*1月の魔術師・アルケミスト(錬金術師)養成スクールは1月19日、20日の土日開催です。開催時間もここ最近と同様に初日15時、2日目は13時予定です。地方から来られる方に優しい設計ですw
*上記のスクールを含めたセミナーの日程は以下の通りです!
1月19日、20日 魔術師・アルケミスト(錬金術師)養成スクール お申し込みはこちら
1月22日(木)はじめての気功「(未定)」お申し込みはこちら
1月29日(火)寺子屋リニューアル「クリプキのウィトゲンシュタインのパラドックス」お申し込みはこちら
1月31日(木)まといのば講座では「喜ばれるセミナーコンテンツの作り方」あたりを久々にやりたいと思っています。お申し込みはこちら
*1月からがっつり1年間、気功の勉強をしたい!!という方はOnLine MenTor(オンラインメンター)へ!お申し込みはこちら
*「まといのば」のコンテンツには興味あるけど、「メンターほど濃密なのはちょっと、、」という方は姉妹企画の「OnLine ReCord」をこの期にがっつりと学んで見てはどうでしょう?お申し込みはこちら(1講座3万円で全13講座。どこから学んでもOKです!)
普段何気なくやっている動作や所作というものを、少しだけ丁寧に意識に上げると気功は猛烈に上達します。
たとえば、目の前の目覚まし時計を持つという動作を自覚的にやると、目の前の邪気を取り除くことも上手になります。
情報空間の情報操作というような雲をつかむような話を前にすると、つい我々は身構えてしまうか、適当にやりすぎてしまうかのどちらかです。
でも、情報空間と物理空間は基本的には同じものです。
理論的なお話しを確認すれば、まず情報空間が存在し、その中で比較的に抽象度の低い世界が物理空間です。物理抽象度と言う人もいます。
情報空間と物理空間が基本的には同じものである以上は、同じ作法が求められるのです。
たとえば、気の玉を持つというシンプルな(それでいて最重要の)ワークでも、この作法の上手下手が現れます。
物理的現実世界では、フィードバックを得るのが容易です。
たとえば変な手付きで目覚まし時計を持ったり、バケツを持てば、それは落下します。
重い物を腰を入れずに持てば、あっさりバランスを崩します。
しかし、気の玉はフィードバックを得るのが少し難しいです。
というか、最初はよく分かりません。
長年、やっているという人でも、結構、気の玉を落下させています。
手から落としてしまうのです。
「イメージの世界なのだから、主観的なものですよね?」とか、
「自分が持っていると思えば、持っているのではないのですか?」というような質問はよくいただきます。
基本的にはどちらもYesであり、Noです。
「夢は望めば叶うのですよね?」と言っているようなものです。
Yesであり、NOです。
というのも、たしかにイメージの世界かもしれませんが、そこには厳然たるルールがあります。
そのルールは自分勝手に変更できるものではなく、自分の都合の良いようなものでもありません。
それは悪い意味での妄想です。
イメージは厳然たる物理的な世界です。
そこを無視したスローガンは無意味です。社会が欲望を肯定することは悪いとは思いませんが、甘えを助長するようなデザインはいかがなものかと思います。
余談ですが、金持ちの子息に比較的に良い子が多いのは(悪い子が悪目立ちするだけで)、おそらく子供の頃から楽器を演奏しているからではないかと勝手に想像しています。
楽器の練習はとても良いものです。
(バレエなどの習い事でも良いのですが、バレエであれば自分の身体が楽器です)
というのも、楽器は完全に自分の主観や思い込みの外側にあるからです。
この音を出したい、この曲を演奏したいと思ったら、自分をその楽器に沿わせるしかなく、自分が変わるしかないからです。
気功も同じです。
「自分がこうしたいんだ!!」と思っても、楽器は言うことを聞いてくれません。
きちんと手順を踏んで、そしてそれが無意識に自然でできるまで意識的に反復して身体にいれて、身体そのものを外側にあるルールに合わせるしかないのです。
もちろん「まといのば」の気功技術がヒーラーをスポイルしているという自覚はあります。
批判は甘受します。
本来はもっと苦労して、長いこと修行して習得すべき技術を「伝授」などであっさりと身に着けさせるのはいかがなものか、という批判はもっともです。
楽器に対するシンセサイザーのようなもので、練習など不要でアイデアだけで、好きな音楽が作れるという幻想を振りまいたと思っています。
もちろんシンセサイザーは使うべきですし、マントラだけで気功技術が発火して、何年修行しても行き着かないようなレベルに5分で到達できるのは魅力です。
そしてそのことで結果を出せば、多くの人が救われるのも事実でしょう(実際に多くの結果が出ています)。
しかし、その一方でどれか1つ良いので楽器の練習をした方が良いのです。
キーボードでも弦でも、太鼓でも。
そしてきちんと楽譜通りに演奏する大変さと自分を変えていく喜びを身をもって知る必要があります。
その最初の一歩が、きちんと気の玉を持つということです。
自分が持てているかどうかよくわからないときは、目の前の丸い何かを持ちましょう。
そして、虚心に自分を観察しましょう。
物理存在を持つときと、情報的な存在を持つときで何がどう違うのかを観察して、なるべく近づけるようにします。
たとえば、次にボーリングに行くときにでも、ボーリングの玉を丁寧に持ちながら、同じ臨場感で気の玉を持ってワークしてみましょう。そうすると突然、気功が上達していることに気づきます!
【書籍紹介】
表題はチャイティンの引用を改変したものです。
科学と魔術は同じ信念を共有しているという事実からスタートすることが大事です。
そして、その意味で科学も魔術も裏切られるのです。
「物事が全く任意で、ランダムで、無意味で、圧縮不能で、理解不能であるという考えには」我々も、科学も魔術も耐えられませんが、そこからスタートするしかないのです(それをチャイティンが証明しました)。
![]() | 知の限界 Amazon |
(引用開始)
科学と魔術とは、通常の現実が本当の現実ではない、日常の見かけの後ろにより基本的な何かが潜んでいるという信念を共有しています。どちらも、隠れた秘密の知識の基本的な重要性に関する信頼を共有しています。物理学者は、万物理論(TOE)を探し続けています。そして、カバラ信者は、あらゆることの理解の秘密の名前を探し求めています。ある意味で、両者は仲間であり、どちらも、秘密の意味は存在しないとか、最終理論はないとか言う考えには耐えられません。そして、物事が全く任意で、ランダムで、無意味で、圧縮不能で、理解不能であるという考えに耐えられません。(引用終了)(「知の限界」チャイティン p.129)
3つの抽象度の階層性があります。
第一に、科学と魔術は全く異なるパラダイムであるという常識的な階層があります。
第二にどちらも同じ信念を共有しているという階層があります。
そして第三にそれがイリュージョンでしかなかったという階層があります(ゲーデルが証明し、チャイティンが完成させた不完全性定理です。皮肉にも両者とも自分が産み出したものを認知できませんでしたが)。
そこからスタートすれば、ツール(道具)として錬金術や召喚魔術を用いることができます。
というわけで、2019年をスタートするに相応しいヒーラー養成スクールは魔術師養成スクールと錬金術師(アルケミスト)養成スクールの同時開催です!!!
お楽しみに!!
【魔術師・錬金術師養成スクール 〜召喚魔術と賢者の石〜】
【日時】 1月19日(土)15:00~20:00
1月20日(日)12:00~17:00
【場所】 東京四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから。