滅びゆく運命にあるダイナソー（恐竜）だけど、鳥に進化して次の世界でもしたたかにあざとく生き残ろう

無事に開催できて、良かったです！

本日の「まといのば」講座のことです！

タイトルすら告知していない状態で開催してしまいましたが、蓋を開けてみれば、非常に「まといのば」講座らしい、盛りだくさんコンテンツでした。

良かったと思います。

この第1講座がフラグシップモデルで、ここから個別具体論に入っていくイメージで8月も展開していきたいと思っています！

というわけで、すでに今回のヴァーチャル教材は配信してありますので、楽しんでください。

途中、かなり刺戟的なコンテンツがあるので、今回は18禁とさせていただいております（冗談です）。

あ、それからRayさんからも該当の受講者には連絡をさせていただきましたが、Zoomの画質の悪さに驚いたため、あわててざっくりと編集を行い、7月の第1講座から第3講座は高画質版です！（ただ、あまりにもざっくりの編集なので、ダウンロードはもう少しお待ち下さい）

とは言え、真面目な話で「いい人」として生きるのであれば、僕自身もモデルをスタンダップコメディアンから違うものにしなければとは思っています。風刺というのが暴力になる世界に移動しています。エスプリもヒューモアも、そもそも笑いそのものが暴力的と感じられる時代です（まさに「薔薇の名前」のテーマですね）。

笑いが無い世界など耐えられないというのは今の感情でしょうが、「お陰様」戦略としては、選択肢が無いものを選ぼうとすることは意味がないと考えます。それが良いか悪いかを問いません。

ましてや盲目の女神であるJusticeを召喚したりしません。

今回はEco Systemということについても、初めて公開しました。

Eco SystemとはEchoシステムですね。ひたすらに聴くことです。ひたすらに寄り添い、ある意味で全てを肯定し、微に入り細に入り聞いていく、心の襞まで全て舐めるように触れていくのが、Echoシステムです。

それはモノマネの域に達するくらいに音を聴くことから始めます。だからこそカタコト多言語的な感覚は必要です。音に執着します。僕らは文字（テクスト）を観てしまいますが、音を拾いましょう。

そうすると、相手の心が流れ込んでくるのが分かります。逆にクライアントサイドは自分の話をこれほど丁寧に聞いてもらったことは無いという圧倒的な感覚を得ます。そうすると勝手にゴールの方向へブリーフシステムが移動していくのです。

そのカラクリはRゆらぎです。

鏡で自分の姿を観ると、つい化粧直しをしてしまうように、髪の毛をいじってしまうように、自分の姿をEchoで鏡写しされると、つい自分の理想へ移動してしまうのです。

だからこそ、三種の神器の中に鏡が含まれ、古代より鏡は霊的な力を持つ存在として崇め奉れるのです。

我々のフォーカスをEchoに振り切りましょう。

そしてたとえば「気の利いたことを言おう」とか、「思い違いを正そう」とか、「知識を補おう」という悪い人戦略を取ることをやめることです。

相手から優秀なコーチだと思われたいというのもエゴであり、実は「戦略」なのです。

クライアントから「書き換えが上手」と思われたい、「知識が豊富だと思われたい」というのも、エゴであり、かつ「戦略」なのです。

すなわち、「書き換えが上手」と認められなければ、この過酷な世界では生きていけないとブリーフシステムは見做しているのです。

また、知識が豊富で頭が良くないと、この過酷な世界では行きていけないと思い込まされているのです。

それは前のパラダイムです。

前のパラダイムを仮にダイナソーと名付けるならば、それはダイナソーがもたらすものです。

♫Call me a dinosaur マネできんだろう
今を生きるのさ人知れず進化して
A lonely dinosaur 空も飛ぶつもり
誰もまだオレの本当の色を知らない

いつの間にか友も減ったけど
新しい爪も生えてくるし

背中がムズムズしてきた
翼かも♫

僕らも前時代の成功者として存在して、ダイナソーと呼ばれる側です。
だけど、恐竜は滅びる運命にあります。

なので、今を生き、人知れず進化し、孤独な恐竜として、空を飛びましょう（鳥になりましょう）。

ご承知のとおり、鳥は恐竜の生き残りです。

＊キングコングの西野さんがはじめた「バンドザウルス」、最高です！

【UUUMが赤字転落する時代にキンコン西野が始めるYouTube】

昨日スタートしたバンドザウルスのYouTubeチャンネルの反応について、少し整理した後、僕が「バンドザウルスの何を面白がっているか？」「バンドザウルスの何に可能性を感じているか？」について、お話ししたいと思います。… pic.twitter.com/KO2otI42KH
— 西野亮廣(キングコング) (@nishinoakihiro) July 22, 2023

最も優秀なものが生き残るのではなく、最も時代にあわせて変化したものが生き残ります。

僕らは明確にどんな未来が来るかを（MadMaxな未来が来ることを）予知していたのですから、（未来に）適応しましょう！（ということは、現代ではルーザーになる覚悟は必要です。でもすぐに未来は来ます）。

話を戻しますと、我々は圧倒的な書き換え能力がある、コーチング能力がある、知識があり、頭も良いと思われたいのではなく、優秀だと思われたいと思わされていたのです。それは社会的洗脳もありますが、時代の優先順位、もしくは時代の価値観の反映でもあります。ダイナソーの反映です。

でも、そのダイナソー戦略は次のパラダイムにおいては、「嫌な人」「悪い人」と見做されるのです。昔のヒーローは単に弱い者いじめをする人にしか見えないかもしれないのです。ショッカーをそんなになぎ倒して良いものでしょうか？街を壊しながら怪獣と戦うウルトラマンはなぜ宇宙空間で人様に迷惑がかからないように戦わないのでしょうか？

時代は明らかに変わったのです。

それはかつては悪夢であったパノプティコン（一望監視）を現実化し、フーコーにとっての悪夢を地球規模で実現するものです。

キャンセルカルチャーもまたパノプティコンの一つです。我々のクローズドなSNSですら、それを密告するのが正義という時代が来ているのです。

（だから、「物言えば唇寒し秋の風」なので、「王様の耳はロバの耳」と安全に秘密厳守で叫べる告解の場が強く求められています）（Shrinkはその一つです！そして我々の仲間のShrinkが正式に開院しました。目黒駅近くです！）