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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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進化論におけるフレーム問題を解決する決定打は遺伝子の水平伝播だけではなく、Intentionかも

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ガンドリー博士のミスは人間の細胞の遺伝子にのみ着目してしまった点です。

まっすぐに言うならば、まっすぐに直線的にしか進まない古い進化論を信じてしまっているのです。

進化論をMutation(突然変異)とNatural Seleciton(自然淘汰)だけで考えるとかなり厄介なことになります。垂直だけではなく、水平移動があるのです。

 

遺伝子の水平伝播(いでんしのすいへいでんぱ、horizontal gene transfer(HGT)またはlateral gene transfer(LGT))は母細胞から娘細胞への遺伝ではなく、個体間や他生物間においておこる遺伝子の取り込みのこと。生物の進化に影響を与えていると考えられる。

遺伝子の水平転移(いでんしのすいへいてんい)と呼ばれることもある。(Wikipedia

 

垂直方向の(時間軸に沿った)進化では、計算量が到底足りないのはご承知のとおりです(これは宇宙創生も同じ)。進化においてもR2-D2問題は生じるのです。フレーム問題が。

c.f.「最初は真似事でもいい」「真似でもそのうち本物になる」(「PLUTO」浦沢直樹×手塚治虫) 2015年03月02日(フレーム問題について丁寧に書いているのはこちら↑)

(ここで、「水から上がった魚には『君ならできる』というコーチがいた」という話が挿入されます。そのコーチのその言葉がオラクルとして、計算量を激減させるのです。「真面目に生物学や進化論を考えているのに、こんな自己啓発を持ち込むところが、『まといのば』の悪いところだよねー」という批判は感受しますが、でも、これこそ真面目な話なのです)

たとえば、ユーカリや笹のような猛毒を食べるコアラやパンダのような突然変異はどのように起きたのでしょう?ゆっくりと進化するというモデルは間違ってはいませんが、急激な変化に対する急激な適応というのが想定されていません。

というか、アディトレ以前、美肌クリームのころからあった懐かしい議論を振り返りましょう。

すなわち、「牛は草食ではない」という話です。いや、肉食だとか肉骨粉食だとか言うつもりはありません。牛は草を代謝できません。代謝しているのは、微生物です。ですので、牛は本来は厳密な意味で「微生物食」です。

実はシロアリも同様です。人間だけではなく、シロアリもセルロースを分解できません。分解できるのはシロアリの体内に共生している微生物です。

進化の水平移動において、微生物だけではなく、ウィルスも考えに入れなければいけないのは良く知られています。インフルエンザは進化を媒介し、最近のパンデミックも進化を媒介しているかもしれません(そのあとの予防薬も)。

 

赤ん坊がいかに免疫を獲得するかという過程は、いかに微生物が定着するかの過程でもあります。

この点が見えていないと、アブラナ科の植物だけを食べろということになってしまいます。栄養学の限界は食べたものにこだわりすぎることです。

 

You are what you eat.(あなたはあなたが食べているものでできている)。

 

しかし、これは間違いです。同じものを食べて、全く違う身体になることは良くあります。カロリー計算では説明できない現象をガンドリー博士も指摘しています。

 

ですので、アーユルヴェーダの言うように、「あなたはあなたが消化したものでできている」と言うべきなのでしょう。

 

しかし、その言葉を現代科学の視点で、より微細な構造に迫るならば、あなたはあなたの体内の微生物が代謝したものでできていると言うべきかもしれません(少なくとも我々の参考書籍にはそう書いてあります)。たとえば、牛やコアラやパンダやシロアリはそうです。

 

高等生物においてもレトロウイルスの影響やDNAウイルス、RNAウイルスの取り込みなどでこの現象が起きており[1]、ヒトのゲノムにもウイルスの遺伝子が取り込まれていることが知られている[2]うえ、4000万年前にRNAウイルスの遺伝子が取り込まれたとの大阪大学朝長准教授らの論文が、2011年1月7日の学術雑誌『Nature』[3][4]に掲載されている。進化にウイルスが関与する可能性も検討されている[5]。ただし水平伝播によって取り込まれ、その高等生物の機能に影響を及ぼしたことが確実な遺伝子はまだ見つかっていない(推測される事例は、下記のようにいくつか見つかっている)。また、多細胞生物の場合における核遺伝子の水平伝播による書き換えは、生殖細胞に反映されない場合は子孫に伝わらない。Wikipedia

(いちいちWikipediaの記述に噛みつく必要はないのですが、「多細胞生物の場合における核遺伝子の水平伝播による書き換えは、生殖細胞に反映されない場合は子孫に伝わらない。」←「だから、何?」なんです。人間だけではなく、多くの生物は自分の遺伝子だけではなく、その細菌叢とセットで次世代に伝えるのです)

 

で、なぜここでこのような話をひたすらに繰り返しているかと言えば、次のパラダイムシフトに早く移りたいからです。ある程度、飽和したら、この小さなコミュニティー全体が新しいパラダイムへ跳躍できます。

 

ギュスターヴ・ドレ『箱舟から派遣された鳩(Dove Sent Forth from the Ark)』

 

我々は科学者ではなく、どこまでもヒーラーです。

ヒーラーは具体的な気功技術を用いて、結果を出すことに執着します。

我々は理論を研究して、それを科学的に証明する(論文で発表する)というルートを取れないので(科学者の皆様はがんばってください)、我々は理論を構築したら、それを補完する科学的なエビデンスを必死で探しつつ、論理を構築しつつ、まずは気功技術を作ってしまいます。そしてそれでテストを繰り返します。

 

そして圧倒的な結果が出るのであれば、我々の仮説の妥当性はある程度存在すると言えるかもしれないと考えます。理論が証明されるには時間がかかります(数百年とか)。それを待たずに直観に従い、気功技術を作ってしまうのが、僕らのスタイルです。餅は餅屋です。

 

で、この(今回の)パラダイムシフトに関しては、真に驚くべきものだと「まといのば」では確信していますし、それはこの6月、7月、8月の「まといのば」講座、ドーシャ・スクール、BodyDesignBootCamp2期〈秘密結社編〉、そしてRay式オイルトリートメントBootCampによって、がっちりと培われてきました。

 

先月8月の段階では、その集大成がEcoSystemだったわけですが、それを超える存在として、面白いパラダイムシフトが起きたのです。プランクサイズのドミノが小さく倒れ、水鏡に神様が映ったわけです。

 

 

それを発表する機会が無いまま1ヶ月近くが経ってしまい(完全にこちらの責任ですが)、パレードが目の前を通過して、最後のダンサーが視界から消えそうになっているので、ちょっと焦っています(何を言っているのかと言えば、インスピレーションを含む理論と実践:気功技術等が、時間の経過によってエントロピーを拡大しそうだということです。新鮮な食材を調理してすぐに提供したいのですが、料理はあるのに、、、という状況です)

 

実際にかなり骨太なスクールは10月か11月に開催します。シン・アルケミアスクール(仮称)として、開催します。これはT理論の鮮やかな実装として、そして圧倒的な結果をもたらす驚くべきアイディアの集合体として面白いと思います!(T理論完全マスタースクールの実装編であり、アディトレマスタースクールの後継です)

 

少なくとも急いで、美肌クリームを再構築し、その前身である美女ボディを再構築したものを紹介したいと思っています。また、そこにプラスアルファとして、新しい美肌クリームの恐るべき技を追加します。

 

ただ、導入のためには知性が必要です。最低限の知性が。知らないものは見えないのです。それが気功技術であっても。

 

というわけで、お楽しみに!!!

 

 

【御礼】

アメブロの整体・リラクゼーション部門の記事ランキングで1位をいただきました(総合ブログランキングは4位)。

熱心な読んでくださる皆様のおかげです。

このような晦渋な記事が1位を頂くのは嬉しいです。

 

c.f.ミトコンドリアは真核生物の母体となった古細菌にαプロテオバクテリアが細胞内共生を経て取り込まれた 2023年09月15日 テーマ:講座案内 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション1位

 

 

【書籍紹介】

 

 

 

 

 


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