Quantcast
Channel: 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ
Viewing all 3544 articles
Browse latest View live

【明日開催!!】筋肉をゆるめたら、脳をもっとゆるめて活性化させよう!ミケランジェロとハトホルの目

$
0
0

COVID-19(新型コロナウィルス)に関しては、セミナーなどでは話していますが、ブログのような不特定多数に対しては話すのを控えています。

(コビッドと読むのでしょうか。Coがコロナ、Viがヴィールス、DがDiseaseで、2019年に流行なので19だそうです。WHOが名付け親です)

 

 

ただシンプルな事実確認を。

 

 

厚生労働省が発表しているデータで言えば、

 

2月21日12時の時点で

 

79例の患者、14例の無症状病原体保有者が確認されている。

 

とのことです。

 

日本の人口は1億2000万人です。

 

79例中14例は無症状です。不顕性ということです。

厚生労働省

 

ちなみにアメリカもインフルエンザが猛威を振るっていて、1万人以上がすでに死んでいます。

 

しかし、、、これも例年通りです。

 

c.f. CDC(アメリカ疾病管理センター)

 

例年通りというか、例年通りのど真ん中です。

(もちろん「こんなデータは信頼できない」という意見も分からないではありませんが、自分にとって都合の良い情報を取り入れ、都合の悪い情報を嘘と見做すとそれ相応の帰結になります)。

 

だからと言って軽視して良いわけではありませんが、花粉症もインフルエンザも例年通り蔓延しています(交通事故も自殺も、DVも)。

 

 

対策については、いろいろと話していますが、ここでは割愛します(過去にも書いていますし)。

 

 

 

というわけで、今回はいくつかTipsというかコツを!

 

まず、立体曼荼羅結界講座でも話しましたが、千手のコツは第7チャクラからではなく、肩甲骨からやりましょう。

 

大事なことなので、繰り返しますが、千手はクラウンチャクラからではなく、肩甲骨から見えない手を出す感覚での練習が効果的です。

 

また、千本とか考えずに、片手一本ずつです。必ず。

 

肩からだと少し濁るので、肩甲骨からが良いと思います(と、昨日のスクールで特に思いました)。

 

 

講座を企画している当初は耳あたりから出すイメージで良いと思っていましたが、それは無茶でしたね(僕もそうはしていなかったですし)。

 

この練習はあまりイメージ重視しすぎず、むしろ目の前のコップを見えない手で掴むくらいの感覚で(つかめませんけどw、つかめたら教えて下さい。持ち上げてみてください。念動力ですね)。

 

 

 

次です!

 

下腿三頭筋腱による下腿三頭筋のリリースは下腿三頭筋腱よりも少し情報の筋腹の方が良いです。ただし、腱からきちんとたどって筋腹をしっかり掴みましょう。後脛骨筋などと混じらないように。

そして大腿直筋や上腕二頭筋と同じくうまくズラしてください。

基本的には一発で結果を出すように。

 

マッサージは小麦をこねているのと違いますので、一発で結果を出します。

その結果をきっちりフィードバックを取りながら、新しいところをどんどん開拓していくイメージです。

固いアイスは端の方の溶けているところから、順に美味しくいただきましょう!!

c.f.固いアイスの上手な食べ方と龍脈の操作法、ランダムネスを手懐(なず)ける。論破されるソクラテス 2017年07月10日

 

 

次です!!

 

昨日で気功整体師養成スクールシリーズが終了し、BootCamp参加資格を持つソルジャー候補生が揃いました。3月からガンガンBootCampで鍛えていきたいと思います。お楽しみに!!

 

特に最終回はかなりレベルが高く、解剖直観2.0を相当に導入できたので、期待大です。

ただ基本的には、Ray式の基本技術をしっかりとマスターしてください。手技の習得と接遇です。

みなさん、気功は上手だと思いますが、言語書き換えにも長けましょう!

 

 

 

そして、次です!!

 

筋肉をゆるめて、筋肉を忘れるという話をしましたが(そして昨日の最終日ではその境地を垣間見て、体感してもらいましたが)、まずゆるめるべきは脳です。耳と耳の間、帽子の中の脳です。

脳をやわらかくします。

脳をやわらかくする方法を教育とか、知識とか言いますが、教育や知識によっては固くなってしまいますので、注意が必要です。

 

 

そしてラストです!

 

立体曼荼羅結界講座でも話しましたが、下丹田には表現型として下肢があり、中丹田には上肢があります。

そして気功整体の文脈で言えば、その上肢、下肢のつまりを取り、体幹を空にするイメージが重要です。からだとは「から、だ」ということですね。空(から)ですね。

 

それは良くて、、、じゃあ、下丹田と中丹田からは上肢と下肢がそれぞれ出ているのに、上丹田に対応するものは?という疑問が生まれます。

もちろん首から下がすべて上丹田の表現型であるという言い方もできますが、せっかくなので、そこに千手を当てましょう、というのが「まといのば」の考え方です。

 

*余談ながら、千手千眼観世音菩薩って後ろから見ると下手なコスプレみたいに千手を背負っていてがっかりします。ミケランジェロだったらどういう風に彫刻を作ったのだろうって思います。きちんと一つ一つに肩甲骨を当てそう、、、とか。

 

諸説あるのは承知ですが、千手とはクラウンチャクラ(第7チャクラ)とも言われます。オーラとも言われますね。

 

で、この練習としては、肩甲骨から見えない手が出てきていると考える方がヒューリスティックに練習しやすいという話を上記でしました!

 

 

というわけで、明日は「ミケランジェロ・コード」講座!

お楽しみに!!

 

 

こっちだけではなく、ダ・ヴィンチ・コードもやりますw(あのダ・ヴィンチ・コードではなく)

 

 

 

【まといのば講座『ホルスの目、ミケランジェロコード、サードアイ』】
【日時】 2月25日(火)19:00~22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!

 

 

 


美味しいフルコースを食べる直前にジャンクフードでお腹を満たしては、、もったいない!偏差を止めよう

$
0
0

以前の「まといのば」のセミナーでは、よく偏差が起こる人がいました。

各回、必ずお一人は偏差が生じており、講師としてはいかにその芽を早めに潰すかが課題でした。

 

気功技術伝授によって、圧倒的な力を得てしまうと、自分がこれまで到達できなかった深さに変性意識が届き、軽く願っただけで望むことが現実化するようになります。

それが分かると、一番望んでいたこと(そして諦めていたこと)を実現したくなります。

 

それが神秘体験です。

 

ある程度、成長すると神秘体験というのはあくびのようなもので、ありがたがるものではなく、単なる睡眠の予兆や酸素不足であることが分かるのですが、知らない頃はありがたいものだと思いがちです。

 

その神秘体験の入り口に偏差があると思ってください。

 

偏差というのは、身体ふるえたり、手がうごかなくなったり、手が勝手に上がっていったり、良くない変性意識状態に深く入り、目が虚空を見つめてしまったり、身体から意識が切り離されてしまったりすることです。

もちろんそのまま放置すると、叫びだしたり、泡を吹いたり、転げ回ったりします。

(悪魔憑きや狐憑きなどがこれに当たります。ある程度、コントロールされていればチャネリングや自動書記です)

 

ちなみにそのような偏差の暴走を歓迎する集団がいるのも理解しますが、「まといのば」は全く歓迎しません。

そのような暴走を「弾ける」と言って、場の変性意識を深めるために使う集団(というか指導者の方)もあります。

ただ、うまくいけば良い方向に行くかもしれませんが、滑りやすい坂を歩くようなもので、転落のリスクしかありません。坂を上がりきる可能性は低いのです(そしてもっと簡単にもっと冷静にもっと楽しく上に行く方法はいっぱいあるのです)

「まといのば」では、かなり早い段階から偏差の芽を摘み取るようにしています。

 

かなり強制的にその変性意識状態から抜け出させます。

 

ちなみに偏差が起こっている人は、その状態を無意識に肯定していたり喜んでいることが多いです。むしろ神秘体験として歓迎していることが多いです。

そして、神秘体験であることは間違いないのも事実です。

しかし、すべての神秘体験が良いわけではありません。

神秘体験は抑制され、冷静な頭と身体で普通に体験すべきものです。

もし熱狂があったとしても、抑制が不可欠です。

狂気があっても、抑制が必要です。

抑制され、冷静であれば、熱も狂いも悪いことではありません。

 

偏差から神秘体験への道があり、そこに間違った喜びがアンカリングされている場合は、その偏差も神秘体験も、場の支配者としては、奪いにいきます。

 

(なぜ唐突にこの話をしているかと言えば、最近「まといのば」でヒットしている某技術がベテランたちにすら大きな偏差を引き起こしているからです。偏差を起こすメンバーを見たのは数年ぶりです。それも素人ではなく、プロの人たちです。

それだけ技術が強烈だったということですが、それにしても驚かされました。

BootCampでは、技術の引き上げも示唆したほどです。「技術に振り回されるのであれば、取り上げる」と。

ちなみに技術自体は昨日のセミナーと来月のスクールまで公開して、その後は引き上げる予定です。危険すぎるので。そして代替の技術はすでにありますので)

 

なぜ偏差を否定し、安い神秘体験を取り上げるのかと言えば、その先の可能性に期待しているからです。

フルコースを食べる前に、ジャンクフードでお腹を満たすのは得策ではないからです。

 

セミナーに来て、もっとすごい世界を、もっと可能性の広がる世界を普通に見ようとしているときに、なぜ低級の喜びでチャンスをふいにしてしまうのでしょう。

 

 

もったいないことです。

 

でも、無意識は久々のご馳走(ちそう)の香りに胸を膨らませてしまい、喜んでしまうので、そのポテトチップスに水をかけるのが「まといのば」の仕事です。

 

美味しいものはお腹が空いた状態で食べましょう。

(そしてそのジャンクフードは生活習慣病への一里塚ならぬ魔境への誘い水になるので)

 

フルコースは目の前にほぼ約束されているのです。マシュマロ・テストを耐えましょう。そして、その安い神秘体験を良しとする先入観から自分を脱洗脳しましょう。

魔術師の内的進化が進むにつれ、魔術師はセフィラ即ちこれまでのものより一つ上位の次元の「神」に祈る

$
0
0

昨日のセミナーは久々にこってりした内容でした(笑)

 

往年の「まといのば」を思わせるような(って自分で言うなw)、非常に濃い内容で面白かったのではないかと思います。

 

最近は完全に鳴りを潜めた内容ですし、今後も(3月の超能力大全スクールを除けば)やらない予定の内容です。

どういう内容かと言えば、オカルトとスピリチュアルと狂気と「科学」の端境をフラフラする感じです(いや、むしろわかりにくい)。

 

 

たとえば、セフィロトとクリフォトの関係。

 

クリフォトの語源と召喚魔術の関係(ついでにクリフォトのタロットカードも現物を紹介しました)。

タロットの歴史(エリファス・レヴィの歴史の捏造)なども。ちなみに、タロットはセフィロトと深く関係しています(詳細は下の図を)。ですので、タロットを使う人はカバラとセフィロトについて知らなければなりません(当たり前ですが)。

 

また、当初はやらないと言いましたが、ダ・ヴィンチ・コード(ウィトルウィウス的人体図版)のさわりのさわりにも触れられました。

 

 

人間は万物の尺度である(プロタゴラス)

 

まあ、逆に言えば、人間は自分を基準にしてしか万物を見れないので、万物に同じ法則を見てしまうのです。

原子模型と太陽系と銀河は似ているようですが、似ているのは脳の方であって、その実態ではありません。

 

また、太極図や八卦と二進法、カバラのアイン・ソフ・オウルなどの不思議な関係についても。

(リガルディは完全なる神の系の上にまた次の系があることを示唆していますが、カバラもまた10で完結するセフィラに別な回路を用意しています。これがゲーデル数であり、完全性を希求しながら完全性を否定する神秘主義の立場なのです。ある意味で正しい立場です)。

 

「生命の樹」を道標(みちしるべ)として利用しながら、「神」のより大きくより広汎囲な生命へと自分の生命を加え、また自分の存在を従属させることを望んで、別の体系で名づけられた「神々」もしくは「大天使」へと魔術師は祈るのである。そうすることによって、霊的知覚力はさらにはっきりと鋭くなり、意識は流れこむ聖なる力の高圧にも慣れて行くのだ。魔術師の内的進化が進むにつれ、魔術師はセフィラ即ち これまでのものより一つ上位の次元の「神」に祈る。これまでと同じ過程に従って魔術師は自分の祈る神へと自分の本質、自分の統一した意識を合一しようとする。この後も同様に行う。(イスラエル・リガルディ「柘榴の園」 p.233)

 

*エリファス・レヴィが定義し直した『タロット』はセフィロトが元ネタです。

上記は、そのカラクリをカードで表したものです(Rayさん作)

 

他の召喚魔術を用いた公開脱洗脳であったり、千手(『猫の手』)の実践であったり、アジュナチャクラの活性化であったり、面白いことがたくさんできました。

 

*猫の手でも、チェシャ猫のニヤニヤでも借りたいときがあります。

 

いわゆる共感覚と筋肉の関係や、骨やアライメントがなぜ情報空間を移動する際のコンパスになるのか、なども。

 

非常に懐かしい技術としては、特殊な浄化の技術である「千」なども数年ぶりにリバイバルしていました(「3つの杖」もでしたね!)

「まといのば」に実際、面白い技術はいっぱいあるのですが、ほとんどが埋もれています。

 

 

ですので、以前からある埋もれてしまった面白い技術を月1回遠隔で伝授する「月1伝授会」を開催します!!

 

 

 

と言いたいところですが、やりません(^^)(今のところ、、)

(希望が多ければやりますが、、、)

 

というのも、気功技術伝授というのは、ものすごく短期間に技術を継承できるという面では便利なのですが、単に「伝授」だけでそんなお得なことは起こりません。

伝授して、技術の詳細な解説をして、やってみせて、それを見様見真似でやってもらって、フィードバックを取る訓練をしてもらって、ようやく伝わります。もちろんマイナーアップデートを繰り返す必要もあります。

ですので、ポーンと技術伝授だけで「使えるようになります!」というのはかなり乱暴です。

せめて、動画教材は必要ですね〜と自戒を込めつつ思います。

 

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。(山本五十六)

 

というわけで、一番良いのは今の所はOnLine MenTorかと思います。もちろん「はじめての気功」講座でもお待ちしております!!

 

 

というわけで、昨日は受講生のレベルも高く、かなりディープな空間で、惑星直列並にレアな現象でした(笑)(ですので、ヴァーチャル教材がありません)。

 

 

またうまく星が巡ったら、昨日のような一期一会の強烈なセミナーができたら良いなと思っています。

 

 

 

 

というところで終わりにしても良いのですが、、、

 

いくつかのTips(ヒント)を。

 

 

・サードアイ(第3の目)というものが自覚的に開くと、他の2つの目も大きく開くし、視力も良くなる傾向があります。

 

・サードアイが開くと、頭痛がしたり、頭が熱くなることがあります。

白隠禅師の言う「軟酥の法」瞑想をするか、技術を使って「百会ガス抜き」をしてください。

そのまま放置すると大変なことになりかねません。いわゆる膳病ですね。

 

・「松果体」は最初のうちは引き上げに使いましょう。引き上げに使うなんて、近所へのお買い物にランボルギーニを使うような無駄使いっぷりに感じるでしょうが、引き上げってかなり大事です。

 

 

・クンダリーニの練習をするときのポイントです。

クンダリーニを通す練習は一種の煙突掃除のようなものです。煤払いというか、トンネルの開通というか。

で、詰まりやすい場所が二箇所あります。そしてそこは盲点になりやすいです。一つは肩甲骨の間。もう一つが腰椎の3〜5番あたりです。逆にそこをうまく通過させると、ものすごく通ります。

そしてクンダリーニのようなエネルギーワークに効果的なのは気功整体です。よく触るだけでもずいぶんと違うので、フィードバックを取りながらやってみてください。

 

 

 

 

【書籍紹介】

以前からよく紹介しているのはこの2冊ですが(引用も多いですね)、ただ本当に最初に読むべきは聖書です。聖書の知識を土台としています。

 

 

 

 

LUBのコツは、いかに平等に観れるかということ。偏りが残っているとLUBは現れない。

$
0
0

メンターセッションでLUBについて聞かれました。

やり方をざらっと教えた上で、「過去記事に上がっていると思う」と回答したものの、その場で検索したら出てきていませんでした。

むしろ真っ直ぐにLUBの数学的な意味を解説していたり、抽象度との絡みで書いているものだけでした。

 

LUBというのはLeast Upper Boundの略で、最小公倍数のようなものです。

 

犬と猫の最小公倍数が哺乳類みたいなカジュアルさで理解しておいてください。

 

何に使うかと言えば、一斉遠隔伝授などで使います。3人なら3人、30人なら30人に対して書き換えをしたいと思った時にその3人なり30人を一気にひとつにしてしまうのがLUBの技術です。

 

技術を持っている前提でやり方を説明します。

 

とは言え、簡単です。

 

練習としては2つのものを一つにするところかやります。

 

たとえば、AさんとBさんの2人に腸腰筋を仕掛けようとします。そのときに、Aさん、Bさんそれぞれの情報を取り出します。魂をコピーしてきて取り出すような感じですね。

 

それを右手と左手の上に乗せます。

 

 

そして、ここからが肝なのですが、その両方から十分に離れます。

心理的に離れます。

重要性を最大限下げます。

 

めっちゃ離れると、そのAさんもBさんも自分にとって重要性がゼロになります。

どちらかを好ましいと思ったり、どちらかに執着したりしている限りはうまくいきません。

平等に見るというのは、非常に難しいので、「まといのば」ではどちらもどうでもいいところまで離れることを薦めています。一旦、離れるのです。重要性をゼロにします。

(ふっと心をサイコパスにしても良いですw)

その地点まで離れて、はじめてAさんとBさんをフェアに見れます。

平等に見れるというか、同じ重さ(重要性)で見れるのです。

(↑ここでの「重さ」は共感覚です。もちろん)

 

そうすると、、、、

 

面白いことに、目の高さあたりに新しい情報が出現します。

まあ、気の球のように出現します。それがLUBの情報です。

 

そのLUBを見つけたら、そのままロックオンして、両手の情報を消去します。抹殺してしまいます。

しばしば、やってしまうのは、もったいないから取っておくというミスです。もったいないからと良かれと思う行為が、もっともったいない結果に繋がりますので、ガンガン断捨離していきましょう。

 

捨てちゃいます。

 

そして、LUBだけを保持します。

 

LUBの気の球を捕まえたら、そこに対して気を流したり、気の球を揉んだり、触って感じたりします。

 

 

ただ必ずフィードバックはリアルなAさん、Bさんで取りましょう。

Aさん、Bさんの身体や心がどう変化するかで測りましょう。

自分の感覚と2人の身体がどれほどシンクロしているか、していないかで自分のLUBの精度を測ります。

 

非常にうまくいくと、AさんとBさんが全く同じように動くこともあります(お互いが見えていない状態でも)。

 

これは結構、練習が必要ですが、一度くらいは頑張っても良いかもしれませんね。

 

 

フィードバックをきちんと取らないで、自分の感覚だけを信じると、魔境行き特急に乗ってしまいます。

深い思い込みの世界でパラレル・ワールドに移動しないように。誰にも影響を及ぼさない一人遊びになってしまわないように気をつけましょう。

 

気功って意外と社会性のある営みです。他人がいて、他人に機能を果たすのが気功の機能です(←わかりにくいから)。

 

ですので、コミュ障よりもコミュニケーション強者のほうが気功は向いています。でも、コミュニケーション強者はそもそも気功を使わなくても行きていけますけど(笑)

僕らはコミュ障で才能もないので、気功というチート技で通常の人間並に生きようとがんばっている同士です(たぶん)。

 

*早く人間になりましょうw

 

 

というわけで、LUBの実習でした。

 

気楽にトライしてください!

 

ちなみに人数が増えれば増えるほど、やりやすくなります。

ただその人の適性にもよります。

 

自分は5人くらいが一番取りやすいとか、自分は30人、自分は200人みたいなことはありますので、それも探してみてください。

 

複数人に対する書き換えが上手な人は、複数人ばかりを相手にしましょう。

意外とマン・ツー・マンというのは独特な難しさがあるのです。

(ですので、マッサージサロンでセラピストというのは良い気功師の修行です)

 

 

僕自身も強烈な書き換えをしたいと思ったら、複数人の場でやることがあります。なぜなら、場の力が後押ししてくれるからです。

 

ここらへんも経験を積めば勘所がつかめると思いますので、ともかくたくさんやってください。

(もしまだ気功技術としてのLUBを持っていないという人がいれば、来月の(気功技術)伝授会で取り上げます、、、、、、って冗談です。

でも、たわむれに先日の記事で月一伝授会のことを書いたら、「もしそんな伝授会があるなら行きたい」という方が多くいらっしゃるようなので、何か考えます)

 

ちなみにLUBの要領で、重要性を下げるのはかなり大事です。

手の上に自分をたまに乗せてみて、スッと離れるのはとても良いです。

 

アラユルコトヲ

ジブンヲカンジョウニ入レズニ(宮沢賢治)

私の権威に対する軽蔑を罰するために、運命は私を権威にしてしまった(アインシュタイン?)

$
0
0

本当かどうかは分かりませんが、アインシュタインの言葉として知られているものに、

 

私の権威に対する軽蔑を罰するために、運命は私を権威にしてしまった。

 

という、うまいセリフがありますw

 

 

この皮肉というのはとてもパンチが効いています。

 

「まといのば」もスピリチュアリズムを徹底的に嫌いながら、やっていることは傍から見ていてる限りでは、スピど真ん中であるという認識はあります。

 

ただ、それはあくまでも認知科学に基づきながら、言葉だけを伝統的な呪術や気功(や風水や魔術)から借りているだけで、伝統を換骨奪胎しているだけ、と主張してきました。

 

いや、スピリチュアリズムとは違うと自負していますが、奇妙なことをやっているという自覚はあります。情報空間というのは、物理空間同様に本来は奇妙な空間なのです(物理学を真剣にやっている人なら、物理空間の奇妙さをよく知っています)。

 

とは言え、最近はミイラ取りがミイラになっているのではないかと思う気もします。

 

 

チャイティンの言うように、科学と魔術は同じ信念を共有していると嘯(うそぶ)くことも可能かな、と思っています。ただ、科学とも魔術とも違い、あくまでも僕らはプラグマティックで、ヒューリスティックな職人の道を歩いていると思います。職人というと聞こえは良いですが、平たく言えば、結果さえ出れば何でも良いという立場です(ですので、BootCampはギルドです)。

 

*科学と魔術とは、通常の現実が本当の現実ではない、日常の見かけの後ろにより基本的な何かが潜んでいるという信念を共有しています。どちらも、隠れた秘密の知識の基本的な重要性に関する信頼を共有しています。(チャイティン『知の限界』p.129)

*チャイティンは数学者。ゲーデルの不完全性定理をLispを用いて数学全般についても不完全性が成り立つことを証明した。

 

 

メンターの修了生の方から質問をいただきました。

今回のセミナーやスクールに関連してのご質問です。

 

「なぜ「超能力」のような大きな力を求める人がいるのでしょうか?」

その力をコントロールできずに振り回されて人生を失うかもしれないのに、という趣旨のご質問でした。

これは非常に重い質問ですし、まさにそのとおりと言えます。

 

もちろん超能力というのは言葉の綾で、気功の延長線上ですが、とは言え、傍から見れば圧倒的すぎる能力で「超能力」という言葉にふさわしいような技術群を3月のスクールでは提供します。

 

 

そして、この質問の回答はシンプルです。

 

興味や関心や、知的好奇心だけでは、実は説明ができないのです。

興味、関心や知的好奇心だけでは、さすがに命を賭けられないのです(いや、賭ける人もいますが)。

 

それだけのリスクを犯してもなぜ特殊な能力を得たいかといえば、、、

 

どうしても助けたい人がいるのです。

 

 

それはもしかしたら時間軸を超えているかもしれません。未来であれば希望がありますが、過去であることもあります。

 

あのとき、この力があれば助けられたかもしれないという深い後悔といまさら悔やんでも仕方ないという深い絶望が、駆り立てているケースが意外と多いのです。

 

助けたい人がいるということが大きなモチベーションになっています。モチベーションというか、使命感ですね。

 

だからこそ、毒を食らわば皿までの勢いで、どっぷりと火中の栗を拾いに行きます。

自分のことは二の次なのです。

強烈な覚悟です。

 

 

 

で、話を戻して、、、、

 

「まといのば」では幾度か、脱スピ的な試みをしてきました。

たとえば、気功技術をすべて封印して、すべてを理論で行うべく伝授をやめたりもしました。

(そして、反動が来ました)

 

最近で言えば、一気に気功整体というか解剖学に思いっきり振ったのがそれに当たります。

 

その前数年で、魔術や呪術や陰陽師や風水というコンテンツを絞りきったということもありますし、メンター生の活躍の場として、サロンでのセラピストが増えてきたので、情報提供が増えてきたということもあります。

 

ただ、かなり物理や肉体よりの情報提供をして、蟲や呪いや脱洗脳から離れようとしたことは事実です。

 

しかし、腐れ縁というのは腐っても縁なようです(笑)(ってか、意味わからん)

 

そして、振り捨てれば捨てるほど強大になって帰ってきます。

 

これもまた反動ってやつですかね?w

 

 

最近もVIPの方へのパーソナルセッションで、そんなことがありました。

長いクライアントさんです。

 

ご本人のリクエストは身体のラインやスタイルの改善でした(ご本人はすでにモデル並かそれ以上とも言える体型なのですが)。

 

肩のあたりが少し不調ということだったので、大胸筋、広背筋系を一気にゆるめる最近お気に入りの施術をやって、自信満々で「ちょっと肩を動かしてみてください」と言ってみると、、、

 

全く効果なしw

 

滝汗です。

 

筋肉自体は触診でゆるんでいるのが分かっているので、結果につながると思っていたので、全身汗だくで、まるでシャワー後みたいになりました。

 

やっぱり施術は一期一会であり、一発勝負の真剣勝負だなと思いながら、必死で取り繕いつつ、ローテーターカフを疑い、僧帽筋を疑いと戦線を拡大していきました。

 

戦況が悪くなったら、盤面を複雑にするというのが羽生流です(って、誰も分からないか)

(余談ながら、昨日が「将棋界の一番長い日」でした。一年に渡る順位戦の最終日です。渡辺明さんが全勝というのはすごすぎます。一昨年、驚きのA級陥落でした。そこから順位戦は全勝です)

(そしてアゲアゲさんこと折田アマのプロ編入も嬉しすぎるニュースです)。

 

 

ということで、局面を複雑にしていたら、見えてきたのが蟲とか呪いの類いでした。。。。

 

 

実際にどんなに通常の整体でやってもゆるまないし、結果が出ないケースでも(クライアントさんに伏せて)蟲駆除をすると、即座にゆるむし、不快感や痛みも下がります。

 

こういう時はヒーラー冥利に尽きるというよりは、やはり「蟲駆除」や「脱洗脳」なんだな〜とため息をつきたくなります。

 

お釈迦様の手のひらで踊らされるような気分です。

お釈迦様ならぬサタンかもしれませんがw

 

そのあとは方針を変更して、クライアントさんに状況を話して、ガンガン蟲駆除と脱洗脳を繰り返し(久々に召喚魔術という巨大浄化と、千という大量浄化も投入し)、施術を続けました。

 

当然のように、不思議なことが次々と起こりながらも、とりあえず端緒にはつけたというところで時間が来ました。

 

問題の巨大さがうっすらと見えたという感じです(結果としては、ウエストが細くなったり、足の緊張が抜けたり、蟹の身ではないですが抜け感が良い意味であったり、呼吸が深くなったりしており、悪い施術ではなかったと思います)。

 

とは言え、蟲から逃げて逃げて、地の果てまで来て、明かりがついている宿屋に救いを求めて入ったら、店主が蟲だったというくらいの衝撃です(伝わるのか、これ?)。

 

まあ、とは言え、我々としては蟲に対しても、プラクティカルにヒューリスティックに付き合いましょう。科学的に取り扱うということです。

そしてその仮説が不要になったら、捨て去れば良いので。

 

 

でも、BootCamp組はともかく解剖学と施術のルーティンをきちんと学び、きちんと結果を出していってください。解剖が強ければ強いほど、蟲や脱洗脳にも強くなります。なぜなら、蟲は筋肉に隠れるからです(って、こういうこと書くから、スピと思われるんですよねwでも、まあ結果につながるので、気にせず書きます)。

蟲師や呪術師になりたいと思ったら、グリモワール(魔導書)としてオススメなのは解剖書

$
0
0

「まといのば」のメンバーには一定数のスピ属性の方がいらして、蟲や呪いや脱洗脳の話をするとテンションが上がる人々がいます。

 

テンションが上がるということは、そこにゴールがあるということです。

ゴールがあるのは良いことです。

それにスピ属性だからと言って、スピリチュアリズムとも言えません(逆にゴリゴリの科学者なのに、スピリチュアリズムにどっぷりという方はたくさんいます。信仰ではなく、スピです)。

 

で、蟲師や呪術師になりたいと思ったら、そのグリモワール(魔導書)としてオススメなのは解剖書です。身体の中をのぞき込むということは、情報空間の真っ只中をのぞき込むのと同じです。

 

 

最初に骨をさらっと覚えてしまいましょう。

厳密に覚えなくても良いので、まずは新しい土地でフラフラと歩き回ってみる感覚でOKです。

c.f.あなたの骨を数えましょう。

 

その上で大きな筋肉を触りながら、覚えていきます。

 

筋肉は大きなものが重要です。そして大きな筋肉をきちんと意識していない人は多くいます。

 

筋腹だけでも身体の印象は変わります。大胸筋や大殿筋や三角筋や上腕三頭筋などは意識に上らない人が多いです。そして意識に上げるだけで、身体の快適度合いが上がります(これ、本当です)。

背中にまわって、僧帽筋(中部や下部)、広背筋や脊柱起立筋群も意識するのが難しく、逆にしっかりと意識すると快適度合いも変わりますし、クンダリーニも強化されます。

 

 

大きな筋肉の筋腹をざっと触って覚えたら、少しずつ筋肉と骨がくっついている部分、いわゆる付着部を覚えていきます。

 

筋腹だけでも強烈ですが、付着部まで覚えていくと、また身体の地図が大きく変わります。

 

たとえば、大腿直筋の付着部を知り、大腰筋の付着部を知ると、よくバレエで「足の外側を使わない!!」という意味の解剖学的根拠が見えます。

大腿直筋は下前腸骨棘から脛骨粗面に向かって一直線なのですが、かなり外側についている印象です。一方で大腰筋は腰椎から腸骨の内側をなめて、小転子につきます。完全に内側です。

この2つを意識して比べると、外と内と対照的なことが分かります。

 

 

これだけであれば、運動生理学なのですが、実際に気功整体をしながら身体をゆるめていくと、結局、情報というか蟲は身体に取り憑くということがよく分かります。

逆に解剖を知っていると、蟲を身体の奥深くまで探せるのです(一方で、全く解剖を無視する蟲もいますので、そのときは自分の感覚を優先しなくてはいけません)。

 

ですので、蟲師や呪術師や脱洗脳に長けたいと思ったら、まずは解剖書から入るのが有効です!!

 

解剖書から入って、内臓を見たり、内分泌器官を見てから、生化学やら内分泌学を学ぶとふわふわとしなくて済みます(多分)。

 

土台があったほうが観念論にならなくて済むのです。そして解剖学もふわふわさせないためにも、時間をかけて良いので、しっかり自分の身体を触りながら、ゆるめながら一歩一歩学ぶことです。急がなくても良いのです。急がば回れで。

 

我々は急いで知識を溜め込むのではなく、ゆっくりで良いので、実利をかき集めましょう。

 

 

浄化しても浄化してもきりがないと思ったら、骨や筋肉や臓器ごとチェンジしてしまう。チャクラも

$
0
0

久々にテクニカルな話をします!

 

浄化しても、浄化しても、全然きれいにならない、、、、というか、少しはきれいになるけど、浄化の手間と見合わないなーと思ったら、オススメなのはチェンジです。

 

取り替えてしまうことです。

 

たとえば、胸骨をゆるめていて、単なる物理次元の問題というよりは、情報的な問題であることが分かっていて(たとえば蟲駆除などすると改善することが、クライアントもヒーラーも共通認識している状態)、でもいくら浄化しても、浄化しても、強烈な変化を感じない、、、、

 

時間ばかりが経って焦る、、、というときは、良きタイミングを見計らって、取り替えてしまいましょう。

 

 

機械の身体に取り替えるようなカジュアルさで(カジュアルなのか?)、パパッと取り替えてしまいます。イメージとしては、チタン製の骨とかに変えるイメージですね。筋肉は布、臓器はおもちゃみたいな感覚でOKです(これは良いイメージをいろいろと探してください)。

チャクラなどはこの交換は有効です。チャクラは光の玉です。

丹田も重量感と形のある気の玉です。どんどんチェンジしてOKです。交換しちゃいましょう。

 

このときのコツは情報空間に良い取替パーツを探しに行かないことです。

あくまでもカジュアルに「理想の胸骨」と召喚することです。

パパっと呼び出して、パパっと交換して、その上でフィードバックに重きを置くことです。

 

フィードバックが取れて、状態が著しく改善していて、浄化の必要がないのであれば成功ですし、そうでなければやり直しです。

 

ちなみに敏感なクライアントさんにとっては、かなり強い体感を伴うので、事前に告知したほうが無難です。

これに限らず、どんな施術もそうですね。鬱陶しくならない程度にコミュニケーションを取ってください。ちなみに敏感なクライアントさんは、こちらが手技を変えずに、黙って気功技術を変えただけでも気付かれます。

 

「いま、何を流しているんですか?」

 

と即座に聞かれます。すごいですね。

 

 

もっと驚くのは、遠隔において、遠隔されているクライアントさんがかなり正確にこちらがやっている遠隔施術の中身をモニターされているときです。

5分ごろからこんなことしましたよね、8分ごろにあんなことをしましたよね、、、などとこちらのメモと照らしても正確にズバズバと当てて来られたときはヒヤッとしました。

 

まあ、それはともかくチェンジするときのコツは「理想の〇〇」と召喚して、サクッと手にすることです。棚と作業台を持っている方は、棚から出してきても良いです。

 

余談ながら、僕はこの「理想の〇〇」を見つける前は、自分の身体のホメオスタシス同調を駆使していました。邪鬼を吸うのもホメオスタシス同調、そして良いイメージを移すのもホメオスタシス同調です。原則として、ホメオスタシス同調は使わない方が良いです。

 

同調は邪道

 

と覚えておいてください(試験に出ますよ〜)

 

悪いことではないのですが、身体と心を壊すからです。

 

でも、どうしようもないケースの場合はどうしてもホメオスタシス同調の禁断技を使わなくてはいけないことがあります。

 

チラッとホメオスタシス同調を使って、問題箇所を洗い出したら、ホメオスタシス同調を終了します。

 

(↑わかりにくい、、、)

 

 

やっていることはシンプルです。

自分が鏡のようになって、相手の情報を全体を吸い上げます。もしくは鏡のように写し取ります。そうすると自分の身体にクライアントさんの身体の情報が入ってきて、自分の痛みや不快感、問題点として浮かび上がってくるのです。そのときにワッと全身を内側からスキャンして、外側から見えていなかった問題点をいくつか洗い出します。

 

そしたら同調を中止して、クライアントさんの内部表現書き換えに切り替えます。

ただ、いくら同調を中止しても、影響は免れません。いわゆる症状を被るという現象が起こります。のたうち回りたくなる激痛のこともあります。

クライアントさんはゆでガエルのようなもので、徐々にその状態になっているので適応しています。良くも悪くも適応しています。

そしてそれに危機感を持っていない場合もあります。

しかし、ヒーラーサイドは一気にその状態になるので、相当にきついのです。

 

ただこの経験をすると、クライアントさんの状態を深く理解できますし、まさに体感できます。その臨場感から発せられる言葉はクライアントさんに響くようになります。

 

ただ、ホメオスタシス同調は最終手段としておきましょう!

 

 

 

というわけで、同調は邪道、そして浄化してもきりがないと思ったら、理想の〇〇とチェンジという手段を覚えておいてください!!

情報から物理は連続的で、心と身体は一つとは言っても、心と身体はバラバラという感覚も必要かも

$
0
0

現代物理学の偉大な結論の一つは、心は物理空間に反映するというものです。

というと、非常にスピリチュアルな感じやオカルトな感じがするのですが、平たく言えば量子論における二重スリット実験ですね。

観測するか否かが、結果を左右するというものです。

ノーベル物理学賞を受賞したリチャード・ファインマンが「量子力学の真髄」と称したものです。

 

 

ただ、もちろんこの実験から「願いは叶う」とか「引き寄せの法則」が演繹(えんえき)されるわけではありません。そこは何段階も論理の階梯(かいてい)をすっ飛ばしています。

 

*二重スリット実験ですね。

 

とは言え、筋膜はリリースしないけれど、筋膜リリースという方法論があるように(太陽は昇らず、我々という地球が自転しているのですが、日の出という現象があるように)、願いが叶ったり、引き寄せるような現象は存在し、そこに論理もあります。

(わざと回りくどく言って申し訳ないのですが、そこにある隠された論理が捕まえられた人は「筋膜リリース」も願いを叶えることも、いろいろなものを引き寄せることもできるということです)。

 

*彼の人生もまさに、、、

 

 

で、今回の本題はそこではなく、、、、

 

情報から物理は連続的で(松果腺においてbyデカルト、、、って冗談です)、心と肉体も一致しているのは事実でしょう。以前であれば魂と肉体と言ったのでしょうが、魂の単なる属性の一つである永続性が邪魔して、魂という言葉は嫌われていますね。永続性というニュアンスを放棄すれば、魂って言葉は便利だと思うのですが、、、、まあ一度ついた印象はぬぐえないですw

 

 

でも、魂は不死です。縁起が継続する限りは継続します。でも、それは僕らが考えているような意味での霊体ではなく、縁起の継続なので、情報が継続しているだけです(あなたが知らないところで、あなたの噂が広がっているようなものです。それが正しいか否かはどうでもよく縁起が広がっているのです)。

 

その意味ではもちろん心と身体は連続的です。

 

でも、、、、

 

ヒューリスティックには、バラバラに考えた方が良い場合があります。

気功整体をする上では、心と身体は別と考えるとうまくいくことがあるということです。

別に心と身体は別と信じる必要はなく、ただの作業仮説です。

 

 

たとえば、体力は十分に残っているのに、心が折れてしまって動けないケースがあります。

このときは身体は動くには十分なのに、心のせいで動けなくなります。

 

やる気が出ないときとか、ストレスの重圧に負けているとき、呪われている時などです。

 

そしてその逆もあります。

 

十分に心はやる気があるのに、身体がついてこないときです。

しかし、この状態を経験することが現代ではなかなか難しくなってきているので、、、、

 

そこで、筋トレのススメですw

 

 

というのも、オールアウトしたときの感触を覚えておくと役に立つからです。

 

やる気は十分にあり、筋肉に命令もきちんと出しているのに、その神経系からの命令を受け取っているのに、筋肉が全く反応できなくなっている状態です。

僕らが筋肉だとしたら、薄れる意識の中で、声が遠くから聞こえてくるようなイメージです(いや、むしろわかりにくいたとえかも)。

 

この状態はある意味で非常に面白いです。

 

心や意識と身体が乖離していることに気づけるからです。

 

心はやる気があるのに、身体がついてこないのです。

 

僕らは心と身体がほぼ一致している(と思えるような)世界で普段は生きています。

しかし、エッジに近づけば近づくほど、どんどん乖離していきます。

 

そしてその乖離なり、ギャップを埋めたいと思って、日々鍛錬します。

 

 

たとえば、イメージと肉体があっていないと考えて、ダンサーは踊りを練習します。

逆にイメージと肉体が一致している状態になれば、踊らなくても踊りの練習になります。

(合氣道で言えば、心身統一が近いイメージでしょう)。

 

この乖離を自覚するためには、まず乖離を体験するしかありません。

 

その意味では正しい筋トレは安全にその乖離を体験できます。とは言え、そこまで行くにはある程度の体力は必要となります。体力があり、筋トレに慣れてからようやくオールアウトが経験できます。

 

そのオールアウトのときの肉体と精神(心なり意識)の乖離を体験すると、普段のときも実は乖離していることに気づけます(多分)。

 

身体とイメージ(霊体)みたいなものが、ざっくりと見ると完全に一致しているような感じなのですが、細かに観ているとぬるぬるとズレているのが分かります。そして分かってしまうと(スコトーマが外れると)、気になって仕方なくなります。

 

幽体離脱というのは、角回と運動野が同時に発火して起こる脳内現象と言われますが、体験した人にとっては、まさに幽体離脱ですw

幽体が肉体から離脱します。

 

 

幽体離脱した人の主観的な体験としては、自分の身体がまさに透明な幽体となって、上に猛烈に引っ張られるそうです。でも途中で怖くなると、身体が重くなり(いや、その幽体が重くなり)、地上に引っ張られるそうです。そして、自分の身体に戻ろうとすると、うまくフィットしないで非常に苦労するそうです。

 

幽体と肉体が一致しなくて焦るそうです。

 

傍から聴いている分には笑い話ですが(笑っては失礼ですがw)、体験している本人としては必死でしょう。というか、もしも一致できなくて、身体に戻れなかったら、自分はもう戻れない(死んでしまう)と思って、軽くパニックになりそうです(笑)(いや、笑い事ではないのですがw)。

 

で、なんでこの話を長々としているかと言えば、幽体離脱という寝ぼけ体験はどうでも良いのですが、その主観的な体験こそが、イメージと肉体の乖離とその調整に使えるということです。

(ちなみに、よく意識がない状態で幽体離脱して、いろいろと見てきたという証言があります。よくあるのが手術中に全身麻酔で幽体離脱して、いろいろと見てきたというケースです。そしてそれが意外と当たっているという話です。

このカラクリは耳だと思います。聴覚ですね。聴いているということです。死ぬ瞬間も最後まで残ると言われる感覚ですね)。

 

自分はこう動きたいというイメージがあり(こういう身体のラインが良いというイメージでも)、そのイメージからのズレ(乖離)をいつも修正していくのがポイントです。

しかし、そのズレが最初に生じていないと、修正ができません。

 

 

これは「理想と現実」みたいなざっくりとした話ではなく、もっと具体的なものです。

 

もっと非常に手触りのある具体的なものです。そして分かる同士以外にはなかなかシェアできないものです。

 

解剖直観を得たあとに、ARを多用します。ARというのは、技術の名称ですが、そのクライアントさんの理想の状態を現状にかぶせるというイメージです。

かぶせて比較することで、修正を加えます。

 

これは視覚的なものだけではなく、触覚的なものを多用します。

 

 

たとえば、本来はこれくらいゆるんでいて良いというイメージをかぶせて、それに対してまだこれくらい筋肉が硬いので、一挙に技を使ってゆるめるという風に使います。

 

そのときに繰り返しますが「理想と現実」という比較ではなく、幽体離脱した魂と肉体を一致させるようなリアルさでやりたいということです。

 

そしてそれは翻って自分に対しても課していきます。そしてその過程が喜びに包まれるようにデザインすると、猛烈に楽しいです。

 

 

 

というわけで、情報から物理は連続的ですし、心と身体はたしかにコインの裏表です。

たとえば心が参っているときに、肉体から働きかけて改善することは可能です(アップデート版のアディトレですね)。

ただ、心と身体はべったり一致していますが、ヒューリスティックには乖離(かいり)しているという認識をしたほうが、施術がうまくいきます。

同じビルの部屋同士であっても、一階は五階とは違います。ただし地続きというか、連続的ではあります。連続的だけど、違うという点にフォーカスすると、いろいろと面白いことができますよ、という話でした。

 

 

そして、栄養状態が改善してくると、気分も変わり、身体も動かしたくなりますので、そうしたら身体を動かしましょう。そしてもっと身体を動かしたいと思ったら、是非パーソナルトレーニングに。

そこで、オールアウトをしっかりと経験することで、身体と心のズレを味わうと、いろいろと道がひらけてきます!!という話でした!!

 

 

 


中指を観ているだけで、中指が伸びるという奇妙な感覚を味わったら、結果を捨てて、感覚だけを大切に

$
0
0

「中指ニョキニョキ」というワークがあります。

文字通り、中指がニョキニョキと伸びるというワークです。

 

手と手をお祈りするように重ねます。

そのとききちんと手首の位置を合わせて、右と左のどちらの中指が長いかをチェックします。

大概はどちらかがほんのわずか短いものです。

 

 

そしたら、その短い方の指だけを見ます。短い方の中指だけを見ます。それが左の中指であれば、左の中指だけを見ます。

 

単に見るだけです。

集中して見る必要はありますが、「伸びろ」などと念じる必要はありません。

 

で、しばらくすると中指がニョキニョキと伸びていきます。

ほんのわずかですが、植物がゆっくりと伸びていくように中指が着実に伸びていきます。

中指がじわじわと伸びていきます。

そして、反対側の中指の高さを越していきます。

 

最初は錯覚のようにすら感じますが、短い方の中指が長い方の中指を追い越すことによって、錯覚ではないことが腑に落ちます。

気になる人は写真など撮っておいても良いと思います。

 

非常に気持ちの悪い現象です。

最初はちょっとゾッとします。

 

見てはいけないものを見てしまったような恐怖に駆られる方もいるでしょう。

 

かなり慣れていたとしても、やはり不思議さは否めません。

 

 

で、気功をやっていく上で大事なのは、中指が伸びるという結果ではなく、その不思議感であったり、気持ちの悪さです。その感覚こそが重要です。

 

結果というのは皮のようなものです。プロセスや体験や学びや体感こそが実です。

しかし、実はほとんど注目されず、派手な「皮」ばかりが称賛されがちです。

 

ただ皮をいくら集めても役に立たないので、我々は「実」に執着しましょう。

 

「1を聞いて10を知る」という言葉がありますが、「1を聞いて10を知る」人というのは、皮には目もくれずに、実に執着するのだと思います。

 

 

気功で言えば、中指がニョキニョキと伸びた瞬間のなんとも言えない感覚が重要ということです。それはプチ恐怖かもしれないし、違和感かもしれないし、気持ち悪さかもしれません。何らかの認知不協和が生じます。

 

自分が信じてきた世界観が音を立てて崩れるような感覚です。

それも蟻の一穴のように小さな小さなほころびから始まって、積木くずししていく感じです。

恐怖に飲み込まれるような、、、、って大げさなようですが、ほぼそんな感じです。

 

この認知不協和感というのをきちんとホールドしておくと、あとで使えます。

 

この一瞬、心をよぎる認知不協和を「実」とすると、中指が伸びたことや「中指ニョキニョキ」という気功技術自体は「皮」です。結果は果実ではなく、皮です。

その認知不協和な感覚が重要です。

 

その感覚をつかんでおいて、それを再利用するのが気功のポイントです。

 

その感覚をたとえば「認知不協和」と名付けても、「恐怖」でも「神秘」でも「喜び」でも何でも良いので、とりあえず名付けます。

 

 

名指します。ある現象に名前をつけるのは、記憶の長期化に必須です。逆に名付けない限りは、エントロピーの増大にともなって消えてなくなりやすくなります。

 

ある言葉があらゆる可能世界において同じ対象を指示するならば、それを固定指示子(rigid designator)と呼ぼう。 (略)直観的に言って、固有名は固定指示子である。(クリプキ)

 

 

その記憶というか情報というか感覚というのは、その体験にべったり張り付いているものではなく、応用可能なものです。他に転用が可能なのです。

しかし、転用させるためには、まずいつでも引っ張り出せるように名付けて、その上で繰り返し追体験できるようにすることです。それが予行演習です。

 

そこにチャンスを観るか否かが、重要なポイントです。

チャンスというと何か卑しい感じがします。むしろ正確にはそこに喜びを見いだせるか否かですね。

ニーチェの言う「あまり重要でない小さなものを作ることのほうが楽しかった」というこの楽しさですね。

 

わずかな才能しか持たなかった偉大な人間はたくさんいる。彼らは偉大さを獲得し、『天才』(いわゆる)になったのだ。実体を知らない人々が褒めそやす資質を欠いていたからこそ。いきなり全体像作りにかかる前に、適切な一部を組み立てることを最初に学ぶ有能な職人のごとき真面目さを、彼ら全員がそなえていた。彼らはそのための時間を取った。なぜなら、華やかな全体像よりも、あまり重要でない小さなものを作ることのほうが楽しかったからだ。(ニーチェ)

 

 

気功が上手になる人は、気功にハマる人です。

ゲームにハマるように、気功にハマる人です。

「これ、面白い!!」となってハマっても良いですし、「これしか自分にはない!」と思ってハマるのも良いです。

 

そうしているうちに次第に上手になっていくものです。

その状態を24時間継続していると、3年くらいでそこそこの気功師になれます。

まだこれからでも間に合います!

 

ハマるべきポイントは圧倒的な結果や、神秘体験の恍惚ではなく(だけではなく)、小さな違和感、小さな認知不協和にフォーカスして、その体験を捨てずに、増幅させましょう!!

 

 

*次回の「はじめての気功」はここらへんをやりましょう。

基礎のようですが、意外と大きな爆発力を秘めています。

いわゆる脱洗脳の逆ですね。良い記憶を埋め込み、引き出し、増幅するワーク。

一方で、中指ニョキニョキから、腕や脚、首を伸ばす方法を学びながら、身体の地図に関する脱洗脳と新しい地図(笑)の導入をやりましょう。「赤い糸」も久々にやります。赤い糸のワークもメインではなく、裏の「認知不協和」をつかむことができれば、気功整体にもガンガン応用が可能です!!

3月17日に開催です!!

【募集開始】中指ニョキニョキから「赤い糸」を用いた身体改造法、そしてウィトルウィウス的大周天?!

$
0
0

*本日、OnLine MenTorの遠隔伝授を24時から開始します!(通常より1日早いです!)

 

*3月14日(土)15日(日)ヒーラー養成スクール「超能力大全」

お申し込みはこちら!!

*3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

 

 

というわけで、今回の「はじめての気功」もかなりハイレベルでやっていきましょう!!

 

まずは、おなじみの中指ニョキニョキから、、、とは言え、これは渋谷某所のセミナーでは多用しますが、「まといのば」ではあまりやらないですね。

 

 

是非、楽しんでやってみてください。

 

そこから「赤い糸」のワークを丁寧にやって、身体開発をします。

身体開発をしながら、同時並行的に身体の地図を徹底的に書き換えます。

 

最初は鎖骨や肩甲骨が腕(上肢)ですよ、というところからスタートしますが(胸鎖関節や肩甲胸郭関節)、筋肉に着目するともっと面白いことになります。

 

 

そして、究極的には胸の中心とみぞおちの小さな部分が体幹で、みぞおちから脚(下肢)が生え、胸の中心から腕(上肢)が生え、同じ場所から首が生えているというイメージにしていきます!

 

このときにスコトーマになるのが、骨のアライメントであり、筋肉の拘縮です。

 

ステップ・バイ・ステップで上がりながら、実は気功のレベルアップも図れるという美味しい企画かと思います。

 

 

そして重要なことですが、中指がニョキニョキと伸びているときに違和感なり、認知不協和を捕まえましょう。その捕まえ方のコツもやります。もちろん名指すということ、その名前を呼び出すとうことは以前もブログで書きましたし、基本です。

 

(引用開始)
安倍晴明:「呪とはな、ようするに、ものを縛ることよ」

源博雅:「ーーーーー」

安倍晴明:「ものの根本的な在様(ありよう)を縛るというのは、名だぞ」

源博雅:「ーーーーー」

安倍晴明:「この世に名付けられぬものがあるとすれば、それは何ものでもないということだ。存在しないと言ってもよかろうな」

源博雅:「難しいことを言う」

安倍晴明:「たとえば、博雅というおぬしの名だ。おぬしもおれも同じ人だが、おぬしは博雅という呪を、おれは晴明という呪をかけられている人ということになるーー」

(夢枕獏『陰陽師:1』)(引用終了)

c.f.「名前に何があると言ふの? 薔薇の花を別の名前で呼んでみても甘い香りは失せはしない」 2017年11月06日

 

 

情報空間の中の存在を捕まえようと思ったら、労宮ピンチが良いという話もします。

労宮ピンチというのは、手掌のMP関節できちんと折るという技です。

c.f.指を壊さないためには、掴むことを中心に施術を考える。〜労宮ピンチでMP関節で折る〜 2019年07月18日

 

手の解剖学をしっかり理解しておくと、より臨場感が上がります。

 

*指には筋肉がありません。

 

 

その認知不協和をしっかりと概念化して、形状も重さもあるものとして実体化しておくと、のちのち便利です。これが臨場感2.0と以前言っていたものですね。手触りのある情報空間です。

 

そして、もう少し先へ行けるのであれば、本邦初公開(でもないかな?)のウィトルウィウス的人体図ならぬ、ウィトルウィウス的大周天をやりましょう。

 

 

「大周天」という考え方をクンダリーニなどと絡めて理論を丁寧に理解し直しながら、カジュアルで強力な新たな大周天を獲得してください。

 

 

もう完全にスクールレベルですね。

盛りだくさんです。

ただ、非常にシンプルなワークを積み上げていきますので、初心者にも楽しいかと思います!!(よく過去記事は読んでおいてください!)

 

 

【はじめての気功『中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天』】
【日時】 3月17日(火)19:00〜22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」ブログ読書(
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】申し込みはこちらから!!

 

そして、幸せになることができた、手を伸ばせば届くほど、あんなに近くにあったのに(オネーギン)

$
0
0

*3月14日(土)15日(日)ヒーラー養成スクール「超能力大全」

お申し込みはこちら!!

*3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

 

従来版の気功技術としてのセフィロトは、Backでしたw

って意味不明ですね。
Backとは背中です。背中を意識に上げるという技術です。

 

*ジャン・ジェロームの『奴隷市場』は寺子屋「美学」でもお馴染みですが、セフィロトでも頻出でしたね!!

*ポーズ自体はヴィーナスの誕生です。

 

 

 

セフィロトというのは、カバラの秘法(?)的なもので、いわば生命の樹ですね。

Tree of lifeです。

 

 

ちなみにその反転したもの(水鏡か水面に写って反転したようなもの)が、クリフォトです。

クリフォトはクリファという殻という言葉から来ているそうで、いわば生命の樹のダークサイドです。

この殻から連想を得て、召喚魔術をクリフォトと呼んでいます。

我々も蛇のように脱皮することで、新しく生まれ変わるのです。

(脱皮するからこそ、蛇は不死の象徴です。フェニックスのように死んで再生すると思われていました。ギルガメッシュ伝説でも最後のラスボスは蛇でした。ボスというか、、干支のネズミみたいなものですね)。

 

Tree of evilです。面白いことに、evil(邪悪)をひっくり返すとLiveになります。

生命をひっくり返すのが邪悪なのでしょう(違うかw,イヌDogをひっくり返しても、神Godにはなりません)。

 

 

まあ、それはともかくTree of lifeですね。

 

生命の樹です。

 

これは旧約聖書の創世記のあの有名なエデンの園の中央に植わっている木です。

 

*これは「知恵の樹」の実ですね。楽園追放です。

*これもまたシスティーナ礼拝堂の天井画ですね。ミケランジェロの傑作です。

*左も右もアダムとイヴです。樹に巻き付いてるのが蛇、え?蛇って感じですが、まあ蛇です。

*アダムの一人目の奥さんのリリスだと主張するのは、原始キリスト教の異端のグノーシスです。

 

 

え?それって、知恵の実の話じゃないの?と思われた方、、、、正解です。

 

実は中央に2つの樹が植わっています(どんな空間?それとも楕円?でも楕円の中央は一つだし)。

 

また主なる神は、見て美しく、食べるに良いすべての木を土からはえさせ、更に園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。創世記第2章9節

 

もしくは2つで1つの樹だったのかも、もしくは片方がヤドリギとか(まあ、どうでもいいですね)。

 

エデンの園の中央に生えさせたのは「命の木」と「善悪を知る木」でした。

 

善悪を知る木は後世に(訳の間違いですが)りんごの樹として知られます。

禁断の果実としての、りんごですね。

善悪を知る樹の実です(^^)

 

*りんごって魅惑的ですね。とは言え、近代以降のりんごですが。

ちなみに黄金のりんごとはオレンジだそうですね。

 

*パリスの審判で3人の女神の中に投げ込まれたのは「黄金のリンゴ」です。

そこに書かれていたのが、「一番美しい女神へ」でした。トロイア戦争の発端ですね。

 

ちなみに「生命の樹」の方はナツメヤシとして知られています。デーツですね。こちらも美味しいですね。

 

まあ、それはともかく、神様は意地悪をして、エデンの園のどんな実を食べても良いけど、この中央の樹からは食べちゃダメと言います。

 

 

 

禁止命令というのは、「積極的にやれ」という意味です(違います)。

ダメって言われたら、やりたくなるものです。

 

特に神話においては、禁止が出てきたらフラグです。そのフラグを回収して悲劇が始まります。

 

16 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。

17 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。創世記2:16-17

 

まあ、きちんとそのフラグを回収して、アダムとイブは追放されます。

 

しかし、その追放される理由がふるっています。

 

善悪を知ってしまった上で、不死になったら、俺たち神様と同じレベルになっちゃうからというのが理由です。

 

22 主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。

23 そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。

24 神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。

*とは言え、語るに落ちるですねー。「われわれのひとりのようになり」って神様が複数いるって認めています(神学では、神は単数だけども複数形で表示するという苦しい弁明を学びますが)。

 

 

まあ、そんなわけでアダムとイヴは楽園を追い出されて、そして神様は「生命の樹」をケルビム(という天使)に守らせます。よほど人間が怖かったと見えます。

 

まあ、そんなわけで、我々はエデンの園(シュメールのことですね)からも、生命の樹からも放逐されるのですが、その生命の樹を中心命題に置いているのが、カバラというユダヤ神秘主義です。

 

とは言え、カバラもセフィロトも僕らはよく分かりません。

 

 

分からないものは使ってみよう!という方針なので、セフィロトをあえて紙として背中に貼り付けたのが従来版のセフィロトという気功技術です。

 

ここでの感覚はセフィロトが実体で、肉体は写像です。

肉体は3Dホログラムのような感じですね。

 

セフィロトが背屈すれば、肉体もそれに合わせて背屈する、、、そんなイメージの技術です。

 

核融合炉でタバコの火を点けるようなもったいなさですが、フィードバックを取ることを至上命題とするので、もったいなくてもガンガン進みましょう。

 

フィードバックが情報空間の闇を歩くための灯火です。

 

このセフィロトを2D版として、以前もスクールで少し紹介した(複数回のスクールでやりましたねー)セフィロトの3D版を今回の「まといのば」講座ではやります。

 

 

セフィラって僕らの感覚で言えば、丹田やチャクラと同じ「気の玉」です(と、神をも恐れぬ発言をしますが、、、まあ、神様はいないので、許してもらいましょう)。

 

ということで、セフィロトの新しいバージョンを楽しくワークしましょう!!

あ、セフィラというのは、セフィロトの構成要素です。

クンダリーニに対するチャクラみたいなものですねー(違うかな)。

 

 

というわけで、長くなったので、次回へ続くということで。

 

 

scillystuff from UK - Onegin, CC 表示 2.0, リンクによる

*ロイヤル・バレエ団の「オネーギン」のカーテンコールです。

 

 

ちなみに表題は中身と全然関係ありません。

いや、本当は関係あるのですが、そこまでたどりつきませんでした。

 

タイトルは、プーシキンの『オネーギン』の一節で、淑女となったタチアーナの嘆きですね。

パリオペラ座バレエ団日本公演の「オネーギン」が素晴らしかったです。

マチュー・ガニオが特に良かったです。ボラックも!!

 

そして、幸せになることができた、手を伸ばせば届くほど、あんなに近くにあったのに(オネーギン)

 

それはさておき「手を伸ばせば、届くほど」が次回に続くポイントです。

 

本当に幸せは「手を伸ばせば届くほど、あんなに近くに」あるもの(多分)。

でも届かないし、届かせようとしないものです(統計的に、、多分)。

 

逆に、「手を伸ばせば届くほど、あんなに近くに」あると知れば、我々は引きちぎれんばかりに手を伸ばすのでは、、、という話を次回にします!

 

というわけで、「まといのば」講座募集開始です!!

 

3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

 

 

【まといのば講座「未定(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」】
【日時】 3月19日(木)19:00〜22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら

 

 

 

そして、新規の方も受講可能な気功のエントランス講座である「はじめての気功」講座もお楽しみに!!

 

 

【はじめての気功『中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天』】
【日時】 3月17日(火)19:00〜22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」ブログ読書(
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】申し込みはこちらから!!

 

【セフィロト講座募集開始】易に太極あり、これ両儀を生じ、両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず

$
0
0

セフィラをチャクラのように使うイメージです。

 

セフィラというのは、セフィロトの構成要素です。

 

クンダリーニにおけるチャクラみたいなものですね。

 

セフィラという気の玉みたいなものが、10個集まってセフィロトという生命の樹を構成します(実は隠しキャラが控えていて、それがゲーデル数的な働きをするのはご承知のとおり)。

 

10という数が重要です。

0から始まり9で完結して、10で再び最初に戻ります。

 

10という数字の1の位は0です。

 

 

そもそもアインソフアウルが、0、00、000です。

アインソフアウルというのは、セフィロトの前身ですね。

カバラにおける宇宙の創生神話ですね。

 

カバラにおいて、0が00を生み、00が000を生み、000が1を生みます。

アインがアインソフを生み、アインソフがアインソフアウルを生みます。

アインソフアウルがセフィロトを生むのです。

 

アインが原初の神である0で表わしますが、これは(くう) śūnya [シューニャ]を思わせますね。

 

śūnya [シューニャ]は空っぽということであり、イメージとしては、膨れ上がったもの中身は空っぽです。

 

c.f.膨れ上がった物は中が空である〜在るのは無いものだけ(マクベス)〜名とは咒 2017年04月09日

 

そして0というアラビア数字は空が膨れ上がっている様を描いているようにも思います。

 

空(アイン)が膨れ上がって、無限大∞となり(アインソフ)、それが光(アインソフアウル)となるというイメージですね。

 

 神は「光あれ」と言われた。すると光があった。創世記1:3

 

で、この000(アインソフアウル)が1を生じます。

 

0が1を生じた瞬間ですね。

 

4 神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。創世記1:3

 

太極図において、陰と陽が分かれる瞬間ですね。

 

*陰陽の世界は2進法

 

アインソフアウルというのは、どこまでも1進法です。

1進法というのは、n進法の一番シンプルなパターンです。

 

0、00、000、0000、00000、、、、

 

と続くのは1進法です。

 

その0が1を生じ、1が2を生じ、2が3を生じて、、、、そして9まで来たらまた0に戻ります。

(そしたら、いわば負の数の世界がクリフォトなのかもしれません)。

 

 

ちなみに太極図の世界は2進法です。易経の世界は2進数と言っても良いかもしれません(ライプニッツによればw)。

 

太極という0というか1が、2を生じ、2が4を生じさせ、4が8を生じさせます。

 

 

易とは2進数であると最初に指摘したのはライプニッツです。

 

太極 → 両義(陰陽) → 四象(四獣) → 八卦 → 六十四卦

 

です。

 

易有太極、是生兩儀、兩儀生四象、四象生八卦(『易経』繋辞上伝)

 

易に太極あり、これ両儀を生じ、両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず

 

 

ライプニッツは1703年にイエズス会宣教師のョアシャン・ブーヴェから朱熹の「伏羲六十四卦方位図」を贈呈され、その中に自分が考えていた2進法の計算を見出します。

(彼は陰を0、陽を1としています、なんとなく分かる気がしますね)

 

 

2進数と考えると、1が2となり、2が4となり、3が8となるというなぞなぞのような不思議も、2の累乗と分かります。

 

一変して二、二変して四、三変して八卦成る四変して十有六、五変して三十有二、六変して六十四卦備わる)」(『皇極経世書』観物外篇)

 

2の1乗は2

2の2乗は4

2の3乗は8

2の4乗は16

2の5乗は32

2の6乗は64

 

ここで六十四卦となります(多分)w

 

実際に易では白黒というか、陰陽の組み合わせで六十四卦を決めますので、まさに2進数です。

 

 

*これはライプニッツの2進数に関するメモ!!

 

 

 

なぜか話しが回り道している気がしますが、、、本題に戻します。

 

 

セフィラはそんなわけで(どんなわけだ)チャクラのようなものです。

 

チャクラが身体の正中線を貫くのに対して、セフィラは身体の周りをふわふわと浮いているイメージです(あくまでも勝手なイメージです)。

 

「宝誌和尚」講座の感覚で言えば、センターと側軸のような感じで、セフィラは3列を成しています。ただ、「まといのば」ではこれを側軸のラインとは考えません。

まさにふわふわと浮きながら、身体を写像させているように考えてみます。

 

*「仏様が出てくるかと思ったら、蟲が大量発生した」というフィードバックをいただきましたが、大きな家具を動かすと溜まったホコリが出てくるものです!

 

 

 

セフィラは3つずつの3グループと「マルクト」という一番下のセフィラに別れます。

 

3×3+1

 

ですね。

 

マルクトは「王国」という意味ですが、地球であったり、大地の意味もあります。内踝(ないか:うちくるぶし)と考えても良いですし、踵(かかと)でも、地芯(ちしん)でも。

 

イメージとしては、振り子です。

フーコーの振り子です。

 

Rémih - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

 

 

他の3グループは上から上丹田、中丹田、下丹田を構成すると考えるとわかりやすいかもしれません。

 

1つ目は王冠の意味のケテル。

従えているのがビナー(理解)とコクマー(知恵)です。

まさに上丹田という感じですね。

余談ながら王冠と言えば、風邪の有名な(というかありふれた)ウィルスもまた王冠(567)という名を持ちます。

第7チャクラという千手もまたクラウン(王冠)チャクラです。

 

 

 

そして2つ目のグループは逆三角形の身体を象徴するように、ケセドとゲプラー。

それぞれ慈悲と峻厳です。

中丹田という感じです。

そして中心のディファレトが美を象徴します。

 

 

最後の3つ目のグループは下丹田ですね。

チャンピオンベルトのように腰に栄光と勝利を巻き(ASISにでも)、そして会陰もしくは恥骨結合にイェソドという基礎が来ます。

 

 

このイメージを持ちながらカジュアルにセフィロトを最初はマントのようにまといながら、次第にドローンのようにセフィラを飛ばすと良いと思います。

 

 

そのとき大周天にせよ、チャクラやクンダリーニせよ、大きく変わります。

三丹田も相当に使いやすくなるはず。

 

 

 

ただ、その大前提として、筋肉の使い方と情報空間へのアクセスにコツがあります。

 

それが、、、

 

手を伸ばすということです。

 

そして、幸せになることができた、手を伸ばせば届くほど、あんなに近くにあったのに(オネーギン) 2020年03月05日

 

 

というか、なかなか本論に入れませんが、、、ただ、なんとなくイメージは伝わると思います(多分)。

 

 

ということで、「まといのば」講座の募集開始です!!

 

こういうセフィロトのような強烈な情報場は、よく分からなくてもとりあえず使ってみる、アクセスしてみるのが一番です(多分!)。

 

 

かなり強烈なので、是非お楽しみに!!

 

ちなみに今月の超能力スクールはこれらよりも桁違いに大きなスケールで行います( ー`дー´)キリッ

そちらもお楽しみに!!!

 

 

【まといのば講座「未定(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」】
【日時】 3月19日(木)19:00〜22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら

 

 

 

そして、はじめての気功講座も是非!

 

 

【はじめての気功『中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天』】
【日時】 3月17日(火)19:00〜22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」ブログ読書(
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】申し込みはこちらから!!

 

 

ゴールドメダルは現状の最適化なのか、ビジュアライゼーションはなぜ意味があるのか?

$
0
0

*3月14日(土)15日(日)ヒーラー養成スクール「超能力大全」

お申し込みはこちら!!

*3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

 

 

ゴールドメダリストたちのビジュアライゼーションはなぜ成功するのでしょうか?

 

いわゆるオリンピックを目指すアスリートたち、それもトップアスリートたちは、ビジュアライゼーションを多用しています。

 

ビジュアライゼーションとはいわば瞑想の進化系であり、試合当日起きてから、プレイまで、そしてプレイの最中まですべて克明に事前に想定しておきます。

 

想定というレベルではなく、あたかもいまそれが起きているかのようにリアルに思い描き、その世界を生きます。

 

これを幾度も繰り返し、勝利の圧倒的な喜びも幾度となく体感します。

(これって、馬の口に人参を入れることにならないのだろうかと疑問に思ったことは無いでしょうか?達成したと脳が思って、努力をやめることにならないか、と)。

 

 

彼らは日々とことんビジュアライゼーションを行います。

克明に行います。時間を費やします。

 

その上で、実際の競技本番に臨むと、まるで本番がこれまでのビジュアライゼーションをなぞっているかのようで、確認のような感覚になります。予想外のトラブルが起きても、それもまたビジュアライゼーションですでに経験済みです(アポロ計画のトレーニングのようなものです)。

 

そうすると、現実の方が現実感がとぼしく、ビジュアライゼーションはますますリアルになっていきます。

脳の構造上、瞑想の方がリアルで、現実の方がリアルさを失うものです。

 

 

しかし、なぜゴールドメダリストたちのビジュアライゼーションは成功するのでしょうか?

 

生半可にコーチングやゴール設定を学ぶと、オリンピック競技者にとっての金メダルというのは、一見すると現状の最適化に感じます。

確率の問題だけで、オリンピックにエントリーした以上は、もっとも理想的な現状はゴールドメダルです。

 

とすると、ゴールドメダルをゴールに設定するのは、最適な現状をゴールにすることになるために、悪手ということになりかねません。

 

たとえば、自分がつとめている会社の社長になることをゴールにしてはいけない、と言われます。

なぜなら、同期の中で出世していって、いつか社長になる可能性は少なかったとしても、ゼロではないからです。

ゼロではない以上は、脳は「社長になる」というゴールを現状と見做します。少なくとも理想的な現状と見做すのです。

 

そうすると、脳はチャレンジすることをやめます。CreativeAvoidanceが発火するのです。

 

 

 

では、オリンピック選手にとってのゴールドメダルはどうなのでしょうか?

 

たしかにゴールドメダルは現状の最適化でしかありません。理想の現状です。

一般的には、オリンピックにエントリーしている以上は、誰かが一位になるわけですし、その可能性が少しでもある以上は、ゴールドメダルは現状の中に含まれます。

 

 

しかし、もっと具体的に考えると、彼らは1秒を縮めるのがどれだけ大変かを身をもって知っています。トップアスリートとのパフォーマンスの天文学的な差について、痛いほどに自覚しています。

 

すなわち、自分とゴールドメダルの間にあるとてつもない制約に非常に自覚的なのです。

 

だからこそ、彼らにとって、ゴールドメダルというのは、むしろ現状の外ということになります。

 

 

この制約を身を持って知ることが大切です。

(逆にすべてのことが現状の内側と感じてしまうのは、甘やかされて育ち、自分はやればできると思いすぎてしまっているせいかもしれません)。

 

制約が自覚されているならば、傍から見て、現状の内側にありそうなゴールであっても、十分に現状の外側なのです(本人の問題なので)。

 

 

ちなみにこの「制約」の感覚を知っていることが重要です。

(できれば、口の中に広がる血の味と共に)

 

限界の限界を超えて、努力してもなお届かない世界があるという感覚です。

手を伸ばせば届きそうなのに(その意味ではすっぱいぶどうになる距離ではないのに)、でも絶対的に届かないという絶望感を味わうことです。それも何度も。

その上で、でも手を届かせたいと思ったら、神に祈り(応えてくれなければ)悪魔にお願いしたりします。そのうち奇跡を待ち望むようになります。もちろん血のにじむような努力をしつつ。

 

その感覚の中でビジュアライゼーションが強力な推進力になります。

絶望の苦い味を知る前にいくらビジュアライゼーションしても(たぶん)無駄なのです。

制約を意識した精神にビジュアライゼーションは活きていきます(おそらく!!w)。

 

 

努力だ、勉強だ、それが天才だ。誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ。(野口英世)

$
0
0

日本で最も流通しているブロマイドの登場人物が変更されます。

そのブロマイドは日本円で千円もするのですが、めっちゃ流通しています(って、千円札のことです)。

 

そのブロマイドの中身が(まあ、本来は中身が大事なのですが)、中身というか登場人物が変わります。

 

そう野口英世から北里柴三郎へwww

 

 

現代医学をつくった人物として、この二人は欠かせませんが(いやいや野口英世は半ばというか、ほとんど排除されていますが)、ほとんどの人が「誰?」という感じの人選でしょう。

 

(僕が子供の頃は二宮尊徳並に、野口英世は偉大でしたし、北里柴三郎も偉大でしたが。偉人伝が僕らの娯楽でした。そうなのか?)

(同様に近代日本の偉人である新渡戸稲造も「誰?」って感じだと思います。「武士道」というだけではないのです)

(というかここらへんの時代の人のバイタリティたるやすさまじいものがあります)

 

 

北里柴三郎は依然として、今でもヒーローです。

偉大な人であることは間違いありません。

 

で、その野口英世もまたCrazyでした。

 

 

彼の悪い癖は「宵越しの銭は持たない」ことでした。

極貧の中で育ち、勉強によって立身出世を目指した人であり、そしてまともに働かずに、人にたかりながら、しかし人蕩(たら)しで、借金をしては、それを放蕩で使い果たし、また借金をします(借金とは言え、野口英世は決して返しません)。

 

メチャクチャをする一方で、勉強だけは猛烈にします(ここも非常に面白く、彼は独特の嗅覚があり、そして最短距離で突っ走るパワーと持続力があります。そして空海と似ているのですが、語学が非常に堪能で習得も早く、そのことで次々とチャンスをモノにしていきます)。

 

その野口英世が医師国家試験に合格してから勤めたのが大日本衛生会付属伝染病研究所でした。

って、何?

という感じですが、通称「北里研究所」です。

 

すなわち、野口英世は北里柴三郎のもとで働いていたことがあったのです。

ですから、野口英世から北里柴三郎へのバトンというのは、歴史の逆走のようで興味深いと言えます。

 

 

その野口英世がつとめた頃の「北里研究所」は今の北里研究所とは違います。いま現在の呼称は東京大学医科学研究所です(僕も敷地の中を歩いたことがありますが、異世界より異世界な空間ですので、是非w)。

 

 

混乱する方のために説明すると、まず最初の北里研究所は福沢諭吉が留学から帰国後の北里柴三郎のために作ったものです。

 

福沢諭吉のブロマイドは1万円もしますねー

 

というか、福沢諭吉は偉大です。

 

このあとも経緯もいろいろと面白いのですが、途中に大日本衛生会に移管され、その後、文部省(当時)に移管されるときに北里柴三郎所長をはじめ職員の総辞職となり、現在の北里研究所が設立されます。

 

というわけで、、、、偉大なる北里柴三郎は、結果的にですが、現在の東京大学医科学研究所と、北里研究所の2つの創設者というわけです。

 

ちなみに、北里柴三郎って誰?って方はいないと思いますが、さらっと人生を振り返って見ましょう。

 

彼は熊本の北里村で生まれます。

街と姓が同じですね。

代々、庄屋さんだったようです。

 

彼は古城医学所(現在の熊本大学医学部)で学んだ後に、明治7年に上京し、東京帝国大学医学部に入り、8年後に卒業します。

その時、30歳でした。

 

*漱石は東京帝国大学の先生でした。

 

ちなみに2学年先輩には森鴎外がいました。

彼もまた天才であり、鴎外が卒業したときは20歳でしたOrz

 

*森鴎外も面白い話がたくさんありますね。というか、当時の人は(今もそうかもしれませんが)、語学が堪能で(漱石は違うかもしれませんが)、しっかり留学して帰国しますね。海外でも通用する実力を持ちながら。

*舞姫にはもちろんモデルがおり、彼女は日本までやってきているそうで。そこまで愛された鴎外はヤバいです。

 

 

卒業後、北里柴三郎は各地の病院長や医学部の校長の職を要請されますが、官僚の道を歩みます(それもはるかに薄給の)。

そして最初に手掛けたのが、医術開業試験規則の整備でした(この医術開業試験を野口英世は後に受けて、医師になります)。

 

官僚になって2年目に早くもドイツ留学を許され、コッホ研究所へ行きます。この2年前にはコッホはコレラ菌の発見で一躍有名になります。

コッホだけではなく、偉大な人材を輩出している(北里柴三郎もそこに含まれますが)コッホ研究所で3年間研究に没頭したあげくに、四年目に破傷風菌の純粋培養に成功し、一躍世界の北里柴三郎となります。続けて翌年、破傷風免疫体も発見して、プロイセン大学から外国人で初のプロフェッソルの称号を受けます。

続けて、結核菌の研究に手をつけていましたが、留学期限が迫ります。

そこで、、、なんと、衛生局長(北里柴三郎のボス)のおかげで、明治天皇から御手許金下賜され、1年留学が延長されます(ってか、すごい)。

 

*言わずと知れた近代細菌学の祖。ちなみに1905年にノーベル賞医学生理学賞受賞(ちなみに、野口英世ものちに候補に上がります)

 

 

とは言え、北里柴三郎の留学5年間は長すぎということで、帰国となります。

 

そのとき北里柴三郎に与えられたオファーはすごくて、たとえばケンブリッジ大学に新設された細菌研究所の所長職であったり、他にもペンシルベニア大学からオファーがあったにも関わらず、それらを振り切って、帰国します。

 

でも、国家は彼に冷たく、再び一人の官僚として生活することを余儀なくされます。

 

それを見たボスが再び、奔走します。

 

同門(緒方洪庵塾)であった福沢諭吉に相談し、福沢諭吉が万札を(笑)、いや私財を投げ売ったのが、北里研究所です。(以上、『遠き落日』より)

 

福沢諭吉も北里柴三郎も森鴎外も、そして今回話しをほとんどできていませんが野口英世も偉大です。

というか、本当にCrazyです。

 

 

本当に破滅のギリギリを歩いています。

 

野口英世もそうです。

破滅のギリギリです。

というか、彼の場合は自業自得であり、自分で蒔いた種であり(それが彼を成功させ、破滅させますが)、みんな多かれ少なかれ(というか圧倒的に)Crazyです。

 

馬鹿げて見えようが、それが彼の性(さが)なのです。

 

そうでなければ、向こう側の世界へは移動できないのでしょう。

 

「馬鹿になれ!」(アントニオ猪木)とは思いませんが、馬鹿になった方が良いとは思います!(どっちだよw)。

 

 

【書籍紹介】

 

 

 

というわけで、野口英世の名言としてよく知られているものを最後に紹介して終わりにします。

ある世代以前の人なら、この言葉と野口英世はセットで記憶されているのではないかと思います(違うかも知れませんがw)

 

努力だ、勉強だ、それが天才だ。誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ。(野口英世)

 

 

 

 

【超能力大全スクール今週末開催】神はその光と闇とを分けられた。神は光を昼と名付け、闇を夜と、、、

$
0
0

*3月14日(土)15日(日)ヒーラー養成スクール「超能力大全」

お申し込みはこちら!!

*3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

*一般向けのBootCampを開催予定です。これはハワイ大学医学部解剖実習に備えて、「生きた解剖学」(プロレベル)の加速学習を目指します。

楽しく学びつつ、かっちりと暗記するところまで落とし込みます!お楽しみに!!

 

スコトーマが怖いのは、自分が見えていないこと自体も見えなくなることです。

 

スコトーマというと盲点と訳され、たとえば「ゴールの道筋がスコトーマに隠れて見えない」というような使い方をします。「スコトーマが外れると、ゴールへの道筋が見える」というわけです。

 

とは言え、スコトーマは着脱可能な存在ではなく、スコトーマがないこと自体が見えないようになっています。

 

 

何かが見えてないという感覚があれば、良いのですが、その感覚も含めてスコトーマに隠れてしまうのです。

 

スコトーマが見えるのは、スコトーマが外れた瞬間のみです。

 

ということは、スコトーマを外そうと思っても何を外せば良いのか分かりません。

 

 

だからこそ、スコトーマ外しにはテクニックを要します。

 

 

ポイントは、、、、、ズラすということです。

 

世界を違う見方で観てみると世界は変わります。

 

 

たとえば世界を旅して、家に戻ってくると、よく知っているはずの場所が新鮮な驚きと共に新しく感じます。

 

恋に落ちると、世界は一変します。

それは恋によって、世界を違う見方で観るようになり、ズレることで、世界が一変するからです。

 

恋に落ちたり、旅に出たり、自分探しにインドに行かなくてもお手軽にできることもあります。

たとえば、ハイハイして2時間ほど家の中を歩き回れば、よく知っているはずの場所なのに、全く別な風景として見えてきます。高いところにある置物が落下しそうで怖かったり、掃除が行き届いているつもりが結構汚かったり、、、

 

自分が観ている「全体」が決して全体ではなく、自分の身長の高さから切り取られた世界の断面でしかなかったことに驚かされます。

 

これが「ズラす」ことの意味です。

 

 

脳というのは、安定や安心を求める癖に、すぐに慣れてしまい飽きてしまう性質があります。慣れ親しんだ場所で安心したいと思いながらも、慣れ親しんで場所は飽きてしまい、眠りこけてしまうのです。脳が働かなくなります。

 

 

ですから脳が慣れ親しんだ日常に飽きてしまわないように、しかし新しいことへの認知不協和と先の読めない恐怖とストレスでクラッシュしないように、上手にコントロールする必要があります。

 

どうしたら良いでしょう。

 

どういう方針が良いのでしょうか?

 

安定や安心を求めつつも、刺激も必要という二律背反は解決するのでしょうか。

 

 

ということで、結論を急ぎます(^^)

というか、今回の超能力スクールともかなり深く密接に関わる話です。

 

 

その矛盾を克服するために、、、、無茶な希望を叶えるために、、、

神様は昼と夜を作られましたw

(いや、冗談ではなく、本気で(^^))

 

 

2 地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。

3 神は「光あれ」と言われた。すると光があった。

4 神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。

5 神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。(創世記1章

 

 

光は大事ですが、光だけでは足りず、闇が必要なのです。

 

いやいや闇と言ってもダークサイドという意味ではなく(それもめっちゃ大事ですが)、夜のことであり、睡眠の時間のことです。

 

苛烈さだけではダメで、ゆとりや休みが必要なのです。

(塩だけではなく、Sugarも必要です)

 

c.f.「僕はひどく傷ついている、もう心が折れそうだ〜僕の人生に少しだけ甘さが欲しい」(Maroon5) 2015年10月29日

 

https://youtu.be/09R8_2nJtjg

 

 

きっちり休むことです。そのことで、次の苛烈さに備えることができます。

(脳にとっては、もっと成長し、記憶を整理できるのは睡眠中です)

(筋肉にとって、もっとも成長し、超回復するのは睡眠中です)

 

しかし、ゆとりや休みだけでは腐ってしまうので、苛烈さも必要なのです。

 

地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。

人はすべて火で塩づけられねばならない。

塩はよいものである。しかし、もしその塩の味がぬけたら、何によってその味が取りもどされようか。あなたがた自身の内に塩を持ちなさい。そして、互に和らぎなさい」。(マタイ9:48

 

 

戦略的に休むことです。

 

そして太陽のエネルギーを利用することです、もちろんホルモンも(まずはメラトニンですね、そして苛烈さのためのコルチゾールを。

 

インスリンもコルチゾールも時計遺伝子に沿わせて最適化することで、効果は発揮できます。インスリンが肥満ホルモンとしてネガティブに働くのは、だらだらと出続けるからです)。

 

ホルモンが変われば、世界は一変します。

 

ズラすことができるのです。

 

怒りで我を失った時も、恋の喜びで夢見心地になったときも世界は一変します。

ホルモンは我々の身体や行動だけではなく、認識すらも縛るのです。

としたら、ホルモンと闘うのではなく、ホルモンを味方につける方が良いのです。

(ホメオスタシスも同様です。ホメオスタシスは一枚岩ではなく、寄せては返す波のようなものです。うまく波に乗りましょう!)

 

超常的な力を得るためには、シンプルで本質的な力を用いるのが一番です。

 

 

 

【ヒーラー養成スクール『超能力大全』〜不思議な力を楽しく習得する道〜】
【日時】 3月14日()13:00〜18:00

     3月15日()13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!


人生には、二つの道しかない。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう一つは、

$
0
0

*3月14日(土)15日(日)ヒーラー養成スクール「超能力大全」

お申し込みはこちら!!

*3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

*一般向けのBootCampを開催予定です。これはハワイ大学医学部解剖実習に備えて、「生きた解剖学」(プロレベル)の加速学習を目指します。

楽しく学びつつ、かっちりと暗記するところまで落とし込みます!お楽しみに!!

 

 

アインシュタインの言葉ではないものの、アインシュタインの言葉として流布しているものがあります。

 

There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is.

人生には2つの道しかない。1つは奇跡など存在しないかのように人生を生きること、もう一つはあたかも全てが奇跡かのように生きることだ

 

 

誰が言ったにせよ、ここには真実のきらめきのようなものがあります。

 

ただ表層的に理解すると「全てに感謝しましょう」とか「ありがとう」を千回言いましょう、みたいな行動主義心理学的な運動になってしまいます。

さすがに人間を皮相的に考えすぎです。

 

そのような小手先の方法論によって、世界ではなく自分を捻じ曲げようとするのでは、捻じ曲がった自分が生まれるだけです。

 

世界の認識を表層的に変えたところで、世界も表層的にしか変わりません。

 

 

本気で変えたければ、本気で深く考える必要があります。

 

 

この話題はもっと丁寧に引っ張るべきでしょうが、せっかちに早急に結論に飛びます。

 

超能力スクールでやりたいと思っているコンテンツをチラ見せしていきます。

 

 

奇跡を起こすには3ステップが必要です。

 

1ステップ目が、寝食を忘れて取り組む段階です。

文字通り、寝ることも食べることも忘れて、取り組みます。

あたかも野口英世の全生涯のようですね。

 

 

「そんな経験はない」という人でも必ずあります。

 

小説を読み始めて止まらなくなったり、ゲームにハマったり、ネットフリックスを続けて観続けてしまうような体験です。それがずっと続くと寝食を忘れているモードです。

 

寝るのを忘れるとき、しばしば寝ていることも忘れていたりします。

いや、正確には寝ていても同じ作業を脳内でやっていることがあります。

 

寝ている間もずっと考えていたり、寝ている間も踊っていたりするものです。

 

 

それが次の段階です。

 

すなわち、夢の中でも同じことをしている状態になります。

 

残酷なことに、夢の中では達成しようと思っているスキルがあっさりできたりします。

もしくは悩んでいる問題があっさり解決することも。

その喜びの感覚はあるけれど、起きてみるとヒントのかけらもないことはよくあります。

 

これが夢見の段階です。

 

夢見というくらいですから、夢のなかで同じ作業をしながら、今自分がいるのが夢であることをしっかり認識していることもあります。しかし、、、そこでのヒントを覚醒したときに持ってくることができないのが辛いところです。

 

持ってこれるようになると、次の段階に進みます。

 

 

それが最終段階です。

 

寝食を忘れる第一段階、夢の中でも没頭してしまう夢見の段階を超えると、最後が「夢中」の

段階です。

 

夢中というのは何かに没頭している状態ですが、ここでは少し定義をずらします

 

すなわち、現実世界が夢の中になることと定義します。

 

多くの人は夢の中では自分勝手にできると思っています(間違ってはいませんが、意外とうまくそうはできません)。そして夢の中では、物事が好都合に運ぶと思っています(間違ってはいませんが、意外とうまくそうはできません)。

 

しかし、「夢中」の人は、現実世界があたかも夢のように次々と「うまくいく」ようになります。奇跡が普通に起こるようになり、それでいて「やっぱりね」という感じになります。

 

周囲の人は、「運」だとか、「たまたま」だとか、「うまくいきすぎ」だとか、「事務所の力」だとか(笑)、いろいろ言いますが、それは3ステップを知らないからです。

 

逆に「夢中の人」同士は、その感覚をシェアしているので、「そういうものだよね」とお互いに理解できますし、自分たちがマイノリティーで、自分たちの感覚が理解されないことを知っているので、公言したりはしません。

 

いや、こんな言い方でこっそり公言しています。

 

「運が良かったんです」

「奇跡の連続です」

「たまたまちょうど良いところに自分がいました」

 

と。

 

しかし、そのカラクリを知っているので、彼らは今日も寝食を忘れて没頭します。

 

あたかも全てが奇跡のように生きるには、この3ステップを理解し、プロセスに身を委ね、結果に拘泥しないことです。そしてそのプロセスを深く愛せば、世界もあなたを深く愛してくれます(多分w)。

 

 

 

【ヒーラー養成スクール『超能力大全』〜不思議な力を楽しく習得する道〜】
【日時】 3月14日(土)13:00〜18:00

     3月15日(日)13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

右脳が左脳に気づかれずにふるまうことができ、左脳はその後、全人格がとった行動について作話する

$
0
0

*3月14日(土)15日(日)ヒーラー養成スクール「超能力大全」

お申し込みはこちら!!

*3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

*一般向けのBootCampを開催予定です。これはハワイ大学医学部解剖実習に備えて、「生きた解剖学」(プロレベル)の加速学習を目指します。

楽しく学びつつ、かっちりと暗記するところまで落とし込みます!お楽しみに!!

 

 

「寝食を忘れて取り組む」と半ば朦朧(もうろう)とした状態で、集中して何時間も取り組むことになります。

 

この深い変性意識状態が非常に重要です。

朦朧(もうろう)としているけど、冴えている、、、そんな感覚が大事です。

 

 

布団に入って眠ろうとしているときの、覚醒と睡眠の境目にアルファ波支配になるという言い方がかつてありましたが、その真偽はともかく、そのような変性意識状態にいつもなっているということです。寝食を忘れるというのはそういうことです。

 

ですから、ある意味で自分が集中していること以外には、無頓着になり、ぼやっとしていることになります。

 

ある朝、ニュートンは卵を茹でようとして、考え事をしていたので、懐中時計を茹でていたという伝説があります。

恋人とデートしていても考えているのは、「なぜりんごが落ちて、月は落ちないのか」ということばかり、恋人の話には上の空でフラれたという話もあります(人間嫌いのニュートンに恋人がいたとは思えませんが。彼の友人はハーレーくらいでは?)。

 

そうやって日常生活が犠牲になり、人間関係が犠牲になります。

まあ、犠牲という言い方はこちら側の視点ですが。

 

c.f.「夫はどうして成功しなかったのでしょうか?」「彼は良い人だからですよ」とアインシュタインは答えた 2018年02月09日

 

 

じゃあ、当の成功したアインシュタインはどんな人だったのでしょう。とんでもない人でした。

c.f.アインシュタインのことは嫌いになっても、相対性理論のことは嫌いにならないでください〜狂気は真の友 2019年04月08日

 

 

価値というのは垂直方向に伸びていくものであって、水平方向に流れる時間と空間とは無関係です(無関係は言い過ぎですが、ベクトル方向が違うのです)。

一定の時間、がんばれば手に入る果実ではなく(あたかも時給のように)、飛び上がって、木になる果実をもぎ取る必要があるのです。垂直方向へのジャンプです。

 

そのタイミングと深さ(もしくは高さ)を見定めるために、釣り竿を垂らして何時間も待つように集中して待機する必要があるのです。

もちろん待機というのは待っているのではなく、激しく情報空間を駆けずり回りながらですが。

 

体力が削られ、気力が削られていくころに、特殊な変性意識のポケットに入り込めます。

そこをゾーンとか、流れがあるのでフロー(流れ)と言ったりします。

呼び方は何でも良くて、特殊な時空間のスポットに、スポッと入ります(ってダジャレ?)。

 

暴風雨の中でふと台風の目に入ったような感じです。

上空には青空が見えます。

 

 

それまでは一寸先は闇ならぬ一寸先も暴風雨だったのが、凪のように風が止まり、青空がどこまでも高く広がっています。

 

その瞬間に高く抽象度が上がります。

 

全てが止まって見えたり、未来から時間が巻き戻るように感じたり、先が正確に見通せたりします。

すべて高い抽象度から観た風景です。

 

この瞬間がやってくるのを待つために、寝食を忘れるのです。没頭し、夢中になり、全精力を注ぎます。何時間も、何日も。

 

 

とは言え、体力には限界があり、人は寝ないで、食べないでずっと生きることはできません。

 

ですので、気を失うように寝て、動物のように食べます。起きた瞬間からまた作業を続け(起きた瞬間からゲームを再開するネトゲ廃神のイメージですね)、とりあえず身体に放り込む感じで食事をします。食事の時間がもったいないのです。

 

そうすると寝ても覚めても、没頭している状態になります。

 

まあ、傍目(はため)には狂っている状態ですね。Crazyです。

狂気というか、夢中ですね。

没頭しすぎという感じです。

よく言えばハマっているというやつです。

 

そうすると次第に寝ているときも、夢の中でもやるようになります。

 

 

 

ここまでは前回の話のトレースですが、ポイントは抽象度の断層です。

階層にはそれぞれ断層があります。

 

c.f.人生には、二つの道しかない。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう一つは、 2020年03月11日

 

抽象度が建物の階数だとします。1階と10階には高さの差があります。

そして理解の差もあります。

そこには断層があるのです。

理論的には連続的ですが、現実的には断層があります。

 

1階と10階はその意味では全く理解し合えないのです。そもそもそこで交わされている言語もバックグラウンドも全く違うというようなイメージです。

 

「話せば分かる」というのは、同じ解にいる住人のみです。

 

*五一五事件で凶弾に倒れた犬養毅。「話せば分かる」と青年将校たちに諭した。

 

 

これは別に人と人の間に楔(くさび)を打とうという話ではありません(もう打たれているので)。

 

 

クワインの翻訳の不可能性を敷衍(ふえん)すれば、言語同士の交通が本質的にありえないばかりか、人と人の交通もありえないことがわかります。しかし、神の恩寵はあるのです(いや、そもそも神さまがバベルの塔にキレて、言葉を通じなくしたのですが、、、神様はいつもマッチポンプです)。

 

c.f.アンジャッシュさんのコントから学ぶクリプキのウィトゲンシュタインのパラドックス?! 2013年12月13日

 

c.f.伝授と封入と結界は同じもの?! 2011年08月08日

 

そうではなく、本稿のポイントは、自分同士でも分かりあえないということです。

自分同士というのは奇妙な言い方ですが、「自分」とは想像以上に奇妙な現象です。

 

少なくとも「私」の中に、いくつかの人格は認めるべきです。そしてその人格同士が分かり合えるとしたらそれは奇跡です。

 

分かり合えるどころか、お互いに対する記憶すらなければ、それは解離性人格障害(かつての多重人格)となります。解離性人格障害とは記憶障害なのです。

そもそも我々はバラバラのものをあたかも統合された人格かのように振る舞うのが得意なだけです。記憶の操作によって、そして作話によって統合されているかのように振る舞っているのです。

 

子供の頃に、何か悪さをしてしまい「どうしてこんなことをしたの?」と聞かれるほど、答えに窮することはありません。

「いや、そもそもすべての行動はほとんど無意識で、自覚的に決断していることはないし、それに今とあのときでは変性意識が異なるので、なぜしたかという質問そのものが無意味だよ、お母さん」などと幼稚園児が答えられるはずもなく、妙な違和感と思ってもいない謝罪の念が浮かぶだけです。

 

 

自分と自分の関係などというと、インドに行って「自分」を探しに行きたくなりますが、そういう話ではありませんw

 

 

たとえば、よく知られた古典的な神経科学の定説に右脳と左脳と作話があります。

 

シンプルに言えば、

 

 右脳が左脳に気づかれずにふるまうことができ、左脳はその後、全人格がとった行動について作話(さくわ)する(スティーブン・ピンカーによるガザニガのアメリカ心理学会2008年優秀科学賞顕彰表彰の辞)

c.f.身体を変えるのは、重要なのは脳であって、筋トレではないということについて 2016年06月09日

 

分離脳の話ですね。

 

右脳は左脳に気付かれずに振る舞い、左脳はあたかも自分が決めたかのよに事後的に意思決定をして、それを事前に行ったかのように記憶を修正します。

 

少なくとも右脳と左脳は別々に動くのです(それを統合するのが、松果体ですって、嘘です)。

 

*デカルト

 

 

別に右脳と左脳だけではありません。

 

「まといのば」のざっくりとした定義で言えば、頭と胸と腹は別々の生き物のように振る舞います。

 

お腹はいっぱいなのに、魅惑的なスイーツを見て「目が食べたい」ってことありますよね。

 

お腹がいっぱいでも、頭がスイーツを(目で)見てしまうと実際に食べたくなります。別腹です。

 

ちなみに別腹って、本当に胃が勝手に動いて、胃の内容物を十二指腸に追い出してスペースを作るそうです。まさに別に腹を用意したかのように。

お客さんが入ってきたので、食べている途中のお客さんを追い出して、新しいお客さんへのスペースをつくるレストランみたいな感じですね、、、、って比喩がむしろわかりにくい。

 

 

尾籠(びろう)な話ですが、下半身は別人格と言ったりします。

 

逆に真面目な話で言えば、脚が弱ると心は弱ります。脚がだめになると、動けなくなります。それは物理空間も情報空間も。

脚から老いるなどと言いますが、脚は定期的に高負荷でいじめ抜いて、鍛えておきたいものです。

 

脚は腹に属します。

 

腹が駄目になると、どれほど胸がワクワクしていても、動けないのです。

 

 

ですので、アディトレでも、頭のニーズと、胸のニーズと、腹のニーズを混同しないようにと教えています。

文字通り腑分けすることが大事です。

 

そして、頭・腹・胸もまたざっくりとした分類で、頭が右脳と左脳に分かれるように、嗅覚と聴覚と味覚では対立することもあります。もっともっと細かく分類されていくのです。

 

そしてこれまたざっくりと言えば、細かく別れていった状態を「リヴァイアサン」と呼んでいます。バラバラのニーズを持つ人格が集まって、同じ目的に向かって一致団結しているのです。それが身体です。

ホッブズは主著であるリヴァイアサンの冒頭でひたすらに解剖学(生理学)について書いています。もちろん国家がひとつの肉体であるという比喩ゆえですが。

たとえば、血液が流通、脳が司法や行政という感じで。

 

 

まあ、それはともかく身体のニーズは細胞レベルまで細分化されるということです。そもそも多細胞生物ですし、細胞は1つでも適切な環境を用意されれば生き続けます(HeLa細胞のように)。

 

 

なかなか本題に入れませんが、、、結論に一気に飛びます。

 

ポイントは時空という水平方向ではなく、垂直方向にも「私」や「自分」は分割されているということです。

そして、その階層毎の自分同士は没交渉なのです。

 

これを変性意識で説明することもできます。

 

ある変性意識状態で得られた記憶は、他の変性意識では再現不可能なのです。

 

 

たとえば、母校に戻ったときに建物を見て記憶が再現したとします。

それは建物がトリガーになったということですが、より厳密には、その建物が特定の意識状態を引き起こして、その意識状態(変性意識)が記憶を召喚したのです。

逆に変性意識が異なれば、何も思い出せません。

 

 

怪我の痛みや喘息の恐怖やDV男のクソさ加減というのも、その状況に陥ってみると思い出せます。その変性意識がその記憶を召喚するのです。

でも、その特定の変性意識状態にならなければ、思い出せません(だから、だめんず・うぉ~か~は繰り返し過ちを犯すのです。思い出せないのです。再び被害を被るまでは)。

 

 

たとえば、何かを覚えるときも、この変性意識のトレーニングです。ある特定の変性意識に入れば暗記は容易ですが、その特定の変性意識でなければ思い出せません。

 

(引用開始)

ユダヤ人は学問することを「ミシュナー」と呼ぶ。「ミシュナー」とは反復・復習を意味する。目で読み、口で唱え、耳で自ら聞き、その作業を何度も何度も繰り返し、ついにはテキストを全部暗唱できるようになるまで覚えてしまうことなのである。(pp64-65)(引用終了)

 

c.f.人間と記号表現の関係において、少しでも変更をほどこせば、、歴史の全行程が変わってしまう(ラカン)

 

 

その意識状態をざっくりと言うと「集中」です。

 

これは演劇をしている俳優や、振り付けを覚えるダンサーならば、日常的なことでありよく分かる話だと思います。

 

まず意識状態を探して、次に記憶を引っ張り出します。

記憶は数珠つなぎで、引きずり出すものです。

 

夢見の段階で見た大きなヒントを、目覚めたあとに思い出せないのは、この変性意識のレイヤーゆえです。意識状態が違いすぎるのです。

 

目覚めてすぐにはくっきり覚えているように感じる夢でも、時間が経過すると忘れていきます。

記憶がこんなに早く揮発することもなく、離れているのは意識状態です。夢を観るという超深い変性意識状態から離れるからこそ、記憶を記録に取ることが大切です(とは言え、記録から記憶を引き出すのは難しいです。でも記録がなければ、永遠に引き出せません。記録はトリガーです)。

 

というわけで結論です。

収拾がつかない状態に支離滅裂ですが、深い変性意識なんてそんなものです(開き直りかっ)。

 

非常に有効な「深い変性意識状態」というのは、レアです。

それは台風と台風の目くらいにレアです。

そして多くの偉人たちや(超能力者たちは)その場所へ繰り返し移動しようとして、日々没頭し、日々夢見を行っています(多分w)。

 

夢見のレベルで、変性意識の深さを再現できるとかなり強いです!

そのときはかなりぼーっとしている状態で、物理的現実世界を渡る必要があるので、細心の注意が必要です。ポイントは「いい人」です。

 

 

*いよいよ今週末です。

泣いても笑っても今回だけのチャンス(って煽っているみたいですがw)。

 

 

【ヒーラー養成スクール『超能力大全』〜不思議な力を楽しく習得する道〜】
【日時】 3月14日()13:00〜18:00

     3月15日()13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

あなたがたがあなたがたの中にあるものを引き出すならば、それが、あなたがたを救うであろう(イエス)

$
0
0

*3月14日(土)15日(日)ヒーラー養成スクール「超能力大全」

お申し込みはこちら!!

*3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

*一般向けのBootCampを開催予定です。これはハワイ大学医学部解剖実習に備えて、「生きた解剖学」(プロレベル)の加速学習を目指します。

楽しく学びつつ、かっちりと暗記するところまで落とし込みます!お楽しみに!!

 

 

気功技術を大きく3つに分けるとしたら、封入・結界・浄化となります。

これは別に「まといのば」のみの分類ではなく、一般的なものかと思います。

 

「まといのば」のOnLine MenTorなどで教えているのは、気功や呪術、魔術一般の認知科学的定義として、「共感覚による内部表現書き換え」(苫米地英人博士)を置いた上で、そのテクニカルな定義に「Rゆらぎ(モーダルチャネルを替えて提示する)」を置きます。

 

 

「共感覚による内部表現の書き換え」

 

 

Rゆらぎ(モーダルチャネルをかえて提示する and/or 無意識から意識へあげる)

 

 

(具体的なRゆらぎとして)手を重ねて、手を温める(手を無意識から、意識に上げる)

 

 

手と手の間に息を吹き込む(気の玉)

 

 

気の玉を封入・結界・浄化する

 

 

という流れで教えています。

 

これはかなり自然に高度な技術を覚えていく方法だと思います。

 

たとえば、手を重ねるだけでも、背中全体がゆるみます。

また不思議な現象としては、中指ニョキニョキなどもあります。

美肌クリームなどは、手を重ねるだけですので、この段階のワークとも言えます。

 

気の玉は気功をやる上では汎用性の高い技術で、気功技術は気の玉に始まり、気の玉に終わると言っても過言ではありません(いや言い過ぎかな)。

 

封入・結界・浄化に関しても、たしかに基本技ですが、3つとも習熟する必要はありません。得意なものだけを長けていってOKです(プロになるときはある程度のオールラウンドプレイヤーになる必要はありますが)。ともかく偏食でOKです。偏って練習しましょう。

好きなことだけやることで、力がついてきます。

 

封入の延長線上には他人に気功技術を渡すことができる「伝授」などがあり、浄化の延長線上にはトラウマや呪いに苦しむ人たちに対する「脱洗脳」や蟲駆除があります。結界で言えば、陰陽師の高度な技である式神を現代に蘇らせることができます。

 

基本の3技術(気功のBig3などと呼んでいますが)をしっかりマスターすれば(どれか1つでも、2つでも)、いろいろと可能性が広がります。

ともかく楽しんでワークを続け、フィードバックを丁寧に取ることです。

フィードバックは情報空間の暗闇を歩くための灯火です。

 

 

この3つの大きな気功技術の分類は物質の三態(固体・液体・気体)みたいなもので、バラバラのような気がしますが、実際は水において固体、液体、気体が共存するポイント(三重点)があるように、気功においても三重点が存在します。

 

 

たとえば、召喚魔術(もしくはクリフォト)と呼んでいる一連の技術などがそうです。

 

これは平たく言えば、秘密結社の方法を気功技術化して、悪魔を召喚する技です。

 

ただイメージするような悪魔召喚とは異なり、前提としてきちんとした悪魔学が必要です。

 

まずは近代魔術の大成者であるエリファス・レヴィの言葉から。

彼はシンプルにサタン(魔王)は存在しないと断言します。

召喚魔術を教えている張本人が、サタンは存在しない、と。

 

それも、「サタンとはあらゆる罪業、あらゆる堕落、あらゆる欠陥の擬人化」とまで言っています。

 

*エリファス・レヴィの描いたバフォメット

 

(引用開始)

 われわれキリスト教徒の間に今日(こんにち)でもまだ尾を引いているマニ教の名残りを一掃するために、優れた人格としての、また権威としての「魔王(サタン)」などといったものは存在しないということをここで声を大にして叫んでおきたい。「魔王(サタン)」とはあらゆる罪業、あらゆる堕落、要するにあらゆる欠陥の擬人化である。(p.171 エリファス・レヴィ『高等魔術の教理と祭儀』祭儀篇)(引用終了)

 

エリファス・レヴィではマッチポンプだと思うのであれば(信頼がいまいちないのであれば)、フォーサイスによる「古代悪魔学」の一節から。

 

そもそも語源から考えても、サタンに悪魔という意味はないという話です。

サタンとは「邪魔をするもの」ということです。

あなたが悪いことをするのを邪魔する天使はサタンと呼ばれるのです(←わかりにくい)。

 

(引用開始)

ヘブル語のstnは母音がついてsatanとなり、英語のopponent(敵対者)に近い意味を表すが、その根本にある意味は「道をふさぐ」、「じゃまをする」ということである。(略)七〇人訳聖書(セプトウアギンタ)(ギリシャ語訳)はここでendiabolleinという語を用いているが、その根本にある意味はやはり「道をふさぐように何かを置くこと」である。diabolosというのは、diaballeinという動詞の表わす行為をなす人物である。satanおよびdiabolosという単語は、同様に不快な意味に進んでいったけれど、バラムのロバの挿話は、そのどちらの単語にも必要悪など付随しない、ということを示している。もし道が悪ければ、障害物はあってよいのだ。(略)「下がれ、サタン。あなたはわたしの邪魔をするもの(skandalon) (N・フォーサイス『古代悪魔学』pp.154-155)(引用終了)

 

 

サタンや悪魔というのは影であり、実体をもたないことを前提にしないと、召喚魔術は非常に危険なものになります。だからこそ聖書学も神学も悪魔学も必須なのです。

我々が恐るべきはなのはパニックです。無知によるパニックが影を実体化して、我々を飲み込みます。

パスカルではないですが、我々は大海でも溺れずに生還することがある一方で、洗面器の水にも溺死できます。

 

*「人は考える葦である」のパスカル

 

 

召喚魔術という現象の派手さに飲み込まれないように、悪魔に関する社会的洗脳から離脱しておく必要があります。

 

 

じゃあ、その悪魔とは何かと言えば、、、、

 

それは、、、

 

潜在意識の感情のもつれ、とリガルディは言います。

 

コンプレックスだ、と。

 

 

イスラエル・リガルディとは、秘密結社の幹部にして秘密結社の秘密を公開したプロメテウスのような人です(彼はいまだに肝臓をついばまれているのでしょう)。

 

*イスラエル・リガルディ。Golden Dwan(黄金の夜明け団)という薔薇十字団系列の秘密結社の幹部に若くして登り詰め、そして離れたあとに、秘密結社の秘密の暴露本を出版。

 

 

無意識の深い層に潜む概念であるコンプレックス」だと。

 

(引用開始)

 次の段階においては、古代の科学である「魔術」はこう主張する。このコンプレックスを除くためには、その存在をある程度認知できるよう、患者もしくは学徒の意識に対してコンプレックスを客観的なものにすることが必要である。これら潜在意識の感情のもつれ、即ち悪霊が未知でコントロールされていない時は、患者がそれを最高の利益を得るようにコントロールし、完全に調べつくし、ある物を取り、あるものを捨て去ることは不可能である。説によれば、まず第一に、それらをコントロールする前に実体のあるような客観的形態を与えなければならない。それらに実体がなく、無定形で、自我によって認知されていないかぎりは、それらを正しく取りあつかうことはできない。だが、正統的な召喚の儀式により暗い下界の霊、即ち無意識の深い層に潜む概念であるコンプレックスが暗闇より魔術的三角形の中に物質化現象となって目に見えるものとして喚びだすことができる。(イスラエル・リガルディ「柘榴の園」 pp.226-227)(引用終了)

 

 

 

無意識の深い層に潜むとは、そのままスコトーマに隠れているという意味です。

 

そしてスコトーマに隠れている概念を引きずり出すためのテクニックが、実体のあるような客観的形態を与え、名称を与えることです。

 

*「名指しと必然性」(クリプキ)ですね

 

 

その形態と名称がまさに悪魔なのです。

 

すなわち、自分の中にある暗い汚物を白日のものに出すことで、それは社会の役に立つ存在になるということです。

 

この価値の転換が重要です。

 

(引用開始)

イエスが言った、「あなたがたがあなたがたの中にあるものを引き出すならば、それが、あなたがたを救うであろう。あなたがたの中にあるものを引き出さなければ、それは、あなたがたを破滅させるであろう」(トマス福音書45:29-33)(引用開始)

*トマスの福音書は当然ながら外伝です。最もファンキーな外伝の1つ。一番すごいのはユダの福音書でしょうが。

 

 

近代解剖学の父であるヴェッサリウスは変態でした。

死体に執着し、死体をバラバラにしないと気がすまず、小動物を殺しては、自分の暗い煩悩を満たしていました。

彼はたまたま死体安置所のそばに住んでいたこともあり、その暗い欲望を満たす機会に恵まれました。

 

いろいろなことがあって、彼は自分のその欲望を自覚し、昇華することで、近代解剖学の父となりました。

 

 

まさに、「あなたがたがあなたがたの中にあるものを引き出すならば、それが、あなたがたを救うであろう。」です。

 

逆にその暗い欲望に自覚的にならなければ、その欲望が彼を滅ぼしたでしょう。

 

あなたがたの中にあるものを引き出さなければ、それは、あなたがたを破滅させるであろう

 

 

これが「超」能力ということのあり方です。

 

 

というわけで、話をまとめていきます。

この召喚魔術の気功技術化が「クリフォト」です。

 

クリフォトはVerius(真理)の光を後頭骨の上方から照らすことで、影を手の中につくります。

 

*図はイメージですw(というか、アウグスティヌスです)。

 

 

その影は2次元ではなく、3次元的です。

 

形態と機能と名称を持ちます。そう悪魔くんです。

 

そしたら、悪魔と契約を交わします。悪魔が永遠に奴隷になるという契約です。

 

 

 「さて、我、いま汝に告げん。(コンプレックスを司る聖なる名をとなえ)の御名の祝福を受けてここより去るべし。そしてこれより我と汝のあいだには平和のあらんことを。そして儀式によると動作によるとを問わず、我の呼びかけには直ちに来たりて我が意志に従うべし」(イスラエル・リガルディ「柘榴の園」)

 

聖なる名はイエス・キリストで良いと思います(ブッダとかだと、お釈迦様がびっくりしますので、多分w)。

 

このとき我々は封入・結界・浄化のうちで、どれをやっているのでしょう。

 

これは意外と厄介です。

 

たとえば、Veriusの光に照らしているときは明らかな浄化です。強烈な浄化装置として、浄化の技術として機能します。

一方で悪魔を召喚して、それを使役しているときは、悪魔は明らかに式神であり、すなわち結界の延長線上です。

一方で、Veriusの光が身体に染み込んでいく過程では封入です。封入の結果として、浄化が起こります。

 

 

ですので、これは封入・結界・浄化の三重点なのです。

 

 

ある程度、技術が高度化してくると三重点が増えてきます。

ですので、基礎の習熟は必須です。

そして、何より我々を高い抽象度へいざなってくれるのは高いレベルのゴールです。

 

というわけで、盛りだくさんですが、超能力スクールを楽しみましょう!

飛び入り参加も歓迎です!!

 

 

 

【ヒーラー養成スクール『超能力大全』〜不思議な力を楽しく習得する道〜】
【日時】 3月14日()13:00〜18:00

     3月15日()13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

赤い糸で結ばれているのは、愛し合う二人だけではなく、ローテータカフも?

$
0
0

*明日3月17日(火)はじめての気功「中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天」申し込みはこちらから!!
3月19日(木)まといのば講座「未定!!(ですが、セフィロトの強力版とウィトルウィウス的人体図を組み合わせたものをやる予定!!)」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

*一般向けのBootCampを開催予定です。これはハワイ大学医学部解剖実習に備えて、「生きた解剖学」(プロレベル)の加速学習を目指します。

楽しく学びつつ、かっちりと暗記するところまで落とし込みます!お楽しみに!!

 

赤い糸という合氣道系のワークは非常に面白く、かつ不思議なワークです。

同じように腕を引っ張るのにも関わらず、親指側(橈骨側)を引っ張るのと、小指側(尺骨側)を引っ張るのでは、全く違います。

 

 

もちろん上肢(腕)だけではなく、下肢(脚)も同様の不思議があります。

 

下肢は上肢と逆転して、母趾側を引くと引っ張れます。

 

赤い糸の下肢バージョンを発展させたのが、大腰筋に対する施術です(蟹の身をスルッと抜くように、大腰筋をストレッチさせます)。

ですので、内側部を意識するのがコツです。

 

 

最近で言えば、スクールで初公開した前鋸筋のワークも非常にユニークです。

 

たとえば、肩甲骨剥がしのワークをするときに(剥がすわけではなく、肩甲骨と肋骨の間に指を差し込むだけです。ご承知とは思いますが、「肩甲骨は剥がれないでしょう」というような批判をかわしたいのでw)、肩甲骨側の指が押している筋肉は、、、肩甲骨の裏側(奥側?)なので、肩甲下筋と思いがちです。

 

 

肩甲骨には重要な筋肉が4つ付いています。

ローテータカフと呼ばれることが多く、漢字で回旋筋腱板と言う人は多くあります。

ローテータカフとは、文字通りカフをローテーションさせるものです。

カフというのは袖口のことです。カフスボタンなどと言いますね。

 

袖口を含めた腕を回転させる筋肉と腱をローテータカフと言います(筋肉と腱と分けて書いていますが、ほぼ一体です。というか、筋肉と腱と筋膜とは切っても切れない仲ですが。いや、メスで切れば切れますが)。

 

このローテータカフの覚え方は(以前もやりましたが)、まず肩甲棘の上と下で分けます。

 

肩甲棘の上が、棘の上なので棘上筋、肩甲棘の下が棘下筋です。

 

棘上と棘下ですね。

 

その下が小円筋です。

 

そして見えない肩甲骨の裏側にあるのが肩甲骨の下にあるので、肩甲下筋です。

 

棘上筋

棘下筋

小円筋

**

肩甲下筋

 

です。

 

 

ですので、肩甲骨剥がしをして、肩甲骨の裏側に手を入れると、そこに触れるのは肩甲下筋だと思いがちです。

 

たしかに肩甲下筋があるのですが、その前に前鋸筋(ぜんきょきん)があります。

 

ですので、肩甲下筋を直接リリースしようと思っても、前鋸筋に阻まれます。まあ、まとめてリリースすれば良いのですが(^^)

 

 

ということで、前鋸筋と肩甲下筋にダイレクトに触れるのが、「前鋸筋」と呼んでいるワークです。

 

これは非常に面白いので、是非マスターして欲しいと思います。意外と前鋸筋が凝っている人は多いです。凝っているというか、結構な痛みが走る人が多いです。前鋸筋疲れですねー。

 

そしてその疲れはなかなか意識できないので、肩甲骨の位置異常として他に響きます。

 

でも、一度前鋸筋が凝っていることや、炎症を起こしたりしていることに気付けば、継続的に修正は可能です(慣れれば自分でも刺激ができます)。そうすると肩甲下筋も前鋸筋もリリースができます(あ、ちなみに肩甲骨剥がしも、肩関節が柔らかいと自分でもできます)。

 

 

その上で、上肢帯でしっかりとリリースしましょう。

「上肢帯」のワークは文字通り上肢帯と肋骨(体幹)を分けるワークです。

腋窩から指を入れて、大胸筋の下に指を入れていくワークです。背中側は肩甲骨の下に指を入れます。

 

 

このときのコツは指で押さずに、腰を使って押すことです。

また指先からレーザービームが出て、切っていくイメージを持つと良いです。あまりクライアントさんの身体を痛めることなく、結果に結びつきます。

 

 

肩や腕、そして前腕というのはかなり複雑な作りになっていて、解剖学的に正確に理解するのは難しい印象があります。

しかし、正確に理解した上で、赤い糸の要領で腕をそっと引っ張ってあげると、ズルズルと筋肉がゆるんでいきます。

 

このとき肩に手をかけますが、そのとき鎖骨と肩甲棘に明示的に触れて、その上で尺骨側をゆっくり引くと筋肉がバラバラと別れて、バラバラと引っ張れます。

 

これを仮に「赤い腕」と呼んでいますが(ひどい命名)、このワークをやってから、どうしてもゆるまない場所を特定して、そこを重点的にやるとうまく腕の施術が安全にうまくできます。

 

 

ちなみに解剖学については、解剖実習をする人レベルの知識を2日間で速習するスクールを4月に開催予定です。

覚え方や実際に覚えてしまうところまでを一気にやりたいと思っています。

実際に僕らは忙しすぎて、解剖の勉強をコツコツやる時間はなかなか取れません。

ですので、一気に楽しく駆け上ってしまいましょう。

とは言え、お勉強のスクールではなく、ワークをしながら身体の不思議に触れつつ、覚えてしまうというものです。施術家にとっても面白いかと思います!!

 

 

 

【はじめての気功『中指ニョキニョキと赤い糸で紡がれたウィトルウィウス的大周天』】
【日時】 3月17日(火)19:00〜22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」ブログ読者
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】申し込みはこちらから!!

【募集開始!!】解剖学加速学習スクールを4月に開催!!楽しく気持ちよく一気に学ぼう!!!

$
0
0

*明日開催!!!

3月19日(木)まといのば講座「セフィロトバージョンアップ講座」お申し込みはこちら

*気功整体師養成Boot Camp講習会(ソルジャー候補生のみ対象)
3月20日(金・祝)

*一般向けのBootCampを開催予定です。これはハワイ大学医学部解剖実習に備えて、「生きた解剖学」(プロレベル)の加速学習を目指します。

楽しく学びつつ、かっちりと暗記するところまで落とし込みます!お楽しみに!!(←これが今回のスクールです!!)

 

 

最近、解剖学の加速学習に関する真に驚くべき方法を発見しました( ー`дー´)キリッ

 

考え方を少し変えるだけで、楽しく気持ちよく「生きた解剖学」が学べる方法です。

 

本当に「真に驚くべき方法」なのですが、、、

 

 

 

 

ここにその真に驚くべき方法を発表したいと思うのですが、、、スペースが、、、あまりにも無いw

 

 

Hanc marginis exiguitas non caperet.

この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。(ピエール・ド・フェルマー)

 

*ピエール・ド・フェルマー

 

 

というのは冗談で、もちろんどんどん書いていきます!

解剖学を知ると、施術も身体開発も身体操作も健康状態も一気に改善していきます。

楽しく気持ちよく進化できます!(多分!!)

 

そしてここだけの話、その知識にプラスして実際の解剖実習が加わると鬼に金棒です。

というのも、解剖実習が日本では医学部生しかできませんし(プロの検視官などは全く別です)、医学部生もほぼ一度きりの体験です(勉強することは膨大にあります)。

 

ですので、解剖実習をするという経験自体がレアです。

ただ、幾度か解剖実習をする機会に恵まれて気づくのは、解剖実習においては、あるものが不可欠です。それが無いと解剖実習の経験自体がほとんど無意味になってしまうのです。悲しいことに(TOT)

 

(悪口を言うわけではないのですが、せっかく解剖実習してきたのに、なんかそれほど知識が身になっている感じの方って散見しますよね、、、、。逆にものすごく知識はあるのに、それが身体に反映されている感じがしないのも残念な感じです。生きた知識ではなく、死んだ知識のコレクションっぽい感じで。

せっかく身体を捧げてくださる方のご好意で、非常に貴重な勉強をさせてもらっているのですから、僕らは学んだことの100倍は返していくつもりで社会に機能を果たしましょう!!)

 

 

あ、ちなみに解剖実習において不可欠なものとは何かと言えば、、、、それはこのブログの最後に書きます( ー`дー´)キリッ

 

*答えは知識ですね!!

知識が無いと見えないのです。もちろん知識なしでも学びは多いのですが、どれだけ事前に知識を仕込めるからでその経験は全く変わってきます。

 

 

 

話を戻して、、、!

 

解剖学は基本的にひたすら暗記という印象があります。

 

看護学生も医学生も鍼灸マッサージ師や理学療法士や作業療法士を目指す方たちもひたすらに暗記を続けます。

良い語呂合わせに飛びつき、繰り返し眺めたり、問題を出し合ったり、自分にプレッシャーをかけて、機械的に暗記していきます。

 

学習において、暗記はとても大事ですし、機械的に覚えるのが最短距離ということもあります。

 

 

ただ、解剖学をしっかり学びたい、それも楽しんで「生きた解剖学」を学びたいと思ったら、良い方法があります( ー`дー´)キリッ

 

その真に驚くべき方法を、、、、、

 

4月の解剖学加速学習スクール(BootCamp特別編)で公開します!!( ー`дー´)キリッ

 

 

とは言え、そのカラクリの本質は非常にシンプルです。

 

 

とりあえずまずその機械的な暗記をやめましょう(^^)

 

 

というのも、機械的に文字を覚えていってしまうと、現場で使えないからです。使えないというのは語弊があるのですが、スピードが遅くなってしまうのです。1分1秒を争うような現場で数ミリセカンドの遅れは命取りです(そうなのか?)。

というか(冗談はともかく)、思考の遅れは全体の施術のペースを遅らせます。施術の手を早くしろということではなく、仮説と検証のスピードを早めたいのです。

 

いや、本当に現場に入ってから、記憶を上書きしなきゃいけないことになります。

ペーパーテストのための覚えた知識は、ペーパーテストに最適化されています。

 

平たく言えば、

 

事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きてるんだ!(青島 俊作『踊る大捜査線』)

 

 

という感じですね( ー`дー´)キリッ

(ちょっと違うかな)

 

何というか、ヒーリングの現場はペーパーテストではないということです(そのままじゃん)。

 

ですので、ヒーリングの現場にあった暗記法、実践的な解剖学の知識をつける必要があります。

 

でも、実践的というと独特のオリジナルの手技とかがコンタミしてきて、おかしなことになります(たとえば、アナトミートレインや経絡などは非常に興味深い考え方ですが、一応隔離しておいた方が良いです)。

 

コンタミさせずに、純粋にいま分かっていること、そして自分でも実際に解剖実習で触れてくることができる硬い確実な知識だけを、楽しく気持ち良く覚えていくのが肝要です!

 

 

 

「気持ち良く」と連呼しているのには理由があります。

 

かつて「感じる解剖学」などと言っていましたが、自分の身体に触れながら、筋肉を召喚して(呼び出しながら)覚えると、気持ち良いのです。そして今まで意識に上らなかった(スコトーマに隠れていた)筋肉を呼び出すと、痛みと共に快楽なのです(多分w)。

 

というわけで、お祭り感覚でどんどん覚えていきましょう。

 

触れながら覚えていきましょう。

 

機能を改善させながら覚えていきましょう!!

 

で、解剖実習参加者及びBootCamp登録者(2つのスクールを終了している方ですね)は割引を予定しています!!!(珍しい!!!、詳しくは該当者に連絡します!)

 

 

【ヒーラー養成スクール『解剖学加速学習!!』 〜楽しく気持ちよく一気に解剖学を学ぼう!〜】
【日時】 4月18日()13:00〜18:00

     4月19日()13:00〜18:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)

*BootCamp受講生、ハワイ大学医学部解剖実習受講生は特別割引有り(個別に連絡します!)
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!

 

 

 

 

Viewing all 3544 articles
Browse latest View live


<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>