Yogaスクールは3期までで完結する予定です(現在2期開校中)。
年内には結果を出して、きっちりと撤収したいと思っています(^^)
Yogaを「まといのば」のメンバーの身体インフラにしたいと思っていますので、基本的には希望者がいる限りは開催していきたいと思っています(まあ、でも思っているだけで、無制限には難しいですし、おそらく体力と気力の限界が先に来るような気がします。ただRayを始めとしてメンバーがYogaスクールを開催するでしょうし、そちらも選択肢としてはありえます)。
もし可能であれば、メンバーの中の優秀な人材がヨガ業界をゆるがし、書き換えて欲しいなと少しだけ思っています。いや、しかしそんな小さい業界でなくても良いですね。生温かく業界を眺めつつ、すごいアーサナがあっさりとできながら、もっともっと上を目指しましょう(^^)
ただ健康法としては、このいわゆる新しいYogaはきわめて有効だとは思います。スペースがいらず、身一つで可能だからです。
Yogaスクールには、もともと決して身体の柔らかいわけではないメンバーが集まり、脳を鍛えながら身体を柔らかくするというトリッキーな方法を取ることで、素晴らしい結果を次々と出しています(もちろん本人たちとしては、かなりハードにPushUpなどの筋トレもしていますし、ハタも筋トレと言えます。ただアスリートや軍人たちからすれば、生ぬるいものです。別に生ぬるくても結果が出ていれば何でもいいのです。結果が出なければ、どんなハードでも自己満足か無駄なコストでしかありません)。
いわゆるYogaの系の中で身体のレベルが上がってしまうと、いくつかの典型的なYogaのアーサナが簡単すぎて拍子抜けしてしまいます。
たとえばこのアーサナなどもそうです。
アーサナが完成しているのに、「この後どうすれば良いですか?」と聞かれたりします(もちろんこの発展形は存在しますが)。
これは脳が「アーサナは難しいもの」という思い込みから逃れられないからです。自分のレベルが上がってやすやすとできてしまうということにまだ慣れていないのです。
こちらの前屈のアーサナも足を片方だけ結跏趺坐のように引っ掛けているので、難しいのですが、長座前屈が固い人がこれをあっさり実現したりします。
今回特に面白いと思ったのが、複雑なアーサナをやることで簡単な前屈や開脚前屈がサクサクとクリアされたことです。前屈などで固くてさんざん苦労していた人が複雑なアーサナを克服することで、単純な動作が洗練されます。具体的には前屈が柔らかくなったり、開脚前屈ができるようになったりします。
こちらのアーサナも非常にヨガらしいポーズなのですが、コツをつかめばあっさりとできます。智慧の輪のポイントは骨盤です。腕に関しては肩を抜くテクニックですが、『頭をポリポリと掻く』動作を起点にするとあっさりとできます(コツですね)。
こちらも同様です。かつて身体デザインコーチ養成スクールでやったのと同様にコントーションという技術を用いて、片足どころか、座位で両足をかけることも可能になりました。
しかし、簡単に感じるものが簡単にできてからがYogaの本領発揮です。
たとえば、おなじみのこのアーサナ。
非常に単純で簡単です。
おそらくはYogaをしていなくてもあっさりとできてしまうでしょう。
ただ、そこからがポイントです。
「まといのば」ではこのシンプルなアーサナに一工夫を加えます。
たとえば手と手を完全に重ねずに「気の球」の要領でわずかに空間を空けます。そしてハタをかけます。すると全身にハタがかかり、胸郭がゆるんで大きく膨らみ、腹部は逆にえぐれるように絞られます。センターが通り、アライメントが整うのが感じます。
簡単なポーズを簡単にやりすぎてしまうと、無思考なカタレプシーのようなポーズになってしまいます。最初はそれでFixさせて構いませんが、慣れてきたら、少しずつ課題を加えることです。
特に非常に単純なポーズこそ、Yogaらしい深い味わいがあります。
手を広げるのに慣れたら(広げすぎてはいけません)、今度は足でも同じことをします。片足の足裏を片足の内ももに押し付けるのではなく、そこに空間をもたせます。するとアーサナの意味が深く理解できます。
ここに姿勢制御の先の世界が垣間見えます。姿勢制御を再びハタで行うという感覚です。
ハタ、アライメント、センターからスタートして、姿勢制御にパラダイム・シフトして心身の自由を獲得したあとに、再び高い次元でハタに戻ります。姿勢制御もハタやアライメントも包摂する世界です。
どんなアーサナも独自の智慧の輪があり、それを解きほぐすことで、身体の神秘を体験できます。楽しみましょう!
Yogaスクール2期は今月末開催!!
↧
ハタ、アライメントから始まり智慧の輪を経由して、再びハタに戻る?
↧