夢を叶えるということは、世界線を移動するということです。
今の現状の延長線上では、絶対に叶わないことが夢です。夢というか、ゴールです。
絶対に叶わないから、奇跡を起こすわけで、奇跡とは何かと言えば、パラレルワールドの移動だということです。
パラレルワールドの移動をすると、それははっきりと分かります。
そして非常に奇妙ですし、最初は気持ちの悪い体験です。
黒猫がガガッとデジャブするようなサインがはっきりと見えます。
そしてその「デジャブ」はFactによって徹底的に裏付けされていくのです。
我々はまた新しい空間に移動してしまうのです。
これは慣れたとしても(それを強く望んだとしても)、非常に奇妙なものです。
なぜなら、僕らは完全なサイコパスになりきれず、完全なロジカルモンスターにもなれないからです。
量子論と似ていて、僕らには理解できず、ただ慣れることだけです。
マルチバースや異世界転生や世界線の移動に、慣れるだけです。
これに慣れて、慣れて、慣れて、慣れてくるころに、空海の気持ちが少し見えてくるかもしれません。
三界の狂人は狂せることを知らず、四生の盲者は盲なることを識らず、
生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、死に死に死に死に死んで死の終わりに冥し。(空海『秘蔵宝鑰』)
マルチバースというと、肉体全部の移動のようですが、実際は肉体は刻まれます。
五感は5つに刻まれ、視覚もまた色と形と動きごとにバラバラに刻まれます。
記憶もまたいくつにも刻まれます。
もちろん最小単位は存在するのでしょうが、主観的には無限に切り刻まれます。
バランスホイールごとにもゴールは刻まれます。
世界線ごとの干渉は存在します。任意の世界線同士を干渉させたくなければ、観察によって収束させ、言語によって固定します。
二重スリット実験で意外と忘れがちなのは、光が直進していないという事実かもと、ふとセミナー中に思いました。
光が直進するというのは嘘であることを、ファインマンは実験で示しています。
そもそもフェルマーが設定した幾何光学というのは、いまだに学校でも教えられていますが(光の直進、反射、屈折というやつです)、あれは間違いです。より正確に言えば、ニュートン力学と似ていて、近似です。
光の直進性を調べようと、光の通路を厳密に狭めると、光はあちこちにふくらんで飛んでいきます。
ニュートン環(リング)はニュートンの頃から知られています。
幾何光学という近似解を理解していないと、二重スリット実験の自由さが全く理解できないのかもと、最近ふと思いました。
光は同じようにスリットを通るのに、ランダムに壁に当たるのです。
そしてランダムだったお思いきや、それが干渉縞という秩序に収束するのです。
我々の人生も似ています。
一つ一つは完全なランダムですし、光は本質的に直進することもありません(いや、その可能性が高いだけです)。
それでも、鶴の機織りを邪魔しなければ、立派な反物は出来上がるのです。
(逆に鶴の機織りを覗き見て、観測して、いつも邪魔しながら、「いつ反物はできるのだ!」と叫んでいるのが我々の姿です)
というわけで、Luge(ルージュ)をするときも、観測を焦りすぎず、フィードバックを焦りすぎずに、鶴の機織りを待つことがポイントです!
このフィードバックを寄せてくださった方が、熱いメッセージを送ってきてくれました(ブログで)。
Rayさんも書いていましたねー
Lugeに関しては気功技術ですが、あまり自分で効果が感じられないという人は、基本に戻って手稲にワークをしましょう。
第一にこれはシン・TENETのスピンオフであること、すなわち、シン・TENETの離散性の理解が必須です。その上できちんと意図すること、そして「いい人」、、、、。
単なる気功技術として使わず、シン・TENETという巨人の肩にきちんと乗りましょう。
また、伝授前にさらっと話したことを忘れずに!
それが意図に繋がります。
犬にもキジにも猿にも唇は無いのです(例外はありますが、基本的には唇は人間特有)。