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Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
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すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる(Friedrich Nietzsce)

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最近、スクールが非常に楽しいです(^o^)

いま開講中の美肌プロ養成スクールもそうですが、非常に楽しいです。

セミナーやスクールというのはダンスのようなものです。タンゴを踊るように、両者で一緒にステップを踏むもので、教師と受講生の息が合い、熱意のレベルが合ってこそです。
最近のセミナーもそうですが、知識も熱意もある方と良い時間を過ごせていて、非常に楽しいです。

これまでもレベルの高いメンバーとレベルの高いセミナーやスクールを展開してこれたという自負はあるのですが、最近はますます楽しくなってきました。

何が楽しいかと言えば、そのカラクリは非常にシンプルです。


ちなみに、「まといのば」ではこれだけは伝えておきたいというコンテンツや世界観、知識というのが明確にあります。そしてそれが常識に反していたり、理解するためには高度な知識が必要なことも事実です

余談ながら、OnLine ReCord第2弾の公開収録でも少し話しましたが、「まといのば」で提供する知識はきわめて保守的です。ラディカルで新奇で奇抜な印象を受けるかもしれませんが、実際はかなり保守的です。というか、以前のほうがラディカルでした。そして間違いの割合も多かったです。
公開収録ではそれを「知の大衆化」もしくは「大衆化された知識」という言い方をしました。
学問の世界やIQの高い世界で発見され、批判と検証にさらされ、そして定説化し、常識化したものが、大衆に払い下げられてきます。そのような知識を「大衆化された知識」と仮に読んでいます。

そのような「知識」のみを共有しています(もちろんたまに最新の研究や知見を紹介することもありますがwそれらは紹介のみにとどめています)。

学校教育が洗脳的かどうかは僕は良く分かりませんが、僕らの所与の前提としてる知識やパラダイムは相当に古く使えないものです。もしかしたらメディアの責任もあるのかもしれません。ただ大人になったら、自分の脳は自分でマネージメントしていけます。


「まといのば」では少なくとも数年先に至るまでのコンテンツというのはぼんやりと存在しています。セミナー受講生はよく聞かされると思うのですが、「来年には」「3年後までには」こういうことをやりたいというのは明確にあります。明確にありますし、開示しています。

知識の習得や抽象度の階段を上がるというのは、一足飛びには不可能です。着実な過負荷漸進(Progressive Overlord)です。20kgのベンチプレスを必死に上げているときに、翌日に100kgをあげることは不可能です。ほとんどの人が20kgで停滞しているときに、着実に進歩していけるのが加速学習です(もちろん重さだけではなく、フォームや意識が洗練されることも含めて)。




で、本題に戻ります!

最近のスクールの何が僕にとって「楽しい」のかと言うと、そのギリギリまでがんばって来年や3年後にやりたいと思っているコンテンツがあって、そのコンテンツを唐突に今教えることができるというのが「楽しい」理由です。

こちらが想定している以上に場が飛躍的に成長しており、それも気負いも無く、さりげなくさわやかに加速度的に成長しているのが非常に楽しいのです。


OnLine ReCordもスタートしていますし(関連して興味深い質問もたくさん頂いています)、寺子屋のバックナンバーや「まといのば」講座のバックナンバーでガンガン学習する方も増えているので、どんどん面白い展開が待っていると思います。


昨日、美肌系のヒーラーさんがおっしゃっていた言葉が印象的です。

「結局、美容気功とはIQなんですよね、、、」と。




まさにそのとおりです。美容はIQを上げることであり(遺伝子は変えられないので、NatureではなくNurtureを変えるのです)、抽象度を上げることであり、クンダリーニを覚醒させること、大周天をまわすこと、知性を身にまとうことです。

IQなり知性をトップとして、そこに様々に具体的な知識や技術や経験がぶら下がっています。


美容だけではなく、バレエも人間関係も気功もビジネスも同様です。
(IQを学校のお勉強という文脈のみで考える人は多くないと思います。スポーツも舞踊も結局は頭です。身体だけでなんとかなるのは人生の最初だけです。かつてバレエの女王シルヴィーギエムが、足を褒められたときに、「でも最も大事なのはココなの」と頭を指差したことを思い出します)




現代に生きる大人にとって、知性を向上させるというのは、食べ放題のバイキングのようなものです。好きなものを好きなだけ食べていけば、栄養も摂れて健康的になれます。好きな学問を好きなように学び、好きな気功技術を好きなように学べば、結果的に楽しくIQは上がっていき、自分の理想の人生に近づいていきます。

楽しんでいきましょう!!!



そうそう、IQを上げることを、新しい知識や新しいパラダイムを学ぶことと思っている方は多いのですが(それは大枠は間違っていないのですが)、むしろ厳密に言えば、ちょっと違います。
IQを上げる一番良い方法とは、自分が無意識に前提としていることを意識化し、それを修正することです。これが、本来のIQアップのカラクリです。


経済学者のジョン・メイナード・ケインズ(美しい奥さんはバレリーナでした)は一般理論でこう言います。

困難は、新しい思想にあるのではなく、大部分のわれわれと同じように教育されてきた人々の心の隅々にまで広がっている古い思想からの脱却にある。」(J.M.ケインズ 雇用・利子および貨幣の一般理論 塩野谷祐一訳 序文より)
*はじめてブログで紹介したのは2012年のこの記事でした。


古い思想からの脱却が大変なのです。そしてケインズ自身も一般理論の中で論敵との対決に多くのページを割いています。


ニーチェはより直截(ちょくさい)にこう語ります。

すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる


「無意識を意識化する」とは、Rゆらぎであり、我々が「気功」と定義しているものそのものです。



【書籍紹介】
来月の寺子屋は久々の経済学ですので、手元において眺めておきたいですね〜
雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)/岩波書店

¥1,102
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雇用、利子および貨幣の一般理論〈下〉 (岩波文庫)/岩波書店

¥907
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雇用、利子、お金の一般理論 (講談社学術文庫)/講談社

¥1,620
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雇用・利子および貨幣の一般理論/東洋経済新報社

¥3,672
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雇用・利子および貨幣の一般理論 ─まんがで読破─/イースト・プレス

¥価格不明
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ちなみに、蛇足ながら、ニーチェはこんなことも言っているそうです。


過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。

そして、

夢想家は自分自身に嘘をつくが、嘘つきは他人にだけ嘘をつく。


まさにゴール設定であり、まさにコーチングですね。2つめはFake it until you make it.やAssume a virtue(ハムレット)、そして「イエス・キリストを着なさい」(ロマ書)を思わせます。


なんか「超人になるためのニーチェ・コーチング」なる講座を開設したいですねー(しませんが)。
(いや、「超人になるためのニーチェの言葉」とかなら講座できるかな、、、「昼間に行灯をつける隠された理由」というようなサブタイトルで)





そしてこれまた余談ながら、来年3月に美肌プロ養成スクールを女性限定で開催します!!!(予定)


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