*本日はオンラインレコード公開収録です!アルケミアの秘密に深く迫ります!
*来週は恒例の寺子屋リニューアル版です!
僕自身が施術で一番使う技術は何かと聞かれたら、もしくはどんな視点で身体を見るのか?と聞かれたら、おそらく「関節」と答えるのではないかと思います。
身体もしくは肉体というのは非常に不思議なもので、ある意味で鵺(ぬえ)のようなとらえどころのないものです。
何らかの切り口で切って、初めてその姿を表します。
ただその切り口が症状に対して無意味なのものであれば、その試みも無意味に終わります。
切り口は多ければ多いほど良いのですが、施術の時間は無限にはありません。
だからこそ高い効果が見込める切り口を採用します。
それが「関節」です。
*驚くべき超絶技巧も関節という視点で考えれば、カラクリと鍛錬法が見えてきます。
関節というのは不思議な概念です。
骨はたしかに物理的に存在しますし、筋肉も靭帯も滑液も実際に存在しますが、関節というモノは存在しません。
筋肉や神経や血液を考えなければ、骨格だけで考えるとするならば、そこには骨と骨があるだけです。
関節とは言い換えれば「骨と骨の関係性」という機能の名称です。
先日のセミナーでも言及しましたが、これは老子の言う無用の用の最たるものです。
コップがコップとして機能するのは、コップの内側が中空だからです。
車輪が車輪として機能するのは中心が中空だからです。
何もないということが意味があるのです。
*老子『三十輻共一轂 当其無、有車之用』(11章)
車輪は中心の穴があるからこそ、車輪の役目を果たします。有は無があってはじめて機能します。
関節もまた同じです。関節を一種の臓器のような実在として扱うとそこを修復しようとして、間違いを犯します。
関節とは何もない空間であり、何もない空間を調整することが全身を調整することになります。
これが今回のスクールの中心的な命題です。
関節という視点で身体を見てみると、全く違う光景が広がり非常に面白いと思います。
図と地という概念がありますが、骨から見る風景と関節から見る風景はまったくあべこべなのです。
そしてどちらが役に立つかと言えば、、、常識の裏を行くほうが役に立つのです。
例えば腰や骨盤というのはがっちりしているイメージがあります。
しかし、関節という視点で考えると、腰はゆらゆらとせざるをえないfragile(フラジャイル、脆い)ものです。
仙腸関節はグラグラと動き、股関節はゆるゆるで、腰仙関節も積木くずしのようです。
それを筋肉と靭帯というゴムによってぐるぐる巻きにして、かついつも緊張させてガチガチにさせてなんとかイメージを保っています。
どういうイメージかというと「腰や骨盤はがっちりしている」というイメージです。
物理は情報に従います。
肉体は心に従うのです。それが物理的に間違っていても、心に従うのです。
無能な社長に盲目的に従う部下のようなものです。
社長が間違っていることが分かっていても、従う他のオプションがありません。
がっちりしているというイメージを維持するために、肉体は頼りない骨ではなく、筋肉を働かせます。筋肉は疲れきり、そして重要な仕事をすることができなくなります。
先日の「聖なる骨の調整」では今回の気功整体師養成スクールのイントロダクションとして、仙骨を中心とした腰の調整の実習を行いました。
その結果として、、、、
ガラケーのような完璧な前屈、スムーズで深い側屈、Y字、I字、そして面白いところでは結跏趺坐などが次々とできるようになりました。
いわゆる身体動作というのは、純粋に筋肉に依存するものですから、筋肉を鍛えない限りは習得できないものです。そして筋肉を鍛えるのは一朝一夕では不可能です。それは時間をかけて正しいトレーニングと過負荷によって実現します。
では、なぜ彼らは一朝一夕どころか一夕で実現したのでしょう。数時間で。
その回答はシンプルです。
自分で自分の心を書き換えたからです。
心を書き換えれば、身体はそれに従います。それも一瞬で。
同じようにヨーガスクールでも、特に今回は史上最強にアーサナをたくさんやり、そして高度に実現してきました(今回のスクール修了生にはご自身の見事なアーサナの写真が届くと思います。その自分の素晴らしい姿をトリガーにますます身体を鍛え上げてください!)。
カラクリはいつもシンプルなのです。
情報が物理を書き換え、心が身体を書き換えます。
情報 → 物理
心 → 肉体(身体)
です。
先日の「はじめての気功 聖なる骨の調整」では、仙骨周辺をゆるめました。
そのことでクンダリーニは通り、背筋は伸び、身長は高くなり、そして楽に立ったり座ったりができるようになりました。
重要な関節を書き換えるということは、大きな結果につながります。
身体は明確なヒエラルキーの世界ですので、優先順位が重要です。
First things first
です。
すべての細胞が重要と言っても、施術する順序は大事です。トリアージです。
気功整体師養成スクールでは、その優先順位を学び、そしてその順番に実際の現場で施術していくことで、素早く成果を出す方法を学びます!
かなり面白いと思います!!
セルフヒーリングであれば、例えばひたすらに仙骨を調整しておけば結果は出ますが、施術をするヒーラー(医師、PT,OT,鍼灸マッサージ、整体師)であらば、話は別です。
短い時間で診断・判断をして、施術して結果につなげる必要があります。
きちんと症状を聞き、見立てをして、テストを繰り返して、原因をある程度絞り込んで施術する必要があります。
その手法もスクールで学びます。
今回も最近の流れに乗って、ひたすらにワーク、ワーク、ワークです。
自分の身体を書き換え、相手の身体を書き換え、圧倒的な結果を手に入れつつ、自分の臨床や施術に必要な知識とテクニックをゲットしてください!
あまり自覚されることが多くないのですが、施術家の身体レベルは施術結果に大きく左右します!
人の身体を変え、自分の身体を変え、ますます自由な身体を手に入れましょう!
お楽しみに!!
【気功整体師養成スクール 〜ジョイント、アライメント、自由な肉体〜】
【日時】 8月5日(土)13:00~18:00
8月6日(日)13:00~18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください。またPaypalでの10万円以上の決済はPayPalでの本人確認が必要です)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 筆記用具、動きやすい格好
【お申し込み】お申し込みはこちらから。
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