圧倒的な結果を出すコツというのは、シンプルなものであることが多く、派手な技術や圧倒的な理論というより、誰もが知っているけど、誰も実践しないようなシンプルなものだったりします。
気功技術は伝授で配られていますし、親切で有名な「まといのば」は(←自分で言うな)、理論のほとんど全てを出典と共にブログに書いています(笑)(親切すぎですね)。
(ゴールがあり、最低限の読解力がある人からすれば、このブログは宝の山でしょう。欲しい情報がふんだんにこれでもかという量で書かれています)
でもなぜヒーラーによって差が出るかと言えば、、、単純にシンプルなことをシンプルにしっかり続けられるか否かということにあるかと思います。
たとえば緊張したり、集中すると僧帽筋上部で肩を挙上させてしまうことはよくあることです。
どんなに緊張しても、集中しても、肩を下げることを繰り返しやっていると、手の密着感は増大しますし、気の流れ方も変わります。
「肩を下げて」と幾度も教師から言われるのはたしかに不快かもしれませんが(その身体で触れられるクライアントの方がはるかに不快です)、もっとライトに「あ、これでも肩は上がっているんだな」と気付く方が成長します。
そして、自分の心の中に口うるさい教師を飼っておいて、そいつに繰り返し「肩を下げて」と言わせることです。
プライベートスクールを受講されたセラピストさんからフィードバックを頂きました!
この方はアスリートでもあるので、力は普通の人より圧倒的に強いために、どうしても力に頼ってしまう施術になりがちでした。それをこの数ヶ月で徹底的に改善して、オイルトリートメントの2日間のプライベートスクールに臨まれました(それでも尚、プライベートスクールでは力を抜くように指導されていました。ただこの方の改善のスピードが早く、数ヶ月間での成長も著しいので、高いレベルでの脱力の指導でした)(このときのプライベートスクールは僕が講師を担当しました)。
(引用開始)
プライベートスクール後から様々な変化がたくさん起きています。
力を抜いて気功技術を使う、に切り替えるのに少し勇気が必要でした。
結果的に圧が弱いというクレームにはなっていません。
何となくこの場所にはこの技術、という感覚も出てきて、何より自分の身体が楽で、肩が上がったり呼吸が度々止まっている事も気が付くようになりました。
先日は連続8時間施術に入りましたが、なんとかなりました。
(引用終了)
連続8時間の施術というのはすごいですね、、、、(僕も最近はセミナー込みで1日に連続で10時間や12時間ということはありますが、、、施術オンリーではさすがに厳しいです)。
この方はOnLine MenTorで気功を学び、サロンに勤務するも非常に短期間で店長まで上り詰め、不採算店を人気店舗に書き換えた凄腕のヒーラーです。基本を忠実に反復するのはアスリートとしての鍛錬が気功にも効いている気がします。地道な基礎練習を楽しめるのも才能です。
すでに自分のスタイルを確立しているセラピストさんが、いくら教わったからとは言え、スタイルを切り替えるには勇気が相当に必要です。
これまでのお客さんからの信頼を失ったり、クレームの対象となる可能性もあるからです。
とは言え、徐々に変更していくということもなかなか難しいものです。
ですので、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、自分のスタイルを変更されたことと思います。
結果的には大成功でした。
「圧が弱い」というクレームが来ていないばかりか、気功直観とも言うべき「何となくこの場所にはこの技術、という感覚も出てきて」のは素晴らしいことです。
どんな気功技術を使うかを頭で考えるというよりは、身体が勝手に動いて、勝手に気功技術を組み合わせて使ってしまうのが良いヒーラーの風景です。
施術家は身体を壊すことが多いのですが、どれだけハードワークでも身体を壊さず、楽に快適にできるのが最高です。
集中すると息が止まり、肩が上がります。それに気付ければ、集中しても深く息ができ、肩を下げることができるようになります。ペットのトイレトレーニングと同じで、ともかく怒らずにひたすらに繰り返すことです。そうすると、身体は学習してくれます。
その調子でシンプルなことをシンプルに徹底的に繰り返して、圧倒的な結果につなげていってください!
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p.s.度々の告知で恐縮ですが、、
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