*今月のスクール、セミナーの告知は日曜日以降にブログで告知します。ちなみにスクールは23日です!
*9月のセミナーはかなりヒートアップしています。
・9月19日(木)はじめての気功「中丹田ラポール」
・9月26日(木)まといのば講座「武術の身体」
・9月23日(月・祝)1Dayスクール
・9月24日(火)寺子屋「はじめての解剖学」(リニューアル寺子屋はロスタイムに入りました!)
お申し込みフォームや正式な内容の告知はいましばらくお待ち下さい!お申し込みは可能です!
京都、仁和寺に来ています。
昨日のIBCのバレエガラの衝撃は凄まじいものがありましたが、それはさておき京都・仁和寺に来ていますw
仁和寺と言えば、徒然草。
すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり。
というフレーズは繰り返しこのブログでも紹介しています。
少しのことでも、メンターというのは必要ってことですね〜(笑)
まあ、先輩とか先生のような先達(せんだつ)は非常にありがたいもので、落とし穴や間違えそうなところを教えてくれて、正しく導いてくれます(間違ったところへ導いてしまうケースもありますが。それはイエスの言う「盲が盲を導く」というパターンですね)
この徒然草の話はシンプルです。
仁和寺のとある法師が石清水八幡宮にお参りに行こうとして、手前の極楽寺と高良神社だけにお参りして、戻ってきてしまったという話です。
だからこそ、「すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり」なのですが、今回の注目点はそこではありません。
仁和寺にある法師、年寄るまで、石淸水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、たゞひとり、徒歩(かち)よりまうでけり。
「仁和寺にある法師、年寄るまで、石淸水を拝まざりければ」とあるようにこの法師は高齢なのです。
年を経てから、石清水八幡宮に行きたいと「ある時思ひ立ちて」、そして早速歩いてトコトコと出かけています。
思い立ったが吉日とばかりに歩いていくこの行動力は素晴らしい。
Big magic(エリザベス・ギルバート)の中にこんな話が書かれていました。
90歳の未亡人に「今までの読んだ中で最高の本はなんですか?」と聞いたときの話です。
自分にとって大切な本はとっても多くて、一冊に絞ることは難しいと言った上で、お気に入りの学問なら教えられると言います。
それが10年前から勉強をはじめた古代メソポタミア史です。
彼女は「この勉強のおかげで人生が変わったって言い切れる」と言います。
90歳の未亡人が10年前からと言えば、80歳です。
80歳から学び始めて、キラキラと「この勉強のおかげで人生が変わったって言い切れる」のは素晴らしいことです。
いや、それだけではなく、彼女はその後、古代メソポタミア文明史の専門家として名を馳せたそうです。その間に何度も中等に発掘調査に参加し、楔形文字を学び、著名な研究家や博物館の館長たちと親交を深めたそうです。
専門家たちに囲まれて、素人扱いされたとしても、関係なく突き進んでいけば、気付いたら上手になっていくのです。
c.f.上手の中にまじりて、毀り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨なけれども 2018年07月15日
僕らもいくつになっても、何かに夢中になることはできます。
何かにどっぷりとハマることはできます。
何かを新しく始めることができるのです。
遅いということは無いのです。
ミケランジェロが何かを学ぼうとしたとき、彼の髪の毛は真っ白だったと言います。
(引用開始)
私がミケランジェロのような人をりっぱだと思うのは、自然のたまものを手にとりなおして、安易な生活を困難な生活と化す、あの激しい意欲のゆえである。この無愛想な男は、何かを学ぼうとして学校へ行ったときには、すでに髪がまっ白だったといわれる。
(引用終了)
c.f.奥さんと愛人どちらを持ちたいか? 2012年11月14日
逆に若すぎることもないですし、年を取りすぎていることもありません。
今からダンスやバレエをしても良いですし、武術を学んでも良いのです。
気功を今から学び始めても良いのです( ー`дー´)キリッ
趣味にとどめることもなく、プロになれる可能性を考えすぎる必要もありません。
自分は何が好きか、何にハマれるかを熱心に自分に問いましょう。
そして手当り次第に手を付けながら、自分の「好き」を探していきましょう!!
仁和寺の法師もいろいろな人に石清水八幡宮の話をするうちに誰かが指摘してくれるでしょう。
山を登った先が石清水ですよ、と。
そしたらその先達の言葉に従って、この法師はまたてくてくと歩いていくでしょう。
とりあえずやってみるということはとても大事です!!
p.s.気功の通信教育であるOnLine MenTor(オンラインメンター)も募集中です。一年でプロのヒーラーを目指しましょう!!