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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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「こうして、ぼくは王子さまと知り合いになりました。」(星の王子さま)〜15年前、48歳の時〜

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星の王子さまに描いてあげたヒツジが入る箱の絵が、Dr.Tが描く超情報場のグラフに重なって見えます。

 

 

僕自身はデカルト図形(2次元)で描く癖が、この15年ほどついているので、この立方体型の超情報場は手に馴染んでいないのですが、非常に似ているように思います。

 

その意図しているところも似ています。

 

 

星の王子さまとの愛らしい会話も非常に示唆深いと言えます。

c.f.「ね...ヒツジの絵をかいて!」「こいつぁ箱だよ。あんたのほしいヒツジ、その中にいるよ」 2023年07月09日(←7月9日の整体部門10位を頂きましたm(_ _)m)(と思ったら、1位にMくん、5位にRayさんがいました!すごい!)

 

ヒーラーとクライアントの会話のようです。

 

ぼくは、もうがまんしきれなくなってきました。それに、モーターのとりはずしをいそいでいたので、大ざっぱにこんな絵をかきました。

そして、それをなげだすように、ぼっちゃんに見せました。

「こいつぁ箱だよ。あんたのほしいヒツジ、その中にいるよ」

ぶっきらぼうにそういいましたが、見ると、ぼっちゃんの顔が、ぱっと明るくなったので、ぼくは、ひどくめんくらいました。

「うん、こんなのが、ぼく、ほしくてたまらなかったんだ。このヒツジ、たくさん草をたべる?」

「どうして?」

「だって、ぼくんとこ、ほんとにちっぽけなんだもの・・・」

「そんな心配、いらないよ、だから、ぼく、ほんのちっぽけなヒツジ、かいたんだ」

ぼっちゃんは、絵をのぞいて見ながらいいました。

「そんなにちっぽけじゃないな・・・おや! ねちゃったよ、このヒツジ・・・・」

こうして、ぼくは王子さまと知り合いになりました。

 

ぼくが箱の絵を大ざっぱに描き、それを投げ出すように星の王子さまに見せます。

 

すると、その絵を見た星の王子さまの顔は「ぱっと明るく」なります。

 

そして、「うん、こんなのが、ぼく、ほしくてたまらなかったんだ。このヒツジ、たくさん草をたべる?」と言う質問に対して、質問に質問で答えます。

 

「どうして?」と。

 

そして、「うん、こんなのが、ぼく、ほしくてたまらなかったんだ。」という言葉をあえてスルーすることで、イエス・キリストと同じく「それはあなたの言葉」と情報空間で確定させます。

c.f.恥骨調整と尾骨調整について(の前に、気にはrayとcreamがあることなど) 2013年01月06日

    

そこで、ピラトがイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが言っていることです」とお答えになった。 (ルカ23−3)

 

そうすることで、星の王子さまが「ほしくてたまらなかった」ヒツジの絵を描いたことになります。

 

そして、「このヒツジ、たくさん草をたべる?」という質問の意図を(質問に質問で答える手法で)捕まえた上で、適切な回答をします。

 

すなわち「そんな心配、いらないよ」と。

 

ネガティブな質問かポジティブな質問か分からないときは「曖昧なタッチ」で答えます。

 

「どうして?」

 

曖昧に両義的に回答して、会話の流れに乗り、リズムに乗ってキャッチボールをしながら、相手の重要性関数を推し量ります。間違ってもギャンブルはしません。踏み込みません。

 

たとえば「ぼくの描いたヒツジはたくさん草を食べるよ!」などと、自分の世界観で真っ直ぐに答えたりしないのです。パイロットもあとから知ることになるのですが、星の王子さまの星はあまりに小さく、食糧問題はいつも危機的状況だからです(というか、星の王子さまは何を食べているんだろう)

そんな小さな星から来たなんて、この段階では分かりません。だからこそ「曖昧な」回答は大事です(質問に質問で返すのは、回答するビット数がゼロでとても良い方法です)。

 

星の王子さまは実際はヒツジが草をたくさん食べることを心配していたのです。

ヒツジが草をたくさん食べることを期待していたわけではないのです。

 

ただ、そんな心配を尻目に、星の王子さまのヒツジは自律的に動き出します(いや、寝ます)。

 

「そんなにちっぽけじゃないな・・・おや! ねちゃったよ、このヒツジ・・・・」

 

こうやって情報空間の概念に生命が吹き込まれます。

 

こうやってヒーラーとクライアントは赤の他人からヒーラーとクライアントになります。

 

こうして、ぼくは王子さまと知り合いになりました。

 

無関係な他人であった2人にラポールが生じ、関係性が生じるのです。知り合いになるのです。

より厳密には関係性が生じてから、それぞれの存在が本来は生じます(縁によって、それぞれの存在が起こるので「縁起」です)。二人と一匹ですね(いや、1頭か)。

*このラポールの作り方をより冗長により解説的におしゃべりしているのがキツネです。あの「大事なものは目には見えない」のキツネです。このキツネは非常に示唆深い指摘をしています。盲点になりがちな点をしっかりと。

 

 

T理論のグラフの感覚が分かってくると(ヒツジの箱に似てくると)、ラポールも臨場感空間の支配も、書き換えも、もっともっとシンプルにもっともっと上手になっていきます!

 

そんな素敵な未来の自分に期待してください!

 

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1期目でプロデビューしてもらい、2期目でより高度な理論と技法を学び、3期目で後進の育成を視野により高いレベルの技術を手にしてもらいます。優秀なヒーラー/メンターには、「まといのば」のセッションなどに研修・アシスタントとして参加していただき、実地でも訓練を積ねる機会も提供する予定です。

 

*アレクサンダー大王とアリストテレス

 

 

【Tweet紹介】

ドクター苫米地の最近のツイートがとても素敵だったので紹介します。

 

 

 

 

昨日(2023年7月9日)の記事ランキング。1位にMくん、5位にRayさん!


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