*いよいよ来週開校です!「陰陽(おんみょう)」を使役しましょう!
お待たせしました!!
7月後半に気功師養成スクール4期と5期を連続開催します。
4期は知性と身体の関係にフォーカスした「天才たちのリレー」、5期はかつてのシークレットスクール(3期気功師養成スクール)のコンテンツをヴァージョンアップした「陰陽師」です。
本稿は5期「陰陽師」について告知します!(4期についてはこちらの記事を)
陰陽師(おんみょうじ)と言っても職業としての陰陽師を目指すわけではありませんw
「陰陽(おんみょう)」という「まといのば」の新しい気功のメソッドを教えるスクールと考えてください。
「陰陽(おんみょう)」とは何かということを一言で言うのは難しいのですが、端的に言えば「まといのば」が用いている気功のスタイルということです。
たしかにヒーラー養成スクールでもそうですが、気功技術ということを教えて、伝授して使うように進めています。僕らも気功技術は使います。しかし実際に僕らが行う気功というのは、パッチを当てていくように気功技術を並べていくものではありません。
しかし、その実態を伝えようと思っても、なかなか「余白」がなくて、お茶を濁さざるを得ないのが事実です。
たとえば僕らが施術なり、気功による個人セッションを公開することはほとんど無いのですが、たまに受講生に対して公開で気功セッションをすることがあります。そのときに困る受講生からの質問が「いま、何の技術を使っているのですか?」「何が見えますか?」というような質問です(もちろん、彼らのパラダイムに合わせて真摯に回答はします)。ただ、「本質は違うんだよなぁ」という感慨が否めません(いや、もちろんその本質を伝えられていない僕らの問題ではありますが、しかし気功の本質なるものは伝えるというよりは、感得してもらうしかないものであります。しかし今回のスクールでは無謀にもその本質をカリキュラム化して教えようと考えています)。
気功という方法論もそうですが、一般に方法論というのはその土地の身体観や文化に根ざすことが少なくありません。理論は抽象的なものなので、ある種の普遍性がありますが、理論から演繹される方法論というのは、身体性や文化や経験にどうしても根ざします。
たとえばマリオリッチは当時ヨーロッパ世界で普及していた「記憶の宮殿」という手法を現在の国家公務員試験である科挙試験対策のために中国に移植しようとして失敗しました。
催眠や魔術はヨーロッパ、特にキリスト教とキリスト教によってつぶされたヨーロッパの土着の宗教という土壌に花開いたものですし、認知科学はヨーロッパという伝統の重みから解放されピューリファイされたアメリカにおいて花開きました。
Yogaはインドですし、気功は中国です。
国や地域によって分けるのは、たしかにあまり抽象度の高いことではありません。
たとえば、数学は数学ですし、科学は科学であり、国境を問わないのは事実です(というか、そうあるべきというのが前提とされているという感じです)。ただそれは純粋化された理論であるからという面は否めません。
しかしメソッドや方法論というのは、どうしても地理的な制約や文化的な背景を引きずります。理論が純粋なのに対して、メソッドは泥臭いものです。
東洋そして日本ということを考えるときに、我々にフィットしやすい方法論の一つはおそらくは陰陽(おんみょう)でしょう(もう一つは密教です)。陰陽五行説はたしかに中国から導入されましたが、仏教や密教がそうであるように、日本において換骨奪胎され、日本独自の思想に練り上げられたのが、陰陽(おんみょう)であり、日本における密教です。まあ、密教はさておき陰陽(おんみょう)は政治的な思惑の中で廃れましたが、それまで長い歴史の中で絶大な影響力を持ちました。
歴史を振り返ると、仏教や儒教と共に陰陽五行説が伝わったのが5世紀から6世紀と言われます。7世紀には陰陽師が現れ、7世紀後半に律令制がしかれると、陰陽はその官僚組織の一角を占めます。10世紀の平安時代にわれらが安倍晴明が登場し、ピークを迎えます。そこからゆるやかに上部構造(政治)から下部構造(民間)に降りていき江戸時代まで生き残ります。ただ廃仏毀釈を進めた明治政府によって迷信として廃止させられます(1872年、明治5年)。1000年以上栄え、まだ政府によって廃止させられて100年あまりです。
もちろん陰陽は迷信だと思いますし、オカルトです。
ただその手法なり、感触、風景というのは、認知科学をくぐることで、現代によみがえらせられるのではないかと思います。
それが「まといのば」の提唱する新しい気功法である「陰陽(おんみょう)」です。
というか、ご承知の方はご承知でしょうが「新しい」のは公開の順番が新しいだけです(3月のシークレットスクールを別とすれば、ほぼ初公開です)。
実際にベテランの気功師たちが使っているのはこの「陰陽(おんみょう)」とも呼ぶべきスタイルです。密教的な手法と言うこともありますが、今回は「陰陽」として整理します。
ただこのスタイルなり、方法論を教えるのが非常に困難なので、これまでは中国伝来の気功(大周天、小周天)や経絡、そしてインド発祥のYoga(チャクラ、クンダリーニ)を用いてこれまで指導してきました。もちろんアメリカで発達した認知科学の知見をベースにしていることは言うまでもありません。
現在、「まといのば」のメンバーの実力も伸びてきていますし、寺子屋を中心としてきちんと知識と知性を獲得しています。またYogaで身体もきちんと練れてきています。ですので、一見すると非常にオカルト的なこの「陰陽(おんみょう)」を気功の新しい手法として公開しても良い時期なのではないかと考えています。
いわゆる「まといのば」の気功の基礎をしっかりと復習しながら、一気に飛翔して「陰陽(おんみょう)」まで羽ばたきましょう!
お楽しみに!
【気功師養成スクール5期 ~陰陽師~】
【講座日時】
7月26日(土) 13:00~18:00
7月27日(日) 13:00~18:00
【受講料】
230,000円(銀行振込、分割払いも可)
【会場】
東京・四谷のセミナールーム
【持ち物】
筆記用具と情熱
【受講資格】
「まといのば」講座のいずれかの受講生、もしくはそれに該当する方
【お申込み】
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【来週開催!】気功師養成スクール5期は満を持して「陰陽(おんみょう)」の公開!
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