空を見上げてみましょう!!!
上を向いて、歩きましょう!
何の話かと言えば、免疫系賦活の話です(^o^)
いや、直接的には首の筋肉のリリースです。
*永六輔さんの作詞、中村八大さんの作曲です。永六輔さんの失恋のときに生まれたと言われますね。
(引用開始)
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
思い出す 春の日
一人ぽっちの夜
上を向いて歩こう
にじんだ星をかぞえて
思い出す 夏の日
一人ぽっちの夜
幸せは雲の上に
幸せは空の上に
涙がこぼれないように
思い出す 春の日
一人ぽっちの夜
上を向いて歩こう
にじんだ星をかぞえて
思い出す 夏の日
一人ぽっちの夜
幸せは雲の上に
幸せは空の上に
(引用終了)
首が凝って仕方ないなーと思ったら、そこをマッサージするのも良いですが、、、まずは天井や空を見上げましょう。
それだけで首の凝りが解消したりします。
一日数回見上げても良いでしょう。
空を見上げてから、そっと首の後ろを触ってみましょう。
ゆるゆるになっているのに気付くと思います。
起始と停止を近づけたら、収縮する、、、だけではないのです(これは因果が逆で、収縮すると起始と停止が近づくのです。逆は真ならず、です)。
起始と停止をあまりに近づけると、ゆるんでしまうのです。
(余談ながら、これもまた例外があります。身体を日常的に高負荷で鍛えている人は、条件反射的に近づけると強く収縮してしまいます。これが踊りや動きの妨げをするのです。筋肉を鍛えるために行った鍛錬が、動きを阻害します。ですので、トレーニングとプレイは分けて、筋肉の使い方を覚える必要があります)。
復習です!!
筋肉に対するアプローチは大きく分けると2つあります。
1つはストレッチする方法。いわゆる引っ張る方法です。
ストレッチは重要です。
(空を見上げて、良い気分になったら、次は背伸びをしてみましょう!)
このときのポイントは起始と停止を意識して、筋肉の走行に沿って伸ばすこと!!でした。
ストレッチに対してもう一つが筋膜リリースです。平たく言えば指圧です。ただし、指だけで押すわけではないので、圧力をかけることを総称して筋膜リリースと呼んでいます。
マッサージもまた一種の筋膜リリースと同じような効果があります。筋肉を押しています。
1.ストレッチ(引っ張る)
2.筋膜リリース(圧をかける)
それ以外にいま気功整体師養成のBootcampでも多用しているのが「ズラす」です。これはかなり面白い技です。
たとえば大胸筋をきちんと掴んでズラす、広背筋をきちんとつかんでズラすと一気にゆるみます。
(脇でつかみます!)
そして最後が冒頭にも言いましたが、「(起始と停止を)近づける」という方法です。
ストレッチが起始と停止を遠ざけるのに対して、近づけます。
イメージとしてはたわませる感じです。
(これまた余談ながら、背中が丸まってしまっていると、腹筋がたわみます。腹筋=腹直筋であれば、まだ収縮が可能ですが、深腹筋であるところの腸腰筋は使えなくなります。
たとえばマラソン選手は姿勢が良いですが、あれは軸で立っていることにより、重さを骨に乗せたいということもありますが、腸腰筋をうまく使うためでもあります)。
というわけで、まとめると筋肉の緩め方は4つあります。
1.ストレッチ(引っ張る)
2.筋膜リリース(圧をかける)
3.筋肉をズラす(筋の走行に対して垂直方向に)
4.たわませる(起始と停止を近づける。1の反対)
です。
とは言え、筋肉のゆるませかたのバリエーションはかなり多く、たとえば骨に意識をもたせるだけでも、筋肉はゆるみます。
(こっそりとシェアするならば、腎臓や副腎や肝臓や膵臓に対して情報的にマッサージをしてあげても、筋肉は深く緩みます。クンダリーニでもBackでもゆるみますね)。
ですので、僕らの先生の一人は
「筋肉は何をやってもゆるむ」
とまで公言されています(ありがたいお言葉です(^o^))。
まあ、そうなのでしょう。
Rゆらぎが大事です。Rゆらぎとは、無意識を意識に上げることです。
(特に重要なのは、未来を観ること、ゴールを観ることです。今だけではなくいつでも)。
それらを踏まえてシンプルな質問です。
バレエにおけるバックカンブレをするときに使っている筋肉は何でしょう?
バックカンブレというのは後屈ですね。脊椎の伸展です。
いわゆるバックカンブレで必要なのは、「背筋!!」という気がしますが、YesでありNoです。
実際にバックカンブレをしながら、手を後ろにまわして背中を触ってみましょう。
背中はゆるゆるです。最初の瞬間はたしかに背筋(脊柱起立筋群)を使って、バックカンブレをしようとするのですが、そのあとは別な力に任せて良いのです。
自分のものではない、別な力に、ですwww
何か動作をするときに、盲点になる第三の力ですw
物理学の基本法則とも関わるのですが、筋力が電磁気力であるのに対して、その力はまた別な力です。
と思わせぶりに書かなくてもご承知のように、、、重力です。
地球が皆さんをバックカンブレさせてくれます。しかし身体は恒常性を維持しようとしますので、それをうまく解除するのが、バックカンブレです。
すなわち、実際に働いている筋肉は後ろ側ではなく、前側ということになります。
面白いですよね。
直感的には背中を使っているようで、実際は腹直筋を中心とした腹筋群を使って引っ張っているのです。
筋肉というのは実際は主働筋と拮抗筋のシーソーゲームです。
シーソーゲームといえば、、、
で、その片側を重力が代替してくれているということです!!
(そういうことはよくあります。そしてもう一つの力が慣性力ですね。これも見過ごされがちです!!慣性力は力というよりは、どちらかと言えばホメオスタシスと同じで、同じ状態を維持しようとする宇宙の力です)
で、最初の話に戻りますが、上を向いて歩きましょう!
上を見ましょう。
そうすると首の後ろがほぐれます。かなりほぐれます。
触って確認しながら、もっとほぐしましょう。
ストレスは首の後ろにたまります。そこをゆるめて免疫を上げていきましょう。
首を上げたら、ゆっくり首を回し、肩甲骨を締めたりして、ガチガチに固まった身体をほぐしていきましょう。身体をほぐせば、心もほぐれます。
大恐慌となり、社会を止めてきた既得権益が崩壊するのを密かに楽しみましょう。そして僕らは今まで通り次の時代の準備をしましょう。
*身体と心を深くゆるめましょう!!