2つでひし形です。会陰三角と肛門三角が組み合わさってひし形)がゴムのような素材でできていて、それがグニャリと縮んだり広がったりするイメージです。
そうすると、たとえば腰椎を使って骨盤を操作するのではなく、骨盤底筋群を少し操作することで、圧倒的な結果を得られるのです。
そして圧倒的に楽しいです。
全てはコツです。
無理にがんばらず、柔らかくすべきはまず頭です!
四角い頭を丸くしましょう!!(日能研かっ!)