セミナー後の質疑応答や歓談でもちょっと話題になりましたが、僕の個人的な感触ですが、英語とキリスト教は似ています。
英語とキリスト教?
そう、英語とキリスト教は似ているように思います。
これは以前からの持論で、何度か聞いている人も多いでしょうが、その視点で観るようになるとなおさらそう思えてきます。
たとえば、イスラームというのはかなり純粋なキリスト教です。
キリスト教が本来やりたかったことをスッキリと豪腕でやりきったという感じです。
イスラームに比べるとキリスト教は中途半端に多神教で、中途半端に唯一神で、中途半端に偶像崇拝禁止して、でも宗教絵画やイコンは、ルネサンスで一掃されたかに見えていまだに膨大にあります。
*リリス。アダムの一人目の奥さんです。
英語も他の言語から見るとかなり複雑です。
世界共通語になる過程でどんどんシンプリファイされていますが、それでも出自の関係で複雑です。キメラです。それはキリスト教も似ています。
英語とキリスト教から言語と宗教を学ぶのは鬼門のような気がしています。鬼門というか、通過できない門です。稀に通過できる人がいるのは、別なルートを通ってしまっているような気がします。真面目な人ほど苦しむルートです。
たとえば、キリスト教ではなく、イスラームとグノーシスからスタートするとか、ラテン語からスタートした方がもしかしたら良いような気がしています。ラテン語もデザインの仕方次第では、車輪の下に押しつぶされることも無いと思います(語学が好きな人は活用をガンガン暗記していくことに快楽を覚えるのだと思います。実際に覚えてしまったほうが先が楽しいことを知っているので。でも初学者にとっては苦行です)。
イスラームも違いや風習とかから入るのは悪手だと思います。
デザインってすごく大事です。
手順ですね。
手順前後は良くないのです。
錯覚いけないよく見るよろし(升田幸三)
よく出す例で恐縮ですが、たとえば高校の物理や化学。
微分・積分を導入しないで、ニュートン力学を教えるのはナンセンスだと思います。
(アメリカで物理を教えている先生のお一人が、微分・積分を導入して教えていらっしゃるそうです。その方が生徒も教師も楽しいと思います)。
位置、速度、加速度の関係が微分・積分関係であることがニュートン力学の肝であり、それを伏せて公式やごまかしで議論するから、物理が嫌いになるのです。
同様に化学も電子雲とか点電子式とか最外殻電子とか、そーいうことからうだうだと始めるのをやめた方が良いと思います(今は違うのかな)。
それよりもまず周期表を暗記させ(暗記方法も教えて、その場で覚えさせて)、そこから化学式を水や酸素、水素、硫酸などシンプルなものから覚えさせれば、良いと思います。そして化学反応式に入れば、化学の全貌が見えやすくなります。
♬スイヘーリーベ♬からで良いのです。そしてその場で覚えさせれば良いのです。「宿題っ!」とかではなく。
最初の化学の理論はほとんど物理学ですし、その物理学は原子のあたりまで復活しませんし、本線ではありません。
最初に教えるのは最重要なものであるべきです。
英語に関して言えば、これはかつての英語講座(English KIndergarten)でも力説しましたが、Be動詞から教えるのが諸悪の根源だと思います。
Be動詞は特殊な動詞であり、まず一般動詞から教えるべきでしょう。
それも五文型ではなく、SVOが基本と教え、疑問文も否定文もこの順序は変わらないと教えることかと思います。
You play baseball.
を疑問文にするには、
前にDoをつけるだけです。
Do you play baseball?
いや、尻上がりに聞くだけでもOKです(最近はこの使い方も正しいとして教科書に出ています)。
You play baseball?
でいいのです。
そして、否定文であれば、
You don't play baseball.
と、これもSVOの語順は変わりません。
古い英語なら、You play baseball notとか、なのかもしれませんがw
(復活のイエスが“Touch me not”私に触れるな、と言いますね)。
(よく引用するおなじみのハムレットもAssume a virtue, if you have it not. )ですね。
*復活のイエスではなく、ゲッセマネのイエスです。
一般動詞の形を大量に教えたあとに、そしてなるべくSVOで全てを表現することに慣れたあとに、Be動詞の形を例外として教えるのが良いと思います。それも五文型というのはフラットな関係ではなく、重要なのはSVOであり、SVCはS=Cですし、SVはかなり例外、SVOCやSVOOはSVOの派生と教えるくらいでちょうど良いのではと思います。五文型にはヒエラルキーがあるのです。
Be動詞は例外的で、疑問文は動詞が前に来るし、否定文はBe動詞自体が変化します。これを教える過程で、先に入れるのは手順前後だと思います。
伝われば良いし、コミュニケーションを楽しめればいいと考えて、バッサリといろいろカットして、そして極めることを放棄すれば、多言語の道は見えてくると思います。
極めることだけが正解とは限らない(蛯名健一)
多言語を極めることなど、僕らには無理です。
でも広く浅く楽しむことは可能です。そして言語というおもちゃはわずかでも手にするだけでも、本当は大きなリターンがあるのです。
そして、今日の「手帳講座」のメインテーマであったアインシュタインメソッドはかなり多言語習得にも、かなり有効です!!
というわけで、まずはアインシュタインのモノマネで
私は未来について考えたことがない。それはすぐに来てしまうから(アインシュタイン)
I never think of the future. It comes soon enough. Einstein
とつぶやくところからはじめましょう!!(ふざけるくらいがちょうどよいのです!!)
(多言語セミナーシリーズは一年後の4月からスタートです!お楽しみに!!)
(それまでにサクッとヒーラーとして力をつけて、あっさりと開業し、ビジネスとして成功させてください!多言語習得なんて、現代の貴族の余技です。いや、もしくは華僑やユダヤ人の必修科目でしょう)
というわけで、今日紹介したエビケンさんの動画です!!4,5年前に「まといのば」で大ブームでしたね〜
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