神経系と内分泌系（ホルモン）は密接にリンクしており、神経内分泌学というジャンルがあるほどです。
一見するとワイヤーで繋がれた神経系と、微量な化学物質で情報伝達する内分泌系（ホルモン）は全く違っているように見えますが、情報を伝達するという意味では同じです。
神経はかなりストリクトに伝わり（実際はそうでもないようですが）、ホルモンはふわっと広がって曖昧に広がります。
でも、この2つは密接にリンクしています。
この異なるように見える2つつなげる紐帯（ちゅうたい）となっているのがCBD（カンナビジオール）です。カンナビジオールはドラッグという扱いですが、実際は人間の体内に大量にある情報伝達物質です。体内のカンナビノイドシステムをエンドカンナビノイドシステムと呼び、ECSと言います。
人間の身体のほぼ全身にCBDの受容体があります。受容体というのは、CBDを受け入れてそれを薬とできる組織ということです（←雑な説明）
なぜマリファナから抽出した化学薬品が、これほどまでに万病に効くのか訝しがる向きもあると思いますが、、、、これは決してご都合主義ではなく、恐るべきコペルニクス的転回がこの先に待っているのです。
実は、、、、CBDは、人間にだけ効くわけでは無いのです。
犬にも猫にも猿にも効くのです。
いや、哺乳類全般に効きます。
それどころか脊椎動物全般に効きます（ですのでペットにCBDを処方することもあります）。
ホヤなどの脊索動物にも効きます。
CBDは多くの生物に共通した通貨なのです。基軸通貨なのです。
その通貨を持っていけばどこの国でも支払いができるのです。かつての米ドルのようなものです。その国の通貨以上の信用があったりします。
ですので、僕等としては安心してCBDを使いましょう。
話が逸れましたが、、、神経と内分泌系は密接に繋がります。
例えば痛みに対してアドレナリンが出たりします。
殴られたらアドレナリンが出ます。これは神経と内分泌系の密接な関係を表しています（そうなのか？）
そして内分泌系と外分泌もまた密接につながっています。
ホルモンとフェロモンは対です。
フェロモンという言葉事態は昆虫の誘引物質から横に転用された言葉です。
ファーブル昆虫記にもフェロモンについて書かれているそうです（ファーブル昆虫記に懐かしすぎます。子供の頃の愛読書でした。月並みですがフンコロガシが衝撃的でした）。
もともとは、ホルモンに対して外分泌をエクトホルモンと呼ぶはずだったほどに、密接なつながりがあります。
たとえば、人が怒っているときの体臭というのは存在します（またアーユルベーダの火の体質であるピッタの過剰のときは体臭が強くなります）。
何が言いたいかと言えば、神経とホルモンとフェロモンは密接に関係しているということです。
そしてその後ろに控えているのは、我々を記述するプログラムであるところのDNAです。
ただそのDNAのエピジェネティクス（発現を決める）の最たるものが、身体開発であり、その身体開発は様々あれど、オーガズムはその一つではないかと思っています。
オーガズムの別名をクンダリーニや大周天とそれぞれの文化圏で名付けています。クンダリーニは性力と呼ばれます。ただユダヤキリスト教の伝統が性の解放をなぜか酷く嫌いました（今でも残る女性の割礼もその一つの現れです）。
今のその流れは社会的洗脳として存在しています。
我々はそれに反旗を翻すつもりはなく（翻しても潰されるだけなので）、ただ地下にこもってひっそりとレジスタンス運動をしたいのです。
タブーは大事ですが、自分から隠すことは無いのです。
そして知識は力であり（フランシス・ベーコン）、ほんのわずかな本当の知識によって、認識は変わります。認識が変わると、心が変わり、身体が変わります。
頭が動くようになり、身体が動くようになり、自分らしさを取り戻し、自分の「普通」を自覚できるようになります。今まで無理していたことが分かるのです。
ほんのちょっとの知識とほんのわずかな勇気で世界は変わるのです。それがどんな小さな世界であっても、そこから広げていけます。
というわけで、かなりディープな内容でしたが、最新の性科学の知見を採用しつつ、本当は小学生中学生のときに習いたかった身体の神秘について、冒頭からがっつりとやりました！
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