ご本人のプレッシャーになっては欲しくないのですが、S君からまたまたセミナーの素晴らしいフィードバックをいただきました!
S君から(セミナーが)「内容が濃密で」とおっしゃっていただいていますが、このフィードバックも相当に濃密です。ここまで見事にまとめてもらえるのは、講師としてはありがたいかぎりです。
というわけで『Shrink』セミナーのフィードバックです!
ちなみに、Shrinkは精神科医の俗称。妄想で大きくなったEgoをShrink(小さく)する仕事だから、Shrinkと呼ばれるそうです。
僕らは自我を部分関数であり、その中身は重要性関数であることを知っています。
情報空間におけるネットワーク状(網の目状)の広がりがあり、自我のコアは点でしかありません(それが実体があると考えるのが、アートマンという思想です。もしくは魂も)。
その点のまわりにあるのは「自分ではないもの」です。その自分ではないものによって、自分が構成されているというのが、自分という現象のパラドキシカルな不思議です。でも事実です。
僕にはないものでできている 君がこの僕を形作っている(RADWIMPS『カナタハルカ』:映画『すすめの戸締まり』主題歌)
哲学的な表現をするとパラドキシカルな気がしますが、実際は普通のことです。
たとえば、「私は○○です」という文章を次々と書いていくと、私は私ではないもので形作られているのが分かります。
私はバナナが好きです!
私はラーメンが好き!
と言っても、私はバナナやラーメンではありません(とは言え、その肉体はバナナを構成していた分子で作らています)。
というわけで、早速フィードバックを紹介します!
Shrinkセミナーのフィードバックです!
(引用開始)
先生、まといのば講座「SHRINK」のフィードバックです。内容が濃密でまとめるのに時間がかかりました。
初めに気功技術『Shrink』の紹介があり、これから人が夢中になっていくであろうメタバースはEgoの肥大を奨励する、加速装置であるというお話がありました。
万能感があり、何にでもなれると勘違いしてしまう。
しかし逆に壁、絶望、挫折などで、自分が何者でもないと早めに気付いた方がよく、あきらめて好きな方にフォーカスした結果、何者かになれる可能性がある、この絶望の感覚がShrinkというお話でした。
このメタバース、Egoの肥大と能力、ポテンシャルの違いは記憶の自己でメタバースがどれだけリアルでも記憶の自己に話しかけているだけ、記憶の自己でデザインされたメタバースの臨場感がどこから出てきているのかと言えば物語であり、敷衍すれば記憶の自己が私という物語を紡いでいる。これをヒーラーが書き換える。困難、災難はゴール達成のためのプロセスだったと。クライアントのゴールを明示する、これが言語による書き換えのコツ。
では私という物語を誰が紡いでいるといえば記憶の自己で書き換えるには気功技術万国旗でクライアントのゴールと結びつける。すずめの戸締りから「すずめの明日(過去は関係ない)」。ゴール寄りの系に書き換える。すると困難、苦難がアセット(資産)になる。逆に経験の自己で生きている人たちがいるアスリート、ダンサー等で経験の自己は体で覚えこむもので、気功も体で覚えて欲しい。記憶の自己から経験の自己で生きていくために今回のShrinkが面白い。イエスの金持ちが天国に行くにはラクダが針の穴を通るより難しいという話は、強欲を戒める話などではなく私のようにキセキを体現せよという話なのではないか、現実世界を針の穴に見立て通ってみよ、と講座「シン・呪いの技法」で学んだイエスのハイエフィカシーを伺わせました。
その為にはオラクル、コーリングを招来できる人間になる必要があり、メタバースに耽溺してEgo、記憶の自己を肥大化していてはいずれメタバースED(何も感じない人間)になってしまう。だからメタバースとは逆に経験の自己で生きる人間が重宝される時が来るのではないかと伺いました。メタバースを忌避するのではなく、メタバースはひとつのメディア、人を繋ぐバイパスして理解すれば良いと。
「経験の自己」に生き精励して針の穴を通すような日々を送っているとある時広い世界がある、それはEgoの肥大した世界などでは全然ない。
現実世界も狭く、水の上も歩くし針の穴を通るような感覚で生きていて、その時狭くなって通るという感じがする。だから気功技術Shrinkを使って上に上がりましょうと伺いました。
Shrinkを使い普通になる(自身の狭い能力の輪にとどまる)というのが今回やりたいことということでした。
ペアワークでHead-Shrinkを行い自我の重要度関数でできたネットワークをイメージし手の平で握りこんで縮めていきます。肉体より大事なものにShrinkさせるようなイメージで行っていると自信が思っている以上に頭の存在感が絞り込まれ、収縮していきます。意識もどんどん明瞭になってきて妄想で肥大化していたことに気づかされました。普段からとりとめのない考え事にとらわれがちなのですがこの術を行うことで平静を保ちやすくなりました。
コツを掴んだところでShrinkを行うと心身が絞り込まれたようになり、正しい位置に収まったような、等身大になった感覚になりました。
しかし注意がありShrinkし続けると固まって閉じてしまう、環化、孤独化する、メタバースによる引きこもりと変わらなくなってしまう、だから何故Shrinkするかといえばジャンプする為と伺いました。
Shrinkし、ふわっと自我を拡大し他者を取り込む、そして次に助けたい人の為にShrinkと。
Shrinkすると系が変わる、異世界転生。だから顔が変わる。移動しているのであって、そうででないと環(たまき)化してしまう。
ゴールがないとShrinkできない。だからメタバースに耽溺しアディクションによる乾きに苦しむことになる。
一方能力の輪の中で生きていればその中に閉じ込められていても幸せで淡々とその道を極めていく。
「誰でも機械であるべき」(アンディ・ウォーホル)。機械のように淡々とやっていくと、針の穴を通過でき、水の上も歩けるとアンディウォーホルの説明を伺いました。
私を定義する網の目を広げていく、宇宙と自我は表裏一体(自我を定義しようとすると宇宙全体が必要だから)。どこまでを自我とするかが重要。
その自我を仮想世界まで肥大させているのをEgoの肥大、万能感もあり、気持ちよいが非常に危うい道で、イエスも釈迦も戒めている。
肉体よりも重要なものがあり、原子のサイズまでShrinkしていくと万能感より自分にはこれしかできない、という自己評価になる。そうすると全体に反応が出ると伺いこの術の奥深さ、熟練する必要性を感じました。
『サマリア人の喩え』を引き合いに隣人に対してラポール空間を拡大するため、惻隠の情、本能的に自我が拡長するように、だからその為(サマリア人から見て敵対し迫害されているユダヤ人を助けるため)にShrinkをしたいと伺いました。
この惻隠の情、自我が拡張するその感覚がヒーラーに必要で、その感覚でエフラージュしてほしい、すると相手は社会に受け入れられていると安堵させることができる。
この問題こそが深刻なのであり、昔の哲学者は(自己)疎外といった。これがメタバースで一番問題になり(メタバースED)、自身が作り出したアバターが寵愛を受けてもあくまでアバターであり、自身はゴーストのように切ない存在で、アバターと自身との乖離(疎外?)に苦しむという趣旨のお話でした。
『サマリア人の喩え』からデナリ二つを取り出して宿屋の主人に手渡したことを引き合いに、他人に対し、必要なことが終わったら、拡張していた自我をShrinkし(拡張し続けるとたとえば脳溢血になり危険)、可哀想という思いを捨てる、忘れるのがヒーラーのあり方と伺いました。
先生から直接施術を受ける機会があったのですが、仙髄とShrinkを両方受けると舞い上がるような気持ちよさと同時に鎮静効果が両立する不思議な感覚、交感神経と副交感神経がバランスよく働いているような状態です。さらに腹部に巣食っている魑魅魍魎を駆除でなく、Shrinkしていただくと一気に腹部が引き締まってくることが感じられました。
先生から、「仙髄、S字で気持ちはよくても興奮に持っていかれずクリエーションに使える。」「仙髄のエネルギーが矮小化されずに、自分の人生の中心に持ってこれる。」「これをDr.苫米地は大周天といったのです。」と伺い、驚かされました。
大周天と名こそ聞いてはいましたが、それはどんな状態なのか今回はじめて知ることができました。
仙髄、S字も凄まじく、性エネルギーの活用法は前に学んでいた団体でも、熱心に行ないましたがこれほどの成果は得られず挫折気味だったのですが、今回大いに癒されました。
まさにShrinkし、普通に復活(RESURRECTION)でした。
Shrinkすれば針の穴も通ることができる、と伺い本当にできるかも、そう考えながら帰宅しました。
(引用終了)
この素晴らしいフィードバックに何を足しても蛇足なので、ここで終わります!
自分の言葉でここまできちんと綺麗にまとめられることが非常にすごいことです。そしてこのようにアウトプットすることで、ますます自分の中で整理されます。そしてそのアウトプットが社会に機能を果たします。皆さんの理解に寄与します。そうやって素晴らしい循環が始まるのです。
【講座案内】
〜2月の日程(CAP制度継続します)〜
*現段階の予定です!
2月9日(木)19時〜(まといのば講座2月①)
2月16日(木)19時〜(まといのば講座2月②)
2月18日(土)13時〜(まといのば講座2月③)
2月18日(土)17時〜(まといのば講座2月④)
2月19日(日)15時〜(まといのば講座2月⑤)
2月23日(木・祝)13時〜(まといのば講座2月⑥)
2月23日(木・祝)17時〜(まといのば講座2月予備日)
2月28日(火)19時〜(まといのば講座2月予備日)
そしてアナトレBootCamp1期生募集開始です!
〜Anatomy2.0を用いて圧倒的な身体を目指す!〜
【アナトレBootCamp1期:開催日程】*2回目のみ変則的に日曜日です。他は土曜日開催!
2月25日(土)19時〜(アナトレBootCamp第1回)
3月12日(日)13時〜(アナトレBootCamp第2回)
4月15日(土)19時〜(アナトレBootCamp第3回)
5月13日(土)19時〜(アナトレBootCamp第4回)
6月10日(土)19時〜(アナトレBootCamp第5回)
〈全3コースです〉
・アナトレBootCampプラチナコース(リアル受講+毎月1時間プラチナセッション)(受講料45万円)
・アナトレBootCamp1期リアル受講コース(リアル受講+ビデオ受講)(受講料25万円)
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