今日は英語に関するシークレットセミナーでした。
この講座は英語の歴史について学ぶとか寺子屋的なものではなく、実践的に英語ができるようにしましょうという定期的な講座の1つですが、そこで空港や飛行機内でのスクリプトがあったので、こんな動画を受講生に紹介しました。
ヴァージンらしい仕上がりです。ノリノリです。
機内アナウンスと言えばこちらも話題になりました。
英語を学ぶというのは語義矛盾に近いと言えます。語学はメディアでしかなく、学ぶ対象はそのコンテンツであり、その世界観です。英語なり語学を通して何かを学ぶというべきでしょう。
カッコイイと思えるもの、素敵だと思えるものを、なんとか自分のものにしたいと考え、そのメディアがEnglishであるなら、英語を学べば良いですし、漢文なら漢文を、ラテン語ならラテン語をそのプロセスの中で習得してしまえば良いことです。
シュリーマンは多国語を学びたかったのではなく、伝説のトロイアが実在することを示したかったわけです。我々も狂おしいほど知りたいと思うものを見つけましょう。
僕が若いころに狂おしいほど知りたかったのはこの世界でした(いまだに分かりませんが(^^))。
ちなみにこの講座の原則は非常にシンプルです(一般に公開することはあまり考えていませんが。なぜならそれほどまでに英語が必要という人は多くないためです)。0番目として狂おしいほど知りたいゴールがあることは前提として、原則(というか方法論)は3つあります。
1つ目は、ロゼッタストーン式です。これは何度か繰り返していますし、寺子屋のラテン語や英語、漢文などでも効果を発揮しています。
2つ目は、「言語はいきもの」であるということです。これもお馴染みかと思います。発話され、感情が乗り、臨場感があるところで生き生きと使われてこそ、生命が吹き込まれます。単調で退屈な飛行機のセーフティービデオも、生き生きと語られると(踊りながら、もしくは裸で)見入ってしまいます。
3つ目は、「完全な文法はない、しかしSVOCは骨格としては便利」というのものです。これはかなり強力な方法かと思います。高校1年生でやる五文型、もしくはネクサスと呼ばれるものですが、これをきちんとツールとして使いこなすと、文法のほとんどは包摂される感じがあります。我々は文法学者になるのではなく、文章が読めればいいので(書くことも、聞くことも)、SVOCだけで十分です。関係代名詞や現在完了などの厄介と思われがちな内容も同じ1つの原則でスラスラと読めるようになります。
このシークレットセミナーはこの3つの方法論をガンガン使いながら、身体に覚え込ませる「英語」の加速学習です。
神様が土くれに息を吹き込んで生命を宿したように、我々も単調に見える学習に生命を吹き込みましょう!
↧
英語の加速学習の3つのささやかなコツ 〜シートベルトは忘れずに〜
↧