駄々をこねている子供を見たら、叱りましょうとか褒めましょうとか、そういう話ではなく、、、、
その動きを積極的にコピーしましょう。
というか、内なる抑圧されたその動きを思い出しましょう(*^^*)
かつては僕らも駄々をこねていましたし(今もそうかもw)、それにその動きに長けていました。
そしてこの動きこそが、高度な身体操作の入り口になります。
駄々をこねるには2つの方法があります。
ひとつは上下動です。もう1つは横方向への動きです。
可能であれば、やりながら読んでみてください。
何をやるかと言えば、駄々をこねるのです。
ヤダヤダヤダと駄々をこねてみましょう。
このときに上下に動く駄々こねと、左右に動く駄々こねがあります。
どちらも一長一短ですが(そうなのか?)、どちらかが得意だと思いますので、得意な方を練習してください。
上手に駄々をこねるポイントは第一に心から駄々をこねることです。
心から始まり、身体と世界に広がっていきます。InsideがOutsideに広がるのです。
アランは動くことで感情も変わると言いました(それは正しいと思いますが)。
しかし、いまは心からスタートしましょう。
動きというのは腹部からはじまり全身に広がります。
腹横筋がすべての筋肉のはじまりです(だからこそ内臓脂肪や皮下脂肪で巨大化すると腹横筋が締めにくくなり、それが動きの緩慢さにつながるのではないかと推測しています。もちろん太っていても腹横筋が鍛えられていれば、俊敏に動けます)。
腹横筋が動き、そして股関節の屈伸がエネルギーとなり、全身に伝わるイメージです。
腹部腰から始まり、それが四肢を通じて、つま先、指先を通って外に飛び出していくイメージです。
ですので、つま先、指先でエネルギーが止まらないように、そこをゆるめるのは大事です。解除するイメージです。
解除すると言っても難しいことはなく、手をぶらぶら、足をぶらぶらさせることです。
手をぶらぶら、足をぶらぶらして解除したあとに、駄々をこねてみると身体がさっきよりも反応して、うまく駄々をこねられるようになると思います。
余談ながら、最近では「猿になれ」とも言っていますが、ウホウホという猿の真似をするのと似ています(まさに「猿真似w」)。
猿になればなるほど身体をうまく使えます。
駄々をこねても、猿になってもうまくいきます。
*「え?俺?」
駄々をこねると身体がつながっているのが分かります。
一枚の筋膜で全身は覆われていて、それが連動しているイメージです。
そして身体は想像以上に十分な水に浸されているので(細胞外液も内液も)、刃物で傷つけたり、針で刺すと、体液が溢れ出ます。
そして身体をゆすってみると、水が振動するかのように身体は波打ちます。身体の中の細胞が波打つイメージです。
たとえばシャンジュマンをするときなどに、駄々をこねるの上下振動版を使います。
駄々をこね続けながら、それが激しくなっていき、長期戦になるイメージです。
そのままなんとなくシャンジュマンしてみますw
(というか、こういう話をブログで書くのは難しい、、、是非騙されたと思ってちょっと試してみてください!)
駄々をこねるときの運動ってかなりのものなのですが、でもほとんど筋肉を使っている感覚も動いている感覚もありません。心が身体を支配し、心が身体に複雑な動きをさせています。
もしくは心と身体がダンスをしているようなものです。身体が心に反応し、心は身体に反応します。身体の動きが心にも働きかけ、また心が身体に働きかけて、絡み合って相乗効果を上げます。
筋肉を意識して使うというフェイズは大事なのですが、しばしば「歩けなくなったムカデ」状態になります。
たくさんの脚を器用に使いこなしているムカデ(百足)に嫉妬したアリくんがムカデくんに質問します。
「君はどの脚から動かすんだい?」と。
ソクラテスみたいなやつがどの世界にもいるものです(笑)
彼らは鳥に飛び方を教えられると確信しているプラトン主義者です。
そしてその残酷な質問によって、ムカデくんは歩けなくなります。どの脚から一体動かすんだろうと考えれば考えるほど動けなくなるからです。
踊りもそういうところがあります。
ポジションは大事ですが、囚われすぎると萎縮して動けなくなります(可愛そうムカデのように)
バレエのように高度に発達した舞踊形式であっても、踊るという本質は変わらないと思います。
まずは上手に駄々をこねるところからスタートしましょう!!!
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【場所】 都内のバレエスタジオ(新宿です)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください。またPaypalでの10万円以上の決済はPayPalでの本人確認が必要です)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)、バレエ経験を問います
【持ち物】 踊れる服(レオタード等)、バレエシューズ(もしくはソックス)、タオル、飲料、ノートとペン
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【書籍紹介】
本文とはあんまり関係ないですけど、かなり面白いです。
自重トレーニング全般をかなり軽視していましたが(とは言え、僕が憧れる大好きな人はビーガンで自重トレーニングだけで鍛えていたりします)、これを読むと少し認識が変わります。
自重トレーニングというのは、自分の身体の重さだけを使うトレーニングです。
著者は古代ギリシャ、古代ローマの隆々たる身体が自重トレーニングで作られたことを紹介しつつ、それは古くからキャリステニクスと呼ばれますが、現代のトレーニング法を前にして廃れます。
そのキャリステニクス(ギリシャ語で美と強さを意味する)が生き残ったのが唯一刑務所であったというのが面白く、著者もその中で学びその中で指導的な役割を果たします。
それをコンビクト・コンディショニングと名付け、その動作を6つにまとめています。Big3ならぬBig6です。
そのBig6とは、、、Push Up, Squat, PullUp、Leg raise、Bridge、HandStand PushUpです。
ちなみに踊りの稽古も自重トレーニングがメインです。
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*スパルタがなぜこれほどまで強かったのか、その秘密がキャリステニクスにあるそうで、、、話半分としても面白いです!
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泣き叫んだり、駄々をこねる子供を見たら、、、、その動きを心からコピーしましょうw
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