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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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私は決してばらの花園を約束しませんでしたよ。私は決して完全な正義など約束しませんでしたよ。

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来週はいよいよ「気功共感覚徹底鍛錬法大全」です!(まといのば講座ですので、受講資格が制限されます!)

講座名としてはとても長い名前ですが(笑)、ポイントは、、、共感覚です。

気功の共感覚ですね。

 

 

当然ながら、先天的な光共感覚や音共感覚の話ではなく、気功で使う「共感覚」の鍛錬です。

実は、気功の共感覚は鍛錬によって後天的に鍛えうるのです。

 

ある種の気感や霊感や第六感などと認識している人もいます。

 

逆にこの「気功における共感覚」を持っていなければ、気功師の施術はどうしても闇夜の鉄砲にならざるを得ません。もしくは目を閉じて、外を歩くようなものです。危険すぎます。

逆に共感覚を持つことによって、情報を見て、手にすることができて、情報空間を歩くことができます。

 

 

これまでは、気功をやる以上は共感覚を持っていることは前提だったのですが、今回はその前提に切り込んでいきます。

 

というのも、気功に必要な共感覚(気功共感覚と仮に名付けます)は体系的に鍛えることができるからです。ですので、今の状態がどうあれ、理論を正確に理解し、正しく鍛錬していけば、きちんとレベルの高い共感覚を手にすることができます。

 

そして、今回の講座では、いくつもある鍛錬法をまとめて紹介します。

 

 

気功における共感覚のポイントは情報を身体で感じるということです。

たとえば得も言われぬ恐怖を全身で感じたり、喜びを全身で感じたりします。これは情報を身体にマッピングして感じてるということです。

 

たとえば若者言葉として「ムカつく」という言葉があります。

これは本来は何か悪いものを食べて、胃がムカムカするところから始まりました。そこから派生して、抽象的なことに対して腹を立てて「ムカつく」と最近の人は言います。

これは、まさに情報を身体で感じて、抽象的な概念に対する好悪を身体表現として「ムカつく」と表現しているのです。実際にムカムカしているのかもしれません。

 

ここでのポイントはシンプルです。

 

この誰もが気軽に使うであろう「ムカつく」のような表現が、よくよく考えてみると共感覚的であるということです。微細な内臓感覚が、抽象度の(ある程度)高い世界を表現することに使われているということです。

 

もちろん多くの人は感情に対して、単に名前をつけているだけで、内臓感覚など無いかもしれません。ただ、その言葉の本来の成り立ちを考えれば、意識できないくらい微細な内臓感覚を無意識は感知しているのかもしれません。

 

すなわち、気功共感覚はおそらくはすべての人が持っていて、あとはそれを磨くか否かなのです。論理学と似ています。論理は学ぶものではなく、思い出すものです。自分の内側にある論理性を意識の俎上に載せることが肝要です。そのことで論理性も共感覚も強くなります。一種のRゆらぎですね。

 

 

そもそも共感覚というのは何かと言えば、光を音に感じたり、音を光に感じるという感覚の混線です。子供時代は誰もが共感覚であったかもしれないと言われます。なぜなら感覚器官も未分化だからです。

ただ大人になるにつれて、その能力は失われていくことが多いようです。まれに残ってしまった人を共感覚者と呼んだりします。

 

余談ながら、共感覚とRゆらぎはそこはかとなく似ている気がします。

 

 

「モーダルチャネルを変えて提示する」ということがRゆらぎの定義ですが、共感覚は別の感覚器官で「情報」を感じてしまうことです。

より正確に言えば、情報を五感にマッピングして認識することです。

そもそもモーダルチャネルとは五感+言語(数学)と定義されます。

モーダルチャネルは脳の入出力チャネルです。

脳はそれだけでは何もできません。触れることも、匂いを嗅ぐことも、見ることもできません。感覚器官で手に入れてきた情報を介して、世界を知ります。どこまでも間接的なのです。

その間接的に脳と外界をつないでいるのがモーダルチャネル(五感+言語)です。

 

光を音で感じるように、情報を五感で感じるのが、共感覚ということです。

言語(情報)を触覚や光や音や香りや味に切り替えるということです。

 

 

そこはかとなく似ていると書きましたが、Rゆらぎがモーダルチャネルを変えて提示することで、共感覚は別の感覚で認識することです。

 

共感覚を手にすれば、見えなかったものが見えるようになります。

それは謎解きの大きな武器となります。

ただし、それは謎を解くための助けになるだけであって、解決そのものではありません。

 

気功技術をマントラすれば、すべての問題が解決というわけではありません。

以前より少し情報空間が視えるようになり、解決できる問題が増え、大きくなります。

 

むしろ戦うための武器であり、逆説的ながら、自分が戦えば戦うほど敵は強大になっていきます。

 

ですので、高度な共感覚によってバラ色の人生が待っているわけではなく、共感覚は道具として有効であり、成長にも有効なだけです。見たくないものも見えてしまいます。

 

ですので、ヒーラーは「私は決してばらの花園を約束しませんでしたよ」と言いましょう。

「デボラの世界」から前後の文章も含めて引用します。非常に味わい深いです。

(『デボラの世界』という邦訳の原題の直訳は「私は決してばらの花園を約束していません」です)

 

 

(引用開始)

「私は決してばらの花園を約束しませんでしたよ。私は決して完全な正義など約束しませんでしたよ。(略)……平和も幸福も約束した覚えはありません。私がお手伝いするのは、あなたがそういうものと自由に戦うことができるためです。私が差し上げられる唯一の現実は『挑戦』です。よくなるということは、あなたに可能なそのときどきのレベルで挑戦を自由にうけいれるかどうかということです。私は嘘を約束しませんでしたよ。そして、ばらの花園、完全な世界はうそです……もっとも、そんなところはたいくつな世界でもあるでしょうけどね……」(引用終了)(pp140-141 ハナ・グリーン「デボラの世界」)

*「私が差し上げられる唯一の現実は『挑戦』です。」とは力強い言葉ですね。

 

 

 

共感覚も気功技術もバラの花園を約束しません。

でも、自由に戦うツールではあります。

 

 

【まといのば講座『気功共感覚徹底鍛錬法大全』】
【日時】 12月22日(火)19:00~22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
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*ヴァーチャル受講もしくはライブ受講(Zoom受講)も可能です!!

 

 

 

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【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

*Zoomによるライブ受講あります!!

*動画教材(当初はZoom版)によるヴァーチャル受講もあります!
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*とりあえず近日中に未編集の高画質高音質バージョンを配信します!!(期間限定)

 


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