いま多くの受講生が混乱していることの一つとして、アドレナリンは抜くべきなのか、それともたっぷりと足すべきなのかということがあると思います。
何の話かと言えば、フェロモン革命セミナーで話題になった件です。たしか質問もあったように思います。
ちなみに気功でホルモンも扱えるようになりたいと何年も思っていたときに、最初に扱ったのがエピネフリン(アドレナリン)でした。
これは偶然に手にすることができた技術で(強い痛みと共に)、転んでもただでは起きぬの精神で開発した技術です(笑)。
当初はかなり尖っていた技術で、非常に危険でした。
ハバネロのようなものです。
主食にはならず、かけるとしてもほんの僅かでないと全てをぶち壊します。
ハバネロの辛さはおよそ300,000スコヴィル(辛さの単位)で、ギネスブックにはGNS Spices Inc. が1994年に申請した最高記録として577,000スコヴィルが掲載されている。その起源は中央アメリカから南アメリカで、アマゾン盆地かその近くの沿岸部である確率が最も高いと考えられており、そこからユカタン半島に伝わったようである。ユカタンでは現在年に1500トンが生産されており、その他の産地としてブラジル、コスタリカ、ベリーズ、アメリカ(テキサス州、アイダホ州、カリフォルニア州)がある。(Wikipedia)
いや、もともとは大周天という形でドーパミンやセロトニン、オキシトシンにアクセスはしていたのでしょうが、それは副産物的でした。S字などではたくさんのホルモンを実際に流すことになっていたのでしょう。しかしそれはサブプロダクツ(副産物)的なのです。
当時は、もっと直接的に内分泌のシステムに手を突っ込みたいと思いました。
ちなみに、内分泌に対して内部表現書き換えで働きかけるというとオカルトのような感じがしますが、実際に映像を流すだけで、人のホルモンの分泌を書き換えられます。いや文字情報だけでも。
人類はそのように進化しています。
ホメオスタシスは情報空間に広がっているので、情報に反応して内分泌も反応するのです。
格闘技イベントに興奮するときには、エピネフリンはもちろんたっぷり増大しているでしょう。
赤ん坊や可愛らしい動物を眺めるときは、オキシトシンが増大するのを感じます。
写真を記号として見ないで、きちんと臨場感を上げることができるならば(そうすれば自分のリアルな世界の臨場感も上げられるでしょう)、体内を流れるホルモンの変化にも自覚的になれます。
ホルモンが幸福を決定づける指標ならば(少なくともアランはそう考えていると思います)、ホルモンをコントロールする術を身につけるのは有効な幸福論でしょう。
僕等が格闘技に興奮するように、もしくは映画祭での暴言や暴力に対して代理戦争するように(興奮しているということです)、もしくはリアルな戦争に対して対岸からヤジを飛ばすときというのは、情報によって内分泌のシステムに巧妙にハッキングされているのです。
そこから自分を守る方法として、多くの人が採用しているのが、、、不感症になる道です。これについては、いろいろと議論したいことがあるのですが、上述した「記号として見る」こともその一つです。もしくは女性を家具として見るというVIPたちも同じです。ホモソーシャルな関係を喜びつつも、その緊張感をほぐすために異性を入れるというVIPたちの話です。これは僕等の鏡像でもあります。
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脳は抽象度を上げやすいので、目の前の現実をつい抽象化してしまうのです。記号化してしまうのですが、そのことで落としてはいけない情報まで落としてしまうのです。言うなれば、雑な抽象化の癖によって、魂を取りこぼしてしまうのです。
フェロモン気功というか、今回の”フェロモン”革命のポイントはその取りこぼした魂を再び手にすることにあります(大風呂敷w)。
話がちょっと広がっていますが、ちょっと収束させます。
今現在の「まといのば」としては、攻撃性も性も過剰に漂白されていると考えています。そのために、我々は攻撃性と性を少しだけ取り戻さないといけません。その処方箋として、エピネフリンを追加した方が良いケースがあるということです。
(もしくは格闘技に熱中するとか)
怒りを表現した方が良いし、喧嘩もした方が良いのです。ただし社会的知性を発揮して(T理論風に言えば、排泄はトイレで、ということです)。
ちょっと過剰かなと思うくらいのアドレナリン(エピネフリン)を身体に流すことで、ようやく「普通」を取り戻す人が多いのです。
式神にアドレナリンを流させたら、リラックスして眠れましたというフィードバックも多くいただいきます。
セラピストたちは、アドレナリンで筋肉がゆるむことに驚いているでしょう。
アドレナリンは筋肉を拘縮させるようでいて、実際は拘縮した筋肉をゆるませるのです。
格闘技イベントでがっつりと闘ったあとの両者がさっぱりした顔で嬉しそうにノーサイドになっているのは、大量のアドレナリンを爆発させる機会を得たからでしょう(多分)。
「アドレナリンを抜いた方が良いのか、それとも足した方が良いのか」ともよく聞かれますが、基本的には「試してみて」としか言いようがありません。リスクを取って、賢く試して、丁寧にフィードバックを取ることです。
ただ考えて欲しいのは、アドレナリン抜き自体は一般的に薦めたのではなく、ママンタイプと勝手に呼んでいる巨大な蟲対策でした。その基本は押さえたいものです。
大量のアドレナリンを身体に流すことで、普通になっていくクライアントさんを見ながら、12歳で自死した詩人である岡真史さんの詩を思い出します。
『ぼくの心』
からしをぬったよ
体に
そうしたら
ふつうになったんだ
よっぽど
あまかったネ
ぼくの心って
この詩は幾度も紹介していますので、ご存知のかたも多いかもしれません。
c.f.「きみが神の友ならば、炎は水である」「人はすべて火で塩づけられねばならない」 2015年09月28日
c.f.欲しいものがわからないと、本当には欲しくないものに包囲されて暮らすことになる(ファイト・クラブ) 2019年08月25日
c.f.「からしをぬったよ 体に そうしたら ふつうになったんだ よっぽど あまかったネ ぼくの心って」 2021年05月18日
僕等は、自分の体に、からしならぬエピネフリンとテストステロンを塗りたくることで、もしかしたら自分本来の「普通」に回帰できるかもしれません!
というわけで、”フェロモン”革命お楽しみに!!
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