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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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気功技術「チェス盤」の新しい使い方のポイントは点と点をつなぐことにある

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チェス盤講座を先日終了してみて、あらためて良い気功技術だなぁという思いを深くしました(自画自賛で我田引水ですが)。実際にこの技術はある方法論を気功技術に落とし込んだものなので、その意味では我田引水にも自画自賛にもならないかなと思っています。ただ翻訳なり、移植がうまかったというだけで。

チェス盤って何?っていう人は過去記事を参照してください。気功技術の一つで、その場や空間そのものを大きく書き換えましょうという技術です。場を支配するルールを変えるとか、場の空気を変えるというイメージです。
チェス盤というメタファーを使えば、チェスの盤上での闘いが通常の気功のあり方です。強いて言えば相手のホメオスタシスと闘っています。そこでのバトルに使える戦術が気功技術であり、戦略がスクールなどで教えるヒーラーとしてのあり方であったりします。
しかしこのチェス盤という技術は、その土台そのものを傾けます。チェスの盤上で戦っているつもりが、チェス盤自体が傾くために、コマが押し倒され、押し出される形になります。そのことで圧勝するというイメージです。意味は異なりますが、極端な盤外戦術みたいなものです。

さておき、チェス盤の1,2,3を記号で書くと以下のようになります。

ー ⇔ ~ ⇔ ◯

というか、だから何?なのですが(笑)、意外と重要です。

硬いチェス盤がやわらかなゴムになり、グニャグニャしているうちに丸く球体にまとまったという3つの形態を取ることがポイントです。

で、はじめて一般向けに講座をやって見えてきたことは、この3つの形態をなめらかに往復することがこの技術を高度に使いこなすためのポイントということでした。チェス盤1と2と3を「点」だとすると、その点に特化するのではなく、点と点をつなぎ自在に移動できることがポイントです。特にチェス盤3は従来の「気の球」と似ているために、1や2から連続して使うほうが効果がはっきりします。

すなわち、チェス盤1はその硬さと重さを感じ、チェス盤2は思いがけない柔らかさとグニャリ感を感じ、チェス盤3はその球体を押すとかえってくる反発を感じます。それぞれが感触とトリガーが異なり、それを自在に移動しつつ使い分けます。

チェス盤1のつもりで、重く硬いものを持ち上げていたら、グニャリと曲がったり、チェス盤2のつもりで、グニャグニャ動かしていたら重みと硬さが増したり、チェス盤2のゴム感から唐突にフラーレンの球体になったりします。むしろ意識的に起こすことで、場の書き換えが進みます。

非常に汎用性が高い技術なので、特定の用途に使うというよりは何でも使えます。
ただセミナーのワークでは、情動の書き換え(情動の火をおさめる)と、身体の書き換え(筋肉の緊張を取り、柔軟性を回復させる)をメインに行いました。

チェス盤のポイントは「どのように(書き換えるのか)」というアイデアがゼロでも効果が出ることです。たとえば個別具体的な技術であれば、因果の鎖をたどり、どのような技術を使い、どの順番で使って、どう書き換えていくかを考える必要があります(それ自体はパズルのようでそれはそれで楽しいのですが)。しかしチェス盤は何も考えなくても劇的に効いてしまいます。
この技術を公開したときは、スクール生の1人が「これで他の技術はお払い箱ではないですか」とボソッと言っていました(いやしかし、Macがあっても電卓は便利なのです)。

そんなわけで初の一般公開となった気功技術『チェス盤』の追加講座は今週末です。

お待ちしております!

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