たとえば、"フェロモン”革命セミナーを経て、異性ということを意識しだして(もちろん同性でも良いのですが)、意識したことで不思議な力が湧いてきたとします。
まあ、平たく言えば、恋愛の不思議な力です。
性欲と言っても良いですし、知的好奇心かもしれません。
いずれにせよ、これまで気だるい感じだったのが、一瞬でもパワーがみなぎったりするものです。
そしたら次はどうするか、というのが本稿のテーマです。
ちなみにこのパワーの復活感というのは、似たようなものをドラッグでもおそらく経験できます(ホルモン的には同じです)。
タバコでもアルコールでも、カフェインでも砂糖でも経験できます。
そして、ゲームでもネットでも経験できます。
問題はその効果が減衰していくことです。
そこでのドーパミン体験がどんどん麻痺していくことです。ドーパミン抵抗性が増すのです。強烈であればあるほど、抵抗性が増します。
ですから、砂糖を増やし、アルコールを増やし、喫煙量を増やしてようやく普通になるのです。ゲームやSNSも同様です。
もしそのことが分かっているならば、中毒になる空間を先に決めておくと良いです。
Addict(中毒)する空間を決めます。
それも「能力の輪」の中にあれば最高です(というか、それ以外の選択肢はありません)。
Addictと言うと、宇多田ヒカルさんのAddicted To Youを思い出します、いつも。パブロフの犬のように。
話を戻しますが、僕らは薄められたドラッグに囲まれて生活し、ゆっくりと心と身体を汚染され、巨大な阿片窟の中で仮初めの楽しさを享受しています。
最近のドラッグは低酸素じゃないかとちょっと思っています(これは本当に)。
各国がマスクを外しているのですが、どこかの国ではなかなか手放せないようで。節操ない追随だけが得意ならば、そこも追随すれば良いのに。
薄められたドラッグでも、十分な時間をかければ、しっかりと中毒者にできます。
1つではなく、複数で回して、飽きさせないのがコツです。いや飽きているのですが、それでもそれ以外の選択肢が無いと演出すれば、ジャンクでもありがたがって摂取してしまうのです。
ジャンクもバリエーションがあるので、自分のささやかな知的好奇心をそれでぐるぐると満たしていけば、人生の終着点まで行けるというデザインなのでしょう。
ここらへんはアディトレスクールのテーマでしたね。
昨年まで3年間にわたり開催してきたアディトレ(Addictive Training School)のテーマです。
また開催したいと思っています。最近はまた大きく理論も気功技術も更新したので。
で、話を戻します。
たとえば、"フェロモン”革命セミナーを経て、異性ということを意識して(もちろん同性でも良いのですが)、不思議な力が湧いてきたとします。
恋愛の不思議な力、性欲、知的好奇心、、、いずれにせよ、これまで気だるい感じだったのが、一瞬でもパワーがみなぎったりするのです。
そのときに「この感覚は恋愛の感覚であり、そしてゴールの感覚だ!」と気付いたりします。
そうすると、頭の良い人は「よし、この感覚をゴール設定に応用しよう」と思うのです。
「この感覚をゴール設定にも応用していけば、良いゴールが見つかる!」などと考えてしまうのです。
「まといのば」のアドバイスは違います。
「いのち短し 恋せよ乙女」です。
いのち短し 恋せよ乙女
あかき唇 褪(あ)せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日(あす)の月日は ないものを(『ゴンドラの唄』)(Wikipedia)
*ご承知のように宇多田ヒカルさんのお母様。
お母様に向けられた「花束を君に」
c.f.冬の日は老人の繰り言と似ている〜脳にすら命令を繰り出すあの臓器の秘密を暴露?!10%Human 2016年10月26日
c.f.毎日の人知れぬ苦労や淋しみも無く、ただ楽しいことばかりだったら、愛なんて知らずに済んだのにな(宇多田ヒカル『花束を君に』) 2019年10月21日
黒澤明監督の映画『生きる』での『ゴンドラの唄』があまりに有名です。
「いのち短し 恋せよ乙女」とはどういうことかと言えば、その恋愛の感覚を横展開して、ゴールに使おうとするのではなく、そのまま恋に夢中になれ、ということです。
応用しようとか、横展開しようと思った瞬間にアルゴリズムが濁るのです。
「毒を食らわば皿まで」の勢いで、とことんハマります。
そして、「食い尽くした」と言えるまで、とことんやりましょう。
c.f.「彼の命は、もはや取り返しのつかぬ里程標を一つ一つたどったのだ」小林秀雄、アラン、トルストイ.. 2013年10月11日
(引用開始)
アランが、ある著名な歴史家の書いたトルストイ伝を論じたものを、いつか読みまして、今でもよく覚えていますが、ほぼこういう意味のことを書いていた。ここに書かれていた事柄は、一つ一つ取り上げてみれば、どれも疑いようのない事実である。ところが全体としてみると、どうしてこう嘘らしい臭いがして来るか。三途の川をうろついているようなトルストイが現れるか。いや、確かにアランは、三途の川と書いておりました。なぜ、確かな事実を描いたはずなのに影しか描けておらぬのか。トルストイの生涯は、実に烈しく長い生涯であった。まず、己の情熱の赴くままに生きた。次に、すべてを自分の家庭に捧げて生きた。次には、公衆のために。最後には、福音のために。これらの花や実や収穫は、ことごとく私たちの糧である。私たちが食い尽くすことのできない糧である。しかし、彼自身は食い尽くしたのである。彼自身は、花は萎れ、実は落ちるのを見たのだ。彼の命は、もはや取り返しのつかぬ里程標を一つ一つたどったのだ。
(略)
トルストイも私たちと同様、常に未来を望んで掛け替えのないその日その日を前進したのだ。(pp.110-111 小林秀雄「私の人生観」)
そして手酷く人生の厳しさを味わい、人生の喜びの果実を味わいきったあとに、次の恋愛、次のゴール、次のヴィジョンを追い求めましょう。
小賢しさに対して、自然は心を開かず、むしろがむしゃらさにほほえみます!(多分!)
(とは言え、意中の人は「がむしゃらさに」だけでは微笑みませんからねー。そこは戦略的に!!)
【まといのば講座『”手帳”革命 〜新しい時代の新しいビジョンの描き方、叶え方〜』】
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c.f.タンバリン担当ならちゃんと叩け 笑顔を浮かべて叩くんだ 怒ったタンバリン奏者なんて誰も見たくない 2022年03月31日
c.f.【募集開始!】新しい時代の新しいヴィジョンの見つけ方と叶え方!よりシンプルにより楽しく! 2022年04月01日