解剖学を加速学習したいと思った時に、大きく邪魔するものがあります!
道を歩いていたら、大きな岩があって、それが通せんぼしているような感じです。
その岩を攻略するのに時間がかかり、先へ進むのに時間がかかります。
その岩を攻略した後も、その岩は邪魔します。
むしろ岩を引きずりながらその先を歩かなくてはいけないような無理ゲー状態に入ります。
だからこそ解剖学は誰もが苦労します(多分)
でも、、、、
その大きく邪魔する何かを最初から排除できれば、、、、
解剖学は楽しく、素早く、身体に落とし込めます!
大きな岩をどかせれば、道を素早く行けるばかりか、むしろエンジンを積み込んで加速できます。
とは言っても、我々は解剖学のための解剖学を学ぶ気はありませんし、ペーパーテストを通過するための解剖学を学ぶ気もありません。暗記することを重視しているわけでもありません(機械的に素早く大量に覚える方法もあります!)
じゃあ、その大きく邪魔しているものは何かと言えば、、、それは身体に対するぼんやりとしたプリミティブなイメージです。
身体のイメージですね。
四肢があり、体幹があり、頭部があるという普通の平凡なイメージです。
このイメージが解剖学の学習を破壊します!
じゃあ、どんなイメージが良いかと言えば、、、これはもうお馴染みとは思いますが、、、
手は胸の中心から生えていて、足はみぞおちから生えているというイメージです。
首は仙骨から生えているイメージです。
とは言え、これはにわかには信じられない感じですが、、、、
たとえば、上肢は鎖骨まで含みます。
ですので、腕(上肢)の付け根は胸鎖関節という胸の中心部(より少し上)となります。背中はほぼ上半身(の上の方)全体が関節となります(肩甲胸郭関節)。
たとえば、鎖骨を触ってみましょう。
できれば、鎖骨と胸骨を中指と親指で触れて、そして腕をかる~く動かしてみましょう。
そうすると、胸骨は動いていないのに、鎖骨が動くのが分かります。
僕らの無邪気な身体イメージに反して、鎖骨は腕であり、腕と連動して動いているのが分かります。
(これって頭で理解するのも、もちろん大事なのですが、何度も何度も触って、「わ!本当だ!」って気付くのが大事です。腹落ちするのが大切です。腑に落ちるのが大事です)。
同様に肩甲骨も触ってみましょう。
これはペアでワークをするのが一番ですが、肩関節が柔らかい人であれば、ひとりでもワークできます。
肩甲骨に触れた状態で、腕を動かしてもらいます。これも軽めに!
そうすると腕と連動して、肩甲骨が動くのが分かります。そのときに基本的には肋骨は動きません(本質的な運動を考えると、呼吸→肋骨→上肢という連動は重要ですが)。
ですから、肩甲骨は腕なのです。
解剖学的に言えば、肩甲骨は上肢ということになります。
これを単なる知識で覚えるのではなく、実際に体感し、実感することが大切です!
そのときのユーレカ体験や喜びが「大きな岩」を動かしてくれるのです。
身体のイメージがガラッと変わります。
「地図とその土地は違う」という言い方を僕らは好んで使いますが、身体のイメージと身体の実際の構造のズレというのは、いろいろと不都合を起こします。
身体のイメージ(身体に関する脳内地図)を、適切に書き換えることで、解剖学を楽しく学べるばかりか、身体の動きも変わります。
「生きた解剖学」「感じる解剖学」で目指したいのはここです。
ダッシュで丸暗記して、ペーパーテストを通過することを目指すのではなく、亀のようにゆっくりでもイメージを書き換え、身体の操作性を書き換え、解剖学をスルッと頭に入れるのが大事です。
そして、それをスクールの形で一挙に2日間で相当なレベルまで(気功整体師としては十分なレベルまで)に仕上げます!!
今回のスクールでは「覚え方」だけを学ぶわけではありません。
「覚える」ところまでやります( ー`дー´)キリッ
ここらへんの加速学習は寺子屋シリーズでお馴染みのように、「まといのば」の得意とするところですので、是非お楽しみに!!
ちなみに加速学習のポイント、特に解剖学のように単純暗記が多い場合のコツは、、、覚えることを重視するのではなく、フィードバック重視です。
覚えなくても、チェックしてしまうことです。
むしろ覚える前に、テストします。
どこかの国連機関のボスが言うように「test,test,test」です(この方針は完全にこの機関のための政治的なものであり、本気でやればむしろ医療崩壊を促進するしかないと思いますが)。
我々が手にしている身体のイメージというのは、誰かに渡されたものです。
それは親から子へ、先生から生徒へ、社会から市民へと渡されたものです。
穏健な言い方をすれば、洗脳です。もしくは呪いですね。(って、穏健なのか?)
ですから、さらっと脱洗脳しちゃいましょう。
ただし身体のイメージというのは、深く深く潜在意識に書き込まれているので、深く深く上書きしていきます。そのときに「ショック」とか、快楽とか喜びとか、そういうホルモンの働きを使うと、上書きが正確に素早く行われます。
我々の好きな言い方で言えば、ホメオスタシスを書き換えられます。
ホメオスタシスを再ハックできるのです。
再ハックするとどうなるのか、、、、、
無意識が勝手に、自分から解剖学を加速学習してくれるのです。
それこそ眠りながらもどんどん学んでくれるほどです。
この領域に入りましょう。そしてこのときも有効なTipsがあります(って、これもよく知られていることなので、、、、、「他人にガンガン教える」ということです。適切な他人がいなければ、スマホに向かって話してもOKですし、猫ちゃんに話しかけてもOKです)。
解剖学は算数における九九のようなもので、ヒーラーにとっては避けられない習得すべきものなので、素早く通過しておきましょう!!
というわけで、楽しんでガンガン解剖学を加速学習していきましょう!!
解剖直観もよりクリアになっていきます!!
【ヒーラー養成スクール『解剖学加速学習!!』 〜楽しく気持ちよく一気に解剖学を学ぼう!〜】
【日時】 4月18日(土)13:00〜18:00
4月19日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
*会場は変更する可能性があります!!
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
*BootCamp受講生、ハワイ大学医学部解剖実習受講生は特別割引有り(個別に連絡します!)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
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