苫米地手帳が発売になりました!!
そしてデラックスセット版が発売されたとドクターのTwitterで知り、それを買おうと思ったらすでに売り切れでした(T_T)
さすがの人気です。
(追加生産しないのでしょうか(T_T))
というわけで、今年も手帳講座開催します!
過去の手帳講座も毎回テーマが異なるので、面白いかと思います。
是非ご検討ください。
今年は特に漂白化時代のゴール設定が表テーマで、裏テーマとして漂白化時代のメンタリング(コーチング)がテーマです。
時代のパラダイムシフトをうまく利用すると、ゴール達成はもしかしたらより容易になるのではないかと思っています。
大きな流れとしては、漂白化されていった時代においてはゴールはどんどん達成しにくくなっています。なぜならゴールはヴァーチャルに叶ってしまうからです。
どんな夢でもあんな夢でも、不思議なポッケで叶えてくれるのです。ドラえもんが。
どんな夢であっても、ヴァーチャルには叶えてもらえるし、入れなかった場所、行けなかった場所にも行けるようになるのです。メタバース的なるものを通じて。
観光もかなりの部分はヴァーチャルになるでしょう。いまテレビ番組で旅行記を観るような感じです。観光ガイドを読んでいるうちにそこに行った気分になるようなものです。
それ以上にリアルでインタラクティブな世界が用意されます。
ですので、大勢としてはゴールが実現しにくくなるでしょう。
というか、別にゴールなどリアルに達成しなくても、ヴァーチャルに達成できれば、その方が楽しいし安全だし、やり直しが効くし良いのです。
実際にゴールへの道を歩き始めると、他の道は捨てなくてはいけないのが実状です。
でもヴァーチャルなら全ての夢の実現をヴァーチャルに体験できます。
他の道を捨てねばならないというのは大事なポイントです。
『行かなかった道』(ロバート・フロスト)が存在するのです。
そしてその道のことを考えても仕方ないのです。
(引用開始)
私はいま、昔のことを思い出し、ため息をついた
ずっと昔、森の中で道が二手に分かれていた
そして私は、人が通らない道を選んだ
そのためにどんなに大きな違いができたことか(ロバート・フロスト『行かなかった道』)
(引用終了)
c.f.【バレエ】先生からそれはダメだと言われました。 2012年05月17日
c.f.森の中で道が二つに分かれていた。そして私は人があまり通っていない道を選んだ。そのことがどれだけ 2018年09月06日
c.f.ずっとずっと昔、森の中で道が二手に分かれており、私は踏みならされていない方の道を選んだ(フロスト 2019年10月01日
一つのゴールを選ぶということは、他の全ての道を捨てるということです(ゴールが達成した暁には、捨てたものを全て手にすることもあるのですが、それはまた別の話)。
「アーユルヴェーダの龍脈」スクールでも久々に紹介しましたが、僕の好きなピアニストであるグレン・グールドが、若きピアニストに「どうしたら素晴らしいピアニストになれますか?」という意味のことを聞かれたときにいつも答える言葉があるそうです。
この質問の回答はイエスの青年への回答を思わせます。
先にイエスを紹介します。
すると、ひとりの人がイエスに近寄ってきて言った、「先生、永遠の生命を得るためには、どんなよいことをしたらいいでしょうか」。
イエスは言われた、「なぜよい事についてわたしに尋ねるのか。よいかたはただひとりだけである。もし命に入りたいと思うなら、いましめを守りなさい」。
彼は言った、「どのいましめですか」。イエスは言われた、「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。
父と母とを敬え』。また『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』」。
この青年はイエスに言った、「それはみな守ってきました。ほかに何が足りないのでしょう」。
イエスは彼に言われた、「もしあなたが完全になりたいと思うなら、帰ってあなたの持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして、わたしに従ってきなさい」。
この言葉を聞いて、青年は悲しみながら立ち去った。たくさんの資産を持っていたからである。
このやり取りは非常に味わい深く、そのあとのやり取りも味わい深いのですが、本論と逸れるので割愛しますが、、、たとえば、この直後に「富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」が続きます。ちなみに、これは富の否定ではなく、人は二人の主人に仕えられないという意味です。イエスは富は否定していません。
でも資本主義に心を奪われるのは愚かだと言っているのです。黄金を抱いたまま海の底に沈んでどうするの?と言っているのです。
c.f.金塊の重みで海底に沈んでいった時、男が金塊を放さなかったのか、それとも金塊が男を放さなかったのか 2022年03月01日
その後に、弟子たちが賢明にも「じゃあ、誰が救われるのだろう」と聞いたのに対して、イエス様は「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」という答えを返しています。これも僕はとても好きな一節です。昨日のセミナーでも言及した「プロセスに委ねる」「雨中にゆだねる」ということと通じる考えかたです。全知全能の神は存在しなくて、無知無能な神様は(情報空間に)存在しており、ちょっとは役に立つのです(笑)。
で、上記の聖書の引用部分のポイントは(イエスの回答のポイントは)「もしあなたが完全になりたいと思うなら、帰ってあなたの持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい」という点でした。
同じことをグレン・グールドも言います。
若きピアニストたちにこうアドバイスしたそうです。
「演奏以外のすべてを諦めることだ」
と。
かっこいいですよね。そして真理ですよね。
演奏家の卵からアドバイスを求められると、彼(グレン・グールド)はこう言った。
「演奏以外のすべてを諦めることだ」(橘玲『残酷すぎる成功法則』)
これって、T理論風に言えば「やりたいこと以外の全てを諦めることだ」ということになります。Want to以外は全て諦めれば良いのです。周りに言われたり、周りに合わせたりして、やりたくないことを渋々やることを諦めれば良いのです。それも淡々と。
でも、それができない、全部欲しいという人が、飴玉をしゃぶるようにVRセットをかぶり、そしてメタバースに転生するわけです。そして次々と自分の夢らしきものを叶えていきます。いや、「これがあなたの夢ですよね」ときっと提示してくれる社会になります。
その予兆が草食化絶食化の波です。
c.f.壁の内側は快適だったんですよ。誰に何の期待もされず何の責任もない。孤独だけど心地よい世界(逃げ恥) 2022年02月07日
内閣府の調査で中年の引きこもりが60万人。
バブル崩壊後の「失われた20年」(1992年から2015年の間に)、18~39歳で性交渉の経験がない日本女性(処女)が21.7%から24.6%に、日本男性(童貞)は20%から25.8%に増加。
また、国勢調査によれば、男性の生涯未婚率は1985年3.9%から2020年25.7%へ6.5倍、女性は4.3%から14.9%へ3.5倍へ。
中年の引きこもりの60万人はかなりすごい数です。
そして男女ともに4人に1人が性交渉を経験していなく(39歳までに)、また男性の4人に1人が生涯未婚、女性は7人に1人が生涯未婚です。
それが良いとか悪いとかでは毛頭なく、これが時代の流れだということです。
豊かな社会なのです。
人と関わらないことが致命的にならない社会なのです(無人化はどんどん進みます)。
そんな時代の中で、じゃあいかにその状況をハックして、むしろ自分のゴールを達成していくかが肝です。
というわけで4月の手帳講座(ゴール設定講座)お楽しみに!!!!!
(ヒントをこっそり漏らすならば、大枠では、ゴールが叶いづらい(逆に言えばヴァーチャルに叶いやすい)社会に対して、その逆張りをするように、臨場感の生成にメタバース的なものを使うのが肝です!)
4月の前に3月のフェロモン革命セミナーもお楽しみに!!!
【まといのば講座『フェロモン革命 〜漂白社会における人間関係の作法〜』】
【日時】 3月25日(金)19:00~22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!
*ライブ(Zoom)受講も、ヴァーチャル(ビデオ)受講も可能です!!
*Zoom版から高画質版に切り替えました!ダウンロードも可能です!
【まといのば講座『"普通”革命 〜普通にやって普通に成功して普通に幸せな状態をデザインする〜』】
【日時】&【場所】&【デバイス】いつでもどこでもどんなデバイスでも(ネット接続があれば!)
【受講料】 30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!