既成の気功技術だけでは物足りない方へ。
気功の醍醐味は気功技術ではなく、魔法です。
魔法のような不可思議な現象が次々と起こること、起こせることがこそが気功の醍醐味であり、マニュアルに則って気功技術を発火させることであれば、AIでもできます。
人間のヒーラーがやるべきことは、夢のような魔法を次々と引き起こすことでしょう!
そしてそれこそが我々が気功を志した初心だったのではないでしょうか?
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というわけで、、、、ヒーラーとしてまず考えねばならないのは、いかに魔法空間を出現させるかということです。
それをマインドセットにすべきで、他は不要です。
たとえば困っている人を助けたいとか、これは良いもの(良い考え方)なので広めたいとかは、あまり好ましくありません。
人としては好ましいのでしょうが、ヒーラーのマインドセットとしては好ましくないのです。
(従来の言い方で言えば、「優しさは仇になる」のです。いつも仇になるのです)
それに、そもそも誰かが困っているかどうかはどう判断するのでしょう?
本人が困っていると口で言っているからと言って、なぜそれが事実だとわかるのでしょう?
そしてなぜ困っている人をヒーラーは助けなくてはいけないのでしょう?
同様に、これが本当に良いものだとなぜ言えるのでしょう?
自分にとってよいものと確信するのは大事なことですが、それが万人に妥当すると考えるのは良い迷惑です。
小さな親切、大きなお世話ですw
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*小さな親切、大きなお世話?!!!
我々ヒーラーの仕事は魔法空間を作り出すことであって、それ以外は存在しない位に強く考えることです。
魔法空間とは臨場感空間のことです。
ヒーラーが創り出し、ヒーラーとクライアントが共有する臨場感空間のことです。
ヒーラーに有償で依頼をしたいと考えるクライアントさんがいて、その2人の関係が魔法空間に包まれれば、魔法のような奇跡が普通に起こります。
魔法空間とは両者が共有する臨場感空間であり、術者が創り出し支配し続けている臨場感空間です。
魔法空間を単に臨場感空間と呼んでも良いのですが、そうすると少し意味がぼんやりします。
共有と支配のある臨場感などというのはありふれています。そして多くの人はそれだけで事足れりとしてしまうのです。
だから困っている人を助けたいとか、良いものだから広めたいなどというものがマインドセットになってしまいます。それは善意で敷き詰められた地獄への道になりがちなのです。
我々がするべきは、もっともっとシンプルであるべきです。すなわち、魔法空間をいかに作り出せるかを自分に問い続けることです(そして分が悪いと思ったら、素早く退く勇気が大事です)。
魔法空間とは、相手のゴールを剥(む)き出しにして、相手を煽(あお)り、たぶらかし、揺さぶって、結果的に喜ばせる空間です。
そのときの主戦場は情報空間であり、当然ながら物理空間でもあります。
そこで相手を振り回すためには、適切に自分が情報空間を素早く移動できる必要があります。
すなわち変性意識の深度と場所を即座に変える能力が必要なのです。
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*エッシャー(Escher)
これが今月のグリモワールスクールの肝です。
平たく言うならば、魔法の要点は変性意識です。
我々は華やかな気功技術に目を奪われがちですが、重要なのは変性意識です。
気功技術が効かなくなり、手探りで書き換えをしなくてはいけない限界状況で、いかに魔法を引き起こすかがポイントです。
五合目までは車で行けても、山頂までは自分の足で歩かないといけません。
単なる深い変性意識の生成というのもまた五合目でしかありません。
深い変性意識の生成は前提として、そこから自在に変性意識状態を変える訓練を主体的に(あるときからはあたかも受動的に)行います。
情報空間を移動することが大事なのです。
深い深いところに潜ったら、即座に浅いところに移動できることが大事です。縦にも横にも斜めにも即座に移動する力が大事なのです。
このためには基礎体力が不可欠です。
筋トレをするように深い変性意識に入る練習をひたすらにするのが土台となります(筋トレも大事です)。
その土台ができたら、ロゴスとミュトスのトレーニングをします。
これがグリモワール(魔導書)です。
これが変性意識の移動につながります。
たとえば、何も心に浮かべずにリンゴといってみましょう。日本語を学ぶ外国人が意味も知らずにはじめて発話するような気分で、リンゴと言います。
次にその逆にリンゴにまつわる膨大なイメージを心に繰り広げてからリンゴと言ってみましょう。
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発話されたこの2つの音は同じ音ながら注意深く聞けば、全く異なる音がします。
我々は物理的な空気やその他の振動を通じて、実は情報空間にアクセスしているのです。
我々はイデアにも情報空間にも直接触れることはできません。直接経験はできなくとも、間接的にその気配を感じることができます。
そのことを体験して、理解したら、自分が言葉に情報を乗せることができますし、相手の情報を読み取ることができます(読み取ると言っても明示的に言語で理解するのではなく、感覚で理解するイメージです。言葉はしばしば邪魔です)。
これが仮にロゴスのワークと呼んでいるものです。
重要なのは、「ただの言葉」と「意味のある言葉」はその音が異なるように聞こえるということです。心が無く発するただの言葉と、深い意味があって発する言葉では同じ言葉でも全く違って聞こえるということです。
きのうのばらはただその名のみ、むなしきその名をわれらは手にする(ホイジンガ『中世の秋』)
ちなみに、ここでエコー(Echo)という気功技術とそのワークを思い出す人もいるでしょう。
Echoとの本質的な違いは、Echoはその言葉の意味を忖度(そんたく)しないという点です。
むしろ意味がノイズになります。
多くの場合は自分に引き寄せた意味を言葉に当てはめがちなのです。そんな意味で濁らせるならば、その音だけを大聖堂の中に響かせた方が良いというのがEchoの考え方です。
ロゴスとエコーの両方を使うことができれば(ちなみにどちらも擬人化され、神話の登場人物です)、魔法空間を創り出すことが可能になります。
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*ウォータハウスの「エコーとナルキッソス」
*グノーシス神話ではヤオトバルト(のちのヤハウェ)を処女懐胎したのはソフィアであり、ロゴスです。
この激しく移動できる変性意識状態、そしてロゴスとミュトスのワークをベースとして、魔法空間が生み出されます(ミュトスについては、またいつか丁寧に解説します。ミュトスとは平たく言えば神話であり、物語です。物語とは深い深い宇宙大に広がるネットワークです。すべての伏線が回収されて大きな絵が最後に出現するのが神話の力です。そのネットワークを一望する感覚で最初のアリアドネの糸を提示するのがミュトスのワークです)。
厳密に定義され区画された魔法空間の中でこそ気功技術は本来の効果を発揮します。
そしてその効果は術者も驚くほどです。まさに魔法です。
そしてその空間の中でしか発火しない不思議な気功技術もたくさんあります。
魔法空間を生成し、そして数多くの魔法技を次々と実践していきましょう!!
というわけで、久々のヒーラー養成スクール(グリモワールスクール)をお楽しみに!!!
こちらの記事「【募集開始】魔法系気功技術大全。グリモワール(魔導書)としてのヒーラー養成スクール2017-09-05」も参照してください!
【ヒーラー養成スクール 〜魔法系気功技術大全(グリモワール)〜】
【日時】 9月23日(土)13:00~18:00
9月24日(日)13:00~18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください。またPaypalでの10万円以上の決済はPayPalでの本人確認が必要です)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 筆記用具、動きやすい格好
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
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*一歩一歩着実に!!
*赤と黒。被っていますね。
気功の醍醐味は気功技術ではなく、魔法です。
魔法のような不可思議な現象が次々と起こること、起こせることがこそが気功の醍醐味であり、マニュアルに則って気功技術を発火させることであれば、AIでもできます。
人間のヒーラーがやるべきことは、夢のような魔法を次々と引き起こすことでしょう!
そしてそれこそが我々が気功を志した初心だったのではないでしょうか?

というわけで、、、、ヒーラーとしてまず考えねばならないのは、いかに魔法空間を出現させるかということです。
それをマインドセットにすべきで、他は不要です。
たとえば困っている人を助けたいとか、これは良いもの(良い考え方)なので広めたいとかは、あまり好ましくありません。
人としては好ましいのでしょうが、ヒーラーのマインドセットとしては好ましくないのです。
(従来の言い方で言えば、「優しさは仇になる」のです。いつも仇になるのです)
それに、そもそも誰かが困っているかどうかはどう判断するのでしょう?
本人が困っていると口で言っているからと言って、なぜそれが事実だとわかるのでしょう?
そしてなぜ困っている人をヒーラーは助けなくてはいけないのでしょう?
同様に、これが本当に良いものだとなぜ言えるのでしょう?
自分にとってよいものと確信するのは大事なことですが、それが万人に妥当すると考えるのは良い迷惑です。
小さな親切、大きなお世話ですw

*小さな親切、大きなお世話?!!!
我々ヒーラーの仕事は魔法空間を作り出すことであって、それ以外は存在しない位に強く考えることです。
魔法空間とは臨場感空間のことです。
ヒーラーが創り出し、ヒーラーとクライアントが共有する臨場感空間のことです。
ヒーラーに有償で依頼をしたいと考えるクライアントさんがいて、その2人の関係が魔法空間に包まれれば、魔法のような奇跡が普通に起こります。
魔法空間とは両者が共有する臨場感空間であり、術者が創り出し支配し続けている臨場感空間です。
魔法空間を単に臨場感空間と呼んでも良いのですが、そうすると少し意味がぼんやりします。
共有と支配のある臨場感などというのはありふれています。そして多くの人はそれだけで事足れりとしてしまうのです。
だから困っている人を助けたいとか、良いものだから広めたいなどというものがマインドセットになってしまいます。それは善意で敷き詰められた地獄への道になりがちなのです。
我々がするべきは、もっともっとシンプルであるべきです。すなわち、魔法空間をいかに作り出せるかを自分に問い続けることです(そして分が悪いと思ったら、素早く退く勇気が大事です)。
魔法空間とは、相手のゴールを剥(む)き出しにして、相手を煽(あお)り、たぶらかし、揺さぶって、結果的に喜ばせる空間です。
そのときの主戦場は情報空間であり、当然ながら物理空間でもあります。
そこで相手を振り回すためには、適切に自分が情報空間を素早く移動できる必要があります。
すなわち変性意識の深度と場所を即座に変える能力が必要なのです。

*エッシャー(Escher)
これが今月のグリモワールスクールの肝です。
平たく言うならば、魔法の要点は変性意識です。
我々は華やかな気功技術に目を奪われがちですが、重要なのは変性意識です。
気功技術が効かなくなり、手探りで書き換えをしなくてはいけない限界状況で、いかに魔法を引き起こすかがポイントです。
五合目までは車で行けても、山頂までは自分の足で歩かないといけません。
単なる深い変性意識の生成というのもまた五合目でしかありません。
深い変性意識の生成は前提として、そこから自在に変性意識状態を変える訓練を主体的に(あるときからはあたかも受動的に)行います。
情報空間を移動することが大事なのです。
深い深いところに潜ったら、即座に浅いところに移動できることが大事です。縦にも横にも斜めにも即座に移動する力が大事なのです。
このためには基礎体力が不可欠です。
筋トレをするように深い変性意識に入る練習をひたすらにするのが土台となります(筋トレも大事です)。
その土台ができたら、ロゴスとミュトスのトレーニングをします。
これがグリモワール(魔導書)です。
これが変性意識の移動につながります。
たとえば、何も心に浮かべずにリンゴといってみましょう。日本語を学ぶ外国人が意味も知らずにはじめて発話するような気分で、リンゴと言います。
次にその逆にリンゴにまつわる膨大なイメージを心に繰り広げてからリンゴと言ってみましょう。

発話されたこの2つの音は同じ音ながら注意深く聞けば、全く異なる音がします。
我々は物理的な空気やその他の振動を通じて、実は情報空間にアクセスしているのです。
我々はイデアにも情報空間にも直接触れることはできません。直接経験はできなくとも、間接的にその気配を感じることができます。
そのことを体験して、理解したら、自分が言葉に情報を乗せることができますし、相手の情報を読み取ることができます(読み取ると言っても明示的に言語で理解するのではなく、感覚で理解するイメージです。言葉はしばしば邪魔です)。
これが仮にロゴスのワークと呼んでいるものです。
重要なのは、「ただの言葉」と「意味のある言葉」はその音が異なるように聞こえるということです。心が無く発するただの言葉と、深い意味があって発する言葉では同じ言葉でも全く違って聞こえるということです。
きのうのばらはただその名のみ、むなしきその名をわれらは手にする(ホイジンガ『中世の秋』)
ちなみに、ここでエコー(Echo)という気功技術とそのワークを思い出す人もいるでしょう。
Echoとの本質的な違いは、Echoはその言葉の意味を忖度(そんたく)しないという点です。
むしろ意味がノイズになります。
多くの場合は自分に引き寄せた意味を言葉に当てはめがちなのです。そんな意味で濁らせるならば、その音だけを大聖堂の中に響かせた方が良いというのがEchoの考え方です。
ロゴスとエコーの両方を使うことができれば(ちなみにどちらも擬人化され、神話の登場人物です)、魔法空間を創り出すことが可能になります。

*ウォータハウスの「エコーとナルキッソス」
*グノーシス神話ではヤオトバルト(のちのヤハウェ)を処女懐胎したのはソフィアであり、ロゴスです。
この激しく移動できる変性意識状態、そしてロゴスとミュトスのワークをベースとして、魔法空間が生み出されます(ミュトスについては、またいつか丁寧に解説します。ミュトスとは平たく言えば神話であり、物語です。物語とは深い深い宇宙大に広がるネットワークです。すべての伏線が回収されて大きな絵が最後に出現するのが神話の力です。そのネットワークを一望する感覚で最初のアリアドネの糸を提示するのがミュトスのワークです)。
厳密に定義され区画された魔法空間の中でこそ気功技術は本来の効果を発揮します。
そしてその効果は術者も驚くほどです。まさに魔法です。
そしてその空間の中でしか発火しない不思議な気功技術もたくさんあります。
魔法空間を生成し、そして数多くの魔法技を次々と実践していきましょう!!
というわけで、久々のヒーラー養成スクール(グリモワールスクール)をお楽しみに!!!
こちらの記事「【募集開始】魔法系気功技術大全。グリモワール(魔導書)としてのヒーラー養成スクール2017-09-05」も参照してください!
【ヒーラー養成スクール 〜魔法系気功技術大全(グリモワール)〜】
【日時】 9月23日(土)13:00~18:00
9月24日(日)13:00~18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください。またPaypalでの10万円以上の決済はPayPalでの本人確認が必要です)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 筆記用具、動きやすい格好
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

*一歩一歩着実に!!
*赤と黒。被っていますね。