2月は激動の月でした。
あまりに激動だったので、身体の中も外も激しく動きました。高熱が出て、花粉症(自称)になり、僧帽筋と菱形筋がなぜか壊れ、歯が痛み、ぎっくり腰になり、人間関係もいくつか激動しw、そして自宅を引っ越しました。
そんなわけでスクール以外は予定していたセミナーは1つも開催できず、書こうと思っていたブログ記事は情報空間のみで配信されました(冗談です。頭の中にはあるけど、書けていないということです)。
いやいや、スクールも予定していたものではなく、突発的な開催でした。特に「脳筋」(良いスクールでしたね~自画自賛w)。言霊ヒーラー養成スクールは想像以上の成果を上げました。ガンガン使って下さい!
うるう年とは言え、通常の月よりも2月は短いのが幸いしました。もうちょっと長かったら死んでいたかもです(冗談です)。
激動と言えば嵐、嵐と言えばジャニーズ、、、ではなく、言霊スクールのスクリプト(気功技術)でスクリプト(台本)にしたデュラスのこんなセリフを思い出します。
(引用開始)
ある日、もう若くはないわたしなのに、とあるコンコースで、ひとりの男性が寄ってきた。自己紹介をしてから、男はこう言った。
「以前から存じあげています。若いころはおきれいだったと、みなさん言いますが、お若かったときよりいまのほうが、ずっとお美しいと思っています。それを申し上げたかった、若いころのお顔よりもいまの顔のほうが私は好きです、嵐の通りすぎたそのお顔のほうが」(マルグリット・デュラス「愛人 ラマン」)(引用終了)
心をわしづかみにする始まり方です。
僕等はこのシンプルなセンテンスでいろいろなことを脳に焼き付かせます。
「若いころはおきれいだった」と「わたし」に対して、みなさんが言うことを知り、「いまのほうがずっとお美しい」と考える男性が少なくとも一人いることを知り、そしてすでに彼らにとって終わっているが、我々にとってはこれから始まる嵐を予感します。
そして嵐と言えば、もう一つ!!
花に嵐のたとえもあるさ、です!
于武陵(う ぶりょう)の勧酒(かんしゅ)から来ています。
Wikipediaより
勧君金屈巵 (君に勧める 金屈巵(きんくっし))
満酌不須辞 (満酌(まんしゃく) 辞するを須(もち)いず)
花発多風雨 (花発(ひら)けば風雨多く)
人生足別離 (人生 別離足(おお)し)
むしろ井伏鱒二さんの訳で知っている人が多いでしょう!!
この杯を受けてくれ
どうぞなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
「さよなら」だけが人生だ
なぜかこの「花に嵐のたとえもあるぞ」は宮沢賢治の「春と修羅」の一節「おれはひとりの修羅なのだ」を思わせます。春と修羅はこちら。
というわけで、3月は復活の呪文を探すところからスタートします!!
【参照書籍】
愛人 ラマン (河出文庫)/河出書房新社
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花に嵐のたとえもあるぞ 「さよなら」だけが人生だ 〜おれはひとりの修羅なのだ〜
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