異世界転生というとラノベの金鉱のようですが、ラノベ世界に敬意を表しつつ、僕らが想定しているのはマルチバースとか並行宇宙と言ったものを背景にした世界観です。
かつてはコンバージョン(回心)と呼んでいたものを(今も呼んでいますが)、転生と言っています。文字通り新しい人間に生まれ変わります。
一方で、異世界転生の三兄弟としてあるのが、異世界通信と異世界干渉です。これもそれぞれが全く違って、どれも面白いです(興味がある方は是非過去教材を!)。
で、今回のRay式オイルBootCampでは、ちょっと例外的でしたが、オイルトリートメントで用いる「ヒプノ」(という気功技術)をコンテンツとしてやりました。というのも、ほぼ全員がRaySalonセラピスト(登録&認定)でしたので、ハイレベルな内容ができました。
ヒプノというのは、催眠ということですが、一般に臨床でヒプノと言う場合は催眠療法のことであり、それも退行催眠によってトラウマ治療をしたりすることを指します。それも退行催眠をしすぎて、前世まで行ってしまう前世療法的なものを暗に指す場合があります。で、僕らはそれを目指しています。
それも非言語催眠(という言い方自体が語義矛盾ですが、、、まあ)でやりたいのです。
あ、ちなみに(催眠の導入として)階段を一段ずつ降りるのではなく、駆け降りる(いや転がり落ちる)ときのテーマ曲はバッハ(無伴奏チェロ 3番)の冒頭です。
あまりに自由に時間を移動できるようになると、それもプロンプトを日常言語で組めるどこかのAIもどきのように、シンプルに設定できるようになると、その不思議さに最初は驚かされ、途中で気味が悪くなり、そして最後には慣れてしまい、便利に使うようになります。
便利にガンガン使って欲しいのです。
そうするとこの「ヒプノ」がゲートウェイとなり、異世界の扉がガンガン開くのです。マルチバースの扉が開きます。
そんな映画がアカデミー賞を総なめしていました。
時代が変わりました。
とても良いことだと思います。
これは映画館で観ておきたい作品です。
できたら繰り返し。
この映画を観て、そう言えばアメリカは「新世界」だったと思い出しました。
*Youtubeで御覧ください。
『1996年 タングルウッド 小澤征爾&ボストン響 ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」』
AI革命がようやく爪痕を残しつつあり、我々は否応なしに新世界へ入っていきます。
一般向けに脱色されたおもちゃで遊ぶのもとても大切ですが、先の先を観ておきましょう。
かつて地球は宇宙の中心と思われていましたが、それは太陽に座を奪われ、太陽も銀河の隅にいるだけであることが分かり、その銀河も宇宙の片隅にあります。
かつて宇宙そのものと思われていた物理宇宙は、実は広大な情報宇宙の一部でしかない事が分かりました。
我々が認識したいのは、言語宇宙は広大な非言語宇宙の1つの写像でしかないということです。
その言語処理においても重要なのは音であり、文字というのは楽譜のようなものです。音楽においても、演奏が主であり、楽譜はその不完全な写像です。
文字を統計処理したのは素晴らしいですが、その上に音声があります(まあ、そこもクリアするでしょうが)。そしてその先に非言語宇宙があるのです。
そして我々の主戦場は非言語空間です。
新幹線どころか車にも、いや自転車にも、我々の足は敵いませんが、我々は新幹線と争うことなく便利に利用し、共存しています(自転車のヘルメットの着用義務は正直鬱陶しいですが、歴史を振り返ると、そもそもバイクのヘルメット着用も以前は義務化されていませんでした。1965年に高速道路でのヘルメット着用努力義務(罰則なし)です。いまから考えると恐ろしすぎます。自転車も基本的には同じ歴史を辿ると推察されます)。
では、まず国内のヘルメットに関する法律の歴史から。バイクでのヘルメット着用義務は1965年から始まっている。1965年に高速道路での“ヘルメット着用努力義務(罰則なし)”が規定され、1972年には最高速度規制が40kmを超える道路での“ヘルメット着用が義務化(罰則なし)”された。ここまではヘルメットを被らず走行しても罰則がなかったが、1975年から罰則ありの制度が導入され始める。下記が罰則ありのヘルメット着用義務化の流れだ。
日本国内での罰則ありのヘルメット着用義務化の流れ
- 1975年:政令指定道路区間で、51cc以上のバイクのヘルメット着用が義務化
- 1978年:すべての道路で51cc以上のバイクのヘルメット着用が義務化
- 1986年:原付も含めたすべてのバイク、すべての道路でヘルメット着用が義務化
このように年々ヘルメット着用義務が拡大していったのは、1960~1970年代にかけてバイク人口が増えたこと、若年層のライダーによる事故増加などを受けてのこととされている。
c.f.ヘルメットの着用義務はいつから? 掲載日/ 2008年09月10日【二輪車研究室】
ヘルメットにせよ、シートベルトにせよ、もちろん警察権力の拡大は面倒なのですが、一方でいつも思い出すのは、アイアコッカというクライスラーを立て直した英雄の自伝の(たしか最後で)「シートベルトをしろ」というアドバイスです。シートベルトをすれば助かる命は多くある、と。
今や後部座席もシートベルトをするようになりましたが、かつてはシートベルトをしないで運転も普通でした(以前、飲酒しながらシートベルトしないで運転している警察官を紹介しました。警察官というか刑事ですね。刑事コロンボのことです)。
c.f.飲酒運転をする刑事コロンボ、タバコを吸う少女マチルダ、スーパーマンの最初の敵〜ホワイト化しよう! 2022年01月23日
将棋はDeep Learningの登場によって、むしろ賑わっています。藤井聡太棋士の偉大さはAIが教えてくれなければ、本人以外は分からなかったでしょうし、ご本人はそのようなことをあからさまに言う人ではありません。
将棋を鑑賞しようとしたときにAIはありがたいパートナーなのです。
我々は猫型ロボットのドラえもんという作品や、超超小型原子炉を搭載した(件の猫型ロボットも同様ですが)鉄腕アトムという原子力そのものの作品を見ても分かるように、僕らの未来は人工知能を搭載したロボットとの共存によって、社会がより一層豊かになることを夢見ているのです。
↑バイキンマンがちゃんと手洗いをするくらいにシュールで好きなシーンです。機械で友だちを作る以前に、機械が友だちです。
もちろんテクノロジーというのは暴力的に雇用を奪い、社会を変動させます。
ただそれをいかに織り込むかが重要です。
c.f.テクノロジーは常に優越する、、ある日、突然すべてが一変するものではない。徐々に静かに変わっていく 2018年07月04日
*ただしそれ(テクノロジー)を担う人は少数であり、その少数は簡単に失われやすくFragileであることも事実です。ニューラル・ネットワークという一時期は(マシンのパワーがなさすぎて)オワコン化していたものを熱心に積み上げ続けた先人があって(名前を変えての)Deep Learningがあります。
c.f.【募集開始!!】自分の周りだけ時間の流れを稠密にして、自分だけの「精神と時の部屋」を獲得する方法 2019年11月20日
高名な物理学者(ループ量子重力理論)のカルロ・ロヴェッリは「デモクリトスの全著作の散逸は、古代文明の崩壊のあとに起こった、人類の知をめぐるもっとも大きな悲劇ではないだろうか」と言います。
c.f.白も良いけど、ピンクも好き〜気功の公理化や教科書をつくろうと考えていた時期がありましたw〜 2020年11月12日
今日の最も偉大な物理学者の一人で、アインシュタインの同僚でもあり継承者でもあるヘルマン・ヴェイルは、友人との対話の中でつねに次のようなことをいっている。つまり、もし特定の十もしくは十二人の物理学者が突然死んだとすれば、今日の物理学の軌跡が永遠に人間から消え去ってしまうことはほとんどまちがいないだろう。人間の知性を物理理論の複雑な抽象性に適合させるには、何世紀にもわたる準備期間が必要だったのである。なんらかの突発事件がかくも驚異的な人間の可能性ーーーしかもそれは未来の技術の基礎でもあるのだがーーーを抹殺してしまうことさえありうるのだ。(オルテガ『大衆の反逆』)
我々としては、未来を正確に見つつ(未来予知ではなく、単にChatGPT5も6あたりまでは出るよね、OpenAIから出なかったとしても、AppleやテスラからiAIが出てくるかもね、という健全で順当な予想です)、我々のすべきことを、我々のゴールに沿ってやっていきましょう!(どの道を選んでもハードなので、思いっきり楽しんでやりましょう)。
【動画紹介】
ヒカルさん最高!