*今月最後のセミナーである木曜日の「まといのば」講座はいつも以上になんだか盛りだくさんな「まといのば」講座です。
瞑想、強運、幸福、成功となんかビッグワードが連続していますがw
ここらへんの面白いことをやりたいなーと思っています。
とは言え、「まといのば」らしく、ふわっとした概念を手触りのある現実に落としていくのがポイントです。
また遺伝子の書き換え方はかなり具体的な方法です。
「ゴール設定!!!」というのもその1つかもしれませんが、かなりロングショットです。
もっと科学的で具体的な方法があります!
「遺伝子は変わらないもの」というCreative Avoidanceの餌を撃退しましょう。というのもホメオスタシスという概念と似ていて、自分が変わらないのはホメオスタシスのせい、遺伝子のせいという間違った理解をしている人が多いからです。間違った理解というよりは、創造的回避です。創造的回避を創造的破壊(シュンペーター)にしましょう!!w
8月30日(木)まといのば講座「瞑想、強運と幸福と成功のレシピ、遺伝子のエレガントな書き換え方」(受講料3万円、19時〜21時半)
*寺子屋のリニューアルは残すところあと10回!!毎月に1回の開催なので、あと10ヶ月です。継続は力を地で行く非常に面白い企画となっています。
ちなみに寺子屋講座の受講料は一律3万円へ統一していきます(そのためにすべてを動画教材にすべくリニューアル開催しています)。ですので、他の金額帯の寺子屋もこの10ヶ月の間に移行予定です!お求めはお早めに(変更のタイミングなどの、スケジュールは早めに出します)
木こりが自分の大切な斧を池ポチャしてしまいました。
深そうな池の底に落としてしまい、斧は無残にも見えなくなりました。
たぶん、丸い眼鏡をかけながら「デザインとは奇妙な言葉だね。 ある人々はそれがどう見えるかだと思っている。でも、もちろん、深く考えるならば、それは本当はいかに働くかだと分かるよね」とか語りながら、木を切っていたときのことだったのでしょう。
手から斧がすっぽぬけて、池に落ちていきました。
*落ちていった斧を見て、呆然とする木こり。
と、そのとき、水の中から貞子ならぬ女神様が出てきて、こう聞きます。
「お前が落としたのはこの金の斧か、それとも銀の斧か」、と。
正直な木こりは「いえいえ、どちらでもありません」と答えます。
女神様かヘルメス神はあわてて水に潜って、最後に「この鉄の斧か」と尋ねます。木こりは「その通りです」と答えます。
イソップ物語であれば、ここで金の斧も銀の斧も自分の鉄の斧も3本とももらえて前半戦が終わります(後半戦は正直者に対して、欲深な木こりが欲をかいて大失敗してオチがつきます)。
でも少し考えてみましょう。
彼は正直だったのでしょうか?
欲がなかったのでしょうか?
いや、たしかに自分には正直でした。そして自分の欲望にも忠実でした。
金の斧は柔らかすぎて、木を切れません。
銀の斧は錆びすぎて、役に立ちません。
やはり鉄が最高なんです。
*鉄が最高!
木を切るには鉄の斧が最高なんです。
それも自分の手に馴染んだ鉄の斧が。
(昔の職人は自分の道具を誰か他の人が使うと、わずかでも気づいたと言います)。
とすると、この木こりは正直なのではなく、功利的というか合理的なのです。
木こりは木を切ることが仕事です。
その仕事を中心に考えれば、金の斧も銀の斧も適切な道具には見えないのです。
その金銭的な交換価値などは、どうでも良いのです。
そもそも彼は食べるために仕事をしているのではなく(食べるのは二次的なことで)、木を切ることが楽しいから木こりをやっているのです。木をたくさん切ることが彼のゴールです。
その楽しい仕事ができなくなるような「白い象」は無用の長物なのです(「白い象」とは聖なる象なので、仕事に利用できない穀潰しな象です)。
木こりにとって、金の斧や銀の斧は役に立たないのです。
気功技術もとても似ています。
高度な技術を使いたくなるのは分かりますし、新しい技術を次々と覚えたくなるのはよく分かります。
しかし、そのときは自問自答してみましょう。
砂糖水をこのままずっと売り続けたいのか、それとも俺と一緒に世界を変えたいのか?
Do you want to sell sugared water for the rest of your life, or do you want to come with me and change the world?(Steve Jobs)
あ、違いました。
(ご承知のとおり、ペプシ・コーラのジョン・スカリーを誘ったときのジョブズの言葉ですね。でも物語はハッピーエンドで終わらず、まさに禍福は糾える縄の如しで、ここからジョブズの悲劇とそして奇跡の復活の物語につながります。ご承知のように自分が引き抜いたスカリーから自分が作った会社を追い出されます)。
自問自答すべきは、
自分が欲しいのは結果の果実なのか、それとも使えないガラクタなのか?、と。
夢は見るだけのものではなく、どんどん叶えるものです。
白い象は役に立たず、使い込まれていない、手触りのない、知っているだけの気功技術や理論も、実際の役には立ちません。
シンプルなことをシンプルに繰り返すことで、圧倒的な結果につながります。
一足飛びに奇跡を起こそうとして、身の丈にあわないことを繰り返すのは、金の斧で木を切ろうとするのと同じです。
錆びた銀の斧を永遠に磨いても、意味がありません。
気功技術も同じです。
レベルの高い気功技術が金の斧だというわけではありません。
自分の手になじまない技術はすべて使えないという意味で金の斧なのです。レベルが高くても低くても。
自分の繰り返し問うべきは、
自分が欲しいのは結果の果実なのか、それとも使えないガラクタなのか?
新しいことや、新しいメソッド、新しい理論、新しい技術、、、それは最初はガラクタです。
磨き上げる中で、洗練されていきます。
であれば、すでに持っている自分の好きな技術、好きな理論を磨き上げることです。
それが強靭な鍛えられた鉄の斧になります。
その鉄の斧以外は、厳しい現場では役に立たないのです。
木を切れないのです。
我々が欲しい果実は、社会に機能を果たすことであり、クライアントのゴール達成を手伝うことでのクライアントの喜ぶ顔です。
いくらガラクタをコレクションをしても、心の闇は満たせません。
(ガラクタか否かは本人の問題です。マクスウェルが予想したエントロピーの定義と同じく観測者の知性との関数です。平たく言えば、ある種のものは豚には真珠なのです)
聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。(マタイ7:6)
絞っていきましょう!!
わずかな武器を磨き上げて、正規軍にゲリラ戦を仕掛けましょう!
我々が欲しいのは勝利であり、使わない高価な武器のコレクションではないはずです。
*鍛えていきましょう!シンプルに!!
p.s. というわけで、今日の漢文で紹介したブルース・リーです。
Be water, my friend!!
参照記事:Be water, my friend!ブルース・リーと五輪の塔、ファインマンのボンゴ! 2015-06-10
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