かつてバレエをメインに教えていたときは骨盤底筋群のあたりを「会陰(えいん)」と普通に呼んでおり、武術などでも普通に使う用語なので、あまり気にしていなかったのですが、今はその言葉を避けています。
いまは骨盤底筋群や骨盤底と言うことが多いです。
で、2022年以降はRed Diamond(レッドダイヤモンド)と言っています。
公式には「アーユルヴェーダの龍脈」スクールでこの言葉で気功技術を導入しました。
レッドダイヤモンドの解剖学的な定義をするとしたら、いわゆる「尿生殖三角」と「肛門三角」を組み合わせたものです。
ただこれもトートロジーのようなものです。そもそも会陰がその部位と解剖学的に定義されているからです。ただ経絡における会陰は生殖器と肛門の間ともされているので、2つの三角で構成されているダイヤモンド型の部位とした方が誤解は少ないかもしれません。
会陰とは骨盤底の下に位置するおおよそダイヤモンド型の領域である。会陰は尿生殖三角と肛門三角に分けられる。(p.211『体表から分かる人体解剖学』原書第2版)
ただ厳密な三角の組み合わせというよりは、もう少しざっくりしています。
すなわち、恥骨と両サイドの坐骨そして尾骨で更生されたダイヤ型(菱形)の部分がRed Diamondと「まといのば」では定義しています。
これはダイヤモンドシリーズの3つ目となります。
胸腰筋膜をホワイトダイヤモンドと呼び、腹筋群をピンクダイヤモンドと呼んでいる延長線上にあります。
胸腰筋膜も腹筋群も意識に上げることがなかなか無い重要な筋肉群と筋膜です。同様に骨盤底筋群もそうです。
ちなみに以前は、骨盤底筋群をハンモックと呼んでいました。というか、「ハンモック」という気功技術がありました。
(技術化されたのは、まだ「まといのば」が今と違いスタジオに併設されていた頃なので、10年近く前ですね。リアル下丹田などと同じ時期、遅くとも身体デザインコーチ養成スクールの頃ですね)
ただ「ハンモック」は「レッドダイヤモンド」とは方向性が少し違います。
ハンモックは骨盤臓器脱などに対する対抗策としての技術でした。
一方で今回のレッドダイヤモンドはもっと積極的に身体の向上や身体開発を目指しています。ですので、両方うまく使って欲しいと思っています。またそこに重ねてのリアル下丹田やクンダリーニも有効です。
そう言えば、また骨盤に関しては「サラダボウル」という気功技術がありました(これも身体デザインコーチ養成スクールかと思います)。未だに有効な技術です。
で、レッドダイヤモンド(Red Diamond)に関しては、面白いことがたくさんあるのですが、ここではダンサー向けのアドバイスです。
というか、ダンサーであれば無意識で踊っているときにやっていることなのですが、それをあえて意識にあげることで(Rゆらぎですね)、ますます上手に使いこなして欲しいと思っています。
それが「脚が出る方向にレッドダイヤモンドを向ける」ということです。
たとえばドゥバン(前)に足を上げるならば、前に骨盤底を向け、セゴン(横)に足を挙げるならば、レッドダイヤモンドを横に先に向けるのです。アラベスクであれば、もちろん後ろに向けます。
これはもちろんイメージ先行でわずかに動かすだけです。
そうすると動きの水準が変わります。
「アーユルヴェーダの龍脈」スクールではこれで身体の動きのレベルが一気に上がり、柔軟性も激変しました(このときのコツはこれだけではなかったのですが)。
というわけで、色々と面白い気付きと発見が「アーユルヴェーダの龍脈」スクールではありましたので、是非、ヴァーチャル受講もお楽しみに!!!(任意ですが、1時間のスクール特典パーソナルセッションもつきます!)
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