カルカッタの聖女風に言えば、
ゴールに気をつけなさい、、、、それは叶うから、
ということになりそうです。
マザー・テレサが言ったとされるのは、
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
c.f.「人生はいつからでもやり直せる!!」って、新しいパラダイム、新しい世界観で確信できる!!(かも) 2020年09月02日
マザー・テレサについては、イエスと同様に彼女の人間的な部分に「まといのば」は注目しています。この両者の共通点は神を疑ったということです。
エリ・エリ・レマ・サバクタニ(神よ、神よ、何故に我を見捨てたもうや)です。
c.f.なぜ神と出会ったと確信するのか? 2011年02月21日
c.f.♪この支配からの卒業、闘いからの卒業♪憑依と沈黙とスノーデン「神は不在です。神は私を望まれない」 2017年02月24日
(引用開始)
わたくしの魂の中で神の場は白紙です。わたくしの内に神は存在されません。神を欲する痛みが非常に強いので、わたくしはただただ神を求めるのですが、わたくしが感じるのは、神がわたくしを望まれないことです。神は不在です。天国、人びとの魂、それらは単なる言葉であって、わたくしには何の意味もありません。(引用終了)(p.344マザー・テレサ『来て、わたしの光になりなさい』)
彼女がこの言葉を本当に言ったのかどうかはともかくとして、この呪いのような縛りは面白いですね。
思考が運命にリニアにつながっているかのようです。
でも、実際にはそんなドミノ倒しなことは無く、途中途中でランダム性が働きます。
それでも、我々は自分の思考に深く縛られるのも事実です。
思考が言葉になり、言葉が行動になり、行動が習慣になり、習慣が性格を形作り、性格が運命になる、、、、、。
いや、そうではなく、ここはアラン風な補助線を引けば良いのです。
思考が言葉になるのであれば、新しい言語を覚えなさい。
ネガティブな言葉がそのような行動に繋がりそうなら、踊りなさい。礼節を振り付けのように習得してしまいなさい。
自分の自堕落な行動が習慣になりそうならば、ショックを受けて無意識の行動を書き換えてしまいなさい。
性格が運命になりそうならば、ゴール設定を活用して、チャンスを掴んでしまいなさい、、、という風に、補助線を引けば、自由になります。
書き込むチャンスがいくつもあるのです。
リニア(直線的)なドミノ倒しに見えますが(そう見えてしまうのが呪いたる所以です)、実際はいくつもの岐路があり、いくつもの介入ポイントがあるのです。
僕等はネガティブな言葉を吐き続けながら、成功している人を知っています。
自堕落な行動をし続けているのに、運が良くてうまく人生を送っている人を知っています。
習慣はぐちゃぐちゃなのに、ここぞというときに力を発揮して、幸せな生活を送っている人を知っています。
「♫行儀よく真面目なんて(尾崎豊『卒業』)」成功とは一切関係ないとうそぶいて、リアルを見た方が良いのです。
余談ながら、尾崎豊の『卒業』の歌詞をよく読むと「戦いからの卒業」「支配からの卒業」であり、これは一つの漂白化宣言なのです(←さだまさしの「関白宣言」っぽく)
この支配からの卒業
戦いからの卒業
(尾崎豊『卒業』)
人生はいわゆる「学校」では無いですし、逆に人生という学校は何でもありなのです。
ただそこで唯一重要なのは「ゴール」とか「夢」とか「ビジョン」とか、そういうものです。
それが岬の灯台であり、夜道のランタンなのです。
ランタンの比喩はまさにゴールを的確に示しているように思います。
それは一寸先は深い闇でしかない情報空間の足元をほんのりと照らしてくれるのです。
足元が少し見えるだけで、先は見えないのです。でも真っ暗闇の中でそのわずかな情報がどちらへ今向かえば良いのかを教えてくれます。
ゴール設定と目標の違いはそこにあります。目標はすべてが可視化されているような幻想をもたらします。ゴールは真っ暗で絶望的に無茶な状況に見えるところで、足元をほんのりと照らしてくれるのです。
高校の教員だったルー・タイスが喧嘩ばかりしている生徒に対して、1分間の格闘大会であるBreakingDownを企画したように、もといボクシング大会を企画したようなものです。先は見えない中、ゴールというランタンだけを頼りに暗中模索するのです。
c.f.公演数週間前なのにダンサーはいるけど劇場はない衣装もない。でもチケット完売という悪夢 2018年02月14日
話を戻すと、カルカッタの聖女風に言えば、
ゴールに気をつけなさい、それは叶ってしまうから、
という話でした。
特に苫米地手帳に書き込むと叶ってしまいます(宣伝)。
*今回の付録も豪華です!
「いや、叶うなら良いではないですか」と思うかもしれませんが、もしかしたらそれは短慮かもしれません。
たとえば、お金を稼ぎたい!と思って、叶ってしまったら、大概は破産します。
たとえば、もっともっとモテたいと思って、それがもし叶ってしまったら、厄介事をたくさん抱え込むことになります。
たとえば、成功したいと思って、それがもし叶ってしまったら、知りたくなかったことを多く知り、目が死んだようになってしまうかもしれません。
いや、ゴールを設定し、それを叶えることはとても素晴らしいことです。
でも、ゴールを設定するときに、もう少し叶ったあとのことを考えておけば、宇宙という巨大なアマゾンにもっと上手なオーダー(注文)ができるのです。
叶わないとどこかで思っているから、勝手な注文をしてしまい、実際に叶ってしまい、それが届いたときにびっくりするのです(サイズがちょっと違ったとか、好みの色ではなかったとか)。
分かりにくい議論かもしれないので、分かりやすい例を話します。
たとえば、もっとお金を稼ぎたいとか、お金持ちになりたいではなく、お金をコントロールしたいとゴール設定した方が良いということです。
そのコントロールが無意識で自然にできるほどまでに自分を鍛えたいとゴール設定した方が良いのです。
ウォーレン・バフェットの懐刀であるチャーリー・マンガーの言葉だったかと思いますが(彼も億万長者です)、自分はお金持ちになろうと思ったことはないという意味のことを言っています。単に経済的に自立したかっただけ、と。
投資持株会社バークシャー・ハサウェイの副会長、チャーリー・マンガーは、「私は金持ちになるつもりはなかった。単に、経済的に自立したかっただけだった」と語ったことがある。
(『サイコロジー・オブ・マネー』)
c.f.天才とは、周りの誰もが正気を失っているときに普通のことができる人である(ナポレオン) 2022年02月22日
もっとモテたいではなく、自分が好きな人に囲まれて生活をしたいと少しだけ補助線を引くと良いのです。
また悪魔に魂を売っても叶えたいような成功だけを望めば良いのです。そのことでそれまでの憧れだった世界が悪夢な世界に変わったとしても、痛痒(つうよう)にも感じないようなものだけをゴールに設定すれば良いのです。
ゴールを設定したら、それは叶ってしまうので、叶った時のことを考えて、少しだけ考える癖をつけると、ゴールが達成しない悲しみより深く残酷なゴールが達成したための地獄を回避することができます。
我々はゴールを叶える力を持っている以上は、そのご利用は計画的に!
明日は"フェロモン”革命セミナーです!
艶姿セミナーは自身の身体開発がメインでしたが、今回は他者との関係にフォーカスを当てます!!
お楽しみに!!
【まといのば講座『フェロモン革命 〜漂白社会における人間関係の作法〜』】
【日時】 3月25日(金)19:00~22:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!
*ライブ(Zoom)受講も、ヴァーチャル(ビデオ)受講も可能です!!