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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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「”海賊王”に!!! おれはなるっ!!!」で良い理由。荒唐無稽だけど解像度高くリアルなゴールを!

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そして解像度を上げるためには、目をつぶって赤い色のものを探すくらいに必死で脳内を駆け巡る必要があります。別に具体的である必要はありません。解像度が高ければ荒唐無稽でも全く構わないのです。むしろその方が良いのです。

 

この解像度を上げる作業こそが「ゴールの臨場感を上げる」作業であり、それのみが重要です!

 

 

 

と書いたことに対する質問がありました。

「別に具体的である必要はありません」

 

「解像度が高ければ荒唐無稽でも全く構わないのです。むしろその方が良いのです。

 

とはどういうことですか?

 

というご質問でした。

 

質問自体はとても興味深いので、ご本人の許可を頂いたので、のちほど掲載します。

 

 

この議論はシンプルです。

ゴールの臨場感を上げましょう、ということです。

臨場感を解像度とあえて言い直しています。

 

ゴールの抽象度が高い方が良いのは、LUBのときのみです。単に抽象度が高いのは曖昧なだけです。

「ペットを飼いたい、哺乳類のペットを」という言明は行動を促しません。もう少し解像度を上げたいのです。

 

抽象度が高ければ良いのはLUBが正確に取れている場合だけ、ゴール設定は未来の出来事である以上はふわっとしていては駄目で本人の中では解像度が高いものでなければいけない。それは言語表現レベルではなく、共感覚として、、という話です。

 

たとえば「ペットを飼いたい」と思った時に、ペットという概念も抽象的であれば、「哺乳類を飼いたい」としたらその「哺乳類」もまた抽象的です。

自分の中で一気に具体的に解像度を上げていく必要があります。

 

 

じゃあ、解像度を上げるとか、ゴールの臨場感を上げるとは「具体化なんですね!」と言われると、たしかにそう書いているけど実際はちょっと違います。具体化も1つのツールでしかありません。

 

なぜなら、具体的にしようと思った瞬間に現状の内側にこもりやすくなる傾向があるからです。

 

だから解像度とか臨場感という言葉が使われているのです。臨場感というと、リアルさというか、強く思っていることのように誤解されるので(間違いではないですが)、1つの方便として具体化という補助線を入れています。

 

(まあ、事程左様に、ゴールを伝えるのも、読解するのも難しい)

 

 

荒唐無稽で良いというのは、たとえば「海賊王に俺はなる!」でも良いということです。

 

 

「世界をインターネットの力で繋げていきたい、人と人を繋げていきたい(ザッカーバーグ)」でも良いのです。

 

 

チューリングが「計算する機械と知性」のラストでこう語っています。

この論文はよく紹介するもので、「機械は思考するか( 'Can machines think?' )」という冒頭で始まることで有名です。

 

We can only see a short distance ahead, but we can see plenty there that needs to be done.

(私たちはまだほんのすこし先までしか見通せない。 しかし私たちのやることは、まだたくさんあるのがわかる)

 

これはコンピューターについて、そしてそれがいかにAIになるかについて語った論文のラストです。

しかしこの感覚というのは、情報空間を手探りで進む感覚と似ていると僕は感じます。

 

 

ちなみに、この数行前にこんな下りがあります。AIにどう学習させるかについてです。

 

 This process could follow the normal teaching of a child. 

(このプロセスは普通に子供を教育するのと同じようになるかもしれない)

 

それが最初から具体的である必要があるのではなく、具体化に向けて転がっていくようなスノーボールであれば良く、そして自律的に24時間動くようなものであれば良いのです。

 

 

わりにくい、、、、

どうしても議論がわかりにくいですねー(ごめんなさい)

 

 

というわけで、まずはご質問を掲載します!

これは非常に論理的ですし、読解しようという意志に満ちています。

理解しようとしているのは伝わります。

 

そして多くの知性ある人が同じところに引っかかったと思います。

それは正しいと言えますし、その矛盾率が実はパラドックスと気付くところまで読み込んで欲しいと思います。

 

(引用開始)

こんにちは。
昨日のゴール設定に関するブログ記事を読ませて頂きました!

この記事について質問させてください。

記事の序盤で以下のように書かれています。
(引用開始)
それを最近は「ゴールの解像度」と言っています。ゴールの解像度を上げていく、と。
 
もちろんこれは本来は「臨場感」というべきものです。でも「臨場感」だと誤解する人が多いので、あえて解像度と言っています。Focusを絞り、具体的にしていくべきなのです。
(引用終わり)

ここでは
「臨場感を上げる」
=
「解像度を上げる」
=
「Focusを絞り、具体的にしていく」
と理解しました。

その後に、「Focusを絞り、具体的にしていく」ということの具体例として「良いヒーラーとなる」というゴールに対して次々と質問を投げかけていくことが挙げられています。

そして記事の最後に下記のようにまとめてあります。
(引用開始)
そして解像度を上げるためには、目をつぶって赤い色のものを探すくらいに必死で脳内を駆け巡る必要があります。別に具体的である必要はありません。解像度が高ければ荒唐無稽でも全く構わないのです。むしろその方が良いのです。
 
この解像度を上げる作業こそが「ゴールの臨場感を上げる」作業であり、それのみが重要です!
(引用終わり)

「そして解像度を上げるためには、」と順接で繋いでいることから、前に述べている主張(この場合はゴールに対して次々と質問を投げかけて具体的にしていく作業をすること)をして、さらに「目をつぶって赤い色のものを探すくらいに必死で脳内を駆け巡る必要がある」ということで、

つまり、解像度を上げる作業は、

1.
まずゴールに対して次々と質問を投げかけて具体的にしていく

2. 
目をつぶって赤い色のものを探すくらいに必死で脳内を駆け巡る

という2つで構成されるということでしょうか?


それから、記事の前半では「解像度を上げる=具体的にしていく」ということだと読めましたが、最後の結びでは「解像度を上げる≠具体的にしていく」となっています。(というのも、「別に具体的である必要はありません。」と書かれているからです。)

つまり最後の結びで書かれていることは
「臨場感を上げる」
=
「解像度を上げる」

「具体的にしていく」
ということですよね。

しかも「別に具体的である必要はありません。解像度が高ければ荒唐無稽でも全く構わないのです。むしろその方が良いのです。」と書かれています。

つまり「具体的ではなく、荒唐無稽が良い」と言うことですが、ここで言う荒唐無稽はどのように理解すればよろしいでしょうか


(引用終了)

 

 

「猫とは何ですか?」と猫を知らない人に聞かれて、犬のように四足動物なんだけど、ワンじゃなくてニャ〜と鳴いて、犬よりもツンデレなんだけど、懐いても来る、ネズミを掴まえたり、鳥を襲ったりする、、などと解説していたら、「じゃあ、それは猫というものよりも犬と言って良いのではないですか?」と質問されているような感触です。

 

まあ、じゃあ、「(君にとっての猫は)犬ってことでいいよ」と匙を投げたくなる瞬間が多く訪れます(笑)(冗談です)。

 

だから「理解しようとしないで、感じて」(TENET)と言いたくなります。

 

 

 

メンタリングなどを受ける過程で、ゴールというものの臨場感を感じて、と。

 

自分が頭で理解しようとしているのは「偉大なソビエトの五カ年計画」のようなものであって、ゴールとはもっと鵺のようなものであることを理解して(いや、「感じて」)、と思います。

 

4月はゴールの季節!(手帳も発売開始しましたしね!)

ゴール設定をガンガンやっていきましょう!!

 

 

 

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